Advertise with Googlier.com マクラメ教室|天然石でマクラメアクセサリーの編み方講座 http://alankar.jp 初心者〜プロレベルまで。 東京、神戸を中心に各地でこれまでのべ3000名を超える受講生にご指導してきたマクラメ講座(マクラメ教室)です。 Thu, 22 Oct 2026 23:56:30 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=7.1.4 http://alankar.jp/wp-content/uploads/2025/12/cropped-m40y30k50-32x32.png マクラメ教室|天然石でマクラメアクセサリーの編み方講座 http://alankar.jp 32 32 選ばれるハンドメイド作家に必要な4つの要素|技術・世界観・発信・販売をつなげる http://alankar.jp/handmade-career-00-05/ http://alankar.jp/handmade-career-00-05/#respond Thu, 22 Oct 2026 10:33:33 +0000 https://alankar.jp/?p=1617

はじめに

前回 は、作家には「作品づくりの力」と「作家活動の力」という、種類の違う二つの力が必要だというお話をしました。

序章ではここまで、「好き」を仕事にするときに向き合うことを、いくつかの角度から見てきました。好きだけでは仕事にならないこと。上手に作れることと選ばれることは違うこと。作品づくりと作家活動は別の力であること。

序章の最後となる今回は、それらをひとつにまとめる考え方をお伝えします。この連載全体を通して、私がいちばん大切にしている考え方です。

四つの要素

「好き」を仕事に変えていくために、作家に必要なものは、大きく四つに分けられると私は考えています。

  1. 技術:思い描いたものを、作品として形にする力
  2. 世界観:自分らしさを、作品の雰囲気や選択に一貫して表す力
  3. 発信:作品の存在と魅力を、届けたい人に知ってもらう力
  4. 販売:作品を、お客様の手元に届ける力

「好きを仕事に」 変えていく為の 4つの要素

一つひとつは、どれも聞いたことのある言葉かもしれません。けれど、この四つを「別々のもの」として見るか、「つながったもの」として見るかで、作家活動はまったく違ったものになります。

どれか一つが欠けると起きること

四つのうち、どれか一つが欠けているだけで、作品はなかなかお客様に届きません。

欠けているもの 起きやすいこと
技術 見た目は魅力的でも、品質が安定せず、信頼やリピートにつながらない
世界観 上手な作品は並んでいるのに、他の作家の作品に埋もれてしまう
発信 素敵な作品があるのに、その存在を知ってもらえない
販売 「いいね」や反応はあるのに、購入にはつながらない

多くの作り手は、自分が得意な一つか二つに力を注いでいます。それ自体は自然なことです。ただ、うまくいかないと感じるときは、四つのうちどこでつながりが途切れているのかを見てみてください。原因が見えると、次に手をつけるべきこともはっきりします。

一本の線でつながったとき

四つの要素は、順番に並んでいるだけではありません。互いに支え合い、ひとつの流れになっています。

技術があるから、思い描いた世界観を形にできる。世界観がはっきりしているから、何を発信すればいいかが決まる。発信で作品を知ってもらえるから、販売の場で出会える。そして、販売でお客様からいただいた声が、次の作品づくりや世界観をさらに磨いてくれる。

この流れが一本の線でつながったとき、作品は「上手なもの」から「選ばれるもの」に変わります。そして、一度きりの売上ではなく、続けていける仕事になっていきます。

マクラメで一本一本の糸を結んで形をつくるように、作家の仕事も、四つの要素を結んでいくことで形になる。私はそう考えています。

この連載の歩き方

第1章からは、四つの要素を一つずつ、具体的に掘り下げていきます。どの章がどの要素にあたるのかを、地図のようにまとめておきます。

章 テーマ 対応する要素
第1章 作家としての土台をつくる 四つすべての土台
第2章 技術を学び、自分の力にする 技術
第3〜5章 自分らしさ・コンセプト・世界観 世界観
第6〜7章 選ばれる価値、商品と価格 世界観と販売をつなぐ
第8章 伝わる発信をつくる 発信
第9章 販売につなげる 販売
第10〜11章 商品以外の価値、仕組みづくり 四つを広げ、続ける
第12章・終章 育ち続ける作家へ 四つを結び直す

途中で迷ったときは、この地図に戻ってきてください。いま自分がどこに力を注いでいて、どこがまだ手薄なのかを確かめる目安になります。

おわりに

技術・世界観・発信・販売。この四つを別々に磨くのではなく、ひとつにつなげて考えること。それが、「好き」を仕事に変え、選ばれる作家になるための道すじです。

序章はここまでです。次回からは第1章として、作家活動の土台づくりに入っていきます。

次回は「作家活動をビジネスとして考える」についてお話しします。

この連載の目次はこちら

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私が水晶にこだわる理由 http://alankar.jp/crystal-commitment/ http://alankar.jp/crystal-commitment/#respond Thu, 22 Oct 2026 00:57:55 +0000 https://alankar.jp/?p=466

たくさんの石を見てきて、最後に戻るのは水晶

インドに通うようになって、これまで本当にたくさんの天然石に触れてきました。色の美しい石、珍しい石、心惹かれる石はいくつもあります。

それでも「一番好きな石は?」と聞かれたら、迷わず答えます。水晶です。

水晶が私にとって特別な石になったのは、インドに行きはじめた10年ほど前のこと。今日は、私がなぜこれほど水晶にこだわるのか、そのお話をさせてください。

シンプルで、純粋な石

水晶の魅力は、何よりもそのシンプルさにあると思っています。組成そのものがとてもシンプルで、純粋。余計なものがない、まっすぐな石です。

スピリチュアルな見方をすると、水晶は邪気を吸い取ってくれる石だと言われています。私自身も、そう感じています。

だからこそ、手入れが欠かせません。持ち主を守ってくれる分、水晶自身もときどき浄化してあげる。そうやって大切に付き合っていく石なのだと思います。

水晶に関して言えば、手入れの方法は、清浄な水の流れに一定時間つけておくことが一番だと思います。

私は、年1〜2回自身の禊も含めて天川のお滝を利用させていただいています。

水晶からの「洗礼」

忘れられない出来事があります。

はじめてヒマラヤから水晶を大量に持ち帰ったときのこと。自分の手で運んだ水晶を荷解きし、一つひとつ手に取って眺めているうちに、私は熱を出してしまいました。

単なる偶然だったのかもしれません。でも私には、水晶から「本当に私たちを扱う覚悟があるのか」と問われているように感じられたのです。まるで洗礼を受けたようでした。

あの日から、水晶と向き合う気持ちが変わりました。ただ美しい素材としてではなく、敬意をもって扱うべき存在として。それが今の私の、水晶との付き合い方の原点になっています。

私が水晶を選ぶとき、見ているところ

良い水晶かどうかを見極めるとき、私は一か所だけでなく、全体を見ます。

  • 透明度:どれだけ澄んでいるか
  • 内包物:中に何が入っているか、それが美しさを損なっていないか、あるいは価値を高めてくれるか
  • 欠けのなさ:先端や稜線が欠けていないか
  • 条線の美しさ:柱面に刻まれた細い線が、きれいに走っているか
  • 錐面の特別さ:レコードキーパーやトライゴーニックといった、特別な印が現れていないか
  • マスタークリスタルかどうか:特別な特徴をもつ水晶かどうか

こうした要素を一つずつ確かめながら、最後は全体の佇まいで選びます。何百もの水晶の中から「これだ」と思える一本に出会えたときの喜びは、何年経っても変わりません。

原石のまま飾る水晶、身につける水晶

ヒマラヤから持ち帰った水晶は、その子に合った形で手元に置いています。

クラスターをはじめ、原石のまま飾っているものもあれば、専門の業者さんにお願いして丸珠に磨いてもらったものもあります。どちらにするかを決めるのは、透明度です。

丸珠にした水晶は、ブレスレットにして毎日身につけています。このブレスレットは、日本の神社で龍神祈願を受けました。私にとっては、ただのアクセサリーではなく、大切なお守りです。

インドの山奥で生まれた水晶が、日本の神社で祈りを受けて、今は私の手首にある。そう思うと、石がつないでくれた縁の不思議さを感じます。

おわりに

シンプルで、純粋で、持ち主を守ってくれる。だからこそ、敬意と手入れを忘れずに付き合っていきたい。それが、私が水晶にこだわる理由です。

ALANKARの作品やワークショップで使う石も、こうして一つひとつ自分の目で選んでいます。マクラメで包む水晶が、身につける人にとって小さなお守りになりますように。そんな思いを込めて、今日も糸を結んでいます。

▶︎ ワークショップの詳細・お申し込みはこちらから

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作るのは得意、売るのは苦手なハンドメイド作家へ|作品づくりと作家活動は別の力 http://alankar.jp/handmade-career-00-04/ http://alankar.jp/handmade-career-00-04/#respond Wed, 21 Oct 2026 09:37:10 +0000 https://alankar.jp/?p=1612

はじめに

前回 は、「上手に作れること」と「選ばれること」は違う、というお話をしました。お客様は技術の高さではなく、別の物差しで作品を選んでいる、ということでした。

では、選ばれる作家になるためには、どんな力が必要なのでしょうか。今回は、作家に求められる力を「作品づくりの力」と「作家活動の力」の二つに分けて考えてみます。

この二つを分けて考えるだけで、「なぜうまくいかないのか」「何から手をつければいいのか」が、ずいぶん見えやすくなります。

作家には二つの力がある

作品づくりの力は、作品そのものを生み出す力です。技術、デザイン、素材や色を選ぶ感覚、丁寧に仕上げる集中力。作り手の多くが「好き」と感じ、自然と磨いてきた力でもあります。

作家活動の力は、その作品を誰かに届け、仕事として続けていく力です。作品をどう見せるか、いくらで販売するか、どこで出会ってもらうか、どうやって続けていくか。

作品づくりの力 作家活動の力
向き合う相手 素材・作品 お客様・市場・自分の時間
問いかけ どう作るか 誰に、どう届けるか
身につく場面 制作・練習 発信・販売・振り返り

この二つは、どちらも作家に欠かせない力です。けれど、まったく種類の違う力でもあります。作品づくりがどれだけ得意でも、作家活動の力が自然に身につくわけではありません。

作家活動の力に含まれるもの

作家活動の力と一言でいっても、その中身はさまざまです。たとえば、次のような力が含まれます。

  • 考える力:誰に、どんな作品を届けるのかを決める
  • 数字を見る力:材料費や制作時間から価格を決め、利益を確かめる
  • 伝える力:写真や言葉で、作品の魅力を伝える
  • 届ける力:販売の場を選び、お客様と出会う
  • 関係をつくる力:一度買ってくださった方と、つながり続ける
  • 続ける力:時間や体力を管理し、無理なく活動を続ける

こうして並べると、作家の仕事は、ひとつの小さなお店や会社を営むことに近いとわかります。作品をつくる職人であると同時に、その作品を扱うお店の店主でもある。それが作家という仕事です。

「苦手」は、才能の問題ではない

作り手からよく聞くのが、「作るのは好きだけど、発信や販売は苦手で」という言葉です。

けれど、その「苦手」の多くは、才能の問題ではありません。作品づくりは何年もかけて練習してきたのに対して、作家活動の力はまだ学ぶ機会がなかっただけ、ということがほとんどです。

思い出してみてください。最初から上手に作れた人は、ほとんどいないはずです。基本を学び、手を動かし、失敗しながら少しずつ上達してきました。作家活動の力も同じです。考え方を知り、実際にやってみて、振り返る。その繰り返しで、ちゃんと身についていきます。

二つの力のバランスを考える

作品づくりの力と作家活動の力は、自転車の前輪と後輪のようなものです。どちらか一方だけが大きくても、前には進みにくくなります。

いま、あなたはどちらに時間を使っているでしょうか。制作の時間は十分にとれているのに、発信や販売の準備はいつも後回しになっていないでしょうか。あるいは反対に、発信に追われて、作品づくりの時間が削られていないでしょうか。

すべてを完璧にこなす必要はありません。得意なことは伸ばし、苦手なことは最低限の形を整える。手に余ることは、人の手や仕組みを借りる。大切なのは、二つの力の両方に目を向けて、自分に合ったバランスを見つけていくことです。

おわりに

作品づくりと作家活動は、別の力です。だからこそ、作品づくりが得意な人が作家活動でつまずくのは、とても自然なことです。

足りない力に気づけたら、それは伸ばせる力に変わります。作品づくりの力を大切にしながら、作家活動の力も少しずつ育てていきましょう。

次回は、序章のまとめとして「技術・世界観・発信・販売をひとつにつなげる」についてお話しします。

この連載の目次はこちら

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上手なのに売れない」ハンドメイド作家へ|上手に作れることと、選ばれることは違う http://alankar.jp/handmade-career-00-03/ http://alankar.jp/handmade-career-00-03/#respond Wed, 21 Oct 2026 03:28:19 +0000 https://alankar.jp/?p=1605

はじめに

前回 は、「作ることが好き」という気持ちだけでは仕事にならないこと、そして作家の仕事には「作る」の前と後にも大切な仕事があることをお話ししました。

今回は、作り手の多くがいつか必ず向き合うことになる、ひとつの現実についてお話しします。それは、「上手に作れること」と「選ばれること」は違う、ということです。

私が講師として、作り手の皆さんにいちばん伝えたいことのひとつでもあります。

上手なのに、届かないという悩み

結び目はきれいにそろっていて、仕上げも丁寧。誰が見ても「上手」と思える作品なのに、なかなか売れない。そんな悩みを抱えている作り手は、実はとても多いのです。

そして、この悩みが苦しいのは、真面目な人ほど「まだ技術が足りないからだ」と考えてしまうことです。もっと練習しよう、もっと難しい技法を覚えよう。そうして技術はどんどん上がっていくのに、売れない状況はあまり変わらない。

もしかすると、足りないのは技術ではないのかもしれません。そう気づくことが、この記事のいちばんの目的です。

お客様は「技術」を見て選んでいるわけではない

少し、買う側の立場になって考えてみてください。あなたがアクセサリーを買うとき、結び目の数や技法の難しさを確かめて選ぶでしょうか。

多くの場合、そうではないはずです。「この色、好きだな」「あの服に合いそう」「この人の作るものは、なんだか惹かれる」。そんな気持ちが動いたときに、人は手を伸ばします。

もちろん、雑な作りのものは選ばれません。けれど、ある程度の完成度を超えると、お客様にとって「どれくらい上手か」の差は、ほとんど見分けがつかなくなります。そこから先は、技術とは別の理由で選ばれているのです。

作り手の物差しと、選ぶ人の物差し

作り手は、つい作り手の物差しで作品を見てしまいます。

作り手が気にしていること お客様が感じていること
結び目が均一にそろっているか 身につけたときに素敵に見えるか
難しい技法を使っているか 自分の好みや服に合うか
材料費や制作時間に見合う出来か この値段を払いたいと思えるか
他の作家より上手かどうか この人から買いたいと思えるか

どちらの物差しも間違いではありません。ただ、作品を買うかどうかを決めるのは、右側の物差しを持ったお客様です。

作り手が左側だけを見て作品づくりを続けていると、どれだけ努力しても、お客様の「欲しい」とはすれ違ったままになってしまいます。

技術は土台、選ばれる理由はその先にある

ここまで読むと、「技術はあまり大切ではないの?」と思われるかもしれません。でも、そうではありません。

技術は、作品を形にするための土台です。土台がしっかりしているからこそ、思い描いた色や形を、思い描いたとおりに表現できます。マクラメも、それ自体がゴールではなく、自分らしさを表現するための手段だと私は考えています。

大切なのは、技術を磨くことと、選ばれる理由をつくることを、別のこととして考えることです。どんな人に、どんな気持ちで手に取ってほしいのか。その作品の何に惹かれてもらいたいのか。その答えを持っている作り手が、選ばれていきます。

選ばれる理由をどうつくるかは、第3章から第6章で、具体的に一つずつ取り上げていきます。

おわりに

上手に作れることは、作家にとって大きな財産です。けれど、それだけで選ばれるわけではありません。

「もっと上手にならなければ」と思ったときこそ、一度手を止めて、お客様の物差しで自分の作品を見てみてください。足りないと思っていたものが、実は技術ではなかったと気づけるかもしれません。

次回は「作品づくりと作家活動は別の力」についてお話しします。

この連載の目次はこちら

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ヒマラヤの山奥へ、水晶を探しに http://alankar.jp/himalayan-crystal/ http://alankar.jp/himalayan-crystal/#respond Wed, 21 Oct 2026 02:19:12 +0000 https://alankar.jp/?p=1570

ヒマラヤ水晶が生まれる場所を、この目で

こんにちは、ALANKARです。

旅の記事にご好評いただいているので、記憶を辿りながら、写真を発掘しながら、少しずつ旅の記録を記していこうと思います。

インドのジャイプールで石を選ぶうちに、ずっと心に引っかかっていたことがありました。

「ヒマラヤ水晶が採れる場所を、自分の目で見てみたい」

現地まで行けば、きっと私好みの水晶に出会える。そんな予感だけを頼りに、私はヒマラヤの山奥を目指すことにしました。

崖崩れの山道を越えて

目的地は、マニハールからマニカランにかけての山あいの土地です。

山道を進む途中、崖崩れの直後の現場に出くわしました。ここでは、自然の厳しさと危険がすぐ隣にある。そう肌で感じながら、さらに旅を進めました。

デリーからクルへの空路があるけれど、フライトスケジュールや荷物の関係もあり、帰路がどのような状況になるか不透明だったため、陸路でクル地区に向かうことにしました。

その距離は丸2日間。悪路との戦いでした。

癒しの地、マニカラン

たどり着いたマニカランは、温泉の湧く土地でした。秘境であり、湯治場であり、癒しの地。一言で言うなら、「聖地」です。言葉では聞いていたことを、ここで初めて身をもって実感しました。

インド マニカラン パールバディ渓谷

有馬温泉の金の湯のイメージがしました。

鉄分を含んだ泉質だと思いました。あたり一面湯気で曇り、グツグツと煮えたぎるような源泉でした。

お湯には入りませんでしたが、自然の巨大な岩盤浴場を少しだけ体験させてもらいました。岩盤が剥き出しになっている床は裸足で歩くのは困難なぐらいの熱が伝わってきました。

この温泉はお寺の施設でもあります。私もお米をお供えさせていただき、参拝客に提供されるランガルという無料の食事をいただきました。

この聖地に足を踏み入れる際は、ストールなど髪を隠せるものを持参されることを推奨します。

閉ざされた扉が、開いた日

水晶鉱山の麓の村を訪ねると、最初の反応は決して温かいものではありませんでした。よそから来た人間に、簡単に心を開く土地ではないのです。ましてや外国人には。

それでも、ここまで来て引き返すわけにはいきません。私は一生懸命に話しました。日本でマクラメという手法でアクセサリーを作っていること。天然石を使って、どんなものづくりをしているのか。この土地の水晶を、どう大切に使いたいのか。

すると、少しずつ相手の表情が変わっていきました。そして最後に、こう言ってくれたのです。

「明日、もう一度来なさい」

私のために並べられた原石

翌日、もう一度村を訪れると、そこには私のために水晶の原石がずらりと並べて用意されていました。前の日の、あのよそよそしさが嘘のようでした。

マニハール産の水晶は、透明度が抜群です。光にかざすと、どこまでも澄んでいる。そして手に取った瞬間、ビリビリと何かが伝わってきました。

「これだ」と思いました。ここまで来た理由が、ちゃんと手のひらの中にありました。

ヒマラヤ水晶 マニハール

あの水晶は、今

このとき出会った水晶のうち、小さめの原石はペンダントにしたり、ワンドの先端に取り付けたりしています。

マクラメで石を包むとき、私はいつもあの山道と、村の人たちの顔を思い出します。石には、それが生まれた土地の空気や、手渡してくれた人の思いまで宿っている気がするのです。

ワークショップでは、こうして現地で出会った水晶原石を使う作品制作(上級レッスン)もしていただけます。

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ALANKAR CONSULTING|11月分の受付開始します http://alankar.jp/info-consulting/ http://alankar.jp/info-consulting/#respond Tue, 20 Oct 2026 09:30:55 +0000 https://alankar.jp/?p=1397

以前からお知らせしていた
ALANKAR CONSULTINGの11月分の受付を開始します。

「作品は作れるけれど、その先をどうしていけばいいのかわからない」

「自分らしい活動にしたいけれど、何から整理すればいいのかわからない」

「今の活動を一度、客観的に見てほしい」

そんな方のための、マンツーマンの個別コンサルティングです。

事前ヒアリングから始まる60分

ALANKAR CONSULTINGは、当日お話しするところから始まるわけではありません。

お申し込み後に、まず事前ヒアリングにご回答いただきます。

現在どんな活動をしているのか。

これまでどんなことをしてきたのか。

今、何に悩んでいるのか。

これからどうなっていきたいのか。

そして、今回のコンサルティングで何を相談したいのか。

できるだけ詳しくお聞かせください。

いただいた内容を事前に拝見したうえで、60分の時間をその方のために使います。

「何を作るか」だけではなく、その先を考える

これまでマクラメを通して、たくさんの作家さんや講師の方と関わってきました。

その中で感じるのは、

「作れること」と「仕事として続けていくこと」は、同じではない

ということです。

作品の方向性。

価格。

発信。

ブランド。

販売方法。

教室や講座。

そして、自分が本当にやりたいこと。

一つひとつは別々の問題に見えても、実はつながっています。

だからこそ、今の活動を一度整理してみることで、見えてくることがあります。

最後の約10分は「次の一歩」を考えます

60分の後半、最後の10〜15分程度は、その日の話を整理する時間にします。

「いろいろ話したけれど、結局何をすればいいんだろう」

という状態で終わらないために、

「まず、これをやってみる」

という次の一歩を一緒に決めます。

すべてを一度に変える必要はありません。

今のあなたにとって必要なことを一つずつ。

こんな方におすすめです

  • ハンドメイドを仕事につなげていきたい
  • 作品を販売しているけれど、方向性に迷っている
  • 自分の強みや魅力を整理したい
  • Instagramで何を発信すればいいかわからない
  • 自分らしいブランドを作りたい
  • 教室や講座を始めたい
  • やりたいことが多く、優先順位を整理したい
  • 今の活動を客観的に見てほしい
  • 一人で考えているけれど、なかなか答えが出ない

マクラメに限らず、ハンドメイド・ハンドクラフトで活動されている方もご相談いただけます。

コンサルティングの流れ

お申し込み
↓
事前ヒアリングシートの提出
↓
回答内容を事前確認
↓
60分のオンラインコンサルティング
↓
最後の10〜15分で「次の一歩」を整理

事前アンケートの確認や、必要に応じたInstagram・Webサイト等の確認も、コンサルティング料金に含まれています。

料金

ALANKAR CONSULTING
60分 22,000円(税込)

オンラインで実施します。

11月分の予約枠

11月分の予約受付を開始します。

予約枠には限りがありますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。

▶ ALANKAR CONSULTINGのお申し込みはこちら

※お申し込み後、事前ヒアリングをご案内します。

コンサルティング終了後の個別対応について

ALANKAR CONSULTINGは、60分の時間をその方のためにしっかり使うことを大切にしています。

そのため、コンサルティング終了後の

「ちょっと確認してほしい」

「これで合っているか見てほしい」

「あとから思いついたことをDMで聞きたい」

といった個別の確認・質問・添削などは、料金に含まれません。

相談したいことは、できるだけ事前ヒアリングシートにご記入いただき、60分の中でしっかりお話ししましょう。

なお、コンサルティング後に改めて相談をご希望の場合は、別途コンサルティングをお申し込みいただく形となります。

また、制作・文章作成・Instagram運用などの代行業務も含まれません。

「作れる」から、その先へ。

作品を作ることは、スタート。

その先には、

誰に届けるのか。
何を届けるのか。
なぜ届けるのか。
そして、自分はどんな活動をしていきたいのか。

という世界があります。

ALANKAR CONSULTINGが、今の活動を一度立ち止まって見つめ直し、次の一歩を踏み出すための時間になればと思っています。

▶︎詳細・お申し込みはこちらから

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マクラメプロコース リニューアル開講のお知らせ http://alankar.jp/procourse-renewal/ http://alankar.jp/procourse-renewal/#respond Tue, 20 Oct 2026 08:39:03 +0000 http://alankar.jp/?p=823

マクラメプロコースがリニューアル開講します。

これまで続けてきたプロコースを、「作れる」から「作って、届けられる」作家へ育つための1年間として、内容を大きく見直しました。

この記事では、リニューアルに込めた思い、新しいカリキュラムの中身、そして対面レッスンに通えない方やまずは試してみたい方へのご案内まで、まとめてお伝えします。

なぜプロコースをリニューアルしたのか

これまでたくさんの受講生さんと関わる中で、何度も耳にしてきた声があります。

  • 作品は作れるようになったけれど、どう売ればいいのかわからない
  • 値段をいくらにすればいいのか、いつも迷ってしまう
  • SNSで発信しても反応がなく、続かない
  • 自分の作品の「らしさ」をうまく言葉にできない

技術を身につけることはもちろん大切です。でも、ハンドメイド作家として活動を続けていくには、作品を「届ける」ための力も欠かせません。

そこで今回のリニューアルでは、技術レッスンに加えて、作家さんがつまずきやすいこうした悩みそのものをカリキュラムに組み込みました。

技術と「届ける力」を一緒に学ぶカリキュラム

新しいプロコースでは、マクラメアクセサリーの技術レッスンと並行して、次の3つのテーマを学びます。

1. 商品コンセプトの考え方 「誰に、どんな場面で身につけてほしいのか」を言葉にし、作品全体に一貫したストーリーを持たせます。コンセプトが決まると、デザインも、写真も、発信内容も迷いにくくなります。

2. 価格設定 材料費や制作時間をきちんと計算し、続けられる価格をつける方法を学びます。「安くしないと売れない」という思い込みから抜け出し、自信を持って値段をつけられるようになることが目標です。

3. SNSでの発信 作品の魅力が伝わる写真や文章、発信の続け方を学びます。フォロワー数を追うのではなく、作品を必要としてくれる人に届く発信を一緒に考えます。

技術動画と対面レッスンに加え、こうした座学の動画や個別相談も組み合わせ、1年かけて少しずつ身につけていきます。

ゴールは「ショップ構築」または「イベント出展」

今回のプロコースでは、1年間のゴールをはっきり設定しました。

  • ショップ構築:オンラインショップを立ち上げ、作品を販売できる状態にする
  • イベント出展:ハンドメイドイベントへの出展を決め、実際に作品を並べる

どちらを選ぶかは、ご自身の暮らし方や目指す活動に合わせて決めていただけます。

ゴールが決まっていると、1年間の学びがすべて「販売」につながります。どんな作品を何点そろえるか、いくらで売るか、どう告知するか。ひとつひとつを実際の販売に向けて準備していくので、「習っただけで終わる」ことがありません。

1年間は、おおまかに次の流れで進みます。

  1. 基礎:技術の土台をつくり、作品づくりの基本を身につける
  2. 中級・販売準備:デザインの幅を広げながら、コンセプトや価格を固める
  3. 上級・販売開始:ショップの準備やイベント申し込みを進め、発信を本格化させる
  4. 卒業:ショップオープン、またはイベント出展で1年間の集大成を形にする

ブラジルから直輸入した糸を、受講生・卒業生は特別価格で

レッスンで使う糸は、ALANKARがブラジルの繊維メーカーから直接輸入しているものです。

作家として活動を続けていくと、素材の安定した仕入れはとても大切になります。せっかく作品のスタイルが決まっても、使いたい糸が手に入らなくなったり、仕入れ値が高すぎて利益が出なかったりしては、続けていくことができません。

そこでプロコースの受講生・卒業生の方には、ALANKARが直輸入した糸を特別価格でご購入いただけるようにしています。受講中はもちろん、卒業後に作家として活動を始めてからも、安心して素材を手に入れられる環境です。

開講概要

項目 内容
開講日 2026年10月26日(月)
初回対面レッスン 2026年11月29日(日)11:00〜
受講期間 1年間
内容 技術動画・座学動画・対面レッスン・個別相談
ゴール ショップ構築 または イベント出展

※初回の対面レッスンに参加する日は、受講をスタートする時期によって異なります。お申し込み後に対面レッスン参加日についてご案内します。

こんな方におすすめです

  • マクラメアクセサリーを、趣味から仕事にしていきたい方
  • 作品はあるけれど、売り方や値段のつけ方に迷っている方
  • いつかショップを開きたい、イベントに出てみたいと思っている方
  • ひとりで続けるのではなく、伴走してもらいながら1年で形にしたい方

「自分にできるかな」「1年間続けられるかな」と迷っている方も、どうぞ安心してください。プロコースは、最初から上手な人のためのコースではありません。一歩ずつ進めるよう、ゴールまでの道のりを一緒に組み立てていきます。

受講料やお支払い方法など、気になることがあれば、お申し込み前にお気軽にご相談ください。

対面レッスンに通えない方、まずは試してみたい方へ

遠方にお住まいの方、対面レッスンへの参加が難しい方へ 1年間で学べる「プロオンラインコース」をご用意しています。ご自宅から、ご自身のペースで受講いただけます。

[プロオンラインコースの詳細はこちら]

まずはお試しでレッスンを受けてみたい方へ 単発のワークショップも不定期で開催しています。プロコースを検討中の方も、レッスンの雰囲気や、基本的なマクラメ手法・必要な材料・道具を知るきっかけに、ぜひ気軽にご参加ください。

[ワークショップの開催情報はこちら]

お申し込み・お問い合わせ

プロコースの詳しい内容、受講料、お申し込みは、募集ページからご確認いただけます。

[マクラメプロコース 募集ページはこちら]

ご質問やご相談は、お問い合わせフォームまたはLINE公式、Instagram DMなどからお気軽にどうぞ。

1年後、あなたの作品がショップやイベントで誰かの手に届く日を、一緒に目指しましょう。

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「作ることが好きなだけでは仕事にならない|ハンドメイド作家が知っておきたい『作る』の前と後 http://alankar.jp/handmade-career-00-02/ http://alankar.jp/handmade-career-00-02/#respond Mon, 19 Oct 2026 05:55:45 +0000 https://alankar.jp/?p=1251

はじめに

前回の記事 では、「好きなことを仕事にしたい」と思ったときに、最初に自分に問いかけてほしい三つのことをお話ししました。

今回は、そこから一歩進んで、少しだけ耳の痛いお話をします。それは、「作ることが好き」という気持ちだけでは、仕事にはならないということです。

誤解のないように先にお伝えすると、これは「好き」を否定する話ではありません。むしろ、その「好き」を長く守り続けるために、知っておいてほしいことです。

趣味と仕事を分けるもの

趣味として作るとき、作品の行き先は自分です。作りたいものを、作りたいときに、作りたいだけ作る。それで十分に満たされますし、それこそが趣味の豊かさです。

仕事として作るとき、作品の行き先は「誰か」になります。その誰かが作品を見つけ、欲しいと思い、お金を払って手に取ってくれて、はじめて仕事が成り立ちます。

つまり、趣味と仕事を分けるのは、技術の高さではありません。作品の向こうに、受け取る人がいるかどうかです。どれだけ丁寧に作っても、届ける相手が見えていなければ、それはまだ「上手な趣味」のままなのです。

作ることが好きな人がつまずきやすいところ

作ることが好きな人ほど、気づかないうちに陥りやすいパターンがあります。

  • 作りたいものを作り続けて、作品だけが増えていく 手元に作品はたくさんあるのに、どこで誰に届けるかが決まっていない。
  • 価格を材料費の感覚で決めてしまう 「これくらいなら買ってもらえそう」と安くつけ、制作時間が報われない。
  • 発信や販売を「苦手だから」と後回しにする 作る時間を優先するうちに、作品を知ってもらう機会がなくなっていく。
  • がんばっているのに、続けるほど疲れてしまう 売上と手間のバランスが見えないまま、好きだったはずの制作が負担になる。

どれも、作ることに真剣な人だからこそ起こることです。そして、どれも「作る力」ではなく、作る以外の力が足りていないことから生まれています。

「作る」の前と後にある仕事

作家の仕事を一本の流れとして見ると、「作る」はその真ん中にあります。そして、その前と後にも大切な仕事が続いています。

作る前の仕事

  • 誰に届けたいのかを考える
  • どんな作品なら、その人に喜んでもらえるかを決める
  • 素材を選び、仕入れ、価格の目安を立てる

作った後の仕事

  • 作品の魅力を、写真と言葉で伝える
  • 届けたい人がいる場所で販売する
  • 買ってくださった方との関係を育て、次につなげる

作ることが好きな人は、真ん中の「作る」だけに力を注ぎがちです。けれど、前と後の仕事がそろって、はじめて作品は誰かの手に届きます。この連載の第1章以降では、この流れの一つひとつを順番に取り上げていきます。

「作ることが好き」は、いちばんの強み

ここまで読んで、「やっぱり自分には向いていないのかも」と感じた方もいるかもしれません。でも、どうか安心してください。

発信も、価格の決め方も、販売の工夫も、あとから学んで身につけることができます。一方で、「作ることが好き」という気持ちは、教わって身につくものではありません。何度失敗しても手を動かし続けられる、その気持ちこそが、作家としてのいちばんの強みです。

大切なのは、「好き」だけで勝負しようとしないこと。「好き」を真ん中に置いたまま、その周りに必要な力を少しずつ足していく。そう考えると、作家の仕事はぐっと現実的なものになります。

おわりに

作ることが好き、だけでは仕事にならない。けれど、作ることが好きでなければ、作家の仕事は続きません。

「好き」は出発点であり、支えでもあります。その気持ちを大切にしながら、作品を誰かに届けるための力を、これから一緒に育てていきましょう。

次回は「上手に作れることと、選ばれることは違う」についてお話しします。

この連載の目次はこちら

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好きなことを仕事にしたいハンドメイド作家へ|最初に考えたい3つの問い http://alankar.jp/handmade-career-00-01/ http://alankar.jp/handmade-career-00-01/#respond Sun, 18 Oct 2026 05:51:37 +0000 https://alankar.jp/?p=1228

はじめに

「好きなことを仕事にしたい」。講師として受講生さんと話していると、この言葉を本当によく耳にします。

「好きではない仕事をしているのですが、大好きなものづくりを仕事にしたい」
「パート勤務をしていますが、パート代がハンドメイド販売に置き換えることができたらいいのに」など。

私はALANKARという屋号で、マクラメのアクセサリーを作り、その技術を教える仕事をしています。糸はブラジルの繊維メーカーから、天然石はインド・ジャイプールから、自分の目で選んで輸入しています。

この連載では、ハンドメイド作家が「好き」を仕事に変えていくために必要なことを、作り手として、そして教える立場として見てきたことをもとに、一つずつ言葉にしていきます。最初の記事は、そのいちばん入り口のお話です。

その気持ちは、とても自然なこと

作ることが好きで、手を動かしている時間が楽しい。作ったものを「素敵」と言ってもらえると嬉しい。そうした経験を重ねるうちに「これを仕事にできたら」と考えるのは、とても自然なことです。

同時に、多くの人がこんな迷いも抱えています。

  • 自分の作品に、お金をいただくだけの価値があるのだろうか
  • 何から始めればいいのかわからない
  • 好きなことが「仕事」になったら、楽しくなくなるのではないか
  • 周りには、もっと上手な人がたくさんいる

どれも、真剣に考えているからこそ出てくる迷いです。迷っていること自体は、決して悪いことではありません。

「好き」の外側にある仕事も引き受ける

ただ、最初にひとつだけお伝えしておきたいことがあります。好きなことを仕事にするとは、「好きなことだけをして暮らす」ことではありません。

作家の仕事には、作ること以外の仕事がたくさんあります。

材料を仕入れる。価格を決める。写真を撮り、言葉を添えて発信する。販売の場を選び、お客様とやり取りをする。売上と経費を記録する。作家として活動していると、作る時間よりもそれ以外の時間のほうが長い日も珍しくありません。

それでも、「好き」が失われるわけではありません。作品を必要としてくれる人に届けるための仕事だと考えると、その一つひとつが「好き」を支える土台になっていきます。

最初に、自分に問いかけてほしいこと

これから始める人も、すでに活動している人も、一度立ち止まって考えてみてほしい問いが三つあります。

  1. なぜ、それを仕事にしたいのか 収入を得たいのか、作品を通して誰かとつながりたいのか、自分の時間を自分で決めて働きたいのか。理由は一つでなくて構いません。
  2. 誰に届けたいのか あなたの作品を手に取ってほしいのは、どんな人でしょうか。年齢や好みだけでなく、どんな場面で身につけてほしいかまで想像してみてください。
  3. どんな働き方をしたいのか 制作にじっくり打ち込みたいのか、家庭や別の仕事と両立したいのか。どれくらいの時間を、どれくらいの収入につなげたいのか。

答えは今すぐ出なくても大丈夫です。ぜひ紙やノートに書いておいてください。
この三つの問いは、これからの章で何度も立ち返る出発点になります。

つなげて考えることで、仕事になる

多くの作り手と関わる中で強く感じているのは、「上手に作れること」と「選ばれること」は違う、ということです。素晴らしい技術を持っていても、作品が届くべき人に届かないままになっている人は少なくありません。

例えば、素晴らしいものづくりをしているのに、売る場所を間違えてしまっていることもあります。

その理由の多くは、技術・世界観・発信・販売がバラバラになっていることにあります。技術を磨き、自分らしい世界観をつくり、それを伝わる言葉と写真で発信し、届く場所で販売する。この四つが一本の線でつながったとき、「好き」は仕事として動き始めます。

私の専門はマクラメですが、この考え方は、素材や技法を問わず、すべての作り手に共通するものだと考えています。この連載では、その一つひとつを章ごとに掘り下げていきます。

おわりに

「好きなことを仕事にしたい」と思ったその気持ちは、すでに大切な第一歩です。

大切なのは、「好き」を手放さずに、仕事として続けられる形を少しずつつくっていくこと。そのための考え方と具体的な方法を、これから一緒に見ていきましょう。

次回は「作ることが好き、だけでは仕事にならない」についてお話しします。

この連載の目次はこちら

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マクラメアクセサリー作家になるには?趣味から販売デビューまでの4ステップ http://alankar.jp/creator-debut/ http://alankar.jp/creator-debut/#respond Fri, 16 Oct 2026 11:30:11 +0000 https://alankar.jp/?p=1522

「マクラメのアクセサリーを、いつか販売してみたい」。そう思いながら、一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。

作品を売るためには、技術だけでなく、値段のつけ方や見せ方、販売の場所選びなど、考えることがたくさんあります。この記事では、マクラメ作家としてデビューするまでの道のりを4つのステップに分けてお伝えします。

作家デビューまでの4ステップ

ステップ1:販売に耐える技術を身につける

趣味で作る作品と、お客様にお届けする作品では、求められる仕上がりが違います。結び目の均一さや、身につけたときの強度、留め具まわりの処理など、細部の完成度が信頼につながります。

ステップ2:自分らしいコンセプトを決める

ハンドメイドの市場には、たくさんの作品があふれています。その中で選ばれるには、「誰に、どんな作品を届けたいのか」をはっきりさせることが大切です。

ステップ3:価格と販売の準備をする

材料費や制作時間をもとに、きちんと利益が出る価格をつけること。そして、写真やSNSでの見せ方を整えること。ここをあいまいにしたまま始めると、続けるほど苦しくなってしまいます。

ステップ4:実際に販売の場に立つ

オンラインショップの開設や、イベントへの出店。最初の一歩を踏み出してはじめて、お客様の反応から学べることがたくさんあります。

ひとりで進めると、どこでつまずくのか

4つのステップを独学で進めることもできます。ただ、実際には次のような壁にぶつかる方が多いです。

  • 技術は上達したけれど、自分の作品の「売り」がわからない
  • 値段をつけるのが怖くて、安くしすぎてしまう
  • 販売の準備ばかりで、なかなかデビューの日が来ない

技術と販売の両方を、誰かと一緒に進められる環境があると、この壁はぐっと越えやすくなります。

1年で作家デビューまで伴走するALANKARのプロコース

ALANKARのプロコースは、マクラメの技術と作家活動に必要な知識を、1年かけて段階的に学ぶプログラムです。

4つのフェーズで進むカリキュラム

  1. 基礎:販売レベルの仕上がりにつながる基礎技術を固めます
  2. 中級・販売準備:応用技術を学びながら、コンセプトや価格設定など販売の準備を進めます
  3. 上級・市場デビュー:作品のラインナップを整え、実際の販売に向けて動き出します
  4. 卒業制作・発表:1年間の集大成として作品を発表します

技術とビジネスを両方学べる内容

  • 技術レッスン動画:14本
  • コンセプト設計・価格設定などのビジネス講座動画:4本
  • 対面セッション:8回
  • 個別相談:3回

動画で自分のペースで学びつつ、対面セッションでは糸の引き具合や仕上げの細部を直接確認できます。個別相談では、一人ひとりの作家活動の方向性について一緒に考えます。

卒業時のゴールは「販売デビュー」

卒業時には、次のどちらかの形で販売の場に立つことを目指します。

  • オンラインショップを公開する
  • イベントへの出店申込を確定させる

「いつか売りたい」を、1年後の具体的な予定に変えるコースです。

▶︎ プロコースの詳細・募集要項はこちら

素材から作品の価値を高める

ALANKARでは、マクラメ糸をブラジルの繊維メーカーから、天然石をインド・ジャイプールから自ら輸入しています。ジャイプールに通い続け、石を自分の目で選んできました。

ロウビキ紐

マクラメジュエリー

素材の質は、作品の価値に直結します。輸入から手がけているからこそ、素材の選び方や扱い方まで、作家として長く活動するための知識をお伝えできます。

こんな方におすすめです

  • マクラメの作品を、本気で販売していきたい方
  • 技術だけでなく、値段のつけ方や売り方も学びたい方
  • 対面で直接教わりながら、確実に上達したい方
  • ひとりではなく、伴走してもらいながら作家デビューしたい方

遠方の方・通うのが難しい方へ

対面セッションへの参加が難しい方には、自宅で学べるプロオンラインコースもご用意しています。ご自身の状況に合わせてお選びください。

▶︎ プロオンラインコースについて

おわりに

作家デビューは、特別な人だけのものではありません。必要なことを順番に積み重ねていけば、誰でも自分の作品を届けられるようになります。

その1年を、ALANKARと一緒に歩んでみませんか。

▶︎ プロコースの募集詳細を見る

▶︎ 卒業生インタビューを読む

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