日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記3級にスムーズに一発で合格した人でも、日商簿記2級の壁に苦しんでいることも多いと思います。
ご存知の人も多いとは思いますが、日商簿記2級は、出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、出題範囲が大幅に増えて、各論点の難易度も上がりました。
ですから、不安に思っておられる人も多いのも確かです。
しかしながら、従来どうりに勉強すれば、日商簿記2級は必ず合格できるでしょう。
そこで、今回は、「日商簿記2級の変更論点である繰越利益剰余金について、意味や解き方」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
繰越利益剰余金とは、簡単に言えば、
貸借対照表の一つで、その他利益剰余金のうち、当期末の当期純利益に、前期繰越利益と任意積立金の取り崩し額を加算して、剰余金の配当などを減算して算出されるのものを言います。
当期純利益 + 前期繰越利益、任意積立金の取り崩し額 - 剰余金の配当、任意積立金 = 繰越利益剰余金
このように、繰越利益剰余金は、会社の利益を指すものです。
ですから、繰越利益剰余金がぷらすであれば、その会社が現在黒字であることを意味します。
また、逆に、繰越利益剰余金がマイナスであれば、その会社は赤字であることを意味します。
それでは、続いて、日商簿記2級で処理が必要な会計処理の流れについて、お伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
繰越利益剰余金の処分とは、簡単に言えば、会社の利益を株主に配分することを言います。
ちなみに、株主は会社に出資(投資)をし、その見返りとして、もし利益が出たら、会社は、株主に配当することとなっています。
ただ、その利益を配当をする際にも、無制限に株主に利益を配当しても良いのではなく、会社法と言うもので、配当しても良いという限度額を設けて、制限をしています。
その会社法での制限がなければ、せっかく出た会社の利益を場合によっては、会社は全ての利益を配当しかねないですからね。
もし利益の全てが配当となれば、会社の存続にも大きく関わるものですから。
それでは、具体的な処理を見ていきましょう。
株主総会で、下記のように繰越利益剰余金の処分が行われました。
配当金 2,000円 任意積立金 1,500円 利益準備金 会社法に規定する額
資本金 200,000円 資本準備金 10,000円 利益準備金 20,000円
⇒ 2,000円 × 1/10 = 200円
利益準備金の積立額は、資本準備金と利益準備金の合計額が資本金の1/4に達するまでを限度として、積み立てることができます。
⇒ 200,000 × 1/4 - ( 10,000円 + 20,000円 )= 20,000円
② 200円 < ③ 20,000円
⇒利益準備金 200円
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
| 繰越利益剰余金 | 3,700 | 未払配当金 | 2,000 |
| 利益準備金 | 200 | ||
| 任意積立金 | 1,500 |
仕訳を切る際は、貸方から考えていきます。
まずは、貸方に、問題文より、「未払配当金」を2,000円立てます。
これは、配当金は未だ支払いが済んでいないことから、未払い配当金とします。
次に、①と②で計算した、資本準備金を貸方に200円立てます。
そして、問題文より、「任意積立金」を1,500円立てます。
最後に借方に、貸方の合計金額、3,700円を繰越利益剰余金として、立てます。
このような順序で、繰越利益剰余金の処分の問題を解いていくとよいでしょう。
そして、配当金が支払われた時(現金で支払い)に、未払配当金を取り崩します。
未払配当金 2,000円 / 現金預金 2,000円
これらが、利益剰余金の処分と支払いの一連の流れとなります。
特に気をつける部分としては、資本準備金の積み立てでしょう。
その資本準備金さえできるようになれば、繰越利益剰余金の処分については、大丈夫でしょう。
このように、今回は、「日商簿記2級の繰越利益剰余金やその他資本剰余金について、意味や解き方」をお伝えしました。
繰越利益剰余金とは、
簡単に言えば、会社の利益を株主に配分することを言います。
また、繰越利益剰余金の会計処理の流れとしては、
➀配当金の10分の1を計算する。
②資本金の4分の1に達するのか、計算する。
③①と②のいずれか小さい額を利益準備金として積み立てる。
④仕訳を切る
このように、繰越利益剰余金の処分は、会計処理をしていきます。
繰越利益剰余金の処分の問題は、流れさえつかんでしまえば、得意な論点とすることができます。
ですので、繰り返し演習をするようにして、習得を目指しましょう。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか?
日商簿記3級にスムーズに一発で合格した人も、日商簿記2級の大きな壁にぶつかっている人も多いかと思います。
ご存知の人も多いと思いますが、日商簿記2級の本試験は、平成28年に出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、難易度が大幅に上がりました。
しかしながら、従来と同じように勉強すれば、必ず合格できるでしょう。
そこで、今回は、「日商簿記2級の試験日や試験時間や出題形式や合格発表日など」についてお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
日商簿記2級の本試験は、年に3回あります。
ちなみに、他の日商簿記3級については、年3回、日商簿記1級については、年1回本試験が開催されます。
そして、具体的な試験の日程ですが、毎年決まっています。
➀2月の第4日曜日
②6月の第2日曜日
③11月の第3日曜日
このように、毎年決まった日程で本試験が開催されます。
また、年に3回も本試験があるので、万が一、運が悪く、難しい試験に当たって不合格となったとしても、数か月後にまた受験できるので、気持ちの面でも楽ではないでしょうか。
スポンサーリンク
試験時間は、120分です。
また、出題形式としては、記述式です。
記述式で気をつける点としては、誰もが読める数字で、丁寧に書くことです。
また、金額については、3ケタごとに、コンマをつけるようにして下さいね。
日商簿記2級の本試験の試験科目は、「商業簿記と工業簿記」です。
日商簿記3級では、工業簿記が出題されませんでしたが、日商簿記2級の本試験では、新たに出題されます。
ただ、工業簿記は、かなりの得点源となる科目なので、力を入れた方が良いでしょう。
試験費用は、4,630円(税込)です。
資格試験にしては、高くもなく、安くもなくといった感じですね。
資格試験によっては、20,000円もかかる資格試験もあるので、まだ安い方かもしれません。
日商簿記2級の合格発表日は、試験後1か月後くらいです。
これは、インターネットで合格しているかどうか確認できるので、私は、インターネットで合格を確認しました。
また、合格発表後には、合格証書が送付されてきます。
日商簿記2級の合格基準点は、70点です。
かなりハードルが高いように思いますが、本試験の回によっては、かなり難易度の低い問題が出題されるケースもあるので、しっかりと勉強すれば、合格基準点の70点を超えることができるでしょう。
日商簿記2級の合格率は、
低い時は、8%くらいで、
高い時は、45%くらいです。
ですので、合格率でも、回によっては、大きく差があることがわかると思います。
日商簿記2級の本試験は、相対試験ではなく、絶対試験なので、各本試験の回によっては、かなり運の要素が強いので、仮に運が悪く、難しい回に受験することとなった場合で、不合格となってしまっても、気持ちを切り替えて、次の本試験の準備をすると良いでしょう。
私は、将来的には、頑張って勉強している人が報われるような試験になってほしいので、相対的に合格率を30%と定めた試験になってくれることを願っています。
そうすれば、頑張って勉強すれば、本試験に合格できるので、各回の不公平感もなくなると思うからです。
ですが、現状は、絶対試験なので、とにかく勉強を頑張り続けて、合格を勝ち取るしかないでしょう。
このように、今回は、「日商簿記2級の試験日や試験時間や出題形式や合格発表日など」について、お伝えしました。
日商簿記2級の本試験は、平成28年に大幅に改訂されましたが、試験日や試験時間や出題形式などは、従来と同じです。
先ほどもお伝えしたように、日商簿記2級の本試験は、年に3回も開催されます。
他の税理士試験などの資格試験は、年に1回しかないものもあるので、かなりのプレッシャーがかかりますが、日商簿記2級の本試験は、年に3回もあるので、気持ちの面では、気楽に挑むと良いでしょう。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級の合格をした人ではないでしょうか。
日商簿記3級にスムーズに一発で合格した人でも、日商簿記2級を勉強して難しい感じた人も多いと思います。
日商簿記2級は、日商簿記3級と比較しても、出題範囲の広さや各論点の難易度が大きく上がるために、苦戦する人もかなり多いです。
ご存知の人も多いと思いますが、平成28年に日商簿記2級の出題範囲の改訂が行われ、出題範囲が大幅に増えて、各論点の難易度も上がりました。
しかしながら、従来と同じように勉強すれば、必ず合格できるでしょう。
そこで、今回は、「日商簿記2級の1ヵ月前の勉強法について、合格をより確実にするための勉強方法」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
試験前になると、どこから手をつけていいのか悩む人も多いかと思います。
しかしながら、その手が止まる要因としては、勉強計画が定まっていないことが主な原因として挙げられます。
ですので、試験前までの4週間の勉強計画を立てることをおすすめします。
そうすれば、後は、その計画通りに勉強すれば、必ず本番の試験には、万全の状態で本試験に臨めるでしょう。
それでは、具体的にどのような計画を立てるのか説明します。
まずは、前半20日間と後半の10日間の2つに分けて計画します。
そして、前半の期間は、苦手論点の再復習期間
後半の期間は、過去問を解いて最終調整
これらの期間に分けて計画を立てます。
ただ、その前半と後半の期間ですが、人によっては、2週間ずつに分けても構いません。
ですので、自分の今の状況に合わせて、計画を立てて下さい。
それでは、それぞれ具体的に説明していきたいと思います。
スポンサーリンク
前半の期間では、自身の苦手論点の復習の期間とします。
これは、自分の中で苦手な論点について、その苦手な論点を克服する期間として復習します。
まずは、苦手な論点のテキストを再度読み込んで下さい。
その後、基本的な基礎問題を解きます。
そして、最終的には、その苦手論点の個別問題を解きます。
このように、3段階に分けて、1週間くらい継続して、同じ論点について、テキスト⇒問題という感じで繰り返します。
すると、1週間後には、人によっては、得意な論点となっていると思います。
とにかく、苦手な論点を本番の試験までに、いかに潰すことができるかが、試験の合否を分けると思います。
ですので、騙されたと思って、一度、お試し頂きたいです。
ただ、人によっては、苦手な論点がないという人も稀にいると思います。
そういう仕上がりの良い人は、自分の中で、不安な論点について、先ほどお伝えしたように、繰り返して下さい。
そうすれば、よりレベルアップをはかることができると思います。
本試験前の時間がないときに苦手論点にばかり時間を割きたくないという気持ちもわかりますが、本試験に苦手論点を抱えたままで臨むのは、危険すぎます。
ですので、1つでも、苦手論点がなくなるように、頑張っていきましょう。
そして、次の後半の期間では、最終調整として、過去問を解き続けます。
この過去問を解く期間ですが、最低でも、だいたい10回分くらい、3年分くらい遡って、過去問を解くことをおすすめします。
また、可能な人は、過去5年分くらい解くと良いでしょう。
日商簿記2級の本試験においては、過去に出題された問題が何回も出題されているため、過去に出題された問題については、必ず解けるようにしておきましょう。
このように、今回は、「日商簿記2級の1ヵ月前の勉強法について、合格をより確実にするための勉強方法」をお伝えしました。
日商簿記2級の1ヵ月前の勉強法については、
前半20日間と後半の10日間の2つに分けて計画します。
そして、前半の期間は、苦手論点の再復習期間
後半の期間は、過去問を解いて最終調整
これらの期間に分けて計画を立てます。
また、1ヶ月しかない時間の中で、勉強の状態があまりうまくいっていない人でも、大逆転はあるので、残りの1ヵ月しか残されていませんが、最後まであきらめないことが重要だと思います。
まずは、前半の期間で、苦手論点を少しでも克服し、そして、後半の期間では、過去問で最終調整をしていきます。
そうすれば、かなり力がついてくるでしょう。
良い結果が出ることを期待しています。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記3級にスムーズに合格した人でも、日商簿記2級の出題範囲の広さや各論点の難易度に苦戦している人も多いかと思います。
また、ご存知の人も多いと思いますが、平成28年に出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、日商簿記2級の難易度が上がりました。
しかしながら、従来と同じように勉強すれば、必ず合格できるでしょう。
それでは、今回は、「日商簿記2級の変更論点の200%定率法とは?」意味や定額法との違いを比較して徹底的に分析していきたいと思います。
スポンサーリンク
200%定率法とは、簿記を勉強している人でも、その意味を知らない人が多いかと思います。
しかし、ちょっとした意味を知っているだけで、記憶に残りやすくなると思いますので、説明していきたいと思います。
200%定率法とは、定額法に対しての200%ということです。
ほとんどの人が、200%定率法は、与えられた率を使用すれば、良い程度しか教えてもらえていないのではないでしょうか。
実は、私は、税理士試験の簿記論の受験時には、200%定率法自体の意味を知りませんでした。
ですから、与えられた率を機械的に使って、解いていました。
しかし、意味を知っているだけで、自分でも計算できたりできるので、知っておくと、かなり有利ではないでしょうか。
ちなみに、この200%定率法は、法人税法上、平成24年4月1日以後に取得された固定資産に使用されます。
そして、平成19年4月1日以降、平成24年3月31日以前に取得された固定資産については、定率法でも、200%ではなく、250%定率法を使用するようになっていました。
その250%定率法は、国側の税収という問題で、平成24年4月1日以降については、200%の定率法を使用するように改正されました。
定率法の意味と歴史としては、このような感じで、改正されました。
その200%定率法で、少し厄介なのが、償却費の計算です。
例えば、従来との定率法であれば、期首帳簿価額に償却率を乗じて、減価償却費を算出すると思います。
しかし、200%定率法は、
➀期首帳簿価額×償却率=減価償却費
②取得価額×保証率=償却保証額
これらのいずれか大きい額を減価償却費とします。
このように、200%定率法は、従来の減価償却費の計算と比較して、少し煩雑になることから、注意が必要となります。
スポンサーリンク
先ほどもお伝えしたように、200%定率法は、従来の定率法と比較してかなり煩雑になります。
ですので、従来よりも間違えやすい論点となったかと思います。
しかし、しっかりと意味ややり方を知っていれば、間違いにくくはなるでしょう。
それでは、先ほどもお伝えした、
➀期首帳簿価額×償却率=減価償却費
②取得価額×保証率=償却保証額
これらのいずれか大きい額を減価償却費とする、次の段階をお話ししたいと思います。
次の段階として、➀と②を比較して、もし②が大きくなった場合には、「改訂償却率」を使用します。
計算方法としては、②が大きくなった年度の期首帳簿価額に改訂償却率を乗じて算出します。
そして、その改訂償却率を乗じて算出した金額を減価償却費として計上します。
また、注意すべきポイントとしては、その改訂償却率を乗じて計算した翌期以降も改訂償却率を乗じた年度の期首帳簿価額を用いて、減価償却費を算出します。
例えば、期首帳簿価額が6,660円で、当期の機械の減価償却費を求める場合。
(改訂償却率を乗じて計算した年度×4年3月31日で、その年度の機械の期首帳簿価額が10,000円、改訂償却率0.334、当事業年度は、×5年3月31日)
10,000円 × 0.334 = 3340
このように、減価償却費を計算します。
ですので、決して、期首帳簿価額の6,660円を使用して、減価償却費を計算しないでくださいね。
一度は、誰もが間違ってしまうと思いますが、間違えないように注意しましょう。
このように、今回は、「日商簿記2級の変更論点の200%定率法とは?」意味や定額法との違いを徹底的に比較してみました。
200%定率法とは、定額法に対しての200%ということです。
そして、200%定率法の減価償却費の計算は、
➀期首帳簿価額×償却率=減価償却費
②取得価額×保証率=償却保証額
これらのいずれか大きい額を減価償却費とします。
そして、次の段階として、➀と②を比較して、もし②が大きくなった場合には、「改訂償却率」を使用します。
計算方法としては、②が大きくなった年度の期首帳簿価額に改訂償却率を乗じて減価償却費を算出します。
200%定率法は、従来の定率法とは少し複雑になりますが、意味ややり方を知っていれば、必ずできるようになるでしょう。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記3級に一発でスムーズに合格された人でも、日商簿記2級は、出題範囲が広く、各論点の難易度の高いと感じた人も多いかと思います。
また、ご存知の人も多いと思いますが、日商簿記2級は、平成28年に出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、出題範囲が大幅に増えて、各論点の難易度も上がりました。
ですから、実質的には、難易度が上がったように感じると思います。
しかしながら、為替手形や社債などの苦手な人が多い論点が、日商簿記2級の出題範囲から削除されたので、少しは負担は軽くなったようにも個人的には感じます。
そこで、今回は、「日商簿記2級の返品調整引当金の問題について、意味や流れや解き方」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
まずは、返品調整引当金について、どのようなものをいうのか、お伝えしていきたいと思います。
返品調整引当金とは、簡単に言えば、
販売した商品について、将来、発生が見込まれる「商品の返品」の利益部分を引当金として、「負債」計上することです。
ちなみに、売上返品の処理は、売上値引や売上割戻と同じように、売上時の処理の逆仕訳して、売上の処理を取消していました。
しかし、返品調整引当金は、先ほど紹介した、売上返品や売上値引、売上割戻とは異なり、売上時の翌期以降に返品されることを過去の返品率から見込んで、算出することになります。
それでは、実際の会計処理としては、
➀返品調整引当金の繰り入れ
②返品時
これら2つが、返品調整引当金の会計処理の流れとなります。
それでは、個別に一つずつ説明していきたいと思います。
スポンサーリンク
返品調整引当金の繰り入れは、当期末の売掛金残高に返品率と売上総利益率を乗じた金額を損益計算書の売上総利益から控除するとともに、同額を返品調整引当金として、貸借対照表の流動負債に計上します。
ですので、決算時に、この返品調整引当金を計上することになります。
算式としては、下記のようになります。
売掛金残高 × 返品率 × 売上総利益率 = 返品調整引当金
ちなみに、この返品率や売上総利益率は、問題文で与えられるので、それらを使用して、返品調整引当金を算出します。
それでは、例題で確認してみましょう。
例えば、×1年3月31日に売掛金残高10,000円(返品率10%、売上総利益率30%)の場合は、
10,000円 × 10% × 30% = 300円
仕訳としては、
返品調整引当金繰入(売上総利益から控除) 300円 / 返品調整引当金(流動負債) 300円
返品時の会計処理は、前期に計上した返品調整引当金を取り崩すことになり、商品の原価部分について仕入勘定を用います。
仕訳としては、
仕入 ××× / 売掛金 ××××
返品調整引当金 ××
このようになります。
それでは、例題で確認してみましょう。
前期に販売した商品のうち、100円(原価70円)が返品された。前期に、返品調整引当金を300円設定している。
仕入 70円 / 売掛金 100円
返品調整引当金 30円
このような仕訳となります。
日商簿記2級では、問題文で原価部分については、与えられるので、それに従って解答しましょう。
このように、今回は、「日商簿記2級の返品調整引当金の問題について、意味や流れや解き方」をお伝えしました。
返品調整引当金は、販売した商品について、将来、発生が見込まれる「商品の返品」の利益部分を引当金として、「負債」計上することです。
返品調整引当金の会計処理は、下記のようになります。
➀返品調整引当金の繰り入れ
②返品時
返品調整引当金は、先ほどもお伝えしたように、問題文で返品率や売上総利益率などが与えられるので、それを用います。
ちなみに、法人税法上ですが、貸倒引当金と返品調整引当金のみが唯一引当金が認められています。
なぜなら、法人税法上は、原則として見積計上を認めていないからです。
ですので、会計上では賞与引当金や退職給付引当金などを計上するとは思いますが、法人税法上は、一切認められません。
ですから、少しのマメ知識として知っておくと良いでしょう。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記2級は、日商簿記3級に一発でスムーズに合格した人でも、苦戦していることが多いです。
それは、日商簿記2級は、日商簿記3級と比較して、出題範囲の多さに圧倒されてしまうことや各論点の難易度もかなり上がることからです。
また、ご存知の人も多いと思いますが、平成28年に出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、日商簿記2級の合格は、かなり難しくなったと思います。
しかしながら、従来と同じように勉強すれば、日商簿記2級の本試験には、必ず合格できるでしょう。
ですので、合格するという強い気持ちを持ち続けることが重要です。
そこで、今回は、「日商簿記2級の問題集を解く意味について、問題を解きまくる目的や効果」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
先ほどもお伝えしたように、日商簿記2級の本試験は、難易度が従来よりもかなり上がりました。
しかし、やるべきこととしっかりとやれば、必ず合格できるので、1日1日を大切に頑張っていきましょう。
それでは、本題に入っていきたいと思います。
日商簿記2級については、よく耳にすることとして、「問題集を解きまくりなさい」と聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
それでは、なぜ、問題集を解きまくる必要があるのか。
私も税理士試験の簿記論の受講をしていた時の講師から、「電卓が壊れるくらい問題を解いて下さい。」と言われた記憶があります。
しかし、今思えば、「電卓が壊れるくらい、たくさんの量の問題を解いて下さい」ということかなと思います。
それでは、その問題をたくさん解く効果とは、
➀解き方を身につける
②慣れることで、短時間で問題を解けるようにする
③得意にする
様々な目的がありますが、これら3つが、主な目的でしょう。
それでは、個別に一つずつ説明していきたいと思います。
スポンサーリンク
➀は、問題をたくさん解くことによって、問題パターンや解き方を身につける効果があります。
このたくさん解くというのは、人それぞれ異なるので、何回解けば良いのかはお伝えできませんが、
多い人なら、同じ問題を20回以上も解いている人もいます。
私もかなりの量の問題を解きましたが、おそらく問題によっては、30回以上は、同じ問題を解いたと思います。
ただ、全ての問題を30回以上を解いたわけではありません。
苦手な論点の問題は、毎日確認していたので、結果的に30回以上解いたことになりました。
そうすることで、問題パターンや解き方が瞬時に頭に出てくるようになるのが、最終目的です。
ですので、問題を解きまくるというのは、日商簿記2級に少しでも早く合格したいのなら、必要不可欠かもしれません。
②は、問題をたくさん解くことによって、その論点について慣れることで、短時間に解けるようになります。
たくさんの量の問題を解けば、気がつけば、スラスラと仕訳が出てきますし、悩むことも少なくなります。
ですので、日商簿記2級の本試験で、初見で見る問題に対して、本来はかなりの時間がかかるところを、短時間で解法が出てくることで、気持ちの余裕が出てきます。
そして、もし難しく時間のかかりそうな論点が出題されても、落ち着いて解く時間が生まれて、結果として、正確な解答が出せることもあります。
ですから、短時間で解けるようにすることは、本試験においても、他の人と比較して、かなりのアドバンテージになると思います。
③は、たくさんの問題を解くことによって、得意論点とすることができます。
これは、全ての論点が得意になることはかなり難しいとしても、簿記はパターン化された論点も多いので、たくさんの量の問題を解けば、得意とできる論点も多々あります。
ですので、少しでもたくさんの論点を得意としていきましょう。
そして、その結果として、得意論点が多ければ多いほど、合格確率は少しずつ上がるでしょう。
ですので、たくさんの問題をこなすことによって、得意論点を増やしていきましょう。
このように、今回は、「日商簿記2級の問題集を解く意味について、問題を解きまくる目的や効果」をお伝えしてきました。
問題をたくさん解きまくる効果としては、
➀解き方を身につける
②慣れることで、短時間で問題を解けるようにする
③得意にする
他にも効果はありますが、これら3つが主な効果として考えられます。
簿記2級に関しては、問題をたくさんことで、合格までの道のりを大きく縮めることができます。
ですので、少しでもたくさんの量の問題を解くことによって、
解き方を身につけ、短時間で解けるようになり、得意論点を増やしていきましょう。
そうすれば、気がつけば、簿記が楽しくなり、本試験でも良い結果が出ることでしょう。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記2級は、日商簿記3級に一発で合格した人でも、出題範囲の広さや各論点の難易度の高さに圧倒されていることも多いです。
そして、ご存知の人も多いと思いますが、日商簿記2級は、平成28年に出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、出題範囲が大幅に増えて、各論点の難易度も上がりました。
しかしながら、従来と同じように勉強すれば、必ず合格できる試験です。
ですので、やるべきことをしっかりとやることにより、早期の合格を目指しましょう。
そこで、今回は、「日商簿記2級のケアレスミスが多い人について、確実に点数が伸びる要因と対策」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
先ほどもお伝えしたように、日商簿記2級は、難易度が上がりましたが、やるべきことをしっかりとすれば、必ず合格できます。
しかしながら、なかなか得点が伸びない人も中にはいるでしょう。
そういう人のために、今回は、そのケアレスミスが多い人の特徴を知ることによって、改善して頂くことで、得点アップにつなげて頂ければと思います。
それでは、本題のケアレスミスが多い人の特徴について、お伝えしていきたいと思います。
ケアレスミスが多い人の特徴は、
①問題文の斜め読み
②暗記すべきものを暗記していない
③論点の計算パターンがわかっていない
これら3つがケアレスミスが多い人の主な特徴として、挙げることができます。
ですので、これら3つについて、個別に一つずつ説明していきたいと思います。
スポンサーリンク
➀は、ケアレスミスが多い人の特徴の代表ですね。
➀は、問題文自体をしっかりと最後まで読んでおらず、しっかりと読めば正確な解答を導びけるはずなのに、間違ってしまうタイプです。
ホントこれは、わかっているのに間違ってしまうので、勿体ないです。
私も以前は、問題文の斜め読みによって、わかっているのに間違うことが多かったので、間違ってしまう人の気持ちはわかります。
ただ、しっかりと読むことによって、かなりの得点アップにつながるので、問題文には重要な前提が書かれていますので、しっかりと読みましょう。
それでは、実際の➀の対応策ですが、
問題文の途中で、スラッシュ(/)をつけたり、重要な部分は波線を引いたり、〇で囲うようにしています。
そうすることで、ミスを防ぐことができるでしょう。
要するに、ポイントとなるところに、目立つようにします。
これは、人それぞれなので、とにかく間違えないような工夫をしましょう。
②は、暗記すべきことすらできていないタイプです。
正確な解答は、中途半端な暗記しかできていない人は、出すことができません。
正確に暗記すべきことを暗記できていないと、答えを出す時も、途中で迷ってしまったり、なんとなくで解いてしまうために間違うのです。
ですから、暗記すべきところは、しっかりと暗記することが重要です。
③は、そもそも計算パターンがわかっていないタイプです。
これは、単なる問題演習の不足ですね。
簿記は、とにかく一つの取引でも、複数の処理が求められます。
ですので、苦手な論点については、繰り返し問題演習をすることによって、定着させていきます。
この③の対応策としては、苦手な論点がある人については、とにかく毎日1題でも良いので、個別問題を解くことをおすすめします。
そうすれば、気がつけば、苦手論点も得意な論点となっていることが多いです。
ですから、苦手な論点がある人は、ひたすら問題演習をすることよって、苦手意識を克服していきましょう。
このように、今回は、「日商簿記2級のケアレスミスが多い人について、確実に点数が伸びる要因と対策」をお伝えしました。
ケアレスミスが多い人の特徴としては、
①問題文の斜め読み
②暗記すべきものを暗記していない
③論点の計算パターンを暗記していない
これら3つが、主に考えられます。
しかし、このケアレスミスは、気をつけるだけで、かなりの得点アップにつながるので、ケアレスミスが多い人は、自分で振り返りを行うと良いでしょう。
日商簿記2級の本試験は難易度が上がりましたが、一つ一つの論点を確実に解けるようになれば、必ず合格できるはずです。
ですから、早く合格できるように、日々頑張りましょう。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記2級は、日商簿記3級と比較して、出題範囲が広く、そして、各論点の難易度が上がるため、苦戦している人も多いと思います。
しかしながら、従来と同じように勉強すれば、必ず日商簿記2級に合格できるので、不安に思わないで下さいね。
そこで、今回は、平成28年の出題範囲の改訂により、追加された「所有権移転外のファイナンス・リース取引の借手側の処理について、意味や流れや解き方」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
所有権移転外のファイナンス・リース取引は、平成28年に出題範囲が改訂されて日商簿記2級の追加論点となり、借り手側の処理のみが出題範囲となりました。
ですので、比較的学習しやすいと思います。
なぜなら、貸し手側の処理は、少し複雑になっているからです。
余談にはなりますが、また、苦手の人が多い、セールアンドリースバック取引も日商簿記1級の出題範囲として残っていますので、日商簿記2級の出題範囲とならなくてよかったと思います。
本題に戻しますが、ファイナンス・リース取引とは、簡単に言えば、
リースを支払うことで、コピー機などの他社所有の固定資産を使用する権利が与えられて、その使用によって生じる収益を得ることができる取引を言います。
そして、そのリース取引の借手側の処理を日商簿記2級では学んでいきます。
このファイナンス・リース取引は、売買取引に準ずる方法で会計処理を行います。
それでは、続いて、リース取引の処理について、見ていきたいと思います。
スポンサーリンク
リース取引の借手側の会計処理は、
➀リース取引開始時
②リース料の支払い時
③決算時
これら3つがリース取引に必要となってくる会計処理です。
それでは、個別に一つずつ説明していきたいと思います。
例えば、平成×1年4月1日にリース(所有権移転外のファイナンス・リース)により次の機械を取得しました。
(会計期間4月1日~3月31日)
リース期間 5年
耐用年数 6年(償却率0.500の定率法)
リース料 10,000円/年(見積現金購入価額 46,000円
支払利息 1,000円/年
リース資産 50,000円 / リース債務 50,000円
⇒取得時には、リース資産の取得価額は、リース料総額50,000円(10,000円×5年)を「リース資産」として資産計上します。
そして、リース資産計上額と同額を「リース債務」として、負債に計上します。
リース債務 10,000円 / 現金預金 11,000円
支払利息 1,000円
減価償却費 10,000円 / リース資産 10,000円
⇒所有権移転外のファイナンス・リース取引の場合は、残存価額がゼロでリース期間定額法で減価償却をします。
したがいまして、リース資産の取得価額50,000円を5年のリース期間定額法で減価償却を行うと、減価償却費10,000円(リース資産の取得価額50,000円÷5年=10,000円)となります。
このように、今回は、平成28年の出題範囲の改訂により、追加された「リース取引の借手側の処理について、意味や流れや解き方」をお伝えしました。
日商簿記2級の出題範囲に追加されたリース取引は、
所有権移転外のファイナンス・リース取引の借手側の処理のみなので、先ほどもお伝えしたように、①から③までの流れを理解しましょう。
所有権移転外のファイナンス・リース取引の借手側の処理で気をつけるポイントは、
決算時の減価償却のリース期間定額法の処理です。
そして、残存価額はゼロで、リース期間にわたって、定額法で償却します。
おそらく問題上は、あえて定率法などの償却りつの資料などもあるとは思いますが、絶対に引っかからないようにして下さい。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記3級に一発で合格された人も、日商簿記2級の壁にぶつかっている人も多いです。
ご存知の人も多いと思いますが、日商簿記2級は、平成28年に出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、出題範囲が大幅に増えて、各論点の難易度も上がりました。
しかし、従来と同じように勉強すれば合格できますので、心配されすぎないようにしてくださいね。
そこで、今回は、「日商簿記2級の圧縮記帳の問題について、意味や問題の流れや解き方」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
今まで、圧縮記帳を勉強してきた経験で言いますと、圧縮記帳の問題は解ける人も多いのですが、圧縮記帳の意味やなぜ行うのかを知らない人も多いので、まずは、圧縮記帳の意味について、お伝えしていきたいと思います。
圧縮記帳とは、
税務上の課税の繰り延べを行うための会計処理でありまして、その事業年度の税負担を軽減させるものです。
したがいまして、勘違いしてはいけないのが、税負担を控除させるものではないということです。
ですから、効果的としては、一時的に税負担を軽くして、資金繰りがしやすくなります。
ということは、長い目での減価償却の費用の面で見ると、総額の費用は同じということになります。
ですので、単なる費用の繰り延べにすぎないということですね。
このように、圧縮記帳は、単なる課税の繰り延べにすぎず、長い目でみれば、決して税額が減る訳ではないと覚えておきましょう。
スポンサーリンク
圧縮記帳の問題としては、積立金方式と直接減額法があるのですが、日商簿記2級においては、直接減額法のみが出題されます。
直接減額法は、
例えば、建物を取得する際に、国からの補助金を受けた場合に、その補助金を受贈益としますが、その受贈益を相殺するとともに、固定資産を減額することによって、課税が生じないようにすることです。
それでは、圧縮記帳の問題の流れを説明します。
➀補助金の交付
②固定資産の取得
③圧縮記帳
④減価償却費の計上
これらのように、圧縮記帳の問題としては、流れます。
それでは、個別に一つずつ説明していきたいと思います。
例えば、平成1年4月1日に10,000円の建物を取得し、国から2,000円の補助金を現金で受けた場合 (決算日3月31日 耐用年数10年、残存価額0、定額法 償却率0.100)
(借方)現金預金 2,000円 (貸方)受贈益 2,000円
⇒国から受けた補助金2,000円をそのまま受贈益として処理する。
(借方)建物 10,000円 (貸方)現金預金 10,000円
⇒建物の取得価額の10,000円を資産として処理する。
(借方)固定資産圧縮損 2,000円 (貸方) 建物 2,000円
⇒国から受けた補助金を圧縮損として、取得した建物の取得価額と減額する。
この処理は、➀で、受贈益として処理した利益を圧縮損として損失として計上することで、相殺す、同時に、建物の取得価額を減額します。
この③の建物の取得価額を直接減額する処理を圧縮記帳の直接減額法と言います。
(借方)減価償却費 800円 (貸方)建物 800円
⇒③で建物で減額した取得価額を基礎として、減価償却を行います。
このように、①から④までが圧縮記帳の直接減額法の流れとなります。
今回は、「日商簿記2級の圧縮記帳の問題について、意味や問題の流れや解き方」をお伝えしました。
圧縮記帳は、慣れるまではなかなか難しいかもしれませんが、慣れると確実に解けるようになるでしょう。
また、圧縮記帳を苦手とされている人は、まずは、圧縮記帳の意味や流れを理解した上で、問題を解くとスムーズに解くことができると思います。
ただし、もし、本試験の直前まで苦手の人は、先ほどもお伝えした、①から④まで流れを暗記して、機械的に解けるようにすれば、なんとか本試験の問題に対応できるでしょう。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人ではないでしょうか。
日商簿記3級に一発で合格された人も、日商簿記2級の出題範囲の広さや各論点の難易度の高さに苦戦している人も多いと思います。
ご存知の人も多いと思いますが、平成28年に日商簿記2級の出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、難易度がかなり上がりました。
しかしながら、従来と同じように勉強をすれば、必ず合格を勝ち取れる試験だと思います。
そこで、今回は「日商簿記2級の効果的な暗記方法について、おすすめの勉強のやり方」をお伝えしていきたいと思います。
スポンサーリンク
先ほどもお伝えしたように、日商簿記2級の出題範囲が大幅に改訂されたこともあり、覚えなければいけないことが多くなりました。
ですので、今まで以上に効率の良い勉強をすることが必要になってきました。
そこで、今回は、おすすめの暗記方法をお伝えしていきたいと思います。
①書いて覚える
②何度も読む
③ICレコーダーを使う
これらの3つの暗記方法がおすすめです。
それでは、個別に順番に紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク
➀は、オーソドックスな暗記方法です。
やり方としては、ひたすら覚えたい部分について、書き続けます。
大体、同じことを5回程度書くと、次第に覚えられると思います。
ただ、書いて覚える方法は、デメリットがあります。
それは、記憶したい部分を何回も何回も書いていくと、腱鞘炎になってしまいます。
私の周りでも、書いて覚える方法をして、腱鞘炎になった友人も多いです。
ですから、ある程度書くのは良いとは思いますが、1日中書き続けると腱鞘炎になりかねないので、注意が必要です。
②は、おすすめの一つの手法です。
②のやり方としては、覚えたい部分を何度も読み続けます。
そうすることによって、記憶にとどめておく方法です。
私は、②の手法で、税理士試験の理論については、暗記しています。
とにかく1日に何回も何回も同じ箇所を読み続けて、覚えています。
私の場合は、ある1ページの丸暗記であれば、同じページを1日に10回以上は読み続けます。
コツとしては、何時間も同じ箇所を読むのではなく、30分おきに1回読むとか、1日に何回かに分けて読みます。
そうすれば、次第にスラスラ言えるようになります。
ただ、その覚えたいページは、翌日になれば、半分くらいの記憶になってしまうので、再度同じように10回以上読みます。
それを3日~5日くらいかけて同じようなことを繰り返します。
そうすれば、ほぼ記憶として定着するでしょう。
私でも、3日~5日でほぼ完全に記憶できるので、早い人なら2日~3日で完全に記憶できるのではないでしょうか。
そして、1週間後や1ヵ月後に覚えた箇所を思い出すとさらに、厚く記憶として残ります。
ですので、記憶は、1日で完ぺきに暗記できるとじゃ思わないでくださいね。
長い時間をかけて、長期記憶にするのが、理想でしょう。
③は、暗記したい箇所をICレコーダー自分の声で、録音して、何度も聞く方法です。
この手法は、耳から記憶に残す方法ですが、電車の中や移動中など、どこでもできる方法なので、おすすめです。
私も、この③の手法は、取り入れています。
ちなみに、ICレコーダーは、3,000円~5,000円くらいのものを買うと良いでしょう。
しかも、パソコンで簡単に編集しやすいように、USBタイプのものがおすすめです。
ただ、③の手法は、録音するのに手間がかかるというのが、デメリットではあります。
しかし、自分の声で録音すれば、記憶にも残りやすいので、私はぜひ試してほしいですね。
このように、今回は、「日商簿記2級の効果的な暗記方法について、おすすめの勉強のやり方」をお伝えしました。
おすすめの暗記方法は、
①書いて覚える
②何度も読む
③ICレコーダーを使う
これらの3つです。
この中で、おすすめなのが、②、③ですが、②と③を組み合わせた方法でも良いのではないでしょうか。
暗記方法は、様々ですが、膨大な量の暗記が必要な日商簿記2級では、いかに効率的に暗記をするかが合否を分けると思います。
ですので、ぜひお試しいただきたいと思います。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
スポンサーリンク
]]>