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こんにちは!あんどりゅーです。DTM楽しんでいますか? 僕の耳コピのお供、zplainのPEEL STEMがバージョンアップしてPEEL STEMS 2がリリースされました!(曲を大まかなパートごとに抜き出せるステム分離 […]]]>
こんにちは!あんどりゅーです。DTM楽しんでいますか?
僕の耳コピのお供、zplainのPEEL STEMがバージョンアップしてPEEL STEMS 2がリリースされました!
(曲を大まかなパートごとに抜き出せるステム分離ソフト)
で、PEEL STEM2をゲットして実際使ってみたので、そのお気に入りポイントをご紹介します。
同時に、前作との違いにも触れていますよ。
では、いってみましょ!


ステム別で色がついていて左右の定位、周波数、成分の強さが一画面で把握できます。
単なるステム分離ではなく、耳コピやミックス研究のための可視化ツールとして気に入ってます。
特にコピーでは、ミックスを原曲とビジュアライズを似せればいいので、かなり学びがありますよ!
2になって、このビジュアライザーの動きもなめらかになってうっとりしちゃいます(笑)

Focus EQで気になる範囲を囲めば、その場所にどんな音がいるか耳でも確認できます。
高域だけにすれば、「ハイハットやシンバル」、低域だけにすれば「キックやベース」が聞き取りやすくなります。
左右に分ければ、それぞれのパンのパートもわかります。
それは普通だよね?って思いました?
ノンノン、それだけじゃないんだなぁ。これが。
なんと選択エリアの反転ができるのです!
これでなにができるのかというと、センター/サイドを聴き分けてミックスを多角的に研究できるのです!
リファレンス曲のミックスがまりわかりになるかも?
そして、PEEL STEMS 2になり、「表示エリアの上限と下限の周波数が表示できる」ようになりました!
これで、より数字に基づいた分析ができるようになりますね
欲を言えばノートナンバーまで表示されるといいのですが…。(欲張り?(笑))

原曲トラックへ挿して、ワンタッチでDrums/Bass/Vocals/Otherをリアルタイムにオン・オフにできます。
このリアルタイムってところがミソ。
いったん分離ファイルを作ってDAWへ戻す必要がなく、制作中のプロジェクト内ですぐ使える。この手軽さが魅力です。
ちなみにPEEL STEMS2では、レイテンシーが半分になってリアルタイム性が上がっています!
490.7ms→238.9msとなっていて、この規模の半分は大きいですよ!
そして、ステムの分離精度も向上しています。
どんな条件でも改善しているわけではありませんが、聴き比べると「おっ」って感じる場面が多々あります。
曲のパート数によりますが、普通の曲なら結構分かれると思いますよ。

前作からそうですが、PEEL STEMSって使いやすくする姿勢が見られて好印象なんですよ。
「EQエリアの反転」ができたり、「ステムをShift+クリックでソロや全ステムのオンオフができる」だったり。
そして、2になってさらに改善。
ステムスイッチのオンオフが分かりやすくしたり、ステムのスイッチ領域のクリック受付範囲を広げたりと、使い勝手が地道に改善されています。
そういう開発陣の姿勢もあって、愛用しているプラグインだったりします
4Kスケーリング100%で、どこまで拡大できるか見てみましょう。
結論、めっちゃ拡大できます!
前作もなかなか拡大できたのですが、それ以上です。
しかも、前作は拡大の追従が怪しかったのですが、よりスムーズに拡大できます。

気になる負荷とレイテンシーを調べてみましょう。
いつもの通りStudioOneのパフォーマンスモニター上のCPUの数値を相対的に見ていただきたいのですが…前作同様に軽めといった印象です。
レイテンシーは、490.7ms→238.9msと前作比約半分と、リアルタイム入力への支障が少なくなっています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
レビューしてきたこのPEEL STEMS 2ですが、このプラグインって様々な使い所があります。
耳コピやMIX研究だけでなく、歌ってみたや演奏してみた動画のオケを簡単につくれたりとにかく一家に一台欲しいプラグインです!!
ちなみに「ステム分離したファイルを作成する機能」はないですが、ステム分離しておいてDAWで書き出しすればいいので実質可能です。
コピー派DTMerは、絶対捗るプラグインなので、これは買っといて損しないでしょう。
僕ももちろん愛用しています
「コンプの色を比べたくて、気になるコンプを片っ端からインサートしてみた。でも、選び終わった後に消していくのがめんどくさい……」そんな経験ありませんか? エフェクトプラグインって、最初から1つに決め打ちするより、いくつか挿 […]]]>
「コンプの色を比べたくて、気になるコンプを片っ端からインサートしてみた。でも、選び終わった後に消していくのがめんどくさい……」そんな経験ありませんか?
エフェクトプラグインって、最初から1つに決め打ちするより、いくつか挿して実際に音を比べてから選抜することが多いんですよね。
ところがStudio Oneは、プラグインを挿すのは簡単なのに、選抜が終わった後の片付けが意外と面倒です。そこで今回は、不要になったインサートプラグインを素早く削除する方法を紹介します。
結論からいうと、Windows版Studio Oneでは、Ctrlキーを押しながら、削除したいプラグインをインサート欄の外へドラッグ&ドロップするだけです。右クリックメニューを開いて削除するより、かなりテンポよく片付けられます。
プラグイン選びがオーディションなら、これは落選した候補をサッと舞台袖へ下げる操作みたいなものです。こだわり派DTMerは覚えておくと便利な操作になるでしょう!(ズバリ!)

で、もう答え出しちゃいましたが、その操作はとても簡単です。
削除したいインサートプラグインを、Ctrlキーを押しながらインサート欄の外へドラッグ&ドロップします。これだけで、そのプラグインだけを削除できます。
通常はプラグインを右クリックして削除メニューを選びますが、候補が何個も並んでいると、右クリックして削除、次のプラグインを右クリックしてまた削除……と、地味にクリック数が増えていきます。
もしくは全部消すか。いらないトラックに移動して全部消すという方法をしている人もいるかもですね。
その点、Ctrl+ドラッグなら、Ctrlキーを押したまま不要なプラグインを順番に外へ出していけばいいので、かなり軽快です。複数のプラグインを一括選択して削除できるわけではありませんが、1個ずつ選んで削除する必要はあるけれど、その1個ずつがかなり速くなる。ここがこの操作のポイントです。
机の上から不要なものを横へポイポイ退けていくような感覚なので、右クリックから毎回削除するより作業の流れを止めにくくなります。


この操作が便利なのは、エフェクトプラグインは比較してから選ぶ場面が多いからです。
たとえばコンプレッサー。同じくらいのゲインリダクションに設定しても、アタックの出方や低域のまとまり方、前に出てくる感じはかなり違います。実機由来のコンプなら味付けも変わってきますよね。
サチュレーターなら倍音の付き方が違いますし、リバーブなら単体で聴いた印象とオケの中へ入れた印象が変わることもあります。そのため、候補を何個かインサートして、バイパスを切り替えながら比較し、使うものを決めて、残りを削除するという流れになりやすいんですよね。
Studio Oneはトラックのインサートから検索してプラグインを追加できるので、オーディション会場を作るところまでは非常にスムーズです。なのに、選考が終わった途端に撤収作業だけ手作業感が強くなる(笑)
だからこそ、選抜後の片付けを速くする操作を知っていると、普段のワークフローが少し気持ちよくなります。
もう使わないと決まったプラグインなら、無効化してもいいじゃんかよって?
それはそう思うかもしれませんが、無効化したまま残すより削除してしまった方がスッキリします。もちろん、「後でまた比較するかもしれない」というものなら無効化して残しておけばいいと思います。
ただ、完全に落選したプラグインまで残していくと、インサート欄がどんどん混雑していきます。後からプロジェクトを開いたとき、「これ、なんで残してあるんだっけ?」となるんですよね。
無効化プラグインが増えていくと、インサート欄が押し入れみたいになってきます。とりあえず入れておいたものが積み重なって、必要なものまで見つけにくくなる。
パイパスしてあるプラグインって、全体バイパスでは個別バイパス状態を覚えておいてくれますが、ちょっと違う操作すると状態を忘れちゃう場合があります。そのトラブル回避という意味でも、いらないプラグインは削除しておきたいモノです。
ちなみに、僕の場合はStudio Oneのソングを差分ではなく、それぞれ実体のある別ファイルとして保存しているので、不要なものはなるべく整理しておきたいのもあります(笑)
また使う可能性があるものは無効化、完全に使わないものは削除。このくらいに分けておくと、後から見ても分かりやすいと思います。
不要なプラグインが何個もある場合は、Ctrlキーを押しっぱなしにして順番に削除していくとさらに楽です。たとえばコンプを5種類インサートして、最終的に1つだけ残すとします。
通常なら落選した4つを、それぞれ右クリックして削除することになります。Ctrl+ドラッグなら、Ctrlキーを押したまま不要な4つを順番にインサート欄の外へドラッグしていけばOKです。
右クリック削除が「1個ずつ伝票を書いて廃棄する」方法なら、Ctrl+ドラッグは「不要なものをその場でゴミ箱へ放り込む」感じです。大げさな時短ではありませんが、プラグイン比較を頻繁にやっていると、この小さな違いが意外と効いてきます。
比較する数が多いほど、Ctrl+ドラッグの恩恵も大きくなります。
当然ですが、削除するとそのプラグインの設定もインサート欄から消えます。なので、まだ迷っているプラグインまで勢いで消してしまうのはおすすめしません。特にオートメーションを書いていたり、サイドチェインを設定していたりする場合は、一度確認してから削除した方がいいです。
Ctrlキーを押しっぱなしでポイポイ消せるようになると、掃除が気持ちよくなってきます。部屋の片付けと一緒で、調子に乗ると勢いで必要なものまで捨てそうになります(断捨離しすぎたぁ…はあるあるですよね?)
迷っているものは残す。落選が確定したものだけ削除する。この使い分けなら安心です。
Studio Oneで不要なインサートプラグインを素早く削除したい場合は、Ctrlキーを押しながら、プラグインをインサート欄の外へドラッグ&ドロップします。
エフェクトプラグインは、コンプやサチュレーター、リバーブなど、候補をいくつか実際に挿して比較してから選抜することも多いです。だからこそ、「どう挿すか」だけではなく、選抜後にどう片付けるかもワークフローの一部なんですよね。
Studio Oneはプラグインを追加するのは快適ですが、不要になったインサートを1個ずつ整理するところは少し面倒です。そんなとき、Ctrl+ドラッグを知っていると、落選したプラグインをテンポよく片付けられます。
右クリックから毎回削除していた人は、一度試してみてください。地味な操作ですが、こういう小さな時短ほど、一度覚えると手放せなくなります。
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こんにちは!あんどりゅーです。今回はドラム音源のDW Soundworksのレビューをしていきます! え?DW Soundworks??聞いたことないぞ?まぁ、無理もないかもしれません。 実はこの音源、あのPerfect […]]]>
こんにちは!あんどりゅーです。
今回はドラム音源のDW Soundworksのレビューをしていきます!
え?DW Soundworks??聞いたことないぞ?
まぁ、無理もないかもしれません。
実はこの音源、あのPerfect Drumsの流れを汲みながら、ハイエンドドラムメーカーDWのサウンドを収録した本格派。しかも、かなり取っつきやすいんです。
で、今回は、DW Soundworksを実際に使ってみて感じた「3つの気に入ったポイント」と残念な点やその他のレビューなどもご紹介します!
では、いってみましょう♪

DW Soundworksを鳴らして最初に感じたのは、ドラムサウンドの「丁度よさ」です。
DWといえば、ハイエンド生ドラムのブランド。DWらしい太さや存在感があり、キックやスネアにはしっかり芯がありますが、音が主張しすぎるわけでもありません。タムも音程感がきれいで、キット全体が現代的でハイファイな方向にまとまっています。
ドラム音源には、「生々しい録音素材から作り込んでいくタイプ」もあれば、「最初から完成形に近いタイプ」もあります。 DW Soundworksはその中間あたりにいて、「そのままでも使いやすい」けれど、「自分で音を作る余地」もしっかり残されている印象ですよ。
ポップスやロックはもちろん、音数が多くなりやすいアニソンやゲーム音楽でも扱いやすそうです。
「リアルだから良い」というだけではなく、「実際の楽曲の中で使いやすい生ドラムサウンド」。太さや腰がしっかりしているので音作りしても痩せにくく、存在感や迫力は保ちやすいです。
あと、現在DWはRolandグループ傘下なのも大きいですね。
RolandといえばV-Drums。その V-DrumsにもDWとの共同開発によるサウンドが採用されているほど、レベルの高い音って訳です。V-Drumsの内蔵音源とDW Soundworksがそのまま同一というわけではありませんが、現在は両者で共通する拡張サウンドも展開されています。
DW SoundworksサウンドもRolandシンセ音源との親和性も僕は高いと個人的には感じています。
サウンドの相性がいいと思うんですよね。
| 標準収録パック | 特徴 |
|---|---|
| DW Pure Maple | 扱いやすくバランスの良い定番サウンド |
| DW Maple Mahogany | 太くダークで、ローの厚みも感じやすい |
| DW Pure Almond | 明るいアタック感が特徴 |
| DW 50th Anniversary | DWの記念モデルらしい特別感のあるパック |
| Gretsch USA Custom | クラシックで味のある方向性 |
| Slingerland Vintage 1958 | ヴィンテージ色の強い個性的なサウンド |
もうひとつ好きなのが、DW Soundworksの分かりやすい操作性です。
この音源のルーツにはPerfect Drumsがあり、Perfect Drums 2として開発されていた技術がDW Soundworksへと発展しています。
実は以前、Perfect Drumsを愛用していました。とにかく使いやすいんですよ。
ドラム音源って、久しぶりに引っ張り出すと「あれ?この操作どうするんだっけ?」と途方に暮れることも。
だけど、PerfectDrumsは操作が直感的だし、ドラムマッピングもGMドラムマッピングベースなので操作で迷うこともなく、創作活動を邪魔されません。

実際に画面を開いてみても、かなりシンプルイズベストを意識した作り。
キット全体を見ながらドラムを選び、音量やチューニングなど普段よく使う操作はメイン画面からすぐ触れます。
一方で、細かなMIDIマッピングやユーザーインストゥルメントの作成など、普段は触らない機能までメイン画面に詰め込んではいません。必要になったときに、メイン画面からそれぞれのサブウインドウへアクセスする構成になっています。
つまり、機能を減らして簡単にしているのではなく、メインとサブをしっかり分けることで、ぱっと見の操作をシンプルにしているわけです。Perfect Drumsから続く「良い音へ簡単にアクセスできる」という考え方を感じます。この設計思想が好きですね。
画面がシンプルなので、一見すると手軽さを重視したドラム音源にも見えます。
簡易的なドラム音源じゃない?と見間違えます。
ところがどっこい。少し奥へ入ってみると、DW Soundworksはかなり本格的です。
メインの画面は変わらずに、部分部分で深い階層に潜れます。
たとえば、[>]のボタンがあるパラメーターは、画面そのままで一部だけ一段深いエディット画面に入れるんです。
つまり、メインの画面の風呂敷は広げずに、深いエディットができるって言うわけです。
もちろん、各ドラムの音量やチューニングだけでなく、マルチマイクによるミックス、豊富なアーティキュレーション、詳細なMIDIマッピング、個別出力などにも対応。
さらにX-Padを使って補助的なサウンドを追加したり、Instrument Designerから自分のWAV/AIFFサンプルを読み込んで、ベロシティレイヤーやラウンドロビンを持ったユーザーインストゥルメントを作ることもできます。
ここがDW Soundworksの面白いところで、最初から深いエディットを要求されるわけではないのに、必要になればかなり深いところまで潜れるんですよね。
キットを選んでそのまま使いたい人にも扱いやすく、自分でドラムサウンドを作り込みたい人にも応えてくれる。
取っつきやすさと本格派の音作りを、うまく両立しているところもDW Soundworksの大きな魅力だと思います。




ナイスなドラム音源ですが、いいところばかりではありません。
改善してほしいポイントとしては、メイン画面の右側の「奏法の鍵盤の割り当て」が数字なところ。これはDTMなら音名+オクターブがいいです。
まぁ、展開すれば音名が出てきますが、展開前にもあるといいかな。
あと気をつけたいところとしては、DWはドラムメーカーなので、BFDなどのように幅広い他社ブランドのドラムを網羅している音源ではありません。(他ブランドもないわけではないです)
ドラマーじゃない限り意識しないと思いますが…まぁ、こればかりは仕方ないですね。


では、4Kスケーリング100%画面での最拡大はどこまでできるのか検証してみましょう。
やっぱり、高解像度モニターでも拡大させたいですよね!
結果、下の画面の様になりました。まぁまぁですね。
ちなみにGUI SCALE200%まで対応できます。が、これ設定画面からしか設定できません。
つまり、画面の右下をつまんで調節はできないんですよ。少しだけ面倒なので、今後改善するといいなぁ。


気になる負荷はどうでしょうか?
StudioOneのパフォーマンスモニターで計測した結果が下の画像です。
CPUの数値を相対的に見てほしいのですが、うーん、それなりに重そうですね。
体感的にはここまで重い感じではなく、画像をキャプチャした時にたまたま高い数値になっていたような・・・(汗)







最後までご覧いただきありがとうございます!
DW Soundworksについて語ってきましたが、欲しくなっちゃいましたか?
これね、丁度いいんですよ。まさに「これでいいんだよ」って感じです(笑)
こんにちは!Rolandサウンド大好き、あんどりゅーです! Rolandのソフト音源を見ていると、JV-1080、XV-5080、JD-800など往年の名機から、現在型のZENOLOGY PROまでズラリ。うれしい反面、 […]]]>
こんにちは!Rolandサウンド大好き、あんどりゅーです!
Rolandのソフト音源を見ていると、JV-1080、XV-5080、JD-800など往年の名機から、現在型のZENOLOGY PROまでズラリ。うれしい反面、「で、結局どれを選べばいいの?」ってなりますよね(笑)
僕は20歳くらいの頃に実機JV-1080をローンで購入し、現在も所有しています。ソフトウェア版JV-1080、XV-5080、ZENOLOGY PROも実際に使ってきました。
そこで今回はカタログ的に製品を並べるのではなく、「あなたならどのRolandソフト音源を選べばいいのか?」という目線でガイドしていきます!
最初に答えを出してしまいましょう。
Rolandソフト音源は、単純に「一番新しいもの」や「一番音色が多いもの」を選べばいいわけではありません。欲しいRolandサウンドと、普段の制作スタイルで選ぶのがおすすめです。
| こんな人 | まず選びたい音源 |
|---|---|
| 90年代のRoland PCMサウンドが欲しい | ソフトウェア版JV-1080 |
| Roland PCM総合音源を1本選びたい | ソフトウェア版XV-5080 |
| JD Pianoなど特定の名機の音が欲しい | ソフトウェア版JD-800などの復刻音源 |
| ジャンルを問わず素早く曲を作りたい | ZENOLOGY PRO |
| Rolandの現在型サウンドを幅広く使いたい | ZENOLOGY PRO |
ものすごく大ざっぱに言えば、「昔のRolandが欲しいなら復刻ソフト音源」「今の制作道具としてRolandを使いたいならZENOLOGY PRO」です。
ただ、ここで困るのがJV-1080とXV-5080。さらに「復刻音源とZENOLOGY PRO、結局どっちがいいの?」という問題もあります。このへんを順番に解決していきましょう。
90年代から2000年代初頭のJ-POP、アニソン、ゲーム音楽などをコピーしていると、最新の音源では妙に豪華すぎたり、リアルすぎたりすることがあります。
そんなときに強いのが、当時のRolandハード音源を現在のDAW上で使える復刻ソフト音源です。
90年代のRoland PCMサウンドが目的なら、まずJV-1080でしょう。
1994年登場の実機JV-1080は、僕自身も発売当時に購入した思い出深い音源。そのソフトウェア版なので、実機ユーザーとして鳴らしてみても「これこれ!」という感じがあります。
現在の大容量音源と比べると、単音では少し線が細く感じる音もあります。ところがベース、シンセ、ブラス、ドラムなどを重ねていくと、それぞれが必要以上にぶつからず収まってくれる。
一音の豪華さより、曲にしたときのまとまり。これがJV-1080の面白いところです。
90年代J-POPやゲーム音楽を作りたい人、実機JVシリーズに思い入れがある人には特におすすめ。
レビューでは個別トラックから2mixまでデモ音源を用意しているので、「重ねるとどうなるの?」というところまで聴いてみてください。

「往年のRoland PCM音源が欲しい。でも一つだけ選びたい」という人は、XV-5080がかなり強いです。
ソフトウェア版には900以上のプリセットが収録され、ピアノ、ベース、ギター、ドラム、シンセなど幅広いカテゴリーをカバー。とりあえずXV-5080を立ち上げて曲を組み始めるという使い方ができます。
そしてJV-1080との関係も重要です。僕が実際に両方を比較すると、JV-1080側のバンクA~DはXV-5080にも収録され、出音もほぼ同じ。
つまり「JV-1080の先にXV-5080がある」というより、ソフトウェア版ではかなりの部分を共有しつつ、XV-5080のほうがさらに音色を持っているという関係なんですよね。
実機への思い入れなどを一度横へ置いて、PCM総合音源として選ぶならXV-5080。
僕のレビューでも、JV-1080との比較をかなり突っ込んでやっています。

「Rolandの音なら何でもいい」ではなく、欲しい名機やプリセットが最初から決まっている人は、その機種の復刻ソフト音源を選ぶのがいちばん早いです。
代表例がJD-800。僕の場合は、やっぱりJD Pianoですね(笑)
現在のリアルなピアノ音源とはまったく違う音ですが、鳴った瞬間に90年代J-POPの景色が出てくる。小室哲哉さんの音に影響を受けたキーボーディストなら、この感覚が分かる人も多いんじゃないでしょうか。
ソフトウェア版JD-800は、オリジナルの波形を使ったRoland公式の復刻なので、「JD-800の音が欲しい」こと自体が購入理由になります。
ただし、僕自身はまだソフトウェア版JD-800を所有していません。
ここだけはレビューではなく、JD Piano大好きキーボーディストの物欲記事として読んでください(笑)

ちなみにRolandには、かつてGM/GS系のSound Canvas VAもありました。僕もスケッチや昔のMIDIデータで便利に使っていますが、こちらはすでに販売終了しています。
これから選ぶ音源ではないので、本記事では購入候補には入れていません。
復刻PCM音源を選ぶとき、たぶん一番迷うのがJV-1080とXV-5080です。
実際、僕も両方使う前は「後継機なんだからXV-5080はかなり音が違うんだろう」と思っていました。でも、ソフトウェア版同士を比べると話はもっとシンプルでした。
JV-1080とXV-5080を比較すると、JV-1080の主要バンクA~DはXV-5080にも収録されています。
さらに同じプリセットを差し替えて聴いてみても、出音はほぼ同じ。「JV-1080にしかない別世界のサウンド」と「XV-5080のサウンド」を選ぶような関係ではないんですよ。
逆に言えば、XV-5080を選んでもJV系PCMサウンドをかなり楽しめます。
これから初めて買う人にとって、この重複はかなり重要なポイントだと思います。
そこで「どっちか一つだけ買うなら?」と聞かれたら、基本的にはXV-5080をおすすめします。
JV-1080と重なる音色を持ちながら、XV-5080独自のバンクもあり、総合音源として選べる幅が広いからです。
ピアノを探して、次はベース、シンセ、ブラス、ドラム……と、一つのプラグインからどんどん音を選んでスケッチする。
こういうPCM音源らしい使い方なら、XV-5080のほうが「もう少し音が欲しい」となりにくいですね。
じゃあJV-1080はいらないの?というと、僕はそうは思いません。
実用性だけで測ればXV-5080が有利。でもJV-1080を実際に使っていた人にとっては、JV-1080という機材そのものをDAWの中で使えることに意味があります。
黒いラックフェイスを見て、昔よく使っていたプリセットを呼び出す。僕なんて、楽器屋でローンを組んだ頃まで思い出します(笑)
音源は作業効率だけで選ぶものでもありません。思い入れがあるならJV-1080を選んでOK。そこは胸を張ってロマン買いしましょう。
| JV-1080がおすすめ | XV-5080がおすすめ |
|---|---|
| 実機JV-1080に思い入れがある | 初めてRoland PCM復刻音源を買う |
| 90年代JVサウンドそのものが目的 | できるだけ多くのPCM音色が欲しい |
| 機材としてのロマンも楽しみたい | デモやスケッチに幅広く使いたい |
JV-1080とXV-5080の次に出てくるのが、もっと大きな二択。
「往年の名機を再現したソフト音源を買うか、それともZENOLOGY PROを買うか?」です。
これは音質の優劣で決めるものではありません。
復刻ソフト音源は「その機種の音を使う」ためのもの。ZENOLOGY PROは「Rolandの豊富な音色を、今の制作環境で素早く使う」ためのもの。この違いを押さえると選びやすくなります。
90年代J-POPをコピーしていて「JVっぽい音が欲しい」、TK系で「JD Pianoが欲しい」といった明確なゴールがあるなら復刻ソフト音源です。
最新音源で似た音を探すより、元になったRoland音源を呼び出したほうが早いこともあります。
そして、ここには実用性だけでは説明できない楽しさがあります。
昔使っていた名機をもう一度鳴らしたい。当時買えなかったシンセを今になって使いたい。こういう動機ならZENOLOGY PROと比較する必要すらなく、復刻音源を選んでいいと思います。
逆に、「特定の名機が欲しいわけじゃない。Rolandの音を幅広く制作で使いたい」という人はZENOLOGY PROがかなり強いです。
アコースティック系からシンセ、ドラムまで守備範囲が広く、プリセットブラウザーも復刻系より圧倒的に探しやすい。僕はまずZENOLOGY PROで曲を作って、必要なパートだけ専用音源へ差し替える使い方もしています。
深夜の2時間DTMやAudioStock、デモ制作など、時間をかけず形にしたいときには特に便利。
「音源を選ぶ時間」そのものを短くできるので、現代の総合音源としてRolandを選ぶならZENOLOGY PROというのが僕の結論です。
さらにZENOLOGY PROはZEN-Coreを採用したRolandハードウェアとつながるのも特徴。
復刻シンセが「昔のRolandをDAWへ持ってくる音源」なら、ZENOLOGY PROは現在のRoland環境をソフトとハードでつなぐ音源という見方もできます。

| 復刻ソフト音源 | ZENOLOGY PRO |
|---|---|
| 欲しい年代・機種が決まっている | ジャンルを問わず幅広く使いたい |
| 往年のRolandサウンドが目的 | 制作スピードを重視 |
| 実機への思い入れも楽しみたい | プリセットを素早く探したい |
| ロマン寄り | 実用性寄り |
ここまで読めば、だいたい候補は見えてきたんじゃないでしょうか。
最後に「自分が何を作りたいか」から逆引きして、もう一度答え合わせしてみましょう!
まず候補にしたいのはソフトウェア版JV-1080。当時のPCM音源らしい音色と、アンサンブルへ馴染みやすいキャラクターが魅力です。
もう少し音色の幅が欲しいならXV-5080。JD Pianoなど狙っている機種の音が明確なら、JD-800などの復刻音源へ直行しましょう。
PCMシンセ的に「ピアノ、次はベース、次はブラス」と一台から組み立てたいなら、XV-5080がおすすめ。
900以上のプリセットから幅広く選べるので、音色を細かく作り込む前に曲全体を見たい場面と相性がいいです。
これはZENOLOGY PRO。
音色の守備範囲とプリセット検索のしやすさを含めて、とにかく制作のスタートが速いです。「まず音を選んで曲を前へ進めたい」という人には、一番扱いやすいRolandソフト音源だと思います。
この場合は迷う必要ありません(笑)
JV-1080の音ならJV-1080、JD-800ならJD-800。欲しいシンセそのものの復刻ソフト音源を選びましょう。
Rolandには今回紹介したもの以外にも、D-50、SYSTEMシリーズ、SRXシリーズなど、往年の音源をベースにしたソフトウェアがあります。
「この年代の、この音!」という狙いがある人ほど、こういう機種別音源は楽しいですよ。
最後にもう一度まとめます。
90年代Roland PCMサウンドならJV-1080。PCM総合音源として実用性まで求めるならXV-5080。特定の名機が目的ならJD-800などの復刻音源。幅広いジャンルで制作スピードを求めるならZENOLOGY PRO。
僕自身が一つだけ実用性で選ぶなら、復刻PCM系ではXV-5080。現在型の総合音源ならZENOLOGY PROです。
でも、JV-1080のような復刻ソフト音源になると、スペック表だけでは決められないんですよね。
僕が実機JV-1080を買った頃、ハード音源は簡単に何台も買えるものではありませんでした。
楽器屋へ行って眺めて、試奏して、カタログを持って帰って悩んで。僕は結局ローンを組んで買いました(笑)
それが今では、そのJV-1080をDAWの中へ呼び出せる。昔使っていたプリセットを鳴らして「あ、この音!」となるし、当時は買えなかった名機だって今なら触れます。
こういうハードシンセの復刻版には、やっぱりロマンがありますよね。
便利さで選ぶのも正解。思い出や憧れで選ぶのも正解。
この記事を読んで「これ鳴らしてみたい!」と思った音源があったなら、それがあなたに合ったRolandソフト音源なのかもしれません
最近Orchestral Suite 2を使っているのですが、これがなかなかいいオーケストラ音源です。 今回は、このOrchestral Suite2の好きなところを4つ紹介します!もちろん、それだけでなく、残念なところ […]]]>
最近Orchestral Suite 2を使っているのですが、これがなかなかいいオーケストラ音源です。
今回は、このOrchestral Suite2の好きなところを4つ紹介します!
もちろん、それだけでなく、残念なところなど他の情報もあるので、最後までご覧くださいね!
では、いってみましょう!

Orchestral Suite2は、2026年5月にバージョンアップしたUVIのオーケストラ音源ですのじゃ!新録ですが、前のバージョンのプリセットも収録させているからお得ですのじゃ
UVI Orchestral Suite2って、もちろんオーケストラ音源な訳です。
で、オーケストラ音源って聞いてどんな楽器が入っていると思いますか?
ストリングス弦楽器、ブラス系楽器、ティンパニーとかでしょうか?
Orchestral Suite2では、ストリングス、金管、木管、打楽器、ピッチ付き打楽器はもちろん、クワイア、ハープ、チェンバロ、チェレスタ、クラシックギター、カテドラルオルガンまで入っています!
初起動した時は、めっちゃ入っているじゃんってびっくりしました(笑)
この価格帯でこんなに入っていていいんですか?
オーケストラ楽器だけでなく、普段使いしやすい楽器も多いため、BGM制作や深夜の2時間DTMでも活躍することでしょう。
あとは、そうそう!いろいろなアプローチでの表現ができるのもナイスです!
キースイッチで複数の奏法を切り替えられます。ストリングスでは10種類前後用意されているものもあります。まぁ、これくらいは普通ですね。
プリセットがそれぞれの楽器で、Solo/Poly、Velocity/Wheelのバリエーションがあります。
Soloプリセットはポルタメントを効かせられますし、ペダルを踏んだ時だけポルタメントさせることも!
Velocityプリセットは、文字通り打鍵の強さで強弱をつけられます。まずこちらで鳴らせてみる感じです。
Wheelプリセットは、モジュレーションホイールでダイナミクスを連続的に変化させます。発音中にも表現を変えたい時はこちらですね。
もちろん、その他にもエディットもできますし、表現はいろいろなアプローチからできます。
プリセットも約500あり、バリエーションも幅広いから、自分のサウンドにあったプリセットからアプローチしやすいって話です!
プラグインのUIって、音楽制作のモチベーションに影響を与えます!
その点このOrchestral Suite2のUIはさりげないかっこよさが好印象。
UVIはフランスのメーカーなので、その点は抜かりないようです(笑)

いくらよい音源でも、使い勝手が悪かったら元も子もありません。
Orchestral Suite2なら、36GBとオーケストラ音源としては容量が大きすぎず導入しやすいです。
普通の音源としては大きくはなりますが…。
あと、UVI Workstation(無料)やFalcon(有償)内でまとめて扱えるのもいいですね。
UVI製品をよく使う人には相性がいい音源です。
オーケストラ音源でありがちなKONTAKT音源だと、KONTAKT自体に操作に癖があるので僕は好かないです…。
あなたはオーケストラを取り入れた曲を作ってみたいなと思ったことはありますか?
もちろんありますよね?(笑)
けど、ヴォイシングとかよくわからないからなぁ・・・って感じでしょうか?
僕もそうなんです!
その点、Orchestral Suite 2にはComposerという作曲/アレンジ用のプリセットがあります。
これ、何だと思いますか?
1鍵で、複数のオーケストラセクションにボイシングされたコードを鳴らせるというものです。
簡単にコード進行を試せますし、複数の楽器が同時に鳴るので雰囲気もバッチリです!
指揮者気分になって曲作りにチャレンジしてみては?


軽く音源を用意してみました。
僕の好きな、レトロPCゲームYs IIより、「SUBTERRANEAN CANAL」の曲でいろいろやってみましたよ。
※音量そろってなくてスミマセン・・・
Copyright © Nihon Falcom Corporation
どれもSustain Vibのキースイッチを指定。エクスプレッションは使っていません。
UVI Orchestral Suite 2は、2026年5月に発売されたばかりのUVIの総合オーケストラ音源!
2015年に登場したOrchestral Suiteの後継ですが、ただ単純に音色を追加しただけのバージョンアップではないのです。
新収録したストリングス、木管、金管、打楽器、クワイアなどを中心に構成して、音源エンジンやUIも一から再構築。
ソロ楽器とアンサンブルの両方が揃っているため、これ1本でオーケストラ全体を幅広くカバーできちゃいます。
容量は35.3GBで、80,632サンプル/496プリセットを収録。
初代の「比較的軽量な全部入りオーケストラ音源」という立ち位置を引き継ぎつつ、音質や操作性を現代的にブラッシュアップした新音源という感じですね。
ちなみに2015年リリースの前作からはどう変わったのでしょうか?
刷り直しじゃなくて刷新って感じですね。しかも旧プリセットも収録してあるので、前作の音色も引き続き使えます。
| 比較項目 | Orchestral Suite 1 | Orchestral Suite 2 |
|---|---|---|
| コンセプト | 軽量で手軽な全部入りオーケストラ音源 | サウンドと操作性を現代的に刷新した全部入りオーケストラ音源 |
| ライブラリ規模 | 約5GB 約15,600サンプル | 35.3GB 80,632サンプル |
| インターフェース | 楽器ごとのシンプルな旧世代UI | 全面的に再設計され、音作りをまとめて操作しやすい |
| 表現・音作り | キースイッチやレガートなど、基本的なオーケストラ表現に対応 | 新しいアーティキュレーションに加え、ColorやDynamicなどのマクロを搭載 |
| 作曲支援 | 基本的に自分で各パートを打ち込む | Composerエンジンにより、1鍵で複数セクションのフルボイシングを演奏可能 |










4K画面でどこまで拡大できるかみてみましょう。
結果、ここまでできます。(下記画像)
ただ、普通にフレームで拡大すると、枠が大きくなるだけで画像や文字は拡大できません。
FalconやUVIワークステーションからメニュー→プレファレンスからScript UIスケーリングから変更します。
ちょいめんどいですね(汗


今度は負荷を調べてみましょう。Studio Oneのパフォーマンスモニターでチェック!
下の画像になります。CPUの数値を相対的に見てください。
…が、負荷の少ないプラグインばかりだった…。
急遽Ozone先生を召喚しました(笑)
まぁ、普通ですね。一般的なFalcon音源程度だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
UVI Orchestral Suite 2の魅力は伝わりましたでしょうか?
率直な感想、値段からいって「アンサンブルはいけるけど、ソロは厳しいかな?」と思っていたのですが、使ってみたらそんなことないです。
高級なオーケストラ音源には敵わないと思いますが、工夫次第で化けるんじゃないかと可能性を感じました。
UVI系の音源を持っている人なら、操作は迷わないですし、おすすめです。
バンドサウンドやゲームミュージックでちょっといるんだよなぁ~って時にうってつけの製品ですよ!
え?「MODO BASS 2とMODO DRUM 1.5の両方が気になっている?」
モデリング音源、気になりますよね!
そんなあなたには、その両方をまとめてお値打ちに導入できるバンドルMODO MAXはいかがでしょうか?
気になるところだけ拾い読みしながら、自分に合う導入方法を探してみてください。
というわけで今回は、IK MultimediaのMODO BASS 2とMODO DRUM 1.5をまとめて導入できるバンドル、MODO MAXについて考えてみます。
単にベース音源とドラム音源がセットになっているだけなら、わざわざ同じシリーズでそろえる意味は薄いかもしれません。
しかしMODOシリーズは、録音された完成音を選ぶだけではなく、楽器の構造や材質、奏法、演奏位置などから音を組み立てていくのが特徴です。
そのため、MODO BASS 2かMODO DRUM 1.5のどちらかを使って、その音作りの考え方が気に入った人なら、MODO MAXはかなり有力な選択肢だと思います。
両方を使っている僕の結論としては、MODO MAXの魅力は単なるセット価格ではありません。
モデリング技術を生かした2つの音源で、ドラムとベースの役割や掛け合いまで含めて、リズム隊のコンビネーションを作り込めることに、このバンドルならではの面白さがあります。
IK Multimediaはセールが多く、時期によっては上位バンドルとの価格差が小さくなることもあります。購入前に、その時点の価格を比較しておきましょう。
MODO MAXは、IK Multimediaのベース音源MODO BASS 2と、ドラム音源MODO DRUM 1.5のフル版をまとめたバンドルです。
どちらも完成済みの音を選ぶだけでなく、楽器の構造や奏法から音を作り込めるのが特徴。実在する楽器を仮想空間で組み上げて演奏するような感覚で、ミュージシャン気質の人ほど楽しめる音源です
| 収録製品 | 主な内容 |
|---|---|
| MODO BASS 2 | 22種類のベースモデル。指弾き、ピック、スラップなどの奏法や、弦、ピックアップ、演奏位置、アンプまで調整可能 |
| MODO DRUM 1.5 | 13種類のドラムキットと1,400以上のグルーヴ。シェル、ヘッド、チューニング、打点、スティック、ルームなどを調整可能 |
注意したいのは、MODO MAXという新しい音源が1つ追加されるわけではないこと。
MODO BASS 2とMODO DRUM 1.5は、それぞれ別のプラグインとしてDAWに立ち上げます。両者が自動的に同期したり、キックとベースを勝手に最適化してくれたりする特別な連携機能はありません。
MODO MAXの価値は自動連携ではなく、楽器の構造や演奏方法から音を作るという、共通した方向性の音源でリズム隊をそろえられることにあります。
すでにどちらかの旧製品を所有している場合は、通常版をそのまま買う前に、Upgrade版の対象や価格も確認しておきましょう。
MODO MAX Upgrade版を確認する
MODOシリーズは、一般的なサンプル音源とは少し違う発想で作られています。
MODO BASS 2は、フィジカル・モデリングを採用したベース音源。弦、ボディー、ピックアップ、奏法などの振る舞いを再現し、演奏に応じてリアルタイムに音を生成します。
MODO DRUM 1.5は、フィジカル・モデリングを核に、サンプリング技術も組み合わせたハイブリッド方式のドラム音源です。太鼓類ではシェルやヘッド、サイズ、チューニング、奏法などを細かく調整でき、シンバル類にはサンプリングも活用しています。
両者はまったく同じ仕組みではありませんが、完成された音色を選んで終わりではなく、楽器の成り立ちや演奏条件までさかのぼって音を作れるところは共通しています。
プリセットを着替えるというより、楽器を選び、調整し、奏者へ演奏指示を出していく感覚ですね。
MODO BASS 2かMODO DRUM 1.5のどちらかを試して、音だけでなく「音作りの過程そのものが面白い」と感じたなら、もう片方も同じMODOシリーズでそろえる意味は十分あります。
たとえばMODO BASS 2で、「弦や奏法、ピックアップを変えながら曲に合うベースを作る感覚」が好きなら、MODO DRUMでも「キットの材質やチューニング、ビーターなどを触りながらドラムを作る楽しさ」につながります。
逆にMODO DRUM 1.5を使って、完成された派手な音よりも、生ドラムらしい素材から自分で組み立てられるところが気に入った人なら、MODO BASS 2にも近い魅力を感じやすいと思います。
片方の製品が好きだから、もう片方も同じシリーズで試してみたい。そんな流れで選びやすいのがMODO MAXですね。
MODOシリーズの面白さは、完成したプリセットを選ぶだけでなく、どんな楽器を、どんな奏者が、どう演奏するかまで考えられるところです。
MODO DRUMでは、ドラムセットの選定に加え、材質やチューニング、打点、スティック、ビーターまでドラマーさながらにカスタマイズできます。
MODO BASS 2では、ベースモデルや弦、奏法、ピックアップの選定に加え、弾く位置やアンプまでベーシストさながらに調整できます。
つまり、ドラム音とベース音を別々に探すというより、曲に合ったドラマーとベーシストを呼んで、演奏をディレクションする感覚に近いんですよね。
キックとベースは、両方のアタックを強くしたり、似た音へそろえたりすれば一体感が出るという単純な関係ではありません。
むしろ、キックにアタックを担当させるなら、ベースは少し丸くして太さや音の長さを担当するなど、どちらかへ役割を譲った方が、リズム隊全体の輪郭が見えやすくなることがあります。
反対に、ベースのピックや弦のアタックを前へ出したいなら、キックは低域の重さやボディーを担当する。低域をどちらへ寄せるか、音価をどこまで重ねるか、発音タイミングをどう噛み合わせるかでも、グルーヴは変わります。
MODO DRUMでは、キックのサイズ、チューニング、ミュート、ビーターなどを調整できます。MODO BASS 2でも、ベースモデル、弦、奏法、演奏位置、ピックアップなどから音を組み立てられます。
両者が自動的に連携するわけではありませんが、ドラムとベースの両方を音の発生源から調整できるため、どちらがアタックを担当し、どちらが低域や音価を担当するかまで含めて、リズム隊のコンビネーションを設計しやすいのがMODOでそろえるメリットです。
僕がMODO DRUMを使って感じたのは、最初から派手に完成されたドラムというより、生ドラムらしい素材から自分で組み立てていく音源だということ。
MODO BASS 2も、エフェクトで作り込まれた派手な音を選ぶというより、ベース本体と弾き方を決めていくタイプです。
だからこそ両方を合わせると、後からEQやコンプだけで無理やり場所を空ける前に、楽器と演奏の段階で役割分担されたリズム隊を作りやすいと感じます。
ここで、一般的なサンプル・PCM系音源との違いも整理しておきましょう。
サンプル系音源は、実際に録音された音をベロシティーレイヤーやラウンドロビンなどで鳴らす方式です。製品によっては、マイク、EQ、コンプ、ルームまで作り込まれており、プリセットを選んだ時点で完成度の高い音が出ます。
一方、MODOシリーズは、楽器の構造や材質、奏法などの条件を変えながら、音の鳴り方そのものを調整していく方向性が強いです。
| 比較 | 完成音志向のサンプル系 | MODOシリーズ |
|---|---|---|
| 制作の開始地点 | 用意された良い音を選ぶ | 楽器と奏法を組み立てる |
| 即戦力 | プリセットだけで完成しやすい | 曲に合わせた調整が必要な場合がある |
| 音作り | ミックスやプリセット変更が中心 | 材質、構造、奏法まで触れられる |
| リズム隊の調整 | 出来上がった音同士を組み合わせる | 音の発生源から役割を作り分ける |
| 向いている人 | 短時間で完成された音が欲しい | 自分の曲に合わせて根元から作りたい |
ただし、サンプル音源だから必ず完成された音、モデリング音源だから必ず素材音というわけではありません。
音を鳴らす仕組みと、製品としてどこまで音を作り込んでいるかは別の話です。
どちらが上というよりも、制作を始める場所が違うと考えるのが分かりやすいと思います。
ここまでの特徴を踏まえると、選び方は意外とシンプルです。
| こんな人 | 候補 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| すでにお気に入りのベース音源がある | MODO DRUM 1.5 | ドラムだけを導入できる |
| 生ベースの打ち込み環境だけ整えたい | MODO BASS 2 | 22種類のベースを幅広く使える |
| どちらかのMODO音源の考え方が好き | MODO MAX | もう片方も同じ方向性で音作りできる |
| バンド系の曲をよく作る | MODO MAX | ドラムとベースをまとめて用意できる |
| IK製品をこれから大量にそろえたい | Total Studio MAX系 | シンセ、ミックス、マスタリング製品まで含まれる場合がある |
| 対象のIK旧製品を所有している | Upgrade版 | 通常版より安く購入できる可能性がある |
片方しか使わないなら、無理にMODO MAXを選ぶ必要はありません。
ただ、ロック、ポップス、メタルなどのバンドサウンドを作るなら、ドラムとベースはほぼ毎回必要になるパート。両方をまだ持っていないなら、MODO MAXは比較しておきたい候補ですね。
MODO MAXを導入した後の使い方を、ジャンル別にイメージしてみましょう。
以下はあくまで出発点です。キックとベースを同じ方向へそろえるのではなく、曲の中でどちらに何を担当させるかを考えると、組み合わせが見えやすくなります。
派手な処理を足す前に、演奏と楽器の段階で前進感を組み立てるイメージです。
低域が密集しやすいジャンルなので、音源を鳴らした後だけでなく、楽器と奏法の段階から役割を整理できるのは便利です。
目立たせるより、曲全体を支えるリズム隊を作りたいときに合います。
昔の音をそのまま呼び出すというより、ヴィンテージ楽器を使って自分なりのリズム隊を組む感覚ですね。
MODO MAXは魅力的なバンドルですが、誰にでも最適とは限りません。
特にMODO DRUM 1.5は、僕の環境ではAddictive Drums 2よりCPU負荷が大きめでした。MODO BASS 2は比較的軽いのですが、心配な人は無料のCS版で、自分の環境での動作を確認しておくと安心です。
IK Multimediaはセールが多く、単体版、MODO MAX、Upgrade版、Total Studio MAX系の価格関係が時期によって変わります。
ときには、MODO MAXへ少し足すだけで、シンセやミックスエフェクトまで入った上位バンドルが買えることもあります。
そのため、購入前には次の順番で価格を確認するのがおすすめです。
何が欲しいかを決めた後で、いちばん損をしにくい買い方を選ぶのがIK製品の攻略法ですね(笑)
Plugin BoutiqueでIK Multimediaの現在のセールを確認する
MODO MAXの中身を詳しく知りたい人は、それぞれのレビューも参考にしてください。
MODO DRUM 1.5のレビューでは、操作画面、CPU負荷、13種類のキットを同じグルーヴで鳴らした比較音源を掲載しています。
MODO BASS 2のレビューでは、初代から追加された機能やベースモデル、サウンド、使い勝手を比較しています。
MODO MAXは、MODO BASS 2とMODO DRUM 1.5をまとめて導入できるバンドルです。
単に2製品が安く手に入るだけでなく、モデリング技術を生かしながら、楽器の構造や演奏方法からドラムとベースを組み立てられるのが魅力です。
同じシリーズだから自動的に良いリズム隊が完成するわけではありません。
しかし、キックとベースの両方を音の発生源から調整できるので、どちらへアタックを譲るか、どちらが低域や音価を担当するかまで含めて、リズム隊のコンビネーションを作り込めます。
MODO BASS 2かMODO DRUM 1.5のどちらかを使って、その音や作り方が気に入ったなら、もう片方もまとめて使えるMODO MAXはかなり有力な候補だと思います。
ドラムだけ、ベースだけで十分なら単体版。両方使うならMODO MAX。さらにIK製品をまとめてそろえたいなら上位バンドル。
セール価格を見比べながら、自分に合ったMODOをたっぷり召し上がってください(笑)
では、またお会いしましょう♪
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またnanoKONTROL STUDIOがStudio Oneから認識されなくなりました。(度々起こることのような……)
今回は、USB接続のnanoKONTROL STUDIOを復旧しようとしていたら、ずっと使えなかったBluetooth接続が使えるようになったという読み物です(笑)
では、いってみましょう♪

まずは、状況を整理してみましょう。
つまり、WindowsにはUSB機器として認識されているものの、Studio OneからMIDIデバイスとして見えていない状態でした。
で、ChatGPTに調べてもらった結果はこう。
KORGによると、Windows 11 24H2にてWindows MIDI Servicesが導入された環境では、従来のKORG USB-MIDI Driverと互換性の問題が発生する場合があるとのこと。
そこで、ChatGPTに促されるまま(笑)、KORG USB-MIDI Driverをアンインストールし、Windows MIDIサービスも再起動しました。
※管理者権限のコマンドラインで実行
net stop midisrv
net start midisrv
しかし、僕の環境ではUSB接続は復活しませんでした。
USB接続は何度やってもうまくいきませんでした。
なーんかUSBケーブルの接続も怪しいのもあって、USB接続はいったん諦めました。
そういえば、nanoKONTROL STUDIOはBluetooth接続できるじゃん……できたことないけども
というわけで、KORG BLE-MIDI Driverを入れ直してBluetooth接続を試しました。
手順は以下の通りです。
すると、なんということでしょう……今まで一度も成功しなかったBluetooth接続が、あっさり動作しました!
nanoKONTROL STUDIOは5年以上使っていますが、BluetoothでStudio Oneを操作できたのは今回が初めてです。
今回の結果だけで、KORG USB-MIDI DriverとBLE-MIDI Driverが直接競合していたとは断定できません。
ただし、
という流れを考えると、ドライバーやMIDIポートの登録状態が影響していた可能性は高そうです。
少なくとも僕の環境では、KORG USB-MIDI Driverを削除したことが、Bluetooth接続成功のきっかけになりました。
USB接続の問題自体は未解決ですが、Bluetooth接続でStudio Oneから操作できるようになりました。
Windows 11でnanoKONTROL STUDIOが認識されない場合は、KORG USB-MIDI Driverを削除し、Bluetooth接続を試してみる価値はありそうです。
結果的にケーブルも1本減ったので、これはこれでよかったのかもしれません(笑)