Advertise with Googlier.com 100山田洋次.com https://100yojiyamada.com 山田洋次の世界 Sat, 11 Dec 2021 02:07:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.11 https://i0.wp.com/100yojiyamada.com/wp-content/uploads/2018/12/cropped-yoji-yamada-e1546231646978.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 100山田洋次.com https://100yojiyamada.com 32 32 156252163 キネマの神様 (2021) : The Name above The Title https://100yojiyamada.com/the-name-above-the-title-2021/ Sat, 11 Dec 2021 02:01:29 +0000 https://100yojiyamada.com/?p=246 山田洋次監督が原田マハの小説を映画化した人間ドラマ。ひたすらに映画を愛し続けた男を主人公に、時代を超えた愛と友情、そして家族のありようを描きだす。沢田研二と菅田将暉が二人一役で主人公を演じるほか、宮本信子、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子らが共演。当初、志村けんが主演を務める予定だったが、新型コロナウイルス感染症による急逝を受け、かつて同じ事務所に所属し親交の深かった沢田を代役に迎えた。

監督:山田洋次
出演:沢田研二、菅田将暉、宮本信子、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子

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キネマの神様 (2021)のストーリー

ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は、妻の淑子(宮本信子)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。しかし、そんな彼にも“映画”という愛してやまないものがある。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れながら、映写技師のテラシン(野田洋二郎)ら仲間とともに青春の日々を駆け抜けていた。それから半世紀後の2020年、ゴウがお蔵入りとなっていた自らの初監督作『キネマの神様』の脚本を発見したことで、沈みかけていたゴウと家族が再び動き始める。

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妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII (2018) / What a Wonderful Family 3 https://100yojiyamada.com/what-a-wonderful-family-3-2018/ Tue, 01 Jan 2019 15:36:51 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=169 2017年、3作目の製作が発表され、「主婦への賛歌」をテーマとして描かれる。2018年5月25日に『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』と題して公開された。題名は、女性の生き方を描いてきた成瀬巳喜男監督の1935年(昭和10年)の作品『妻よ薔薇のやうに』へのオマージュとなっている。

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妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII (2018) / What a Wonderful Family 3

ある日の昼下がり、史枝が家事の合間に居眠りをしている間に泥棒が入り、史枝が冷蔵庫内に隠していたへそくりが盗まれる。「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と夫からの心ない言葉に史枝は溜まっていた不満を爆発させ、家を飛び出す。主婦がいなくなった平田家は大混乱に陥り、体調の優れない富子に代わって周造が不慣れな家事に挑戦するものの、長続きしない。一同は史枝の存在のありがたみを実感するが、史枝が帰ってくる兆しは一向になく、平田家崩壊の危機に家族会議を緊急召集する[3]。

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家族はつらいよ2 (2017) / What a Wonderful Family 2 https://100yojiyamada.com/what-a-wonderful-family-2-2017/ Tue, 01 Jan 2019 15:27:38 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=165 2016年、2作目の製作が発表され、無縁社会がテーマとして描かれる。2017年5月27日に『家族はつらいよ2』のタイトルで公開。

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家族はつらいよ2 (2017) / What a Wonderful Family 2のあらすじ

離婚騒動から数年、周造はマイカー[注 1]での外出を楽しみのひとつとしていたが、車には新たな傷が絶えず、家族はいつか大事故を起こすのではないかと心配する。運転免許を返上するよう説得を試みるが失敗、周造は家族の姑息なやり方に激怒し、死ぬまで運転を続けるとますます意固地になってしまう。不穏な空気に包まれる平田家であったが、そんな中、恐れていた事態が起きてしまう。周造は、行きつけの酒屋の女将かよとお忍びのデートドライブ中にダンプカーに追突事故を起こしてしまう。これを知った幸之助はついに家族会議を招集の決定。一方、周造はドライブ中に偶然、旧友の丸田と出会う。かつて呉服屋の息子で女子生徒からもモテていた丸田であったが、70歳を超えた今、彼は工事現場で棒ふりをしながら生活費を稼ぎ、ボロボロのアパートで孤独に暮らしていた。丸田を哀れに思った周造は旧友を集め、丸田を励ます会を開く。久しぶりに美味い酒を飲み上機嫌に酔っぱらった丸田は、周造に連れられて平田家に泊まることになったのだが、朝目が覚めると大変な事態になっていた。丸田との再会を経て周造は、自分が幸せであったことに気付いていく。

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家族はつらいよ (2016) / What a Wonderful Family https://100yojiyamada.com/what-a-wonderful-family-2016/ Tue, 01 Jan 2019 15:09:52 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=162 『家族はつらいよ』(かぞくはつらいよ)は2016年3月12日に公開された日本映画。監督は山田洋次。山田洋次監督の85本目の映画である。山田洋次監督にとって『男はつらいよ 寅次郎紅の花』以来21年ぶりの喜劇映画。タイトルも「男はつらいよ」から来ている。

熟年離婚がテーマとなっており、2013年の『東京家族』と同じ家族のキャストで描いている。丸山歩夢、小林稔侍、風吹ジュンも『東京家族』と同じ役で出演している。

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家族はつらいよ (2016) / What a Wonderful Familyのあらすじ

熟年夫婦の離婚騒動をめぐって家族はつらいという題材を舞台に話が展開していく。夫が誕生日をもうすぐ迎えようとする妻に何か欲しいものはないかと尋ねるが、その答えは何と「離婚届」だった。一方、長女夫婦は泰蔵(長女の夫)が骨董趣味で購入したお皿のことで成子(長女)ともめていたが、長男夫婦(幸之助・史枝)から両親(周造・富子)の離婚問題を聞いて、次男(庄太)を交え、長男の息子二人抜きの大人だけによる「家族会議」を開くことになったが、事情を知らない庄太が恋人の憲子を親兄弟に紹介しに実家に来たものだから、成り行きで憲子も「家族会議」に参加することになったが、周造が途中で卒倒して離婚どころか会議できる状態でなくなった。

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母と暮せば (2015) / Nagasaki: Memories of My Son https://100yojiyamada.com/nagasaki-memories-of-my-son-2015/ Tue, 01 Jan 2019 14:56:11 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=158 『母と暮せば』(ははとくらせば)は2015年12月12日に公開された日本映画。主演は吉永小百合と二宮和也。監督は山田洋次。松竹創立120周年記念作品。第89回アカデミー賞・外国語映画賞部門 日本代表作品。「ヒロシマ」が舞台である井上の戯曲『父と暮せば』と対になる形となっている。山田洋次監督の84本目の映画である。

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母と暮せば (2015) / Nagasaki: Memories of My Sonのあらすじ

1945年8月9日午前11時2分、主人公の長崎医科大学に通う福原浩二は長崎の原爆で跡形もなく被爆死した。それから3年後、その助産婦を営む母・伸子のもとに原爆で被爆死したはずの浩二が亡霊となって現れる…

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小さいおうち (2014) / The Little House https://100yojiyamada.com/the-little-house-2014/ Tue, 01 Jan 2019 14:26:37 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=154 2014年1月25日公開。監督は本作が通算82作目となる山田洋次で、直木賞受賞作の映画化、およびラブストーリーへの挑戦は初めてである。第64回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選出され、黒木華が最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した。

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小さいおうち (2014) / The Little Houseのあらすじ

東京郊外にあった少しモダンな三角屋根の家で女中として働いていた当時の思い出を大学ノートに書き記していくタキ(倍賞千恵子)。昭和11年、タキ(黒木華)は上京し、時子(松たか子)と雅樹(片岡孝太郎)の夫婦とその息子が暮らす平井家で働き始める。優しい時子やかわいらしい息子のいるその家での穏やかな暮らしは、一人の青年(吉岡秀隆)の出現により変化する。時子の気持ちが揺れ、恋愛事件の気配が漂う中、タキはある決断をする。タキの死後、このノートを読んだ親類の健史(妻夫木聡)は、遺品の中からタキが封じ込めた秘密に関わる手紙を見つける……。

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東京家族 (2013) / Tokyo Family https://100yojiyamada.com/tokyo-family-2013/ Tue, 01 Jan 2019 14:13:05 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=148 小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田洋次監督が現代の家族像を描くヒューマン・ドラマ。子供たちに会うために東京へやってきた老夫婦の姿を通して、家族の絆を映し出す。老夫婦に橋爪功と吉行和子、長男を西村雅彦、次男を妻夫木聡が演じるなど、新旧実力派たちが多数顔をあわせた。

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東京家族 (2013) / Tokyo Familyのあらすじ

2012年5月、瀬戸内海の小島に暮らす平山周吉(橋爪功)と妻とみこ(吉行和子)は、子供たちに会うために東京へやって来る。だが品川駅に迎えに来るはずの次男の昌次(妻夫木聡)は、間違って東京駅へ行ってしまう。周吉はタクシーを拾い、郊外で開業医を営む長男の幸一(西村雅彦)の家へと向かった。長女の滋子(中嶋朋子)は不注意な弟に呆れ、幸一の妻、文子(夏川結衣)は歓迎の支度に忙しい。やがて周吉ととみこが到着、大きくなった二人の孫・実(柴田龍一郎)と勇(丸山歩夢)に驚く。そんな中、ようやく昌次も現れ、家族全員が久しぶりに夕食を囲むのだった。日曜日、幸一は勇を連れて、両親をお台場から横浜見物へと連れて行く予定だったが、患者の容体が悪化、急な往診に出かけることになる。周吉ととみこは、滋子の家に泊まりに行くが、美容院を経営する滋子は忙しく両親の相手ができず、夫の庫造(林家正蔵)が駅前の温泉へと連れ出す。滋子に頼まれ、昌次は両親を東京の名所巡りの遊覧バスに乗せるが、自分は疲れて居眠りをしている。帝釈天参道の鰻屋で、周吉は、舞台美術の仕事をしている昌次に将来の見通しはあるのかと問いただす。昔から昌次に厳しい周吉、昌次はそんな父が苦手だった。その頃、滋子は幸一に、お金を出し合って二人に横浜のホテルに泊まってもらおうという提案をする。横浜のリゾートホテルの広い部屋で、ただ外を眺める周吉ととみこ。周吉はネオンに輝く観覧車を見て、結婚する前に二人で観た映画「第三の男」を懐かしむ。寝苦しい夜が明け、周吉ととみこは2泊の予定を切り上げて、帰ってきてしまう。そんな両親に、商店街の飲み会があるので今夜はいてもらっては困ると言い放つ滋子。周吉は同郷の友人、沼田(小林稔侍)宅へ、とみこは昌次のアパートへ行くことにする。久しぶりの母親の手料理を美味しそうに食べる昌次。その時、母に紹介しようと呼んだ恋人の間宮紀子(蒼井優)が現れる。昌次はボランティアで行った福島の被災地でひと目惚れしてプロポーズしたことを、とみこに打ち明ける。一方、周吉は、沼田に宿泊を断られた上に泥酔、周囲に大迷惑をかけていた。幸一の家でようやく落ち着いたところに、とみこが上機嫌で帰ってくるが、突然倒れてしまう……。

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京都太秦物語 (2010) / Kyoto Story https://100yojiyamada.com/kyoto-story-2010/ Tue, 01 Jan 2019 13:45:26 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=145 『京都太秦物語』(きょうとうずまさものがたり)は、2010年に公開された日本映画。2007年に立ち上がった松竹・立命館大学・京都府の3者による「産学官連携プロジェクト」の一環として、同大学映像学部客員教授の山田洋次の指導の下で同学部の学生22名が本作の製作に携わっている。

 ・ Hulu : 京都太秦物語 (2010) / Kyoto Story

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京都太秦物語 (2010) / Kyoto Storyのあらすじ

京都太秦、大映通り商店街。クリーニング店の娘、東出京子(海老瀬はな)は、立命館大学の図書館に勤めている。仲の良い幼なじみの梁瀬康太(USA)は豆腐屋の息子で、アルバイトをしながらお笑い芸人を目指してオーディションを受け続ける日々。ある日、京子は図書館で白川静文字学を研究する榎大地(田中壮太郎)と出会う。学問一筋の大地は、京子に一目ぼれしてしまい、研究への一途な態度と同じ情熱を京子への求愛に注ぎはじめる。一方、康太は自分の将来について悩んでおり、京子との関係もうまくいかないでいた。晴れ舞台だったはずの学園祭でも康太の芸は受けず、とうとう二人は喧嘩してしまう。そのとき京子は、自分の生まれ育った太秦の、自分の父の仕事の素晴らしさを知らないのだと康太に言う。そんな二人の様子を偶然見ていた大地が、鴨川を渡って京子のもとにやってくる。そして、明日、一緒に京都を出て留学する北京で暮らそうと、一方的にプロポーズ、新幹線のチケットを無理やり京子に手渡した。翌朝、京都駅に向かう京子がとった決断とは……。

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おとうと (2010) / About Her Brother https://100yojiyamada.com/about-her-brother-2010/ Tue, 01 Jan 2019 13:35:41 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=142 『おとうと』は、2010年の日本映画。山田洋次監督。山田洋次監督にとって、『十五才 学校IV』以来10年ぶりの現代劇である。1960年に『おとうと』を撮った市川崑監督に捧げられた。
出演:吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮

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おとうと (2010) / About Her Brotherのあらすじ

結婚してすぐに夫を亡くし、小さな薬局を営みながら、女手ひとつで娘の小春を育てた姉・吟子と、役者としての成功を夢み、無為に歳を重ねてしまった風来坊の弟・鉄郎の物語である。鉄郎は姉・吟子の夫の十三回忌の席で酔っ払って大暴れし、親類中の鼻つまみ者となっていた。以後10年近く吟子との連絡も途絶えていたが、娘のように可愛がっていた姪の小春が結婚することをたまたま知り、披露宴に駆けつけた。

歓迎されざる客を追い返そうとする親類を吟子は取りなし、鉄郎に酒は一滴も飲まないと約束させて披露宴に参加させた。しかし鉄郎は目の前に置かれた酒の誘惑に抵抗できず、あっさりと約束を破ったばかりか酔っぱらって大騒ぎを演じ、披露宴を台無しにしてしまう。その事件は、のちに小春の結婚が破綻する一因ともなる。結婚式での乱行に激怒した親類らが次々と絶縁を決め込む中、ただ一人、吟子だけは鉄郎の味方だったが、その吟子も、ある事件をきっかけについに鉄郎に絶縁を言い渡してしまう。鉄郎は悪態を吐いて出て行くが、 このときすでに鉄郎は死の病に取り付かれていた。

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母べえ (2008) / Kabei Our Mother https://100yojiyamada.com/kabei-our-mother-2008/ Tue, 01 Jan 2019 13:17:23 +0000 http://100yojiyamada.com/?p=139 『母べえ』(かあべえ)は、映画スクリプターの野上照代の実話にもとづいたエッセイ作品及び映画化作品。
出演:吉永小百合、浅野忠信、志田未来、佐藤未来

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母べえ (2008) / Kabei Our Mother

昭和15年(1940年)の東京、野上家ではユーモアを愛する父の考えからか家族に「べえ」をつけるのが習慣になっていて、母親のことを「母べえ」父親のことを「父(とお)べえ」と呼んでいた。

娘の初子(初べえ)と照美(照べえ)は、そのふたりの大きな愛に包まれて育ち、家庭には平穏があった。

だが日中戦争の激化とともに国情は大いに変化し、帝国大学出身のドイツ文学者で反戦思想をもっていた父が治安維持法違反の思想犯として、2月5日投獄され、暮らしが一変する。残された三人はそれでも父を信じ、陰膳をして待っている。母の故郷・山口から警察署長をしていた父・久太郎が上京して恥をかかせたという。それでも彼女らの家を温かい目で見つめる人々が去来する。父のかつての教え子で小さな出版社に勤めていた山崎徹は不器用だが優しい性格で初子と照美に親しまれ、「山ちゃん」の愛称で野上家に欠かせない存在となる。父がいつ帰れるか全く見通しが立たないため、母は隣組長の世話で小学校の代用教員として一家の家計を支え始める。帰宅すれば深夜まで家の雑事に追われる。時折、父の妹で画家を目指す久子が手伝いにきてくれる。夏休みの間だけ、「招かれざる客」叔父が奈良から上京してくる。変わり者の仙吉はデリカシーのない発言をして思春期を迎えた初子に嫌われてしまうが、「何でも話せる」自由奔放な姿は佳代の心を癒し、金の指輪を母にと山崎に託して帰る(戦後、自身の予言通り吉野の山で野垂れ死にしていた)。

ふみと再婚した久太郎が上京してきて、思想犯となった父との離婚を命じ、できなければ自害せい、勘当じゃと迫るが母の心は少しも揺るがなかった。照美はすき焼きが食べられずにお腹がすいたと泣く。母が倒れ、山崎が飛んでくるが、疲労からの病気だった。夏になり、海水浴に行くが山崎が溺れそうになり、母が助ける。秋になり、山崎と結婚しないの?と尋ねる母に山崎は母に恋心を抱いていることを告げて久子が故郷に帰る。

昭和16年(1941年12月8日、太平洋戦争が勃発。昭和17年の正月に父が獄死という電報が来て、その後にクリスマスに書いた父の手紙が届く。追い打ちをかけるように、近眼で左の耳が聞こえない山崎にも赤紙が届く。

3年後に終戦。久子は広島で被爆して亡くなっていた。山崎の戦友がきて「僕はもうこの世にはいないけれど、魂はいつまでもあなた方といて護ってあげる」との南方の海に消えた山崎の最後の言葉を伝える。

美術教師となった照美が初子が医師として勤める病院に入院している母の容態が悪化したと聞いて駆けつける。「もうすぐ父べえに会えるね」というと、母は「あの世でなんか会いたくない、生きている父べえに会いたい」と悲痛な言葉を呟く。

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