Advertise with Googlier.com ありちゃんねる http://arichannel.jp 新潟大学 有川宏幸研究室 から情報発信!! Fri, 14 Apr 2017 12:06:18 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.19 特別支援教育の「いま」を、ゆる~く、勝手にわかりやすくお届けしています。 ありちゃんねる ありちゃんねる ありちゃんねる ありちゃんねる http://arichannel.jp/wp-content/uploads/powerpress/Podcasttop.jpg http://arichannel.jp c9c7bad3-4712-514e-9ebd-d1e208fa1b76 77523353 「お化粧スキル」の教え方と維持に必要なことは? http://arichannel.jp/2017/04/14/%e3%80%8c%e3%81%8a%e5%8c%96%e7%b2%a7%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%ab%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88%e6%96%b9%e3%81%a8%e7%b6%ad%e6%8c%81%e3%81%ab%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%af/ http://arichannel.jp/2017/04/14/%e3%80%8c%e3%81%8a%e5%8c%96%e7%b2%a7%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%ab%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88%e6%96%b9%e3%81%a8%e7%b6%ad%e6%8c%81%e3%81%ab%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%af/#respond Fri, 14 Apr 2017 12:06:18 +0000 http://arichannel.jp/?p=1460

障害のある生徒にもない生徒にも、ライフスキルの重要性が言われています。ライフスキルとは、簡単に言ってしまえば「生きていくために必要な力」と言えます。

世界保健機関(WHO)は、ライフスキルを「日常の様々な問題や要求に対し、より建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」と定義しています。

中でも最も重要な項目に(1)意思決定能力、(2)問題解決能力、(3)創造的思考、(4)批判的思考、(5)効果的なコミュニケーション能力、(6)対人関係の構築と維持能力、(7)自己認識、(8)共感する能力、(9)感情を制御する能力、(10)緊張とストレスに対処する能力

としています。

少々わかりにくいのですが、要は「自律した生活」を送る上で必要な力と考えればよいかと思います。

朝起きて、寝るまでにしていることは、ほとんどがライフスキルになりますし、人と接した時にあれこれ気をつかったり、休日の余暇の過ごし方などもこのスキルに含まれます。

入所施設などでお話を聞かせてもらうと、高齢の入所者の方は、身辺のことを自分で出来る方が多くいると伺います。中でも縫物などを自分でする方が結構いると聞きます。どうやら時代によっては、服や着物が破れたら自分でなおすことが生活であたり前であり、生きていくために親御さんが「必死になって教えてきた」と施設長さんが話されていました。一方、こうしたスキルを身につけている方の多くが、余暇の過ごし方のレパートリーが少ないことが問題となっています。

ライフスキルは、時代の鏡でもあるようです。この時代に大切にすべきライフスキルとは、何なのかを考える必要がありそうですね。

さて、ライフスキルと言えば、自分自身の生活について振り返る必要があります。私の1日と言えば朝起きて、顔を洗って1日が始まります。整髪は、紙が短いのでしませんが、髭は伸ばしているので揃えます。

食事、掃除、洗濯なども自分で行っていますが、一人暮らしとなると計画的にこれらを行っていかなければなりません。「今日は面倒だな・・・」などと考えているとたちまち生活が乱れます。

生活の乱れは心の乱れなどと言ったりしますが、これはある意味あたっています。と言うより、忙しくなって、気持ちにゆとりがなくなり、また忙しくなり疲れがたまると、次第に覚醒水準も下がり「注意の持続」の点でいろいろな困難が出てきます。「片付け」と「注意」の関係が密接に関係していることをこの時に実感します。

いずれにしても1日の流れは連鎖していき、それが一週間になり、一年に繋がっていくことになります。安定した生活になるのか、それとも荒れた生活が続くのかは、結局の所、毎日の積み重ねなのですね。となると「持続的に一瞬の生活を、どのように管理していくのか」と言うことも、長い期間を見通して検討されていかなければなりません。

話は変わりますが、ライフスキルに関連することとして「身だしなみ」があります。私は男性なので人生においてあまり考えたことはありませんが、女性であれば「化粧」がこの中に入ります。女性の化粧は「身だしなみ」の中では重要なスキルとなると言われています。私は化粧をする習慣がありませんので、よくわかりませんが毎朝、化粧をすることも、帰ってから化粧を落とすことも大変な作業だと思っています。

一方で、化粧が心理的に生活の中にどのように作用しているのかを考えることもなかなか面白いものです。このあたりも、男性にはわからない心理ですが・・・(化粧をするかどうかで性を議論することは間違っているのかもしれません。すみません、異論のある方ご意見ください)。

数年前の卒業生が「綺麗はつくれる」と言っていましたが、化粧スキルを身につけることで随分と積極的な行動が増えた事が、一昨年度に行った研究でもわかっています。もちろんすべての人がそうであると言い切れませんが、心理面において肯定的に作用することをねらったセラピーなどもあるので、いろいろと実践をしていくことは面白いかと思います。

今回は、化粧スキル研究の第三弾です。今回は、特別支援学校に通う知的障害のある生徒達への化粧指導プログラムになります。テキスト、動画(i Pad)の作成、そして歌(お化粧の手順をラップ調にしたもの)を使っての指導です。卒業論文の紀要はこちらになります。

また、研究の成果の測定過程で思わぬ課題が明らかになりました。このあたり、学生と対談しています。

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http://arichannel.jp/2017/04/14/%e3%80%8c%e3%81%8a%e5%8c%96%e7%b2%a7%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%ab%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%95%99%e3%81%88%e6%96%b9%e3%81%a8%e7%b6%ad%e6%8c%81%e3%81%ab%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%af/feed/ 0 障害のある生徒にもない生徒にも、ライフスキルの重要性が言われています。ライフスキルとは、簡単に言ってしまえば「 ... 障害のある生徒にもない生徒にも、ライフスキルの重要性が言われています。ライフスキルとは、簡単に言ってしまえば「 ... ありちゃんねる 25:02 1460
「とけあい動作法」を学ぶには http://arichannel.jp/2017/04/06/%e3%80%8c%e3%81%a8%e3%81%91%e3%81%82%e3%81%84%e5%8b%95%e4%bd%9c%e6%b3%95%e3%80%8d%e3%82%92%e5%ad%a6%e3%81%b6%e3%81%ab%e3%81%af/ http://arichannel.jp/2017/04/06/%e3%80%8c%e3%81%a8%e3%81%91%e3%81%82%e3%81%84%e5%8b%95%e4%bd%9c%e6%b3%95%e3%80%8d%e3%82%92%e5%ad%a6%e3%81%b6%e3%81%ab%e3%81%af/#respond Thu, 06 Apr 2017 12:43:30 +0000 http://arichannel.jp/?p=1444 みなさん動作法をご存じですか?

私は、はじめてこの言葉を聞いたときに、お茶やお花の「作法」のイメージにつながってしまいました。きっと、多くの方には馴染みはありませんね。

動作法は、我が国オリジナルの心理療法です。始まりは催眠研究にあります。日本の催眠研究の第一人者である九州大学(当時)の成瀬悟策先生らが行った脳性麻痺の青年の手や腕が、催眠暗示で動いたという報告に始まっています。

こう説明されるとなんとなく「怪しい・・・」と思われがちですが、実際に催眠暗示により、これまで挙がらなかった腕が少しずつ動いていく実験の様子が記録された8mmフィルムの映像を見たことがあります。「脳性麻痺が治るのか!」と誤解されそうですが、あくまでも催眠状態での様子であり、また明らかに麻痺がなくなった状態が映っていたわけではありません。動作法により、日常的に「麻痺が治った」と言う、劇的な改善を示したものではなかったので、このあたりは誤ったメッセージを送らないようにしなければなりません。ただ、これらを詳細に説明するとなるとおそらく、ブログなどではとても足りません。いずれにしても、大発見であったことは確かです。興味がある方は、専門書が多数出ているのでそれをお読みいただく方がよいでしょう。

この動作法ですが、今日では、脳性麻痺のある方への動作改善へのアプローチに留まらず、発達障害のある子ども達や、スポーツ選手、高齢者などへも応用され、臨床動作法として多くの心理臨床の現場で使われています。また阪神淡路大震災や東日本大震災の際にも、心のケアに使われてきました。

さて、かくいう私も、動作法との出会いは、応用行動分析学との出会いよりも遡ります。自閉症スペクトラム障害のある子ども達に「腕上げ動作法」をしたことが始まりです。社会人になった後も、毎週末の土曜日は、動作法の研究会に参加していました。当時は既に応用行動分析学についても学んでいましたが、インテーク時などでは、動作法から入ることはよくありました。

その動作法に「とけあい動作法」と言うものがあります。これは文教大学の今野義孝先生により開発されたアプローチです。今野先生は、私をこの業界に導いてくれた恩師でもあります。私が学生の時、ちょうど今野先生は「とけあい動作法」についてあれこれと試行錯誤しているまっただ中でした。おかげで、このアプローチについて、白熱した議論をしている先生の様子を近くで拝見しましたし、時には学生とも熱心に議論されることもよくありました。また、研究のお手伝いのようなこともさせていただきました。

ただはずかしいことに、当時の私は明らかに勉強不足でしたので、「動作法」についても、また「とけあい動作法」についても、理論と実際のアプローチの様子がどうにも繋がらず、いつも半信半疑でした。

首をひねって「わからん」と言うそぶりを見せようものなら、「ありちゃん、じゃ、体験してみましょう」と直接手ほどきを受けることがしょっちゅうでした(といっても、ひたすら「とけあい動作法」を体験するのですが・・・)。

私がこのアプローチについて、「わかった」のはそんなこんなのやり取りが一年ほど続いてからのことです。

その瞬間は鮮明に覚えているのですが、「体験」と「観念」がようやく繋がった感覚でした。まさに、自分が「わかった」と言う感覚でした。

今振り返ると、私自身、小さい頃から「体」と「心」のつながりというのが希薄だったのではないかと思います。なので、昔から身体がボロボロになるまで、とことんやってしまい、その後電池が切れたようにパタッと動かなくなるような感じでした。

今は、「疲れた」という感覚が実感できるのでそこまで行くことはなくなりましたが、これも動作法を通じて身体への気づきが促された事によるものではないかと思います。

そういう意味では、動作法を通じて自己を見つめ、他者に気づくことを学んできたように思います。

さて、今回のボイスジャーナルは、この「とけあい動作法」を多くの人に実践してもらうためにどのようなプログラムを提供すればよいか、あれこれ話をしています。

私も以前から「とけあい動作法」を、ペアレントトレーニングの中に組み込めないかと考えていたのですが、学生も虐待の予防の観点から、もっと普及していく必要があるのではないかと考えていました。残念ながら、この研究に参加してもらえる親御さんが見つからず(かなり実験的要素が強いので)、まずは成人(学生)の参加者に実践してプログラムの有効性から検討してみることになりました。

(このブログ自体は1年前に書いたものです。一昨年度に録音しておいたものをアップしています。なお、この研究の続きは、この春卒業した学生が発達障害のある就学前の親子で実際に成果を上げています。その研究はこちら。)

研究を通して、改めて動作法の奥深さを知ると共に、学生の頃にあれこれ考えていたことを、また自分の教え子と考えていることがなんとも面白くもありました。

 

本研究が掲載されている紀要は以下になります。

石崎 萌子「とけあい動作法」による愛着促進プログラムの開発 ―大学生を対象としたプログラムの妥当性の検討―  」

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http://arichannel.jp/2017/04/06/%e3%80%8c%e3%81%a8%e3%81%91%e3%81%82%e3%81%84%e5%8b%95%e4%bd%9c%e6%b3%95%e3%80%8d%e3%82%92%e5%ad%a6%e3%81%b6%e3%81%ab%e3%81%af/feed/ 0 みなさん動作法をご存じですか? 私は、はじめてこの言葉を聞いたときに、お茶やお花の「作法」のイメージにつながっ ... みなさん動作法をご存じですか? 私は、はじめてこの言葉を聞いたときに、お茶やお花の「作法」のイメージにつながっ ... ありちゃんねる 28:20 1444
障害者アートについて考える http://arichannel.jp/2017/04/04/%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b/ http://arichannel.jp/2017/04/04/%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b/#respond Tue, 04 Apr 2017 03:58:33 +0000 http://arichannel.jp/?p=1183 昨年に続き、「障害者アート」についての研究です。私も、この研究はかなり入れ込んでいます。

昨年度は、学生が障害者アートをどのように見ているのかを調べてみましたが、そこでわかったのは「障害のある人が作った作品」という情報が加わると、作品への評価は高くなりました。

私たちが日頃、何気に使っている「障害者アート」ですが、海外では少々異なります。フランスでは、画家のJean Dubuffetが提唱した、本当に「生」の芸術と言う意味でArt Brut (アール・ブリュット)と呼ばれています。それをイギリス人の著述家・Roger Cardinalがoutsider art (アウトサイダーアート)と英訳しています。また、日本でも可能性の芸術運動を展開している播磨靖夫氏は、障害者の芸術が他のアート作品よりも下に見られていることに疑問を感じ、その可能性を広く多くの人に知ってもらうためにAble Art (エイブルアート)と呼んでいます。

日本においては、「障害者アート」は、芸術性の観点と、福祉的観点の両面があると言われていますが、このあたりの表現の問題はやはり大きいかもしれません。

さて今回は、昨年行った「障害者アート」についての評価を、教員や福祉施設の職員がどのように評価するかをテーマにした研究の紹介です。中でも、通常学級の教員と、特別支援学校の教員との間で意識に違いがあることなどを話しています。

 

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http://arichannel.jp/2017/04/04/%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b/feed/ 0 昨年に続き、「障害者アート」についての研究です。私も、この研究はかなり入れ込んでいます。 昨年度は、学生が障害 ... 昨年に続き、「障害者アート」についての研究です。私も、この研究はかなり入れ込んでいます。 昨年度は、学生が障害 ... ありちゃんねる 26:48 1183
障害者スポーツの指導技術を問い直す? http://arichannel.jp/2016/04/07/%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e3%81%ae%e6%8c%87%e5%b0%8e%e6%8a%80%e8%a1%93%e3%82%92%e5%95%8f%e3%81%84%e7%9b%b4%e3%81%99/ http://arichannel.jp/2016/04/07/%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e3%81%ae%e6%8c%87%e5%b0%8e%e6%8a%80%e8%a1%93%e3%82%92%e5%95%8f%e3%81%84%e7%9b%b4%e3%81%99/#respond Thu, 07 Apr 2016 08:55:56 +0000 http://arichannel.jp/?p=1091 四回にわたって、27年度、研究室で行われた卒業研究を紹介いたします。

今回は、障害者スポーツの話です。

ここ最近、オリンピックイヤーと言うこともあって、「パラリンピック」と言うことばをよく耳にします。

ところがパラリンピックの知的障害者競技は、2000年に開催されたシドニーパラリンピック以降、しばらく開催されていませんでした。

理由は、知的障害バスケットボールで、スペインチームの選手替え玉事件が発覚したからです。少々信じ難い話なのですが、優勝したスペインチームの選手、12人のうち、10人が知的障害のない選手でした。

後に、内部告発によりこの問題が明らかになり、それ以来、パラリンピックの知的障害者の競技については、ロンドンパラリンピックで一部復活するまで開催されませんでした。

そのため知的障害者のスポーツ大会は、パラリンピックよりもスペシャルオリンピックス(SO)に注目が集まっています。

スペシャルオリンピックスの起源は、あのジョン・F・ケネディの妹のユニス・シュライバーが、自宅の庭を開放してデイキャンプを行ったのがその始まりと言われています。

一説には、ユニスの姉のローズマリー(障害があったと言われています)との生活に、その活動のきっかけがあったとも言われています。

つい最近、このスペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲームが新潟で開催されていたので、新潟県では、馴染みがあるスポーツ大会なのではないでしょうか。

さて、今回のボイスジャーナルでは、スペシャルオリンピックス・バスケットボール ビギナーズプログラムのコーチとなってしまった(!?)学生ボランティの話です。

彼は、もともとバスケットボールをやっていた訳ではありません。もちろん、指導についても素人でした。バスケットボールの技術向上に何が必要なのかもわからないわけですから指導を受けるアスリートも、どうしたら上手くなるのか、わからないわけです。

これまでにも学生の卒論や、ボランティア活動をみていて思うのですが、教えるためには、やはり一定程度の知識や経験がないと、どうすることもできません。指導する技術(必ずしもフィジカルなものを意味しませんが)がないのに、指導についての研究など、本来は出来ないはずなのです。

「障害者スポーツなら、自分でも教えられる」などと言う気持ちは大間違いであり、その程度の準備で研究がうまくいくと言うことも100%ありません。

もちろん、共に活動すると言うことに、意味がないわけでもありませんし、それ自体を否定をするものではありません。

ただ、この数年、いろいろな形で余暇指導というものに関わってきて、技術の向上が子どもたち、生徒さんたちの「生活の質」を大きく変えていくことを感じています。そこから、際限のない向上心につながっていく可能性もあるのです。

そんな彼らの「もっと、うまくなりたい」と言う気持ちに応えるためには、当然、高い指導技術は必須の条件となります。

そこで今回、この研究を進めるに当たり、私が学生とかなりの時間、議論してきたことは、「教える側の専門性」についてです。「障害者にどうやって教えるか」ではなく、「障害者に教えるために我々に必要とされる専門性とは何か」こそが、実はこの研究の鍵になっています。

そのために、彼や私が持つ強み(そのほとんどは特別支援教育について学ぶ中で、私たちが手に入れてきた技術)をどれだけ活かしていけるか、フィジカルな動きの弱さ、圧倒的に不足しているバスケットボールの専門的知識を、誰のサポートを得ることで補っていくか(外部のスペシャリストを研究に引き入れるバイタリティ)について、準備の段階から随分と話してきました。

その成果が、今回の研究ということになります。

ボイスジャーナルでは、いろいろと紆余曲折あったエピソードも交えて、対談しています。

ボイスジャーナルへ

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http://arichannel.jp/2016/04/07/%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e3%81%ae%e6%8c%87%e5%b0%8e%e6%8a%80%e8%a1%93%e3%82%92%e5%95%8f%e3%81%84%e7%9b%b4%e3%81%99/feed/ 0 四回にわたって、27年度、研究室で行われた卒業研究を紹介いたします。 今回は、障害者スポーツの話です。 ここ最 ... 四回にわたって、27年度、研究室で行われた卒業研究を紹介いたします。 今回は、障害者スポーツの話です。 ここ最 ... ありちゃんねる 19:40 1091
「発達が気になる乳・幼児のこころ育て・ことば育て」出版しました!! http://arichannel.jp/2015/12/08/%e3%80%8c%e7%99%ba%e9%81%94%e3%81%8c%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e4%b9%b3%e3%83%bb%e5%b9%bc%e5%85%90%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%93%e3%82%8d%e8%82%b2%e3%81%a6%e3%83%bb%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%b0/ http://arichannel.jp/2015/12/08/%e3%80%8c%e7%99%ba%e9%81%94%e3%81%8c%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e4%b9%b3%e3%83%bb%e5%b9%bc%e5%85%90%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%93%e3%82%8d%e8%82%b2%e3%81%a6%e3%83%bb%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%b0/#respond Tue, 08 Dec 2015 13:40:34 +0000 http://arichannel.jp/?p=1025 スクリーンショット 2015-11-27 18.34.32

ジアース教育新社より「発達が気になる乳・幼児のこころ育て・ことば育て-子どもを育む話100選-」が出版されました。

本日から、amazonでの購入も可能となったのですが・・・・もう品切れとなってまして。(12月9日PM6時現在、在庫ありとなっています。Amazonからもお買い上げいただけます)

きっと、それほどたくさん納品していなかったのかと。プレミア本もどっかの書店で6,488円の高値がついていますが、著者自ら「これはないだろうと・・・」と思います。気軽に手にとれるというコンセプトで書いたのに、これではいけません。

早く納品していただきたいものです。

たぶん、ジアース教育新社のサイトからであればすぐに手に入るかと思います。一番下にリンク貼ってありますのでポチッといってください。

この本のタイトル、いろんな憶測があるようですが「育て」には二つの意味があります。

「育て~!!」と言う「願い」と、日常の中での「子育て」です。タイトルをつけるだけで結構悩んだのですよ。実際は・・・・

「発達が気になる」と言うところも、障害のあるお子さんや、「発達凸凹(障害)」のあるお子さんのことだけを意味していません。子どもの発達が気になっている、もしくは気になった人のための本です。「子どもの発達って、結構面白いな」と思っていただけると嬉しい限り。

かく言う私も、子育ての中で子どもの発達が気になった一人ですから、自分がまずは読みたかった本を書いてみました。

現在、子育て真っ最中の親御さんや、毎日、子どもの保育に追われ、なかなかゆっくり本を読んでの学びの機会が作れない保育士さんや幼稚園の先生、健診や発達相談の中でいろいろと助言を求められた時、ちょっと「発達の小話」があると仕事の幅が広げられる保健師さんや相談員の方たちに、気軽に手にとってもらえるようにと思って書いています。もちろん、うちの学生には一番買ってもらいたいのですが・・・これから必ず役に立つと思うし、子どもの乳幼児期の発達について知っていると教育にも役立つのです。

一つのお話は、短いブログ程度の長さですから、子育てや保育の合間に「さっと」読めます。休み時間でも読めます。トイレの中でも読めます・・・

「よ~し読むぞ!勉強すっぞ」と言うのではなく、ちょっと開いて読んでみて、また時間のある時にちょっと読むという本です。

内容も、研究などの成果に基づいた子どもへの関わり方や、育て方を日常生活の中で実践できる内容で説明しています。誰もが普通に送っている生活の中でできることを取り入れることで、「生活の見方も変わるとよいな~」と思います。

難しい本ではないので、とりあえず手にとって読んでいただきたいのです。

とりあえず、手にとるためのサイトは下のサイトにアクセスを!!

ジアース教育新社からの購入はこちら

Amazonからの購入はこちら

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特集 小出薫氏(糸魚川きぼう法律事務所)×有川宏幸「障害者差別解消法について考える」第四回「権利の教育」 http://arichannel.jp/2015/11/29/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%80%e5%b0%8f%e5%87%ba%e8%96%ab%e6%b0%8f%e7%b3%b8%e9%ad%9a%e5%b7%9d%e3%81%8d%e3%81%bc%e3%81%86%e6%b3%95%e5%be%8b%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80x%e6%9c%89%e5%b7%9d%e5%ae%8f/ http://arichannel.jp/2015/11/29/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%80%e5%b0%8f%e5%87%ba%e8%96%ab%e6%b0%8f%e7%b3%b8%e9%ad%9a%e5%b7%9d%e3%81%8d%e3%81%bc%e3%81%86%e6%b3%95%e5%be%8b%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80x%e6%9c%89%e5%b7%9d%e5%ae%8f/#respond Sun, 29 Nov 2015 09:32:52 +0000 http://arichannel.jp/?p=998 小出薫氏(糸魚川きぼう法律事務所)との対談も、今回が最終回です。

最終回は、「権利の教育」について議論しています。

障害者差別解消法について考えるときに、そもそも「権利」とはなんぞやという問題があります。「生まれながらにして持つ権利」は、とても感覚的なものです。

そして法律は、その「権利」を保障するために存在しているにもかかわらず、日本では「法律=きまり」の重要性こそ教わるものの、肝心の「権利」の言語化を熱心に教えてきません。

一つは、その言語化が社会システムを乱すという思い込みがあるかと思います。つまり、みんなが「権利」を主張ばかりしていたら、身勝手な人間が増えてしまうという不安です。

それも一理あるかとも思いますが、そもそもが自分の生活を振り返ってみると、食べたいものを食べるという権利を行使するときに、これを身勝手な行為だとは考えません。そして、これが「権利」であるということを、そもそもが認識していません。

もし私が食べたいものを選べないシステムを持つ社会に放り込まれたら・・・

きっと「どうして好きなものも食べられないのだ」と、その理不尽さに気づきます。「食べたいものが食べられる」ということを過去に経験し、知っているからです。

でも、生まれたときから「食べたいものも食べられず、好きなものを選べなければ・・・」。それができることが権利であると言うことを知らなければ・・・・。

おそらく、この理不尽さに気づくことはないでしょう。

つまり、ここで「教育」が必要なのだと思います。本来あるべき姿のイメージがなければ、当然、「権利」を訴えるという行動には至らないでしょう。

「生活保護のもらいかたを知っている」ということ、「福祉支援を得る」ことの重要性について、教育することは、本来であればとても大切な事なのではないかと思っています。

「そんなこと教育したら、誰も働かなくなるではないか」という考えもあるかと思います。でも、もし教育の結果、本当にそういう若者が増えたとしたら、それこそ「社会参加の意義」「労働の喜び」を教えることができなかった「教育」の敗北だと思います。

 

ボイスジャーナルの中で、曖昧な表現がありましたので、ここに訂正いたします。

正確には、「13歳からの生活保護」ではなく「14歳からわかる生活保護」(雨宮処凛 著・河出書房新社)です。こちらの本のすごいところは、巻末にコピーして使えるように、生活保護の申請書類の様式があります。こう言うこと、本来は学校で教えなければなりませんよね。

 

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http://arichannel.jp/2015/11/29/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%80%e5%b0%8f%e5%87%ba%e8%96%ab%e6%b0%8f%e7%b3%b8%e9%ad%9a%e5%b7%9d%e3%81%8d%e3%81%bc%e3%81%86%e6%b3%95%e5%be%8b%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%89%80x%e6%9c%89%e5%b7%9d%e5%ae%8f/feed/ 0 小出薫氏(糸魚川きぼう法律事務所)との対談も、今回が最終回です。 最終回は、「権利の教育」について議論していま ... 小出薫氏(糸魚川きぼう法律事務所)との対談も、今回が最終回です。 最終回は、「権利の教育」について議論していま ... ありちゃんねる 14:50 998
特集「障害者差別解消法について考える」第三回「教育と合理的配慮」 http://arichannel.jp/2015/11/23/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%b8%89%e5%9b%9e/ http://arichannel.jp/2015/11/23/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%b8%89%e5%9b%9e/#respond Mon, 23 Nov 2015 12:53:16 +0000 http://arichannel.jp/?p=979 特集の第三回です。今回は、教育と合理的配慮について話をしています。

障害者差別解消法の施行に伴い、公的機関においては合理的配慮をしないことが差別にあたります。つまり公立学校には、合理的配慮が義務づけられています。

ある研修会で、障害者差別解消法について話をした後で、主催者の方と話をしていた時のことです。

『「合理的配慮」って、バリアフリーのことを言うと聞いていたのですが、今日の話ではちょっと違う印象を受けました」と感想を話されました。結果的には、バリアフリー(「アクセシビリティ」の方が用語としては適切だと想いますが・・・)になっていくのだと思いますが、やはりそこには個人の持つ「権利」についての「対話」というプロセスが必ずあることが重要だと私は考えています。

「とりあえずスロープやエレベーターを作ればよい」という発想のものでは必ずしもありません。

この特集で何度も、話題になるのですが、「合理的配慮」は当事者の権利の行使に対して、初めて議論される類いのものであり、周囲があれこれ勝手に決めるべきものではないと私は考えています。

ましてや、障害のないものに保障されている権利が、「体制面、財政面において」はじめから上限が設けられているともとられかねない「文部科学省の言う合理的配慮」の考え方に対して、私はとても違和感を感じています。

現に『「財政面、体制面において、均衡を失した又は過度の負担を課さないもの」と言われているので、とりあえず学校としては助かる。出来ないものはできませんから』と話していた校長もおりました。私はこの考え方にははっきり「そんな都合のよい話にはならないと思いますよ、公立の学校なのですから。権利の行使を求めている人が、お金がないので出来ませんと言う説明で、納得するとはとうてい思えません」と苦言を呈したことがあります。

少なくとも、「お金がないから出来ない」でなく、「お金がないけど、できる工夫」に知恵を出すべきです。今の日本、どこもお金がないのです。こんなことを「合理的配慮」をしない理由にしていてはいけません。

この私の考え方について、弁護士の小出薫さんと話をしています。

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特集「障害者差別解消法について考える」第二回「権利の主張と地域性」 http://arichannel.jp/2015/11/15/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%ba%8c%e5%9b%9e/ http://arichannel.jp/2015/11/15/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%ba%8c%e5%9b%9e/#respond Sun, 15 Nov 2015 12:12:12 +0000 http://arichannel.jp/?p=965 特集「障害者差別解消法について考える」の第二回は、権利の主張についての国民性について話をしています。

もう二十年以上前の話になります。身体障害者の海外旅行ツアーに介助する人間として参加したことがあります。この旅行はなかなかエキサイティングでしたので、いつか機会があればここでもご紹介したいと思います。

ちょうど、障害を持つアメリカ人のための法律(ADA法)が施行されて、まだ間もない時期のことです。そこで私が経験したことは、「声をあげなければ、何もしてくれない」ということです。もちろん、このことは障害を持っていない人にだけではなく、障害者であろうと同じです。

「やりたいことを、やりたいと」伝えなければ何も変わらないのだということも、教わりました。

その私の体験を確かめたく、小出さんの留学経験(ニューヨーク州立大学)でのお話を伺っています。

 

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http://arichannel.jp/2015/11/15/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%ba%8c%e5%9b%9e/feed/ 0 特集「障害者差別解消法について考える」の第二回は、権利の主張についての国民性について話をしています。 もう二十 ... 特集「障害者差別解消法について考える」の第二回は、権利の主張についての国民性について話をしています。 もう二十 ... ありちゃんねる 12:23 965
特集「障害者差別解消法について考える」第一回「障害者差別解消法の盛り上がり」 http://arichannel.jp/2015/11/08/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%9b%9e/ http://arichannel.jp/2015/11/08/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%9b%9e/#respond Sun, 08 Nov 2015 11:30:14 +0000 http://arichannel.jp/?p=943 ボイスジャーナル、お久しぶりとなりました・・・。

なかなか忙しくて録音しても、編集が大変で。と言い訳してます。

 

さて今日から四回にわたって、「障害者差別解消法について考える」と題して、糸魚川きぼう法律事務所の弁護士 小出薫氏と対談しております。

 

第一回目は「障害者差別解消法の盛り上がり」について話をしながら、この法律の本質とは何かについて話をしています。初回分は30分になります。お時間のある方ぜひどうぞ。

障害者差別解消法により、権利の保障はされました。

でも、最終的な権利の行使を可能とするか否かは、あくまでも当事者同士(「障害者」と「他の者」共に)のコミュニケーションの結果によるのだと言うことです。

そして、差別解消法は、共生社会の実現に向け、コミュニケーションのきっかけを作ったに過ぎないのではないか・・・そんなことを考えさせられました。

 

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http://arichannel.jp/2015/11/08/%e7%89%b9%e9%9b%86%e3%80%8c%e9%9a%9c%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%b7%ae%e5%88%a5%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%8d%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%9b%9e/feed/ 0 ボイスジャーナル、お久しぶりとなりました・・・。 なかなか忙しくて録音しても、編集が大変で。と言い訳してます。 ... ボイスジャーナル、お久しぶりとなりました・・・。 なかなか忙しくて録音しても、編集が大変で。と言い訳してます。 ... ありちゃんねる 29:21 943
他の子だって、やっていますよね・・・・ http://arichannel.jp/2015/09/08/%e4%bb%96%e3%81%ae%e5%ad%90%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%81%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99%e3%82%88%e3%81%ad%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb/ http://arichannel.jp/2015/09/08/%e4%bb%96%e3%81%ae%e5%ad%90%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%81%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99%e3%82%88%e3%81%ad%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb/#respond Tue, 08 Sep 2015 11:38:40 +0000 http://arichannel.jp/?p=874 困った人たちの話をよく聞きます。対象は子どもから、大人まで。教師や保育者と子どもとの間で、あるいは同僚、夫婦までと様々です。

そして、私もその一人です。時に困った人になります。特定の会議や、研究会など率先して問題行動を起こすことがあるのです。対極的な意見を連発したり、批判的な発言を繰り返すのです。

 

こうした行動を自分なりに機能分析をすると、回避・逃避行動です。間違っても注意要求でもないし、環境の改善要求でもありません。単純に回避・逃避なので、あまりご迷惑をおかけしないようにするため、最近では参加拒否行動まで生起していますから、困ったものです・・・。幸い、ネガティブな環境に引き戻されることはなく、きっと近いうちに忘れ去られることでしょう。

 

扱いにくい人間を放っておいて忘れてくれると言うのは、助かります・・・。

 

でも、子ども達はそう言うわけには行きませんね・・・教師や親によって無理やりにでも戻されるでしょう。そうなると、最後は暴れるしかない。最後は困った子になるしかない。引き戻す事を止めはしませんが、どうせ、引き戻すならそうした行動に頼らない生き方を教えたいものです。

 

さて、最近、自分の研修を受けた方がいる保育園に、研修効果をモニターさせていただいていると言うことは、既にこのブログでもご紹介させていただきました。

 

行くたびに、いろいろと考えることがあり実に多くの学びが得られます。今日の学びは、保育者にとっての子どもの「問題」についてです。

 

保育士に限らず、教員、施設関係者に共通することとして、行動コンサルテーションが施設全体に行きわたるかは、各施設で抱える問題の大きさもありますが、それ以上に施設長の問題改善における考え方によるところが大きいと言われています。

 

昨年度行った施設職員のための連続研修に、ある施設からオブザーバーとして参加していた方がおりました。

 

オブザーバーというのは、要は表立って参加できない事情を抱え正式に仲間に入れてもらえないと言う位置づけでした。まぁ、施設長が積極的に研修参加を了承してくれなかったのがその理由なのですが・・・。

 

私は、あまり細かいことは気にしませんし、同じ学びの場にいるのにオブザーバーなどと言う位置づけで、学びの輪から外れている状態の方が気味が悪いので、普通に参加してもらいました。もちろん、同じカリキュラムを受けてもらいましたし、それに伴う施設内の実践にも普通に取り組んでもらいました。

 

表向きオブザーバーのその方は、自分が学んだことをそのまま施設で実践していました。その甲斐あってか、最終的には施設長から「一体、その行動分析とやらはなんなんだ」ということになり、今年に入って施設全体で実践することになりました。

成果としては良好な結果が得られ、いまでは法人全体での取り組みにまで般化しています。

 

何度か私も、スーパーバイズに入っていますが、その時に施設長から言われたのは「オペラント心理学のように思えるのだが、実際のところどうなのですか。私は、調教みたいなことは嫌なのですが、どうもそれとは違うみたいだ」との素朴な疑問をもらいました。

 

私としては正直に、「オペラントです」とお答えしました。そして「テクノロジーは、よい使い方も、悪い使い方もあります。利用者さんの生活の質を高めるために使用すれば、それは良いテクノロジーですし、自分たちの都合のよいように使えば、それは悪いテクノロジーです」とお答えしました。

 

私は、テクノロジーは使う側の「思想」がとても重要な問題なのではないかと考えています。最近では、行動分析に関わる書物も本当に増え、誰もがその気になればこの学問を学ぶことが出来ます。もちろん、技術的な点においては、いわゆる「技法」というところまで落とし込んで伝えられている書物も目にするようになりました。専門書しかなかった私の学生時代とは随分と変わってきました。これはこれでとても喜ばしいと思っています。でも、「思想」はどのように伝えていけばよいのでしょうか。

 

これはなかなか難しい。

 

一般的に私たちは「問題」に遭遇すれば、その「問題」を改善しようと試みます。理由は簡単です。まずはその「問題」を回避したいと考えるからです。

 

そして「問題」が無くなることにより、行動分析学に基づくアプローチの実践は「強化」されていきます。したがって、さらに新たな「問題」に対して、このテクノロジーにより対応しようと試みます。つまり「問題」へのアプローチ行動は般化・維持していく事になるのです。

 

では、生活の質の向上へのアプローチはどうなってしまったのでしょうか・・・。

 

これまでも生活の質の向上への移行に、私は成功したり、失敗したりと不安定です。自分なりに方法論を確立していないため、依然として迷走状態なのです。先ほどの施設長のように「調教の様な事は嫌だ」と考えていてくれている人が、このテクノロジーに関心を示せば、それは極めてポジティブなものとして普及していきます。

 

でも、ひどい時には「誰が、どんなことをしても改善できなかった問題が、すっかりなくなってよかった」と言い残し、それ以上のアプローチを試みない施設や園は依然として多く存在します。そのたびに自分の無力さを知ります。

 

それでも今日伺った保育園では、大きな学びを得ました。この園は、昨年度に既に行動分析学に基づくアプローチにより、様々な問題が改善していた子どもが、この四月から困った行動を頻発するようになりました。

 

体制が大きく変わったため、対応もちぐはぐになり、子どもが混乱したことが理由でした。行動の原理に立ち返り、改めて保育内容や対応の一貫性を検討しました(昨年度既に研修を受けている人材がいたので、もちろん自分たちで解決させましたが・・・)。

 

おかげで、「問題」は改善していきました。さらに私がこの園に望んだのは、他の職員へのテクノロジーの拡大です。今回のモニターは孫世代(つまり、研修を受けた職員が所属する保育所の他の職員)への拡がりでしたが、この夏はさらに曾孫世代(研修を受けた職員が所属する保育園の、他の職員が、このテクノロジーを知らない他の職員へ伝える)へと拡大していきました。これも見事にアプローチの世代間連鎖が起こっていました(どうしても段階的に分析がゆるくなる傾向は否めませんが・・・)。

 

ただ、一つの課題が残っていたのは、「いつまでも、問題を追い続ける」ことでした。

これまでの経過から、保育士は「問題」の改善に対して「強化」されています。つまり、いつまでたっても「問題」への対応であり、「生活の質の向上」へのアプローチにはなかなか派生していきません。

 

「今回も、うまく行かなかった・・・」。

 

そう思っていた矢先に、孫世代の保育士が「他の問題行動の対応検討も考えたのですが、よくよく考えてみたら、この年齢だったら、他の子どもでもやっている行動だったんですよね・・・」とポツリ。

発達的課題がうまくリンクしていました。自分自身が、行動論を学んだ後に、発達の知識をたたき込まれているので、この関係は切っても切れないものだと思っています。でも最近、そうした視点が保育園であっても希薄になる傾向があると感じています。なので、「問題」と「発達課題」の関係がうまく読み取れていない保育士も実は多くいます。

 

私たちは、誰もが失敗しますし、時には「問題」も起こします(先ほども述べましたが、私は結構、あちこちで問題を起こしております)。でも、それは人が成長する姿の一つとしての捉え方も必要なのです。時に反抗して手を焼きます。もちろん、それに対して私たちは抵抗しようとします。でも、それも反抗期と言うラベルのもとで、「しょうがないな~」と認知し、時には静観したり、積極的に介入を試みます。おそらくは、「程度」という最小公倍数化、あるいは最大公約数による指標の基にその判断をしています。

 

でも小さいころから「問題」の多い、いわゆる障害を持つ子ども達に対しては、どうも根本的にこの視点が欠落しています。つまり、そもそもの指標が異なると認知される傾向があります。そして彼らのすることは、何もかも改善しようと試みます。なので、次から次へと「問題」を探し続け、対応し続けます。

 

でも、本当にそんなに「問題」だらけなのでしょうか。

 

たまにはうまく行かないこともありますし、意外とそれは誰もがやっていることの場合もあります(もちろん程度の違いはありますが)。

何もかも消していくのでは、いつになったら「生活の質を高める」ための実践へと移行できるのでしょう。もしかしたら、「それって、誰もがやっているじゃない」と言うことを通じて、だから「障害のある子ども達だけの問題ではないよね」と言う、まさに一般化してものを考える視点の転換は、この移行には重要なのではないかと思います。

 

「障害のある子どもとしてどう育てたいか」の前に、「人としてどう育てていきたいか、どう幸せな生活を送ってもらいたいか」なのではないかと思います。

 

私は「問題」をなくすことが、障害の克服になるなどとはまったく思いません。「問題」の中で、どう成長させたいかという視点こそが重要だと思っています。

 

なぜなら、障害の無い子だって「それ」をやっているからです。

この視点の持ち方は常に持つべきなのではないかと思います。「他の子」の育ちの道すじに気づき、時に、「みんなもそんなところあるよね」と考え、だからこそ「こうなってもらいたいよね」「こう育ってほしいよね」がある。

その先には、「人に迷惑をかけず、人生を楽しんでもらいたいよね」・・・そんなことに繋がっていくのではないかと思っています。

 

さて、私が回避・逃避したお仕事なのですが・・・どうも、私一人が欠けたところで普通に、なにごともなかったように回っているようです。もしかしたら、もともと誰もが適当にやっているお仕事なのかもしれません。

 

いやいや、そんなことはありません。やはり忘れられていくのです。社会の厳しさは、きっとこういうことを言うのでしょうから・・・。

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