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21世紀型教育機構 - 三田国際
https://21kai.com/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B
ja
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三田国際は魔法学校。 今まで誰も見たことのない一条校。
https://21kai.com/ja/node/767
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 日, 2018/09/30 - 13:11</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>9月29日(土)、三田国際学園中学校・高等学校(以降「三田国際」と表記)は、Open Dayを開催しました。関東圏の中高一貫校で唯一のApple Distinguished School(全世界400校)として、尖ったICTの活用をした授業を、全国の教員対象に公開したのです。</strong></p>
<p><strong>同学園は、iTunesUというバーチャルとリアルな学びの場を統合するシステムを活用して、創造的な思考力を養う授業を、すべての教科で、すべての教師が、すべての生徒が展開しています。その創意工夫に満ちた多様な授業が全開されました。</strong></p>
<div>
<strong>全国から参加した教師は、みなその様子に驚愕。IPadやMacBookを手に、表やグラフやエッセイを作成しながらディスカッションしている様子は、もはや今まで見たことがない学校だったからです。</strong></div>
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</div>
<p><strong>プログラミングで、スフィロは、スターウォーズで登場するドロイドよろしく動いていました。紫の閃光を放ちながら動かしている様子は、あたかも魔法を使っているかのようでした。分科会で、ディスカッションも交えてのリフレクションに、自分たちはどうすればできるのか、自分たちももしかしたらできるのではないかというGrowth Mindsetされていく姿は、三田国際に魅力を感じて入学してくる生徒の様子に重なっていたのです。by 本間勇人 私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03147.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<!--break--><p>一般に、授業というのは、情報xをインプットして、知識として定着させてxを再生産するものです。しかし、三田国際学園では、創造生産するのが授業です。情報xをインプットすると、yという新しいもが創造されるのです。しかし、大事なことは、x→xではなくてx→yということだけではなく、むしろその→のプロセスを発見したり、自分で創ったりすることなのです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03158.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>たとえば、プログラミングによって、スフィロの回転運動を操作していくのですが、その操作を憶えるテクニカルな問題以上に重要なのは、プログラミングそのものを学ぶ創造的なマインドセットなのです。</p>
<p>つまり、y=f(x)の関数がどうなっているを解明する思考力、さらに関数そのものを自分で創る思考力が最も重要なのです。興味あるものの情報をリサーチしてインプットして、自分のものの見方や考え方、感じ方をカタチにするとき、その過程の仕掛け=関数関係はどうなったいるのか、どうすればよいのかがわからなければ、人から与えられた道具をただ使っているだけで、自分で創造的に問題を解決することはできないのです。</p>
<p> 近代科学を開いたルネサンスにおいて、錬金術師は、まさに自分で方程式を解明し創っていきました。自然にあふれる情報を、どうやって人間の文明や文化に活用できるのか、その関数関係=方程式を考案していきました。</p>
<p>あのニュートンも、今でこそ近代科学の父の1人として称されますが、当時は錬金術師というイメージの方が強かったでしょう。すなわち、三田国際は、あの落合陽一氏ではないですが、現代の魔法使いをトレーニングする学校だと言っても過言はないでしょう。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03071_1.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>連想とは何か、どんな仕掛けで連想は生まれるのかという議論を、インプット→ブラックスボックス→アウトプットという流れでしているクラスがありました。しばらくすると、教師が自らつくったアプリだと思いますが、任意の数字をどんどん入力してある数字が出てくる操作をiPadでやりながら、今度はブラックボックス部分の方程式について議論していました。</p>
<p>数学の授業だったのです。連想の過程も、計算の過程も、対象としては、あるいは素材としては違いますが、論理的な過程があることに代わりはないという、数学的思考力=アルゴリズム=関数関係を生み出す授業だったのです。</p>
<p>なるほど、プログラミング、連想過程、方程式というのは、教科が違ったり、対象や素材が違っても、y=f(x)という知識再生産ではなく、知識創造生産を行っていたわけで、それができるのは、関数関係を見出す力、創り出す力が必要なわけです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03131_1.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>インターナショナルクラスでは、SGDsについて、世界に広がる多様な問題を改善する方法を英語で議論し、考えていました。グローバルイシューの多様な情報をインプットし、幸せになるとはどういうことかという解決目標をアウトプットすることができても、その目標達成の実現の仕掛け=方程式をどう作るのかということに力点が置かれていました。</p>
<p>あらゆるものを関数関係という発想で、解決しようとした数学者や哲学者は、たとえばバートランド・ラッセルやエルンスト・カッシーラーのように、たくさんいますが、いまだにその知恵の輪は解けていません。</p>
<p>三田国際という現代の魔法学校ならそれはできるかもしれません。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03095.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>理科の授業では、弾む物体を弾まないようにするにはどうしたらよいかというトリガークエスチョンを、実験によって検証していました。同じ球の容器の中に、条件を変えて詰め物をして、実験していきます。その姿を動画で撮り、自分たちの仮説の検証をプレゼンする時のモニタリング用の動画も作成していました。</p>
<p>この授業も多様な条件の違う素材を入力して、結果が違ってくるのは、なぜか、y=f(x)を解き明かしていたわけです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03115.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>美術の授業では、ある音楽をインプットしたときに、どんなイメージがアウトプットされるか絵で表現していました。しかし、それで終わるのではなく、その絵をアプリに取り込んで、音楽や動作を交えて、音楽を聞いたときにイメージされる感情や発想、絵画などの表現がどのようにでてくるのか動画にまでしていたのです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03138.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>MST(メディカルサイエンステクノロジー)クラスの英語の授業は、各国の情報をリサーチして、チーム内で、それぞれ自分の考えをアウトプットし、シェアしていました。この授業がMSTの特徴をどのように反映しているのか、生徒に訪ねてみると、メンバーのいろいろな考え方の過程をしることで、国の特徴を捉える方法が見えてくるし、特色を表現する際、表やグラフなど数学的な発想のものを使いますからと明快に解答が返ってきたのです。</p>
<p>実は、どのクラスでも尋ねてみたのですが、同じように俊敏な反応がかえってきます。いったいなぜか?それはいつでもどこでも、iTunesUにアクセスすれば、自分は今何を何のためにどうやって学んでいるのかシラバスがはっきりしているし、eポートフォリオでリフレクション過程がみえてくるからです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03044.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>三田国際のメタルーブリックは、シンプルですが、それがゆえに、教科ごと単元ごとに具体的なルーブリックが同じ構造で多様に展開しています。拡散と収束のシステムができあがています。しかも、教師も生徒も共有しているのです。そして、それが、トリガークエスチョンのインプット、その解決策のアウトプット。そしてその過程としてのPBLの学びという授業にきっちり反映しています。つまり、授業そのものが、y=f(x)になっているのです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03253_1.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>休み時間に実験室の近くを歩いていくと、MSTクラスの生徒が、実験をしていました。何をやっているのか尋ねると、校内や近くの公園などから採集してきた植物の遺伝子を分析して、将来抗生物質などのように役立つ遺伝子を身近なところから見つけられないか研究しているということでした。</p>
<p>この遺伝子の研究方法について、丁寧に解説してくれましたが、あまりに専門的すぎて、にわかにわかりませんでした。しかし、彼らがすでに学部レベル以上の研究をしていることはわかりました。アメリカのAP(アドバンストプレイスメント)プログラム級のカリキュラムがMSTクラスで行われていると大橋清貫学園長には聞いてはいましたが、なるほどこれは凄いと実感できました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc03222.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></p>
<p>OPEN DAYの最終プログラムは、参加した教員が興味をもった授業のリフレクションのための分科会に参加するものでした。その中で、教頭田中潤先生は、このようなiTunesUをはじめとするICTを活用して、すべての教師がすべての生徒とまったく新しい授業を創っていくことはいかにして可能かについて、参加者と議論しシェアしていました。</p>
<p>魔法学校の授業やカリキュラムができる背景には、組織マネジメント論が存在し、それが学内全体で共有されていなければならないのですが、そのシェアの方法もまた、y=f(x)を創り出すことだったのです。点としてのxやyを作るだけでは、新しい学びの文化資本はできません。文化となるには、持続可能性がなければなりません。</p>
<p>教師一人ひとりの力を養うだけではなく、チームとして共有して活用してルーチンになることが大切です。しかし、その道のりは結構いばらの道です。クラッシュする場合もあります。動かざるごと山のごとしの場合もあります。</p>
<p>改革がうまくいく方法について、参加者が額を集めて考え対話していました。田中先生は、そこからまた新しいアイデアを思い付いたようでした。いずれ、それは公表されるでしょう。</p>
<p> </p>
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</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/c1%E8%8B%B1%E8%AA%9E" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">C1英語</a></div><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/pbl" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">PBL</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/ict" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">ICT</a></div><div class="field-item even"><a href="/ja/taxonomy/term/315" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">GE3.0</a></div></div></div><ul class="links inline"><li class="translation_en first last"><a href="/en/school_info_mita-international-school-miracles-one-has-never-been-seen" title="Mita International is a School of Miracles. One that has never been seen before" class="translation-link" xml:lang="en"><img class="language-icon" typeof="foaf:Image" src="https://21kai.com/sites/all/modules/languageicons/flags/en.png" width="16" height="12" alt="English" title="English" /> English</a></li>
</ul>
Sun, 30 Sep 2018 04:11:13 +0000
flloyd
767 at https://21kai.com
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三田国際 1人ひとりの価値を高める入学式
https://21kai.com/ja/node/736
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 土, 2018/04/07 - 13:28</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><div>
<strong>☆2018年4月7日(土)午前、三田国際学園の中学の入学式が挙行された。開幕10分前には、新入生の中学入試当日から、入学式に向けての足跡をドキュメンタリータッチの映像を流した。</strong></div>
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<strong>☆この映像は、新入生にとって、この新しい人生の第一歩の記念すべき入学式のときのみ流される。激戦の中でいまここにいるそのかけがえのない三田国際生としての価値と誇りを生徒と保護者、教職員全員で共有する絶大なる効果があると思う。by 本間勇人 私立学校研究家</strong></div>
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<img alt="" src="/sites/default/files/dsc04053.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></div>
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☆そして、午前10時。同校の吹奏楽部の響きが時を告げ、新入生は、会場に入ってきて、赤絨毯の上を歩きながら、自分の席についた。21世紀型教育改革、共学化、校名変更を大胆に行って4年目。生徒募集が成功したことは、あまりにも有名である。</div>
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<img alt="" src="/sites/default/files/dsc04066_1.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></div>
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☆そして、その効用の1つに、多様な部活が活発に行われるようになったということが挙げられる。今では、当たり前のように吹奏楽部が、美しもパワフルに演奏しているが、これも生徒募集を成功に導いた経営戦略があってこそである。</div>
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<img alt="" src="/sites/default/files/dsc04063_0.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></div>
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☆新入生が全員着席するや、入学許可のセレモニーが始まった。1人ひとりの名前が呼ばれ、1人ひとりが起立し、「はい」と返事をして着席する。このセレモニーは、1人ひとりを大切にしていることの証である。もちろん、赤絨毯の空間を歩むという行為にもその気持ちは染みわたっている。</div>
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<img alt="" src="/sites/default/files/dsc04072.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></div>
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その凛としたテンションの中、大橋学園長が登場し、このような趣旨の式辞を語った。</div>
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<strong>「かつてないほどダイナミックに時代が動いている。これからの時代に求められる気質は、今までのように言われたことや与えられたれたことをきちんと速くできるだけではなく、自ら考えることがキーになる。</strong></div>
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<strong>一歩先を考えることで浮かび上がってくることがある。深く考えることでわかってくることがある。違う視点で考えることで判断がきくことがある。とにかく考え続けることである。そうしていくうちに、学ぶことに加え研究するという意欲につながり ひとたび研究者たるたる姿勢で学べば、自分だけにみえる鮮やかな景色がみえてくる。これからはこうしたいという気持ちもでてくる。</strong></div>
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<img alt="" src="/sites/default/files/dsc04080.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></div>
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<strong>その積み重ねが、自分ならではの探究の景色を・世界を描くことができるようになるのである。</strong></div>
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<strong>思考の扉を開き、世界に羽ばたきという校歌の言葉は、そのようなことを意味している。このことは決して簡単なことではないが、皆さんならきっとできるはずである。</strong></div>
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<strong>また、今回の中学入試受験生のうち合格できたのは12%である。今、みなさんが、座っているその席に憧れ、夢をかなえることができなかった受験生もたくさんいる中で、それを勝ち得た皆さんは同士であり、同期生である。生涯変わらない同窓生となる。だから、結束して欲しいのである。</strong></div>
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<strong>心から尊敬できる信頼できる友を持つことは、お互いの存在を称賛し、尊敬し合える生涯の友、人生の誇りを手に入れることである。ぜひ結束してほしい。この日のこの気持ちを、6年間の原点にしてほしい。それがいつか人生の原点なのだと誇りをもって言える日が必ずくると信じてほしい。</strong></div>
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<strong>新しい三田国際生に「発想の自由人たれ」という言葉を送りたい。この精神で卒業生が必ずや社会で活躍し貢献していくはずである。同期生が一丸となって、先輩に続いてほしい。」</strong></div>
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と三田国際の“Soul”を贈った。</div>
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それに応えて、新入生からも誓いの言葉があった。新入生代表は2人。1人は日本語で、もう1人は英語で。たしかに、今年の新入生は、6クラスのうち4クラスがインターナショナルクラスで、2クラスが本科である。もはや、学園生活そのものが日本語と英語の併用で行われるようになっているのだから、この誓いの言葉が、両方の言語で語られるというのは、自然なことなのである。</div>
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新入生は、こう高らかにスピーチした。</div>
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<strong>「夢に見た三田国際の生徒になった。毎日の勉強や部活を通して、新しい先生や友達との出会いがあると思う。その中で、難しいことにも挑戦し、協力していきながら考える力を身に着けたい。</strong></div>
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<strong><img alt="" src="/sites/default/files/dsc04095.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></strong></div>
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<strong>明るく楽しい学園をつくってくださった先生方や先輩たちに学び、どんなことにも全力で立ち向かい、実りある生活をおくる。」</strong></div>
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という頼もしい誓いの言葉が語られた。はやくもすばらしいプレゼンテーション能力を披露したのである。</div>
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今年の三田国際の新入生は、入学時点で、すでに深く学ぶ力、ハイレベルの英語力、豊かなプレゼンテーション能力を持っている生徒が多い。他校であれば、中学の間に、このくらい成長すればよいというレベルから中1をスタートできるのである。</div>
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<img alt="" src="/sites/default/files/dsc04101_1.jpg" style="width: 750px; height: 562px;" /></div>
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☆吹奏楽部の演奏に合わせて先輩たちの合唱と共に新入生は校歌を歌った。その響きを聞きながら、また新たな三田国際の学びの景色を見ることができると期待が膨らんだのである。</div>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/taxonomy/term/315" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">GE3.0</a></div><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/c1%E8%8B%B1%E8%AA%9E" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">C1英語</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/pbl" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">PBL</a></div></div></div>
Sat, 07 Apr 2018 04:28:48 +0000
flloyd
736 at https://21kai.com
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三田国際学園「21世紀型入試」を発表
https://21kai.com/ja/node/690
<div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p>三田国際学園は、6月3日(土)学校説明会を実施し、2018年度入試の本科クラス2月4日で「21世紀型入試」を実施することを発表しました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02309_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>試験内容は、自己表現シート … 50分、課題論述 … 50分、面接(日本語・グループ形式)というもので、欧米型のアドミッション、またAOや推薦入試などと同様のスタイルです。「思考力入試」の新バージョンとも言えるでしょう。</p>
<p><strong><a href="http://www.mita-is.ed.jp/admissions/junior.html" target="_blank">2月1日以降の入試日程についてはこちらのページでご確認いただけます</a></strong>。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even" rel="dc:subject"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd" rel="dc:subject"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E6%80%9D%E8%80%83%E5%8A%9B%E5%85%A5%E8%A9%A6" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">思考力入試</a></div></div></div>
Sun, 04 Jun 2017 09:17:42 +0000
hiros
690 at https://21kai.com
-
三田国際 未来を拓く「基礎ゼミナール」
https://21kai.com/ja/node/682
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 金, 2017/05/19 - 18:44</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際学園中学校・高等学校(以降「三田国際」)の本科では、中2から週2時間「基礎ゼミナール」を実施している。「経営」「理論物理」「アプリ制作」「遺伝子工学」「細菌学」「言語記号論」というような学問的な背景が横たわっている探究テーマをPBLスタイルで研究していく。</strong></p>
<p><strong>今回、田中潤教頭の「経営」をテーマにした基礎ゼミナールの様子を拝見した。by 本間勇人 私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02214_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>(文化祭という擬似市場で商品を販売する株式会社を創業する起業家プログラム。中3に社長・副社長がいて、中2・中3と協働して株式会社を運営していく。田中先生はコンサルタントさながら。)</p>
<!--break--><p>1時間目、中3は、組織論やマーケティング理論をみっちり学び合い、2時間めに中2とともに会社を創っていく準備にはいる。文化祭では、出店する外部からの本物の会社がある。その会社は、いあわば競合他社ということになる。</p>
<p>文化祭に訪れる人々を消費者に見立てて、自分たちの会社の比較優位を計算していく。SWOT分析を田中先生が文化祭という擬似市場にアレンジしたマトリクス表を使って行っていく。マーケティング戦略をつくりあげていくのだ。</p>
<p>その際、中3メンバーは、組織論に基づいて、マネジメントしたりモチベーションを持続可能にしていったりする。何せ相手はプロフェッショナル。そこと競える会社を創るにはどうしたらよいのか。強みや弱み、機会や脅威を分析していく。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/mitaji_chu_zemi_0.jpg" style="width: 750px; height: 332px;" /></p>
<p>経営企画会議よろしく、グループディスカッションをしている間に、他の基礎ゼミも案内して頂いた。どの教室も「好奇心」「開放的精神」「批判的精神」がさく裂していた。あのファインマン教授が、科学者としての才能の3要素と語ったものであるが、まさに小さな研究者の頭脳が躍動していた。</p>
<p>理論物理の基礎ゼミナールでは、ベナール・セルと呼ばれる渦をつくる対流を観察していたが、田中先生のゼミの生徒がこの姿を見たら、組織論として散逸構造をどのように活用するか越境的想像を膨らますだろうなあと、この基礎ゼミの無限の可能性を感じ、見ている側もワクワク興奮した。</p>
<p>アプリを創ったり、プログラミングしている中2の生徒とかもいて、すぐにもエンジニアになれるのではないかとその才能の可能性に驚きもした。</p>
<p>生物の教室では、生命科学の研究をしている生徒たち、言語記号論では絵文字の言語学的アプローチをしたりして、現代コミュニケーション論を組み立てていた。</p>
<p>ちらっと見学しただけでも刺激的だったが、一年間1つのテーマを追究していく生徒たちが知的にも感性的にも大きく成長するのは火を見るよりも明らかだった。目の前に希望のスペースがパッと広がった。</p>
<p>後ろ髪をひかれつつも、田中ゼミに戻ってみると、白熱議論が起きていた。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02306_2_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>「機会」と「脅威」は、実は分けにくい。表裏一体で、機会は常に脅威になるし、脅威は機会をつくるなど、マーケティングのダイナミズムについて、直観的なのだろうが、なかなかセンスのよい議論していた。そして、私たち大人は、今まで中高生をあまりにも決められた枠の中に押し込めてきたのではないか、もっと中高生の発想の自由を、三田国際のように大切にしたほうがよいのではないかと改めて思いもした。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02339_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>中間報告のプレゼンも、大人顔負けの指摘が多々あった。たとえば、消費者を抽象的に捉えずに、人脈分析をして、セグメントまでしていたし、競合他社とのブランド力の差や立地条件の差異などを分析し、そこをどのように解決すべきかあるいは意志決定すべきか課題を明らかにしていた。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02321_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>グループワークの合間に、田中先生に、企業活動が、リーマンショックに代表される欲望の資本主義の常であるリスキーなものを生み側面もあることについて、今回議論するのですかと尋ねてみると、もちろん会社を創業する時の理念を決めますが、そこで、社会と自分たちの幸福についての均衡をどうするか当然議論が生まれますと話してくれた。</p>
<p>この基礎ゼミナールで、生徒は会社を創業し、運営し、利益をきちんとあげ、決算報告や社会貢献まで考案し体験していく。田中先生によると、実際に社長や会計士にもきてもらい、アドバイスをしてもらうチャンスも作っていくという。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02368_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>起業家プログラムというと、外部のプログラムに丸投げのところが多いが、田中先生は、すでにある学校の環境や、自分たちのネットワークを、市場経済の環境に見立てて、コンパクトにブリコラージュ的手法で作っていく方が学びの効果があると語る。</p>
<p>砂漠に放りなげられた時、身の回りにあるものを、サバイバルのための道具に仕立てる柔軟な野生の思考こそが、たとえ第4次産業革命になったとしても、いややはり予測不能な社会という点では砂漠と同じで、そこでサバイブするには、柔軟で創造的なブリコラージュ的思考が役に立つことは間違いない。田中教頭の英語圏の発想にはないフランス―ドイツ的な学問発想が、三田国際学園のインターナショナルな教育の奥行きを深くしているのだろう。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/pbl" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">PBL</a></div><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/c1%E8%8B%B1%E8%AA%9E" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">C1英語</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/ict" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">ICT</a></div></div></div>
Fri, 19 May 2017 09:44:44 +0000
flloyd
682 at https://21kai.com
-
三田国際 最強のPBL
https://21kai.com/ja/node/671
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 金, 2017/04/28 - 18:57</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際学園は、校名変更し、共学校化し、先鋭的21世紀型教育を断行して4年目がスタートした。3年間で中高の定員1200名をパーフェクトに満たす奇跡を起こしたが、その背景には、最強のPBL(Problem based Learning)型授業を教師全員で共有し、日々研鑽を積んでいく研修システムが構築されているからである。</strong></p>
<p><strong>そして、そのエグゼグティブリーダーは、間違いなく田中教頭である。田中先生の授業プログラムは、ちょっとやそっとでは真似できない優れた仕掛けが緻密に設計されている。おそらくただ見学していても、驚嘆、感動、感銘をうけるているうちに、肝心のデザインされた仕掛けを見抜くことを忘れてしまう。それほど、見る者を夢中にさせる魅力的授業である。by 本間 勇人</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00794_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>また、麻布や開成同様、一般には三田国際の授業は非公開だから、ますます田中教頭のPBLデザインは、神秘のベールに覆われ、それがかえって三田国際の授業の魅力を増幅させているのだ。</p>
<p>しかし、機会あって、今回見学することができた。名古屋出張だったが、またとない見学を逃すまいと、急いで戻ってきた。ぎりぎり間にあい、教室にはいると、なんと近代国家成立に影響を与えた3人の啓蒙思想家を学んでいるところだった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00801_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>たまたま、単元がそこだっただけなのだろうが、この帝国の時代から、近代合理性へのパラダイム転換の生みの親たちの授業を行っているところに立ち会えたとは、なんとも不思議な感じがした。というのも、三田国際は、この近代合理性の限界がもたらした、現在の世界問題を解決する新しい教育=先鋭的21世紀型教育を断行しているのだが、結局のところ、その根拠として啓蒙思想家の根源的な発想をどう超えるのかという議論を授業中に行っていたからである。</p>
<p>ここまで徹底して、いまなぜ自分たちは先鋭的な21世紀型教育という環境を選択して学んでいるのかを、近代の超克という歴史的パースペクティブの中で位置づけているのである。歴史の中の自分、パラダイム転換の旗手三田国際、新し社会を創る自分たち。生徒は、自分、学校、社会といった包括的座標軸的視座で学んでいるのだ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00803_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>歴史を捨象した独りよがりな自分探しとしての進路指導ではなく、歴史の中の自分を見定め、歴史を創る自分をイメージ化する作業が、三田国際の田中教頭のPBL授業なのである。</p>
<p>なるほど、教頭兼学習進路部長である。日々の学習とキャリアデザインの統括リーダーの意味が了解できた次第である。</p>
<p>近代合理性、特にカントとヘーゲルをどう乗り越えるかは、ハイデガーやガタリ、デリダなどの現代思想家が取り組んだ大問題のはずであるのにもかかわらず、生徒たちは軽やかに立ち臨んでいた。</p>
<p>カントやヘーゲル、ハイデガーを理解するには、啓蒙思想家の論理的仮説である「自然状態」をいかに分析し、脱構築するかにかかっている。そんなことは、教科書にも書いていないし、現代思想家もあまり語らない。しかし、カントはそれを物自体に置き換えたし、ヘーゲルは自然状態の弁証法的成長が行きつく究極の頂点「絶対精神」としてとらえたし、ハイデガーは現存在が気遣いから遠ざけてしまう「存在」に置き換えたし、そのような固定した見方をリゾームという新概念に置き換えたのがガタリである。そして、そのようなすべての設定を脱構築しよとしたのがデリダだった。</p>
<p>要するに何を言っているのかわからないのが現代思想であり、これが現代思想の限界。それをあっさり乗り越えてしまうのが田中教頭のPBL型授業なのだ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00789_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>生徒に、まずは個人ワークとして、自然状態に自分が置かれたら、どなると思うかという自分事から出発させる。知識の確認ではなく、知識が生まれる思考のプロセスを遡る。</p>
<p>そして、そのようなことになる「自然状態」がいかなるものか仮説を立ててみようということになる。チームで侃侃諤諤議論をして、プレゼン。この過程は極めてナチュラルでシームレスに展開していった。</p>
<p>生徒から、理性というのは自然状態にあるのかといったなかなかいい質問も、その議論の合間ににでてきた。すると田中先生は、帝国から近代にシフトするというのは、こんな感じだと語った。転んで足を痛めたときバチがあたったと言っていた時代から、転んだのは平衡感覚がとれなかったからだと言える時代に。生徒はドット笑った。理性と自然状態の関係を一瞬にして理解したのであるであるが、このメタファーで笑えるという知的レベルの高さに驚いた。</p>
<p>あるときは、クレヨンしんちゃんというのアニメをメタファーに国家成立について語ったりもする。遊びと学びのダイアローグが回転しているのが、田中教頭のPBLだ。PBLのスタイルの真似はできても、メタファーや問いの投げ方の奥義までは真似できない。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00843_0.jpg" style="width: 750px; height: 500px;" /></p>
<p>自然状態の定義を各チームごとにプレゼンしたあとに、すかさずリアリスティックアプローチ手法のリフレクションを投げかける。みんなの発想は、結局啓蒙思想家と近かったのではないか?ということは、君たちが今考えた過程は、啓蒙思想家とシンクロしていたんだよとフィードバック。</p>
<p>そのとき、はじめて生徒たちは、啓蒙思想家を乗り越える立ち位置にいることに気づいたのである。先人から知識を学ぶ方法を学ぶだけではなく、先人の限界の地平に立つことを学ぶ学び。青春時代に背伸びをすることぐらい内発的モチベーションが燃えることは他にない。これが田中教頭のPBL型授業の奥義である。</p>
<p>そんなことをやって東大や京大や一橋大の問題が解けるのか?と疑問にもたれたれた方は、およそそれらの大学の入試問題を研究したことがないといえよう。田中教頭の射程内に収まった骨太の啓蒙思想についての問題がまんま出題される。ご安心あれ。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/pbl" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">PBL</a></div><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/ict" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">ICT</a></div></div></div>
Fri, 28 Apr 2017 09:57:50 +0000
flloyd
671 at https://21kai.com
-
三田国際学園 先鋭的オールアクティブラーニング
https://21kai.com/ja/node/578
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 土, 2015/11/14 - 17:55</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>11月14日(土)、三田国際学園では、全校で、在校生保護者対象授業公開を行いました。どのクラスどの教科でも、先鋭的なアクティブラーニングを当たり前のように行っていました。「先鋭的な」というのは、1つは、どのクラスでも解が一つではない、創造的な思考をどこまでも広げていく授業展開であるということを意味します。</strong></p>
<p><strong>もう1つは、対話や議論、プレゼンが行われていて米国の大学のセミナーさながらのレベルになっているということをさしています。さらに、全員がiPadを自在にこなし、学びのツールから思考のテクノロジーにシフトしているということなどを示しているのです。</strong></p>
<p><strong>特に、インターナショナルクラスの理科や社会は、オールイングリッシュで行われていたのは圧巻でした。 by 本間勇人 私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/mita_2_0.jpg" style="width: 650px; height: 320px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>今年は、アクティブラーニングという言葉を聞かない日はないぐらい、私立公立問わず、喧しく話題になっていたわけですが、明らかに形だけのものもあり、今では「本物アクティブラーニング」かどうか保護者もチェックできるような目が必要になってきたと言われるようになりました。</p>
<p>保護者が参観に行ったとき、質の良い本物アクティブラーニングは、生徒の構えが主体的だし、思考する時は没入して集中しています。そして、互いの考えを受け入れながら、互いに質問し合っている議論のシーンが目に飛び込んでくるものです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09974_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>なんといっても、キリッとした表情、真剣な眼差しは、そのアクティブラーニングが本物であることを象徴しています。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09845_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>教師と生徒の関係も、教える教わるの関係ではなく、互いに学習者であり相互通行型授業になっているというのもポイントです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09804_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>iPadがリサーチや学びのツールである以上に、ロイロスクールノート・アプリやグーグルドライブによって、ネットワークにつながって、互いの考えをシェアし、複眼的に思考するテクノロジーにシフトしているかどうかも重要です。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00047_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>そして、なんといっても「シラバス」がシンプルにデザインされているということ、そのシラバスの構成がエクステンドエッセイの骨格になっていて、アクティブラーニングに身を任せると、論理的に表現するスキルを身体化して暗黙知に転換することができるということは最重要かもしれません。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00069_2_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>もちろん、豊かな知性と感性の両方を兼ね備えた教師の人間の大きさが一番であることは言うまでもありません。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09822_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>三田国際学園のように、全教師が一定水準以上の「本物アクティブラーニング」を実行できる学校は、他にありません。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09909_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>それゆえ、生徒はみな自信に満ちたすてきな表情をしているのです。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> アクティブラーニング</a></div></div></div>
Sat, 14 Nov 2015 08:55:39 +0000
flloyd
578 at https://21kai.com
-
三田国際 はじめての学園祭(2)
https://21kai.com/ja/node/572
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 日, 2015/11/01 - 12:15</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際の学園祭のベースはアカデミックな探究パフォーマンス。今年入学した中1、高1は、自己探究のプレゼン。おそらく来年、中2、高2は、社会科学や自然科学の分野に探究活動を広げるだろうし、中3、高3になれば、ポスト資本主義の次にくる未来都市についてや、もし地球の自転が逆だったらというような新たな理論の提案に取り組むことになるでしょう。</strong></p>
<p><strong>3年後は、中学1年生から高3生まで各クラスでアカデミックパフォーマンスがさらに活気あふれるほど行われているでしょう。それを予感させるはじめての学園祭でした。私は午前中で次に移動しなければならなかったのですが、駅に向かう途中、三田国際学園に向かう多くの受験生家族とすれ違いました。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/mita_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 435px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>全員が行うプレゼンテーション。すべての生徒が、緊張を突破し、自分なりの問題意識を聴衆者にうったえかけ、達成感そして自信が身心全体を満たしたことでしょう。もちろん、学園祭ですからアカデミックパフォーマンスが終了すれば、今度はエンターテイメントの演出です。友人のプレゼンに受験生を誘ったり、模擬店などのアピールをしたり、学びと遊びの境界線をいったりきたりする重要な体験をしていました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08168_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>その境界線の意識こそ、米国の名門大学のアイビーリーグの大きな特色です。三田国際が目指す生徒像がわかる精悍な表情の男子生徒にも出会いました。改めて三田国際はグローバルリーダーを育成するインターナショナルスクールになったのだと感じ入りました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08196_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>実験室でも、仮説実験の検証結果のプレゼンテーションが行われていました。一瞬新しい若い先生が入ってきたのかなと錯覚したほど、その姿やトークが教師然とした高1生でした。才能が開花し、可能性がどんどん広がっている象徴的なシーンでした。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08244_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>あらゆる場面で、英語で対話している様子もいっぱいありました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08223_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>アートシーン越しに学園長が立っていましたから、話しかけようと近寄りました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08235_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>すると、学園長自らドアを開け、ミニ説明会の会場に保護者の方々を誘導していたのでした。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08219_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>数年前まで、ここは、一般の説明会の会場でしたが、あのころ、この会場が一杯になることを大橋学園長以外に誰が想像したでしょうか。今では満杯で、あふれるほどです。学校が大きく変わったとき、受験生/保護者の学校選択の価値観も大きく変わります。こんなことができる学校経営者は限りなく少ないことは説明するまでもないでしょう。今や三田国際の教育は希少価値です。それがゆえに多くの生徒が自信をもって誇りをもって学ぶのです。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80%E5%AD%A6%E5%9C%92%E7%A5%AD" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> 学園祭</a></div></div></div>
Sun, 01 Nov 2015 03:15:32 +0000
flloyd
572 at https://21kai.com
-
三田国際 はじめての学園祭(1)
https://21kai.com/ja/node/571
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 土, 2015/10/31 - 13:49</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>2015年10月31日(土)、11月1日(日)の両日、三田国際学園は、はじめての学園祭を開催。創立100年を迎え、何度も文化祭を行ってきましたが、今年共学校化し、名称変更し、カリキュラムイノベーションを果たした三田国際にとっては、第1回学園祭として開催されます。</strong></p>
<p><strong>まだ生まれ変わって、1年を経過していないにもかかわらず、はやくも教育の成果をお披露目するところまできています。この幾何級数的な成長の広がりは、3年後、6年後どこまで大きくなっているのでしょう。by 本間勇人 私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08033_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>共学化したのだから、当たり前なのですが、バスケ部男子の元気がはじけていました。<img alt="" src="/sites/default/files/dsc07990_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>オープニングは吹奏楽部。直前まで練習に余念がありませんでした。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07970_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>練習の合間に学園長大橋先生を囲む女神ミューズたち。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08040_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>そして、ついに学園祭“Born”がオープンしました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07978_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>それにしても、何事も徹底・貫徹している先鋭的な教育を行っているのが三田国際。パンフレットも日本語と英語を併記しているほどです。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08148_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>中1と高1の各クラスでは、オリエンから今に至るまで、自分をみつめ、自分の道を探求している中間報告がプレゼンテーションされました。インタークラスは、オールイングリッシュのプレゼン。</p>
<p>ノーベル平和賞受賞のときのマララさんの名スピーチを動画で流しながら、One child, one teacher, one pen and one book can change the world. Education is the only solution. Education First.“”を引用しながら、自分も世界を変えられるのだと、三田国際学園で、自己信頼、創造的自信を内生させたことを雄弁に物語っていました。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08095_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>中1の生徒の中には、三田国際学園で自分の大好きなICTの世界を深められたと、今興味をもっているマイクラのシステムの話を詳細にプレゼン。すでに起業できるイノベーティブな能力とビジョンを持っていることに驚愕。「発想の自由人」がモットーの学園の証明です。</p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80%E5%AD%A6%E5%9C%92%E7%A5%AD" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> 学園祭</a></div></div></div>
Sat, 31 Oct 2015 04:49:09 +0000
flloyd
571 at https://21kai.com
-
三田国際 異次元の授業全面展開(3)
https://21kai.com/ja/node/527
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 金, 2015/05/08 - 17:53</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際のSGTマスター田中先生の授業は、穏やかで凄まじき対話が響き続ける。おそらく他校では真似のできないオリジナリティである。そのオリジナリティとは、本質の本質に迫る眼差しなのだ。通常の本質論者は、常に本質の物神化というジレンマに陥る。そのジレンマに陥らないためにはどうするか、本質を本質のままに大切にすることはいかにして可能かということがテーマになっている小論文指導は、どこの学校でも行われている。</strong></p>
<p><strong>そしてそんな本質の物神化という大きな物語はすでにないことは、1989年以降、フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」で世を騒然とさせたことは記憶に新しいだろう。もはや、本質と経済社会の市場経済を統合することによって、欲望金融経済社会の魔の手から子どもたちの未来を守ることができるのだというテーゼは幻想であり、フェイクである。残念ながら、サンデル教授、トマ・ピケティ教授の書籍がベストセラーとして、まさに本質の物神化の権化になっているというパラドクス!これが物語りなき現代社会の相変わらずの罠なのだ。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02886_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>田中先生は、こんなトーンの表現を静かに授業の後半にもってくる。それまでは、たとえば「8日目の蝉」という小説の隠喩を解き明かさせるアクティブラーニング。ドラマ化された作品でもあるから、生徒は楽しげに議論をする。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02824_2_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>もちろん、それでよい。授業は知的に楽しくなくては!しかし、生徒はこの知的に楽しい議論ができる環境があるのは三田国際だからだということにまだ気づかない。もしも、この三田国際というコミュニティ以外の場所に自分がいたとしたら、物語りなき解なき社会で余裕をもって議論なんてできているのだろうか。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02847_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>しかし、「8日目の蝉」の隠喩を読み解く過程で、物語がないところから出発せざるを得ない主人公の気持ちにぶち当たる。主人公は過去に誰に傷つけられたわけでもないが、過去をもたないキャラクターとして描かれていることにだんだん気づいていく。</p>
<p>このかつてはあったはずの共同体の既定の物語に沿って、人間を理解し、その物語の中で悲喜劇を判断すればよかったのだが、それができない。この主人公は悲しき状態なのか、意味のない存在なのか?涙を流す行為は、共同体があって初めて成り立つから、涙も流せない。。。主人公が属する共同体は空虚から始まる。トラウマなき空虚。それは悲しいことなのか、不幸なことなのか、涙すべきことなのか。。。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02968_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>生徒たちは、大きな物語がなくなっているのに、まだ近代社会の共同体の回復を夢見る団塊断層の世代の大人たちの「本質こそ大切だ」という道徳には心を動かされることはない。</p>
<p>しかし、ポストモダン的な価値相対主義者がかたる新人類世代の「本質なんてない、幻想なんだ」という言葉にも耳を貸さない。</p>
<p>大人たちの言う本質とは違う本質。本質なんてないんだといっても前提に本質を認めている逆説的な物言いに対する違和感を持ち続けている。もちろん、明快に意識をしているわけではないだろうが。しかしミレニアル世代あるいはi世代である彼らにとって、信じられる共同体は脳神経が反応し映し出す新しい意味である。それをどうやって物語るのかそこが問題だ。</p>
<p>SGTマスター田中先生は、近代化を表現したヘーゲルやカントを現存在から引き離し存在という根源に還ろうとしたハイデガーをも批判したデリダその弟子のカトリーヌ・マラブーの哲学を生徒たちに語る。生徒たちは、ここれだ!と楽しげな議論をやめて、真剣に耳を傾け眼差しを田中先生に向ける。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02974_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>物語りなき現代社会において、誰かに物語をつくる前提をつくってもらうのではなく、自分ならどうするのか?そんなことできるのか?まるで幕府という共同体が崩壊し、新しい明治近代社会を自らの手でつくらなければならなかった吉田松陰、福沢諭吉、江原素六、新島襄、渋沢栄一といった私学人にシンクロするかのように田中先生は静かに問いかける。「君の志はなんですか」。三田国際の高1の探求授業、そしてそれは同時に生徒1人ひとりの志と勇気の物語づくりでもある。三田国際の魂の授業が始まった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02979_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80sgt" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> SGT</a></div></div></div>
Fri, 08 May 2015 08:53:42 +0000
flloyd
527 at https://21kai.com
-
三田国際 異次元の授業全面展開(2)
https://21kai.com/ja/node/526
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 金, 2015/05/08 - 12:45</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際の相互通行型授業(アクティブラーニング)を成り立たせているのは、IB型「問いの構造」をデザインできるSGTの存在とその「問いの構造」を教師も生徒もフラットにシェアできるKnotworkをグーグルのクラウドグループウェアを活用してデザインできる情報系のSGTが複数存在しているからである。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02734_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>パソコンルームは2部屋あるが、どこの教室でもiPadはつながるし、プロジェクターも完備している。だから、情報の時間を各クラスでもできてしまう。1つひとつのクラスを回り、図書館司書教諭さながら、情報収集の仕方、情報蓄積の仕方、デジタル編集の方法など全クラスの生徒と学ぶ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02257_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>グループウェアに入るにはIDが必要だから、一斉授業のようなスタイルでも、Knotworkを活用しているかどうかは、個人単位で了解できる。個人単位の対話がきちんと行われるのだ。1人ひとりが、どこまでシステムを理解し、活用しているか了解可能で、エッセイや作品はポートフォリオとして格納されるから、理科の広さ深さまで教師と生徒はシェアできる。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02733_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>一般にグループウェアは、情報共有の優れものと言われながら、有効活用されていない。常に更新され、常に活用されて初めて共有という状態が生まれるのに、ダウンロードされているだけで、蓄積されてはいくが、活用されないので共有されないケースが多い。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02737_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>だから、三田国際学園のグループウェアは、学びのフェーズごとにカテゴライズされ、いつでもどこでも必要な学びの時に必要なデータや情報を引き出せ、生徒側からも送ることができる。この頻繁なコミュニケーションでリアルな学びのスペースでもサイバーな学びのスペースでも活性化されているという意味でのアクティブラーニングを、学校全体で行っているところは、現段階で三田国際以外にはない。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02740_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>中1のオリエンテーションでは、自分たちのクラスのアイデンティティと自分のアイデンティティをつなげる体系構造をアクティブラーニングで学んできているが、この学びの方法は、日々活用するグループウェアのシステムそのものの発想でもある。</p>
<p>ものの見方や考え方のフレームが、サイバースペースでもリアルスペースでも一貫しているという点が、学びの習慣を創り上げ、システム思考を育成する土台となっているのが三田国際のICT教育の真骨頂である。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80sgt" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> SGT</a></div></div></div>
Fri, 08 May 2015 03:45:49 +0000
flloyd
526 at https://21kai.com
-
三田国際 異次元の授業全面展開(1)
https://21kai.com/ja/node/525
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 木, 2015/05/07 - 06:00</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際学園は、今年4月から校名変更、共学校化、1条校でインターナショナルスクール化した。そのあまりにも独自のそれでいて普遍的な教育の志に、中高受験市場は共鳴共振し、中高合わせて400人以上の新入生が入学した。学園の全生徒の実に80%を占める。中学入試の応募者総数は2118人。前年が194名であるから、前年比1091.8%の大ブレイクである。</strong></p>
<p><strong>この奇跡は、首都圏の入試市場を騒然とさせたばかりでなく、その評判は関西圏にも轟いた。しかし、本当に驚くのはこれからなのだ。IB(国際バカロレア)やSGH(スーパーグロ-バルハイスクール)以上のグローバル教育の全面展開がスタートしたからである。そしてそれができるのは、言うまでもなく教師全員がSGT(スーパーグローバルティーチャー)だからなのだ。by 本間勇人 私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02776_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>(10分休み時間の忙しい時に、中学の教師スタッフルームで。パッとスクラムを組んだ俊敏さ!学内にはSGTはこの倍以上そろっているというから驚きだ。)</p>
<!--break--><p>三田国際はとくに取材にいきますと構えなくても、別件で立ち寄ったとき、ぶらり授業を覗くと、そこは別次元の学びが広がる。まるで、ドラえもんの「どこでもドア」を開いた時の感じだ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02572_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>高1の授業を見学しに扉を開くと、PBLスタイルの相互通行型授業が展開していた。「サルが人間に進化したのはなぜか?」というトリガークエスチョンが提示され、チームで話し合っていた。iPadで検索したり、資料集のページをめくったりしながら。話し合うことと調べることが同時進行でアクティブに行われていたのだ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02587_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>それにしても、つい3月まで女子校だったという面影はまったくない。違和感なく男女共学校そのもののシーンが広がってたのにはやはり驚きであった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02617_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>生態は環境の変化が影響するというナレッジクレイムを発見し、生態とは何か?人類誕生時の環境がどうであったのか?生徒どうしナレッジクエスチョンを立てては、調べ合っていた。ふと机の上の教科書を見たら、生物の時間ではなく、世界史の時間だった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02602_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>藤井先生は、ある一定の時間が来ると、なぜ環境が変わったのかナレッジクエスチョンをさらに深める問いを投げかけた。そのとき、世界史でありながら、地理や気象などのナレッジエリアを結びつけるという学際的なナレッジフレームを広げていった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02611_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>今回この授業でやりとりされていたトリーガークエスチョンから流れ出る一連の問いを</p>
<p>・ナレッジクレイム</p>
<p>・ナレッジクエスチョン(旧TOKではナレッジイシューと呼ばれていた)</p>
<p>・ナレッジエリア</p>
<p>・ナレッジフレーム</p>
<p>などというIBのTOKの問いの仕掛けを構築する用語で表現してみた。実は欧米のグローバル教育において、「問いの構造」というというのはあらゆる学問で重要である。コミュニケーションはQ&Aの連鎖と言っても過言ではない。TOKの用語で説明できたということは、SGT藤井先生の授業はまさにこの「問いの構造」がデザインされていたということを示唆するのである。</p>
<p>おもしろいと思うコミュニケーション、深まりゆく探求というのは、問いの質が立体的な構造になって、その構造がデノテーション的に広がりコノテーション的に深まっていくというダイナミックな展開が発生している。</p>
<p>アクティブラーニングは、ただ調べて、話し合っても、外面的なデノテーション型の問いだけが広がっただけでは、フロー状態(没入)という探究の身心の構えが生まれない。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02636_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>私たちは子どもも大人も時間を忘れて没頭してしまうようなコトに魅力を感じ興味と関心が高なる。授業で扱うテーマは、すべての生徒にとって、はじめから興味と関心があるものではない。しかし、問いの構造が立体的に広がり深まるようにデザインされていたら、あるところから生徒は目を輝かして没入する。</p>
<p>この「問いの構造」のメタ認知としての研修を三田国際学園はSGTマスター田中先生のものとで着々と行ってきた。すべての教員がである。三田国際の奇跡に寄与した大きなエネルギーは、全員がSGTとしてNew Powerの教師力の熟達を求め続ける「学習する組織」となっているからではあるまいか。</p>
<p> </p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80sgt" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> SGT</a></div></div></div>
Wed, 06 May 2015 21:00:16 +0000
flloyd
525 at https://21kai.com
-
三田国際 ICT起業家精神創出
https://21kai.com/ja/node/496
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 土, 2014/12/13 - 01:18</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>12月12日、三田国際は、日本マイクロソフトとライフイズテックのサポートのもと、「女子中高生向けプログラミング講座」を実施。マイクロソフト ディベロップメント株式会社の加治佐俊一社長も参加し、使うICTから、創るICTを楽しもうとエールを贈った。by 本間勇人:私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08690_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>ライフイズテックのメンバーも、スモホが2007年後急に普及したように、2020年東京オリンピック・パラリンピックのころには、今とは全く違うデジタルな世界が登場している。</p>
<p>そして何より、今回体験してもらうプログラミングを誰もができるようになり、消費と生産の体験を同時にできるようになっている。使うだけではなく、クリエイティブな驚くべき体験ができるようになっている。今回は2020年の世界を、いま・ここで楽しもうと、動画を見ながらそのビヨンをシェアした。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08559_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<div>第Ⅰ部は「Hour of Code」を操作して、プログラミングやコンピューターサイエンスに触れるためのワークショップの時間。今回は世界180か国で開催されているコンピュータ科学教育週間(Computer Science Education Week)の一環として、三田国際でも行われた。まずは、ゲームを通して簡単プログラミング体験。</div>
<div> </div>
<div>ライフイズテックのスタッフにサポートされながら、さくさくクリアしていった。コンヴィヴィアルな雰囲気とフロー状態のメリハリあるアクティブラーニングがBGMにのって軽快に進んでいった。</div>
<div> </div>
<div><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08659_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></div>
<div> </div>
<div>第Ⅱ部では、いよいよアプリケーション開発ツール「Microsoft Visual Studio」を使ったストアアプリ開発の体験。カウントアプリを制作した。</div>
<div> </div>
<div><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08670_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></div>
<div> </div>
<div>アプリをはじめから作るのではなく、すでに書かれているコードを書き換えながら進めていくので、マニュアルに沿ってサクサク進む。初期値が設定されているから、それが可能だが、はじめからアプリを創れるようになりたいというモチベーションが生まれた生徒もいる。</div>
<div> </div>
<div>そうなるためには、専門的に技術をマスターする必要があるが、やはりアクティブな学びは、生徒1人ひとりの才能を掘り起こし、進路を拓く有効な体験であると参加した生徒も大満足。</div>
<div> </div>
<div><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08753_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></div>
<div> </div>
<div>昨今、大学入試改革一体型のグローバル学習指導要領改訂の話題が喧しい。アクティブラーニングが注目されている。既存のアプリを活用したICTベースのアクティブラーニングが行われるようになってもきた。</div>
<div> </div>
<div>しかし、三田国際は、生徒が自ら創ったアプリを使って授業に臨む日も近い。そのアプリを教師も活用するわけだから、国際バカロレアのように、教師と生徒の関係は、教える教わる関係から、共に学ぶ学習者となっていく。</div>
<div> </div>
<div>多くの教育現場では、このようなパラダイムシフトはまだまだ抵抗があるだろうから、2020年三田国際が21世紀型教育の拠点になっているというのは予想に難くない。</div>
<div> </div>
<div><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08705_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></div>
<div> </div>
<div>今回のワークショップと同時開催されたのが、今後のマイクロソフトのプログラミング教育支援プログラムのプレスリリース。会場校代表として大橋清貫学園長もスピーチした。今日のようなアックティブラーニングのシーンこそ未来の教育であることは確実である。使う側ではなく、創る側になる学びこそ三田国際の教育とマッチすると静かな情熱をもって語られた。</div>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80%EF%BD%89%EF%BD%83%EF%BD%94" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> ICT</a></div></div></div>
Fri, 12 Dec 2014 16:18:42 +0000
flloyd
496 at https://21kai.com
-
三田国際学園 留学生との出会いがもたらすもの(3)
https://21kai.com/ja/node/494
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 金, 2014/10/10 - 20:22</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>留学生との対話は、日本文化論の入り口にさしかかった。秋葉原や渋谷にも行ったが、ミュンヘンと違い新しい感覚が大好きだという。電車には感動したというから、フライブルグなどの環境に優しい電車トラムや自転車の道路の方がと思ったが、彼女がクールでスマートだというのは、PASMOの機能だった。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc05197_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>三田国際学園の在校生は、たしかに便利だけれど、今となっては当たり前で、感動することでもないが、留学生の感覚を通して、日本の文化のすてきなところを再発見できると語っていた。</p>
<p>それにしても、欧米の留学生の多くは、日本のアニメが好きだ。今回もやはりそうで、「トーキョーグルー」という最新作が好きだという。在校生は読んでいないというから、やはりすごい。</p>
<p>ドイツ人はみんなバウムクーヘンを毎日食べていると思ったらそうではなかったと在校生は語っていたが、これは日本人にもあてはまる。日本人はみな最新作のアニメの情報をカバーしているわけではないのである。異文化理解は、この先入観が砕けるところからはじまるが、今回の交流もお互いにそこから始まっている。</p>
<p>それはともかく、PASMOに感動することと「トーキョーグルー」が好きだという2つのことには、共通しているというところがある。現象にとらわれると、便利だとか怖いマンガだということになるが、共通のテーマは「越境」である。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc05223_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>現代日本人は、その生活がロボット技術と共存することで成り立っている。人間とロボットの越境に抵抗はない。ところが、ドイツ人は伝統的に人間存在と技術の共存にはクリティカルシンキングを発動してきた。</p>
<p>留学生は、そこから脱してきて、伝統より新しい日本の姿を称えている。「トーキョーグルー」も人間と怪物のヤヌスの顔をもってしまった主人公の葛藤と問題解決の物語である。ミュンヘンと言えば、マックス・ウェーバーやフロイトの街である。</p>
<p>無意識の怪物と超自我の聖なる心の葛藤と解決の旅にさすらうのが流儀である。もちろん留学生は無意識であろうが、日本にアメリカに、もっとほかに旅をしたい。そのために7年間、独学で日本語を勉強した。この過程こそ、さすらい人の素養たっぷりである。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc05250_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>(ダビンチの「受胎告知」で描かれている大天使ガブリエルのピースサインで!)</p>
<p>実はこれは欧米人の外国語習得の当たり前の姿であるが、三田国際の在校生にはショックだった。学校で学ぶものだと思っていたという。</p>
<p>そういう挑戦者である留学生は、それゆえ将来作家になりたいのだと。在校生はまた目をまるくして、自分たちは、まだ未来のイメージを固めていないと驚く。しかし、留学生は、人それぞれだから、大丈夫よと。</p>
<p>在校生は、またまたそのポジティブシンキングに文化というか価値観の違いに驚愕する。</p>
<p>ここには、夏目漱石が、異文化を旅して、最後には日本の異界である妖怪の世界をさすらって作家になった小泉八雲にコンプレックスを抱いたのと同じ心性が横たわっていた。このコンプレックスを乗り越えたのが明治の若者たちである。</p>
<p>どうやら、三田国際の教師と生徒はあの激動の明治時代の若者の息吹と呼吸を1つにしはじめたようだ。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E7%95%99%E5%AD%A6%E7%94%9F" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">留学生</a></div></div></div>
Fri, 10 Oct 2014 11:22:59 +0000
flloyd
494 at https://21kai.com
-
三田国際学園 留学生との出会いがもたらすもの(2)
https://21kai.com/ja/node/465
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 金, 2014/10/10 - 19:42</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際学園の生活に話が及んだ時、おもしろかったのは、留学生ばかりか、在校生も自分たちの学校が新しくなっていく際に、未来からの留学生として先生方に受け入れらているという気持ちが広がったことだ。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc05204_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>留学生は、とにかく三田国際の先生方は優しくて大好きだと。ドイツの先生は厳しいというか、いつも怒っているという。これは7月にドイツから留学してきた生徒も同じように語っていた。</p>
<p>おそらくこれは怒っているかどうかが問題なのではなく、教師と生徒の関係が20世紀型か21世紀型かという違いを感じてのことだろう。抑圧型か相互通行型かの違いと言う事だろう。</p>
<p>もし留学生が日本の20世紀型教育を実施している学校に行っていたら、この差異は感じなかったかもしれない。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc05220_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>実際、留学生も新しくなっている母校の授業の展開がおもしろいと感じると共鳴していた。先生方はテキストの内容に関連する部分の動画をこまめに見せてくれるから、目に見えない細菌の世界などの理解を深められるという。また、iPadなどICTツールを自在に活用して授業が展開されるから、モチベーションが持続するのだと。</p>
<p>学園生活に関しては留学生にとって、言うまでもなく新鮮なのであるが、在校生にとっても、特に授業に関しては、未来からの留学生として先生方から受け入れられているのであろう。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E7%95%99%E5%AD%A6%E7%94%9F" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">留学生</a></div></div></div>
Fri, 10 Oct 2014 10:42:51 +0000
flloyd
465 at https://21kai.com
-
三田国際学園 留学生との出会いがもたらすもの(1)
https://21kai.com/ja/node/464
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 木, 2014/10/09 - 19:26</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>今、三田国際は、ドイツからの高2留学生を受け入れている。今年7月も受け入れているから、年間通して、在校生は留学生と出会うチャンスがある、今回のドイツからの留学生も、日本が大好きで、在校生と日本のどんなところが好きか語り合った。身近な生活の話で盛り上がったが、その現象の背景にドキッとするような本質を留学生と在校生が共感し合う瞬間があった。by 本間勇人:私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc05194_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>留学生はホームステイ先で、お風呂の入り方がドイツとは違うとか、食事がたいへんおいしいとか、もちろん見る物聞く物初めて直接見るものだから、すべてが新鮮で、すべて好きなのだと語る。</p>
<p>また、ステイ先の在校生といっしょに自転車で通学するのだが、坂が急で、マウンテンのようだと驚いたのには、在学生も驚いたという。故郷ミュンヘンとは違い、自由が丘―二子玉川―用賀のエリアの風土が全く違うことを体験していた。</p>
<p>この地域は、国分寺外線のエリアだから、江戸から明治にかけて東京でも有数の大名や政財界人の別邸が立ち並んでいたところだ。都心部の大名庭園とは異なり、五島美術館にあるように、崖をうまくつかった大名庭園という日本文化の拠点でもある。</p>
<p>このエリアから、庭園国家論構想である国土計画「五全総」が生まれたのは記憶に新しい。二子玉川と用賀の間に、高島屋のガーデニングの別棟のビルができてたのはこれがきっかけである。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc05191_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>彼女たちは、何気ない通学という学園生活空間の背景に日本文化を無意識のうちに感じ取っている。しかし、在校生は、留学生と出会わなかったら、その感性のアンテナは作動せず、気づかなかったという。</p>
<p>大切なことは日本文化の知識ではない。日常の土台になっている自然の空間が、文化を生み出すその感覚を立ち上げるには、留学生の感覚と交流することがまず大事なことなのである。</p>
<p>「改めて気づいた」というこの感覚こそ留学生との出会いがもたらすものなのである。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E7%95%99%E5%AD%A6%E7%94%9F" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">留学生</a></div></div></div>
Thu, 09 Oct 2014 10:26:12 +0000
flloyd
464 at https://21kai.com
-
三田国際学園 広がる「相互通行型授業」(3)
https://21kai.com/ja/node/438
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 金, 2014/09/12 - 10:15</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>高3の日本史。大学受験勉強に突入した秋、どんな相互通行型授業をするのだろうか。大学受験勉強というと、どうしても演習中心の授業になるのが一般的ではないだろうか。そう思って授業を拝見したが、この時期に適った相互通行型授業というものがあった。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/mita_0.jpg" style="height:287px; width:650px" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>原田先生は、2時間続きの授業のおわりで、生徒にこうエールをおくった。</p>
<p><strong>「初めのころは、グループワークはまだ慣れていなかったね。だから、このままこのスタイルを続けるかどうか、正直迷った。でも、今日のみんなの議論は、資料の読み取りの確認から始まり、理由を考えていく際、それぞれが知恵を出し合い、多様な関係をつなげて、レポートをまとめた。議論の様子を聞いていて、大学の授業のレベルだと驚かされたところもある。知識を活用する力がついてきたと自信をもとう」</strong></p>
<p>今回の授業は、2時間のうち3分の1は、完全に座学。日本の美に注目した文化史を復習。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07342_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>原田先生は、平安から近世、近代から現代へと美と文化の関係を論じていった。時代によって、日本の文化が中国や欧米の影響を受けるわけであるが、それによって日本のアイデンティティはどのようにできていったのかということを考えるのが大テーマだったと思う。</p>
<p>そして、それをいきなり考えさせるのではなく、トリガー問題として、「日本が世界に誇れるもの(こと)は何だと思いますか?各グループで3つにまとめ、その理由を考えて、発表してください」と問うた。3つを挙げるのは、それほど難しくない。問題は理由だなと思ったが、実はそうではなかった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07363_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>どれが正解ということはないのだから、3つをさっさと決めて、その理由を考えればよいと思ううのは浅薄というものだった。というのも、逆に3つ以でてきて、そこから3つ選択する時の、理由の正当性や説得性について議論が及んでいったのだった。だから、授業の3分の1は、白熱と言うより、生みの苦しみのような空気が支配した。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07506_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>しかし、議論がされ尽くし、レポートを書きながら、舞い上がる1つの想いが広がるとき、空気は一変し、明朗活発な話し合いに進化していった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07495_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>姿勢も前のめりになり、思考が大回転しているのがよくわかった。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07511_0.jpg" style="height:366px; width:650px" /></p>
<p>プレゼンも堂々たるものだった。たとえば、「食文化」が誇れるという理由は、長い歴史的な自然との関係とか、消費と生産の過程がオープンになっているなど安全を保障するシステムができているとか、水の豊かさの文化などについて多角的に論じた。また「長寿」を語るとき、「食文化」との関係も述べ、それぞれが関係していると指摘もしていた。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07543_1_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>このように、どのチームも、ひとつのものやことについて、自然、歴史、経済、制度、文化、人の気持ちなど多様な事象をリンクさせて論を展開できるようになっていた。それに、仲間がプレゼンしている時に、引き込まれるように集中して耳を傾けている姿勢は、いかに内発的モチベーションが高いか物語っていた。</p>
<p>授業後、生徒に尋ねてみると、</p>
<p>「この授業は、AO入試や小論文のときに役に立つという実感があります。知識は使っているうちに実感がわきます。もちろん、記憶しなければならない知識が多いのが受験なんですが、考えて知識が身になるのは、大学でも求められますから、私は気に入っています」と。</p>
<p>三田国際学園の「相互通行型授業」は、学びの空間、プログラム、モチベーション、思考力などがダイナミックに統合されている。これによって、生徒は深く考え、議論し、本当の問題を見つけたとき、自分の解決思考を一気に駆け上っていく知の物語を体験できるのである。その物語こそ、自分のキャリアデザインを描く土台であろう。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80%E7%9B%B8%E4%BA%92%E9%80%9A%E8%A1%8C%E5%9E%8B%E6%8E%88%E6%A5%AD" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> 相互通行型授業</a></div></div></div>
Fri, 12 Sep 2014 01:15:01 +0000
flloyd
438 at https://21kai.com
-
三田国際学園 広がる「相互通行型授業」(2)
https://21kai.com/ja/node/437
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 木, 2014/09/11 - 07:49</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>高2の日本史の授業は、完璧な「相互通行型授業」だった。昨年、原田先生は高1から準備をしてきた。その成果がはやくも現れた。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/san_tian_guo_ji_1_0.jpg" style="height:158px; width:650px" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>三田国際の相互通行型授業は、教師と生徒の問答形式だけのことを言っているわけではない。問答形式はもちろん基本であるが、大切なことは生徒が自ら疑問をもち、議論しながら、問題を解決していくこと。そのためにPBL(プロジェクト型)のスタイルもはいっている。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07211_0_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>三田国際の問答は、知識の確認よりも、生徒が情報収集する多角的な視点のアイスブレイクを行うという感覚。</p>
<p>だから、問答する素材は、グラフの読み取り、写真の解釈、絵の意味の類推、オブジェの社会的背景の推論など多角的にどんどんやり取りをする。その速度感が、生徒の学びへの扉を開くマインドセットになっている。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07230_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>この問答の時の素材提供の非常に重要なところは、いきなり「理由」を問いかけないところだ。必ず「比較」の素材を提示し、その違いや共通点を問答していく。そのことが、生徒自身に「なぜこんな違いや共通するところがあるのだろう?」という問いを立ち上げる。</p>
<p>教師が「なぜですか?」と問うことは、疑問の視点を予め与えてしまうことであり、「国際バカロレア型の思考力」からは遠く及ばないことになってしまう。最初の段階では、豊富な「比較」できる素材を用意するのが、学びのデザイナーの腕の見せどころ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07259_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>グループワークは、いきなりディスカッションに入らず、資料を読み合うところから始まる。総合学習のような時間なら、その資料調べから始まるところだろうが、授業では、そこは教師が用意をする。大事なことは、情報の分析・整理の視点をトレーニングすること。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07285_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>情報取集が終わったら、一気呵成にディスカッションにはいる。ディスカッションしながらレポートをまとめることも忘れない。レポートの段階では、「理由」を徹底的に考える。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07305_0.jpg" style="height:366px; width:650px" /></p>
<p>そして、プレゼン。最初はレポートを読みながら語っているが、内側からこみあげる自分の考えを語るときになると、クラスの仲間に話しかけるようになる。ストーリーテラーへの変身。これこそあのTEDのスーパープレゼンの醍醐味である。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80%E7%9B%B8%E4%BA%92%E9%80%9A%E8%A1%8C%E5%9E%8B%E6%8E%88%E6%A5%AD" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> 相互通行型授業</a></div></div></div>
Wed, 10 Sep 2014 22:49:49 +0000
flloyd
437 at https://21kai.com
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三田国際学園 広がる「相互通行型授業」(1)
https://21kai.com/ja/node/436
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 木, 2014/09/11 - 06:21</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>今年6月、校名変更及び新しいカリキュラムを発表した三田国際学園中学校・高等学校(以降「三田国際」)。学校説明会の参加者が激増し、21世紀型教育の時代の扉を開いた。その人気の教育の中核は、「相互通行型授業」。</strong></p>
<p><strong>今やっと東京大学でも、「聞くだけの授業は、終わりにしよう」というスローガンのもと、大学教員、中高教員を対象としたオンラインによるノウハウ養成講座が始まるというのに、三田国際は来春からの新コース開設を目標に、昨年から準備が着々と進んでいる。原田啓志先生(進路・学習指導部)の挑戦を追った。by 本間勇人:私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07372_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p><!--break--></p>
<p><strong>「相互通行型授業」は、学びの空間が大切</strong></p>
<p>「相互通行型授業」の基本は、対話、ディスカッションョンである。対話やディスカッションは楽しいが、それはチャットや井戸端会議である場合がある。三田国際の授業ではもちろん、チャットや井戸端会議はやらない。</p>
<p>しかし、実は対話とチャット、ディスカッションと井戸端会議の境界線を引くのは、意外と難しい。チャットと井戸端会議はやってはダメだよと規制するや、「相互通行型授業」は成り立たたなくなる。</p>
<p>というのは、この授業の本位は、クリエイティビティだからだ。自由な発想だからである。規制ほどこの創造的行為にふさわしくないものはない。</p>
<p>ここを乗り越えるには、ふだんから対話やディスカッションの自由な雰囲気をつくるのが大切である。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc07275_0.jpg" style="height:433px; width:650px" /></p>
<p>だから生徒がはいってくる入り口の空間から下駄箱を一掃し、オープンスペースをつくり、そこにおしゃれな円卓の机を複数並べている。</p>
<p>もちろん、これは単純にファッショナブルな雰囲気をつくるためではない。「相互通行型授業」を形成する学習理論や認知科学にある「アフォーダンス」というモチベーションをアップする手法の1つである。</p>
<p>つまり、生徒の潜在意識を刺激する空間デザインをするというのが「アフォーダンス」。今ではコンテンポラリーアートや建築デザインの手法にも取り入れられている。</p>
<p>だから、いうなれば、三田国際の教育空間は潜在意識に働きかけるアート空間という頭のフェイントを応用しているといえる。教育空間によって、「相互通行型授業」や「考える行為」の準備が行われている。三田国際の教師は、緻密な学びのデザイナーであもる。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E3%80%80%E7%9B%B8%E4%BA%92%E9%80%9A%E8%A1%8C%E5%9E%8B%E6%8E%88%E6%A5%AD" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype=""> 相互通行型授業</a></div></div></div>
Wed, 10 Sep 2014 21:21:47 +0000
flloyd
436 at https://21kai.com
-
三田国際学園 留学生が認める授業
https://21kai.com/ja/node/398
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 日, 2014/07/13 - 07:05</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際学園は、スーパーイングリッシュコース(SE)の相互通行授業の浸透度、イマージョン率、ICT活用度はどんどんアップしている。そんな中、ここ4週間、ドイツから留学生Sさんがやってきて、国際交流の旋風を巻き起こし帰国した。英語が堪能で、SEクラスメイトと、英語でコミュニケーション。</strong></p>
<p><strong>しかし、そこで使われている英語は、たんじゅんにコミュニケーションの道具ではなく、すでに感性そのものそして思考そのものにシフトしていた。by 本間勇人:私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08728_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>Sさんのインタビューには、SEクラスの担任緒方先生と級友がいっしょにサポートしてくれた。もっとも、緒方先生は、SE生が通訳するサポートに回り、基本は、SさんとSE生の対話になっていた。</p>
<p>SE生の通訳によると、Sさんは、日本が大好きになり、また来年も日本にやってきて、やがては日本の大学に入りたいということのようだ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08689_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>ドイツとのスクールライフの違いについてたずねてみたが、驚くべきことに、ドイツの教師はプレッシャーがきついが、日本の先生はフレンドリーで、親切で、解放的で、大好きだという。</p>
<p>また、おべんとうをみんなで食べるランチの時間は、ドイツにはなく、とても新鮮だったし、生徒どうしの一体感がすてきだったという。</p>
<p>茶道や、華道などの部活も体験して、たいそう気に入ったが、そもそも部活はドイツの学校にはないので、こういう機会がある日本の学校は大好きであると。</p>
<p>4週間はあっという間に過ぎ、SE生もさみしくなる。もっと思い出を作りたかったと別れを惜しんでいた。もちろん、プリクラは撮ったそうだ。なにせ、ドイツにはないものらしい。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08712_0.jpg" style="width: 650px; height: 366px;" /></p>
<p>それにしても、彼女たちのグローバルセンサーはたいしたものである。実は「おべんとう」なるものは、ヨーロッパでは、大人気で、「obento」とそのまま使われているぐらいで、日本の様々な弁当箱が買われている。</p>
<p>キュートで、カラフフルで、ヘルシーで、コンパクトで、何よりも宝箱を開ける感覚が楽しいというセンス。高校生の彼女たちのグローバル教育は、そのような生活センスに密着したところから、ビジネスが生まれるヒントにつながっていくのかもしれない。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08752_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>Sさんは、明るく楽しくワイワイガヤガヤの雰囲気がなつかしく、三田国際の先生方や友達のことが大好きであると何度も強調していた。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08684_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>今井先生は、</p>
<p><strong>「Sさんの話を聞いて、がんばってやってきた相互通行型授業を評価してもらえたと認識しています。抑圧的でないという感想は、教師と生徒のコミュニケーションを大切にしていることを指しているでしょうし、ワイワイガヤガヤ楽しくて騒々しいというのは、PBL型のアクティブラーニングのことを意味しているのだと思います。留学生に受け入れられる、留学生を受け入れることができる授業を構築しているのだと実感できました」</strong></p>
<p>としみじみ語った。</p>
<p> </p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%EF%BD%83%EF%BC%91" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">C1</a></div></div></div>
Sat, 12 Jul 2014 22:05:19 +0000
flloyd
398 at https://21kai.com
-
三田国際学園 21世紀型授業展がる(2)
https://21kai.com/ja/node/350
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 木, 2014/06/05 - 18:08</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>スーパーサイエンスコースの授業といえば、数学と理科。数理的思考とは何か?大学入試問題ができるようになることは当然。しかし、それだけでは理数系に強い人材を育成できない。たとえば、アインシュタイン的な発想の持ち主を育成したいというのが、三田国際学園。</strong></p>
<p><strong>つまり、ガリレオの身の回りの現象から気づいた相対性原理を光速を組み合わせて、特殊相対性理論として方程式化=一般化してしまったその思考のパースペクティブを授業に取り入れたいというのである。</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09020_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09028_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p><strong>実験の実験</strong></p>
<p>菅原先生の数学の授業の後は、SSのクラスの生徒は生物室に移動。DNA上の塩基3つが1個のアミノ酸を決めるために暗号化されたものをいかに解読するかという授業だった。</p>
<p>まずはDNAのミクロの世界を動画で学んだ。目に見えないものをイメージするアイスブレイキング。数学の授業と同じ質感で始まった。この後、電子黒板というツールの多機能とそれに連動するiPadの循環がディスカッションと思考へのフロー状態をファシリテートしていくことになる。</p>
<p>そのツールの編成をマネジメントするのが深田先生。いわば先生はファシリテーターのファシリテーターだった。より高度な内容になると、授業の展開だけではなく、生徒のモチベーションの持続と集中の状態をどうつくるか授業運営の力も必要になる。</p>
<p>たいていは、道徳や抑圧の力、あるいは試験に出るぞというにんじんで生徒を圧するのであるが、生徒はエヴァンゲリオンよろしくパワースーツを着こなしていくうちに、モチベーション、チームワーク、思考への誘いに集中していく。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09071_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09095_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>あらゆる授業で、iPadは活躍している。深田先生からは、ワークシートが送られ、それをダウンロードしてチームで作業が行われた。シートは膨大だから、もし紙媒体で配布されたらどうだろう。</p>
<p>ページをめくりながら、どこを探すか焦点が定まらないでにぎやかになってしまうのが常である。ところが、iPadの場合、情報を限定し、3人でそれぞれ調べるシートを分担して、情報をすぐに交換し合えるから、そういう無駄な時間がない。その分思考する時間が増える。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09117_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>塩基配列を翻訳し、解読結果がでたら、今度は生徒たちは電子黒板に書き込んでいく。この授業の展開は、もしICT機材を使っていなかったら、このような感じでは授業は展開されていなかっただろう。</p>
<p>どういうことかというと、従来だと問題を解いて、黒板に解答をただ書き込むというテーストだったはずだが、ICTを媒介にすることによって、実験結果を入力し、サイエンティスト全員でそのデータを眺めて議論するというシーンに変化しているのである。</p>
<p>遺伝子組み換えの実験を実際にやっているのではない。しかし、あたかもそのシミュレーションのようになっているのである。</p>
<p>本物の実験をすることは大事だが、本物の実験をしたとしても、その実験を通して何を発見するかが、サイエンス思考のパースペクティブ。とするならば、実験シミュレーションを通して、何を発見するかという学びにおいても、サイエンス思考のパースペクティブを学ぶことができる。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09076_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>おそらく深田先生は、教科書の実験を追試するだけなら、動画で十分だと思っているのではないだろか。実験をやるのなら、教科書にないような自分で考えた実験をと。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc09110_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>それはともかく、驚いたことに、深田先生は、この作業がやっと終わりかけたときに、問いを投げかけた。この作業を通してある重要なコトに気づいたひとはいるかなと。一生懸命ワークシートの暗号を解読してきたのに、実はもっと重要な別の問題が隠されていたなんて!生徒は大いに驚いたが、それは次回までに考えてくるということでまたまた驚いた。三田国際学園になるということは、こんなにもたっぷり考える時間で満たされるのかと。</p>
<p>深田先生の授業も、菅原先生同様のオチがあった。それは問題を解いているとどうしても木を見て終わってしまう。そこで、その問いの背景には、森を見るパースペクティブの問いがパラレルワールドのごとく重ね合わされているのである。</p>
<p>あの天才コンピュータサイエンティスト、故ランディ・パウシュ教授は、最後の授業で、そのことを「頭のフェイント」と呼んだ。</p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E7%9B%B8%E4%BA%92%E9%80%9A%E8%A1%8C%E5%9E%8B%E6%8E%88%E6%A5%AD%E3%80%80" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">相互通行型授業 </a></div></div></div>
Thu, 05 Jun 2014 09:08:08 +0000
flloyd
350 at https://21kai.com
-
三田国際学園 21世紀型授業展がる(1)
https://21kai.com/ja/node/349
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 木, 2014/06/05 - 15:14</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>112年前に創設された戸板学園。そして100年前には、「三田高等女学校」が開設された。大正デモクラシー時代の精神である女性の自立をけん引するべく設立された。</strong></p>
<p><strong>今回も、新しい時代の精神をけん引する役割として、戸板学園が、再び「三田国際学園」を創設する。今日の時代の精神は、イノベーションを生み出す発想の自由人を輩出する学びの組織を創り上げることである。「三田国際学園」は、そのために授業改革に、そして新しい教育に挑む。by 本間勇人:私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/img199_0.jpg" style="width: 650px; height: 371px;" /></p>
<p>(当時の三田高等女学校)</p>
<p><!--break--></p>
<p>来年から立ち上がる三田国際学園の授業は、インターナショナルスクールである以上、世界標準のモノサシに基づいた授業展開をすることを決意。その準備は昨年行われ、今年すべての授業で開陳した。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/img198_0.jpg" style="width: 650px; height: 169px;" /></p>
<p>その世界標準の授業展開のプロトタイプは上記のようになっている。</p>
<p><strong>ミクロとマクロのループを追跡する数学</strong></p>
<p>スーパーサイエンスコース(SS)の数学の授業は、授業開始前に、生徒がすでに与えられた問題を板書するところから始まる。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08790_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>授業が始まるや、菅原先生は、1つひとつ生徒と問答しながら、生徒と考え方のパースペクティブを確認していく。どんなパースペクティブかというと、二次関数の平方完成とグラフの置き換えである。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08829_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>数学の思考方法は、異質のものを置き換えていく操作の創意工夫に醍醐味がある。どれだけ多角的に置き換えて、シンプルにしていけるかというロジックの体験の積み重ねの方が、数学のテクニックを取り出して演習するより数学的思考に好奇心・関心がわく。</p>
<p>がしかし、ここまでの問答はまだアイスブレイキングの段階。2次関数の特徴を、グラフで直感してほしいという意図があったのだろう。難しい幾何の問題が解けるより、幾何学的ものの見方・考え方を中学のときに生徒が暗黙知にしておけるかどうかが、カギでもある。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08860_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>アイスブレイキングが終わると、いよいよグループワーク。相互通行型授業は、教師と生徒の対話だけではなく、生徒と生徒の対話があることがポイントだ。ここにわかるからできるに飛べるヴィゴツキーの「最近接発達領域」が開かれる可能性が大いにあるからだ。</p>
<p>この「最近接発達領域」の発見は、21世紀型スキル、何より国際バカロレア(IB)のカリキュラムやコースワークで最も大事にされていることである。あの有名なフィンランドの教育でもコア概念である。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08847_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>さて、しかし、「最近接発達領域」、つまり、自分で気づかなかったポイントを同じくらいの学力の同僚と話し合っているうちにハッと気づくき、ハードルをクリアする領域の発見は、実は教師による巧みなトリガークエスチョンによる。</p>
<p>今回も、ミッションは上記のような問題を解決すること。この文章をいきなり二次方程式に置き換えて、あとは平方完成して、解くのもよいが、プライスディシジョンのときに、すぐに二次関数を活用する経営陣はいない。</p>
<p>まずはマーケティング、情報収集である。生徒たちは、全員iPadを持っているから、価格を決める方法を調べたりする。シナリオ分析が必要だとわかると、与えられた情報から、一対一対応の価格と売り上げを全部拾い上げていく。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08899_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>そして、キラキラした目で話し合い、情報を分析してどこでもシートにまとめあげていく。簡単なレポートの作成である。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08888_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>そして、プレゼンテーション。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08942_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08933_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 976px;" /></p>
<p>4チームのうち、2チームは上記のような解き方を考案したが、他のチームの中には、消費者の心理などの条件から考えるところもあった。菅原先生は、そのチームに対し、条件を多角的に見出したという評価をし、今回は与えられた情報だけで、合理的に計算した結果だけ考えてみようと提案したうえで、解説に入った。</p>
<p>ケアという意味もあったが、現実のプライスディシジョンは、そう簡単なものではないことも互いに理解したかったからである。今は2次関数しか勉強していないが、これからはもっと多様な関数を学ぶわけであり、その中からどの関数を活用するか、あるいは作るのか、発展的な学習の領域があるわけである。そこへの入り口を今からつぶすわけにはいかないのだ。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc08989_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>2つのチームが奇しくも描いた放物線は、何に相当するのか?生徒たちは、そこで「なるほど」と。二次関数のグラフに似ているというのはすぐにわかった。であれば、文章の情報を二次方程式に置き換えればよい。そう気づくには、いったん具体的に数えていくという行為は必要なのである。さて、グラフで考えると、生徒が考えてこととと一致した。</p>
<p>生徒は木という点を1つひとつ計算した。菅原先生は森という方程式を形成した。木も見て森も見る。つまり、帰納的方法と演繹的方法の統合、あるいはボトムアップとトップダウンの統合、ミクロとマクロ、つまり微分と積分、シンプルに数学を貫き通すパースペクティブの実感を抱けた授業展開となった。</p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E7%9B%B8%E4%BA%92%E9%80%9A%E8%A1%8C%E5%9E%8B%E6%8E%88%E6%A5%AD" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">相互通行型授業</a></div></div></div>
Thu, 05 Jun 2014 06:14:45 +0000
flloyd
349 at https://21kai.com
-
三田国際学園 世界標準の授業炸裂!スナップ
https://21kai.com/ja/node/340
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 月, 2014/05/12 - 18:56</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>三田国際学園のアクティブでインタラクティブでクリエイティブな授業が始まった。中1の英語、高1の英語。完全英語で授業を行っている。中1は、ハイレベルな英語の体験者がほとんどいない。しかし、あの「ニュートレジャー」を、はやくも英語で使いこなしていく。今回は、スナップ写真をご覧いただきたい。by 本間勇人:私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01854_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>中1の英語はティームティーチング。ネイティブスピーカーの英語教師も日本人の英語教師も、そのパフォーマンスはパワフル。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01882_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>コミュニケーションもあふれでるほどで、相互通行型をすっかり超えて、クラス中対話で言語のリズムであふれている。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01887_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>そしてホスピタリティにあふれている。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01949_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>プレゼンテーションも、Q&Aの対話のシークエンスの中に設定している。文法事項は教えられない。しかし、英語のコミュニケーションのフレームは五感で体得していく。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01982_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>ピアサポートも忘れない。1人ひとりのケアも万全。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01985_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>ハードルを教師が設定するのではなく、生徒が自ら飛べるハードルを設定する。そして、いつの間にか、自分でクリアし高くしていくモチベーションを燃やしている。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02026_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>さりげない繊細なプログラム。しかし、これこそ21世紀型スキルが大切にしているあの「発達の最近接領域の発見」であり、そこから生徒は自らを評価することによって学ぶ力を身につけていく。これが、20世紀型教育における“assessment of learning”ではなく、21世紀型の“assessment as learning”である。言うまでもなく、この評価方法は、日本の教育現場では、まだまだ広まっていないモチベーションを燃やす重要な方法である。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02024_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02034_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>最終的には、小さなドラマパフォーマンス。1時間の中で学んできたパーツを全部組み合わせて、英語で演じきる。参加しない生徒は誰もいない。演じる側はチャレンジし、聴衆・観客側はエールをおくる。何気ない参加型の授業であるが、互いに支え合うことができる幸せ感がキラキラ輝いている。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02064_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>高1のスーパーイングリッシュコースの授業も、中身は高度だが、アクティブラーニング、相互通行型授業、英語で展開というのは、まったく同じである。単語も、派生語を確認したり作文をその場でつくりながら学んでいく。わからなければiPadで調べながら考えていくパラレルワールド。</p>
<p>それにしても、これは「語用論」(あるいは広義の「意味論」)ベースの言語の構造を学んでいるということではないか。ニュートレジャーを監修した英語の先生から背景に盛り込んでいると聞いたことがあるが、三田国際学園では、明快に生徒とシェアしているのは驚きである。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02091_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02075_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>シャドーイングも、写真では英語の授業の定番のように見えるのであるが、三田国際学園の英語は一味もふた味も違う。実は互いに、評価し合っているのである。「相互評価」を意識しコマめに挿入する授業。これも「メタ認知」を活用する21世紀型教育の面目躍如。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02101_0.jpg" style="width: 650px; height: 366px;" /></p>
<p>7時限目の中1の英会話はダイナミック。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02115_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>ゲーム感覚の授業が徐々にドラマティックに展開していく。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc02133_0.jpg" style="width: 650px; height: 366px;" /></p>
<p>ヤングアメリカンズのミュージカルを身体で伝えていくロールプレイングの手法で、対話のパフォーマンスを伝授。英語を英語で学ぶ授業とは、五感をフルに活用したRPG型のミュージカルパフォーマンスの手法だったのである。なるほど!ミュージカルやオペラという総合的アートの手法こそ21世紀型教育における“art of language”だったのである。</p>
<p>この手法は、これまで日本の英語教育現場では行われてこなかった。いよいよ三田国際学園から世界標準の授業が始まった。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div><div class="field-item odd"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E6%8E%88%E6%A5%AD" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">授業</a></div></div></div>
Mon, 12 May 2014 09:56:17 +0000
flloyd
340 at https://21kai.com
-
三田国際学園 「発想の自由人」を目指す
https://21kai.com/ja/node/338
<span class="submitted-by">Submitted by flloyd on 木, 2014/05/08 - 18:29</span><div class="field field-name-body field-type-text-with-summary field-label-hidden"><div class="field-items"><div class="field-item even" property="content:encoded"><p><strong>GWが終わるや、戸板では、来年の生徒募集用の「三田国際学園」の学校案内が刷り上がった。ページを繰ると、「目指すのは『発想の自由人』」という言葉が目に飛び込んできた。</strong></p>
<p><strong>今最も世界の人々が熱望しているグローバル人材である。学校案内の中身については、<a href="http://www.tokyoshigaku.com/articles/-/5060" target="_blank">5月18日(日)に東京国際フォーラム</a>で行われる東京私立中学合同相談会で手に取っていただきたい。手ごたえを聞いた。by 本間勇人:私立学校研究家</strong></p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc00955_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p><!--break--></p>
<p>新しい学校を創るために、昨年1年間、大橋清貫学園長は、先生方全員と対話をした。問いを投げかけ、正解が一つでないことの重要性を毎日のように語り合った。</p>
<p>米国大学のように、ペーパー試験の結果だけではなく、中高時代の学びの経験=学習歴を選抜のための情報リソースとして活用する時代がすぐそこにやってくる。時代を見据える検証も対話も研修も続けた。</p>
<p>大橋学園長は、教育のビジョンを共有することをまず徹底したのである。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01029_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>入試広報部部長の今井誠先生は、「ビジョンは頭の中では理解できたが、それがプロトタイプとして、自分たちの授業に反映してくるまでに、多少時間がかかった。何度も授業でチャレンジして、仲間が見学してくれて、アドバイスをもらい、再構築していった。そんなとき、今井先生の弁当授業で相互通行型をやると上手くいったよという同僚の言葉に、何かが一つに結晶した」と語る。</p>
<p>「今井先生の弁当授業」というのは、今井先生が、東京の丸の内で購入してきた幾つかの弁当を提示し、生徒に見比べてもらいながら、どの弁当が人気か授業を展開していったときの相互通行型授業のプロトタイプを示している。身近な弁当の購入行為に、消費経済のシステムの法則を見出していく、今巷でトレンドになっているプロジェクト型の授業。</p>
<p>大橋先生は、ビジョンが「弁当授業」というメタファで語られるようになったとき、それはストーリーになっている。ロジックが物語に転換したとき、この学校は動くと確信を持ったという。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01101_1_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p>入試広報部課長代理の鈴木一男先生は、「学内で共有してきたビヨンが、受験生の保護者や塾の先生方と話をしているときに、共有されているという実感を感じたときに、ビジョンは実現するのだと腑に落ちた」という。</p>
<p>ビジョンの共有、対話、自己鍛錬、チームワーク、論理と物語というシステム思考。学校案内が出来上がるまでに、これらの5つの要素が関係を紡いでいった。</p>
<p>そして、そのビジョンの関係全体の大本のプロトタイプが、新学期中学生全員に開陳された。大橋学園長の哲学講話である。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/xue_yuan_chang_jiang_hua__0.jpg" style="width: 650px; height: 212px;" /></p>
<p>テーマは「発想の自由人たれ」。サンデル教授よろしく問いが発せられ、生徒といっしょに考えていく。正解は一つではない。1人ひとりの考え方を尊重していく。そして、生徒は自分の感じ入ったことについて、ショートエッセイとして書き留める。なんと三田国際学園の授業の元型ではないか。</p>
<p>学園長と生徒・学園長と教師・教師と生徒・生徒と生徒・・・・・・。発想の自由人が育成される本物の教育ネットワークの連続体がそこにはある。この授業の元型・プロトタイプが、三田国際学園のあらゆる教育活動、iPadをはじめとするあらゆる学習ツールを貫き通す。</p>
<p>頭も心も≪優れた≫グローバル人材が羽ばたく教育環境にワクワクするではないか。</p>
<p><img alt="" src="/sites/default/files/dsc01170_0.jpg" style="width: 650px; height: 433px;" /></p>
<p> </p>
<p> </p>
</div></div></div><div class="field field-name-field-tags field-type-taxonomy-term-reference field-label-above"><div class="field-label">Tags: </div><div class="field-items"><div class="field-item even"><a href="/ja/%E3%82%BF%E3%82%B0/%E4%B8%89%E7%94%B0%E5%9B%BD%E9%9A%9B" typeof="skos:Concept" property="rdfs:label skos:prefLabel" datatype="">三田国際</a></div></div></div>
Thu, 08 May 2014 09:29:59 +0000
flloyd
338 at https://21kai.com