昨年度、とある自治体の「採用面接を担当する職員の研修」を相談され、実施しました。その結果として、地方自治体ではなかなか見られない「内定辞退者がゼロ」という異次元な結果が出ました(AIが異次元と評価してくれた)。
地方自治体の受験は併願できるため、「内定辞退」は割と起こりやすいそうです。福岡市・北九州市など政令市でも15%くらい、福岡県は30%くらいあるらしい。その他自治体でも2~3割くらいあると思われます。
実際にいくつかの自治体で働いている職員さんに聞くと、「実家があるので」「ここで育ったから」という方も一定層いるようです。併願できるのであれば第一志望は「生まれ育ったまち」で、第二志望は「その隣のまち」とかだったりするわけです。
「内定辞退者ゼロ」。もしかしたら、たまたまかもしれません。それでもすごい偶然。そして、今年度も研修の相談をいただきましたので、この「内定辞退者ゼロ」が再現できるのかどうか、まずは昨年度に何が起きたのか?をちょっと言語化してみます。
当初の相談は、「面接官担当者の研修」は採用コンサルにしてもらったところ、テクニック・マニュアル化の研修になり、実際の面接では「面接官がマニュアルを気にして、受験者をみれていない」という課題が起きたそうです。
ということで、なぜかこちらに紹介で相談がやってきました。こういう、「答えのない」課題を研修等で解決する、などの相談は近年増えてきているような・・・。
その自治体へヒアリングに出向き、職員募集の広報から、説明会、面接会場、人数、内定などの「流れ」を確認し、「その役所の個性」「面接の流れのボトルネック」と「仮説」をもとに研修を組み立てました。
・面接官担当者が、「良い人・合う人に来てもらおう!」という意識を共有する
・そのためにチームとして、我々自身がお互いのことを知る
・その一体感を面接でも演出する
・受験者も他の自治体と併願できるから「選んでる」
・「この人たちと働きたい」と思ってもらえる面接にする
これらをもとに1回の研修で、どこまでできるか?
『チームが機能する』とは?
1人の優秀な人がリーダーをすることでも、全員が同じ意見になることでもなく、みんなが仲良しなことでもない。「些細な違和感」を早めに共有し、リスクの芽を摘み取りつつ、「チームの実行スピード」を上げ、その結果から「チームが学習していく」こと、と定義する。
研修には人事の課長さんも参加してもらうことができ、担当者さんのその後の意欲的に行動し、課として「面接をガラリと変える」意思決定をし、面接官を担当する40名弱に共有し、各々で「考えて判断してもらう」ようにしました。
おそらく、受験者は「何この面接!?」「この人たち、面接楽しそうにしてる」「この人たちと働きたいかも」、きっとそんなふうに感じた可能性が高いと思われます。
そして今年度も、面接官を担当する職員への研修の依頼をリピートでいただき、8月前半に実施してきました。すでに「昨年度の面接方法のふりかえり」は行われており、「内定辞退者ゼロ」だったというプレッシャーは、自分だけでなく、みんなに共有した上で、研修をスタートさせました。
さて、この自治体、春ごろにどんな便りが届くのか、楽しみですね!
近年、地方に本社のあるファミリービジネス企業や地方自治体から「研修」の相談が増えてきました。その内容も、個別具体的なものが多いのですが、集約すると「社員・職員のコミュニケーション」や「人間関係」「モチベーション」をどう向上させるか?の課題になります。そしてこれらを解決するような研修は、エンゲージメント向上や心理的安全性の向上などを目的とした、いわゆる1人1人のっスキル向上や生産性向上の人材開発というより、組織全体の活性化や生産性向上を図るような組織開発の内容の研修になります。
もうご存じの方も多いと思いますが、国際比較の日本における企業人の所属している会社へのエンゲージメント、いわゆる「仕事への熱意」は世界最低レベルに低く、世界平均が約20%前後で推移してきているのに対し、日本は約6%前後をうろうろしていて上がりも下がりもしない状況を長年続けています。
参考記事:なぜ日本人は「仕事への熱意」が145カ国で最下位なのか(PRESIDENT Online)
経営における組織活性化には、科学的な目線や手法がどんどん浸透しており、アメリカでは約30%前半で、世界平均はじわじわ向上してきていたりもします。そんな中、日本ではずっと低迷しているのは、経営に「エンゲージメント向上」の意味・意義や効果が浸透していない証拠なのだろうな、とも思っています。
そんな中、スタートアップや若い創業者の企業、成長著しいベンチャーなどでは、社員の離職率も高いものの、入社してくる若者もおり、研修がなくても回っていたり、強いリーダーシップが社内で可視化されやすく、エンゲージメントは比較的高かったりもします。
さらに、エンゲージメント向上の意義や効果を知っている経営者もいて、研修メニューが充実していたり、そのための組織体制や仕組みを持っている中小企業も存在します。
この違いは何なのか?いろいろな企業に訪問したりお話聞いて、明確に違うのは「経営者にその意識があるかどうか」ですね。
で、今回オススメしたいのは
そんな企業や組織のエンゲージメント向上に向けた研修プログラムです。
創業が明治・大正や昭和初期でいまだに顕在な企業は、創業者や2代目の並々ならぬ胆力や時代を見る眼、行動力があって組織基盤ができているわけですが、その歴史ってなかなか伝わりません。
創業が平成の企業でも、すでに2代目に交代していたり、インターネット登場前と後、社員全員にパソコン支給したり、働き方改革やブラックな職場環境の是正、さらにグローバル化・人口減少など、いろんな変化が起きています。
そんなビジネス環境が刻一刻と変わる中で、その企業や組織が「生き残り」をかけて四苦八苦しながらも成長したり、時に痛みを伴ってきた文脈を「アクティブラーニング型」で学ぶという研修です。
先日、熊本に本社があり創業75年の歴史と九州一円に約700名の社員がいる企業の新入社員研修を担当して、4~6月末までの新入社員研修期間で計5日間を担当しており、6月前半に4日目として「この研修」を実施したので少しレポートすると。
このような流れで1日かけて進めました。
チェックインで、入社2カ月経っての会社のイメージは、どこか「まだ会って間もない、距離感が少し縮まりかけている友だち」みたいな言葉が飛び交っていたものが、終わりのチェックアウトでは完全に180度会社の印象が変わっており、尊敬から来る言葉が並びます。
これらを「アクティブラーニング型」で、要するに新入社員たちが自ら「情報を収集し、編集し、その時代背景と照らし合わせることから“見えるもの”“感じること”」を言語化することで、時代の荒波を乗り越えてきた過程を、まるで映画1本観たかのような感覚で吸収してくれます。
そうすることで、会社が乗り越えてきた苦難の道のりを、「そもそも知らない、よくわからない」状態から、「時代背景含めて、疑似体験した」ような感覚になるため、会社に誇りが芽生え、目の前の仕事だけでなく、創業者がつくってきた原点のような組織のDNAみたいなものがインストールされていくのです。
こちらの企業は、昨年度の新入社員研修も「この研修」を実施しており、この研修を体験していない社歴2年以上の若手社員と比較され、やはり視点や責任感や行動に差があると聞いています。(この研修を経験していない若手社員がかわいそうだ、という声もあるとか)
その企業・組織にしかない、唯一無二の文脈をアクティブラーニング型で学びインストールする研修、これはAIにも動画学習でもできないものです。きっとまだまだ需要はあるのではないか?と思いつつ、これから少しずつ広げていきたいと思います。
現LINEヤフーの会長であり、2026年6月に会長退任する川辺さんが、「AI従業員と新たな起業で人間を雇うのは非効率だよ」という記事が、日本経済新聞(5/6付)に出ていました。
LINEヤフー川辺健太郎氏、AI従業員と新たな起業 「人間中心は非効率」
X(Twitter)上では、「本当にそう」とか「AIソロプレナーの時代だ」とか、賞賛・前向きな反応が多いように思います。そして、資本主義の構造としてもきっと大勢がそっちの方向へ舵を切っていくのだろうなーと感じます。
今年の東京大学・京都大学の入試も、AIに解かせてみたら「首席合格」レベルだったと。
OpenAIとGoogle、東大理3「首席合格」数学は満点 得意科目に違い
今後、多くの野心的な起業家や経営者は、「非効率な人間を雇わず、AI従業員で業務を効率化し、利益率を最大化する」ようなビジネスへどんどん舵を切るだろうと予測されます。
フィジカルAIも、人手不足の日本では追い風で、医療・介護や運輸・交通など、自動化・ロボット化できる部分はどんどん置き換わるような気がします。日本は地方の隅々まで、生活インフラが見事に作られましたが、維持管理コストが膨大で非効率なため、今後は否が応でもインフラコスト削減のために、地方から都会へ人口が移される局面も出てくると思っています。(上下水道とかの維持管理、ほぼムリでしょって思ってます)
そんな中、主に「人に関わる」仕事をしてきた、ほぼ個人事業主(フリーランス)の自分は、残りの人生をどのような仕事をしていくのか?自分の仕事はどれほどAIに置き換わるのか?逆にAI中心で仕事をしておもしろいのか?それは現在の生成AIが登場する前の2018年ごろから考えてきて、まだ答えの出てない問いです。
2026年現在、いろんな仕事をさせていただいています。
これら「人に関わる」仕事は、現在のPCやスマホがデバイスである状況では、まだまだ大きな革命的な変化は訪れないと思っています。コミュニケーションがそれらデバイスを通して行われるシーンが、リモート(遠隔)であるときに限定されるからで、ZoomやTeamsやMeetなどのオンライン会議システムを使った会議・研修・場づくりでも、五感のうち「触覚・嗅覚」は一致せず、とくに空間における空気(温度・湿度・二酸化炭素濃度など)を共有できないことが、対面でのコミュニケーションにどうしてもズレを起こすと思っているからです。
オンライン会議システムは優秀で、必要のない雑音(ノイズ)は自動で遮断されるようにできていることも、ファシリテーター的視点に立つと「コミュニケーションにズレを起こす要因」として見ることができ、対面コミュニケーションの環境にはほど遠いと思っています。(もちろん、「情報を共有し合う」には効率が良いですが、それ以上にはいかない壁がある)
今後しばらく、今のデバイスのままAI活用が広がる世界では、人と人のコミュニケーションはよりデバイスを通したものになり、人と人が信頼し合う関係づくりは「非効率」と省かれていきます。その中で、ビジネスは例えそれが通用したとしても、社会問題の多くが「リアルな現場の人と人の関係」から生まれている限り、「AI・技術中心で効率的につくられた構造や仕組み」では解決することができない、と思っています。
それに、ビジネスにおいてもあらゆる業種・業態がAI従業員に置き換えられるはずもなく、また1人経営者で全て完結するものの方が少なく、そこに「組織」や「人間関係」が存在する限り、そこから派生する課題の解決は、AIや技術だけではムリだ、という見立てをしています。
自分は、これまでその「組織」や「地域」の「人間関係」にアプローチしたり、デザインしたりする仕事をしてきました。
人と人が「同じ時間に同じ場所に集まる(いわゆる同期)」という、とても非効率な場で、講座や研修もしてきました。知識・情報の伝達や共有であれば、この同期は必要ないものの、「誰も正解を持っていない」、むしろそのときに「同期して集った人たちで一緒に創造していく」ようなことを仕事にしてきました。
さらに言うと、自分は「自分というこれまでの経験や価値観という文脈」を背負って、さらにはそれを「持ち出して」、自分という個性を最大限に発揮するような仕事の仕方、コミュニケーションの取り方を行ってきました。
(対話型研修で、話題提供×ワークなどで、顔つきがみるみる変わるスーツ来た男性とか、イキイキした顔つきになる高校生とか見るのは、本当に楽しいしエキサイティング!)
AIにはこのような「文脈」を持ち合わせてもおらず、例え使用する言葉が秀逸でも、その情報に経験や価値観という個性もなく、自分という代替は難しいだろう、と思っています。
でも、一切AIを使わないということでもなく、裏側の情報収集や思考の拡張、事務的な作業などではAIの方がはるかに優秀なので、現時点でもいろいろ頼っていることはあります。
と、ここまではデバイスがこれまでのPCやスマホ前提でしたが、今後AI活用に最適化されたデバイスが、どこかのタイミングで出てきて一気に世界的に広がるのでは?と思っています。スマートフォンというデバイスをアップルが出して世界的に広げたように。
とは言え、瞬間移動レベルの技術革新が起きない限り、五感のうちの「空気の共有」ができない限り、「人と人のコミュニケーションにおける、わずかなズレ」は修正されない、という見方をしています。
今後、フィジカルAIが発達し、そもそも人間じゃなくても、1人の人間かのように「共体験するAI個体」が現れ(もはや宇宙人と共生している感覚では?)、ある意味「人間」とは違う種族のような位置づけになってきたときは、自分の仕事はそんなAI個体に譲った方がいいな、と思います。果たして、それは何年後の社会にやってくるでしょうか。
ということで、AIの手は借りるものの、リアルな現場を持つ「組織」と「人間関係」がある限り、自分中心の仕事のレベルアップを、今後も続けていきたいと思います。
人口減少が始まった日本では、地方より都市圏に人口が流れ、高齢化もあって「地域を担う人」が不足・不在となっています。そんな中、これまで地域づくりをしていなかった人が、どのように地域づくりに目覚めたり、活動が起こったり、継続していくのか?という「知見」をまとめ、横展開できるのか?を総務省が研究しているようです。
総務省の事業に「地域づくり人材の養成に関する調査研究会」というのがあります。令和3年度から、全国の様々な「地域づくりをしている人材が、どのように養成されるか」の事例を研究してきているようです。
この度、令和7年度は「福岡都市圏(福岡市と福津市がメイン)」が研究対象となり、今年の1月にヒアリングを受けました。(令和7年度の報告書はこちら)
総務省は令和2年度に、「そもそも地域づくり人材ってなんだ?」という調査を、有識者とともに複数の事例を調査していました。その報告書がこちら。
この報告書に記載のある「地域づくりにおいて必要な機能・役割」

では、その地域づくりをしていくために、地域づくりをする人材に「期待される特性・能力」とは何か?

この令和2年度の報告書を読み込むと、地域づくりには
「学びの場」→「場の多様化・継続」→「ファシリテーターが重要」
と書かれているように思いました。
大牟田市より「若者による、まちづくり活動をするコミュニティを立ち上げたい」と相談いただいたとき、この総務省の地域づくり人材の調査の取り組みは知りませんでしたが、自分なりに「学びの場」「地域のことを知り、語り合う場」「機会をもたらす人」「背中をおす人」が必要だと思い、それをデザインして「大牟田わかもの会議」を立ち上げました。
そんな福岡テンジン大学の事例と、大牟田わかもの会議の事例、そして自分がどのようにこの考えにいたったか、そもそも福岡市の中でどのような経緯で今にいたるのか、について総務省の方々にお話しました。
ということで、令和7年度の報告書にはそれらの名前が出てくるので、興味ある方はどうぞ。
(令和7年度・地域づくり人材の養成に関する調査研究 報告書)
今回、お声がけいただいたのは福岡市・福津市で地域づくり人材が養成される過程として「学びの場」をつくったり、続けたりした「ファシリテーター」の方々です。
テンジン大学以外にも、福岡市職員の学びの場、産学官民連携で学びの場を立ち上げた人、福津市で学びの場を続けている人、などなど、皆さんけっこう前から繋がっている先輩たち!
そうです。福岡都市圏は、これら「ファシリテーターが出来る人たちが、繋がりあい、学び合い、地域のことについて人材が育っていく環境」を一緒につくってきた同士たちができていたということが「報告」されています。
ファシリテーター1人がいれば良いわけではなく、学びの場が1つあれば良いのではなく、それが地域の中で「渦」として広がっていくことが大事なのだと思います。
AI、触ってますか?もし触ってるとしたら、どのような使い方をしてますか?
10年前から考えると、もう想像を超える世界が来ていることを感じます。実態はないのに、知性らしきものを持っているような、言葉を巧みに使い、質問には何でも答えてくれて、おせっかい以上に“情報を提供してくれる”のがAI。
このAIによって、人間はあらゆる面で大きく影響受けるのだろうなと思います。AI登場後の今と、情報に向き合うわたしたちの生き方について、近年モヤモヤしたものを抱えているので、書いてみようと思います。
英語に翻訳すると“information”。日本語の「情報」という言葉は明治以降に作られた言葉で、当初は軍事用語だったようですね。最前線にいる兵士に、敵情を伝える・最前線にいる兵士から、状況を伝えてもらう。戦国時代は、それを人が行っていたので伝令という「伝」の字が使われていましたが、明治以降はだんだんと間接的な手段(手紙→電波)になって、人じゃない「情報」という言葉が定着していったのだろうと推測します。
そして人類の近代化が進むと、土地(資源)の奪い合いである戦争から、資産(お金)の奪い合い・生み出し合いのビジネスに、「情報」の主戦場は移っていきました。
新聞 → ラジオ → テレビ → インターネット(当初はPC) → スマホ → ?
情報を広く伝達・獲得する手段である道具(デバイス)の技術が日進月歩で発達し、今では1台数十万(iPhoneの最新だと20万とかする)する小さな機械が、全世界的に普及するようになりました。
今では仮想空間(インターネット空間)に無限に増殖し続ける「情報」。総務省が2023年に出した情報通信白書では、まだまだ増えていく予測が載っていました。
参考:データ流通量の爆発的増加(総務省 R5年度・情報通信白書)
このときはまだAIがこんなに早く、こんなに身近な存在として普及するなんて、想像されていなかったんじゃないか?と思います。なので、おそらく予測よりも情報量は増えているはず。
ここで1つ疑問が。
ビジネスにおいては、「希少性に価値がある」とされます。昔は情報が貴重だったので、その情報を得る道具も高かった。しかし、今ではAIがある意味、無限に情報を生み出せる状況ができつつあり、ほぼ全ての人がスマホを持ち、AIにアクセスできる環境が整いつつあります。
今、「情報」と「その情報を手に入れること」への価値って、どう変化してきているのでしょう?
そしてこれが、仕事や人生にどう影響を与えているのか、この情報との向き合い方で、人は幸せにも不幸にもなるように思えて。ちょっとこのあたりが近年ずっとモヤモヤするのです。
「付加価値」という言葉があります。例えば、コンビニでミネラルウォーターが2種類売られています。かたや阿蘇の湧水のAという水。かたや鬼滅の刃のキャラクターがラベルで中身は同じ阿蘇の湧水のBという水。Aが120円として、Bが200円で売られていたとしても、まぁそうだろうねと思ってしまいます。
このとき、物体としては同じなのに、鬼滅の刃という情報が載っているだけで価値があるように感じてしまう、これが付加価値の正体ですよね。
じゃあ、このときの付加価値はどこから来ているのか?
鬼滅の刃を知らない人にとってはBの水の付加価値は、なぜ価値なのかがわからない。じゃあなぜ価値と感じるのか?価値に値段が付いているのか?それは世間が価値があると思ってしまうから?
漫画・アニメで世界的ヒットになり、映画は「全世界で公開された日本映画における歴代興行収入の最高記録」になっています。要するに、世間に知られていて人気があるから。これはどういうことかというと、歌がめちゃくちゃ上手いのに全く知られていない歌手より、TVやドラマにも出ている女優が歌うあまり上手くない歌の方が「売れる」という現象を起こすことと同じで、それが付加価値です。
これまでは、その付加価値を担保してくれるのが、情報を載せて世間に知らしめてくれる「新聞→ラジオ→テレビ」、いわゆるマスコミだったのが、インターネットの登場、さらにはスマホとSNSの登場により、確変が起きました。
インターネットの登場前は、マスコミに何度も登場することの難易度はとても高かった。ましてや実績も実力もない、知られていない人が登場することなんて、ほぼムリな世界でした。ところが、インターネットの登場で、まずは「文章」や「集めた情報の編集」で人気になることができるようになりました。
個人でブログやポータルサイトを運用することで、一部の人たちに人気となることで、広告収入が入ったり書籍化できたり、講演会に呼ばれたり、さらにはそのノウハウを教えるという需要も生みました。2000年代初頭から2010年代のスマホが普及を始めたあたりまで。
インターネットの進化は早く、スマホが出てきてSNSや「動画配信」が容易になると、ユーチューバー、インスタグラマー、ティックトッカーと呼ばれる人たちが登場。このときまでは「フォロワー」が多くいることが大事で、そのフォロワーを増やすノウハウがあったり、「フォロワーを買う」人まで現れたり。2015年あたりから現在まで。
なのでこの10年ほどでブロガーと呼ばれていた人たちは姿を消し、世界がSNSで覆われていくのに付いていき、ユーチューバーになった人も多くいたでしょう。YouTubeの登場で新たに登場した個人も数知れず。自分の知り合いにも、Instagramの配信のみで人気を博し、ノウハウ提供のビジネスを立ち上げ稼いでいる人も数名います。
彼らが生み出しているのは“情報”であり、さらにいうと“付加価値としての情報”です。これらの仕事の広がりと、彼らが生み出す様々な情報に触れてみて、ここ近年モヤモヤを抱えるようになりました。
2026年になった現在、SNSには明らかにAIが作ったであろう動画が溢れるようになりました。これまで自力で文章を・写真を・イラストを・動画を制作していた人で、人気になった人たちも多かったでしょう。世界人口が今後100億人近くまで伸びる予測とは言え、世界中の多くの人の可処分時間の「奪い合い」をスマホという画面の中で行うのが、この情報でできた世界の実情です。
そこにAIが生成する情報が無限増殖され、さらにアルゴリズムにより人がどうしても見てしまう「インパクト」のある情報の生成はお手の物。
これまで蓄積したフォロワーを多く抱えている人や、SNSを活用して別のダイレクトに情報届けられる仕組みを構築した人もいるでしょう(例:Instagramで集客し、LINE登録させて定期的に情報を送れるようにする)。
この、「世界中の人の可処分時間の奪い合い」という実情で、情報を届ける道具(多くはスマホ)やアプリ(YouTubeやInstagram)が、今後どのように変化するかは、まだ誰にもわかりません。
ただ、最適化して“それ”だけで稼ぐ手段を構築した会社や個人も多くいる中、AIが、AIの進化が、この状況にどのように変化をもたらしていくのかも、全く読めません。
そして気になるモヤモヤの本丸部分は・・・
人は本来、幸せになりたい生き物だと思っています。遺伝子的に組み込まれた集団の中で自我を保つ社会性ある生き物で、遺伝子を次の世代へと引き継ぐためや子孫繁栄のための様々な営みを行います。その中で、幸せな感情を多く発生させる個体と、不幸せな感情を多く発生させる個体が出てくる、この違いとは?
現代では、幸福を様々な切り口から研究がなされ、心身ともに健康な状態を保つための要素もある程度明確になってきています。WHO(世界保健機関)の健康の定義は「単に病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」としており、これを“well-being”と呼んだりもしています。
で、この健康や幸福に「情報」、さらに言うと「付加価値」はどれほど必要なのか?
SNSで「稼ぎ」を作っている人は、それこそ情報を発信し、それが付加価値として金銭に換金できているわけですが、どれほど人の健康や幸福に寄与できているのか?果たして、他に代替できないほどのものなのか?
スマホの画面で見るSNSには、強い中毒性があるように仕組み化されたアプリが並び、そこにAIが生成する中毒性高い動画や文字という情報がひたすら生成され、流れてくる。
確かに耳障りの良い言葉が流れ、没頭して楽しませてくれる「そのときだけの時間」は良いかもしれません。でも、それって、人々を本当に幸せにするの?人生を豊かにしてくれるの?
まだ、AIが普及する前の世界では、「Well – being」という言葉がSDGsの文脈で広がり、企業経営にも入ってきたりしていました。まちづくりにおいても、この言葉は広く使われ、様々な視点から議論も研究もされていたように思います。
“AIが普及する前の世界では” という枕詞になりますが、人がどのような経験をすると幸福度が上がるのか?その人が暮らす地域や都市が、どのようなまちだと幸福度が上がるのか?も世界中で研究がなされていました。
これを一言でまとめると非常に難しいのですが、「人間(にんげん)という言葉の“間”がカギである」というのが私の今のところの結論です。この“間”というのは、人と人の間、だけでなく、地域と人、組織と人、家庭と人、職場と人、自然と人、それぞれの間も含めた“間”と思います。人間が社会的な生物であり、全てのモノ・コトに名前を付け、自分と名前の付いたモノ・コトとの“関係”が生まれる、その“間”です。
この“間”に着目し、様々なモノ・コトとの関係を上手く育んでいくことが、幸福度を高めるポイントということになります。
※まちづくり・地域づくりの文脈だと、地域活動に参加することで地域の様々な人やモノやコトと関係が育まれ、幸福度が上がります。
でもこれは、“AIが普及する前の世界では”のは話。AIが生まれ、加速度的に情報が増殖し、「個人に最適化された情報ばかりに囲まれる」という私がモヤモヤを感じている世界が、さらに進むのであれば・・・
このモヤモヤの正体は、「自分と、自分以外との“間”が適切に育めない人が増えていくのではないか?」という不安なのかもしれません。
最後に、ここまで読んだ方に問いかけたい。
「あなたが、今この時代に生まれて、この文章をたまたま読んでしまったことに“意味付け”をするならば、その意味はなんだと思いますか?」
2026年が始まり、総務省が行っている「地域づくり人材の養成に関する調査研究会」の対象が「福岡エリアでの地域づくり人材」になり、ヒアリング対象となったため参加してきました。
地方における人口減少(若者・現役世代の減少)が、地域を担う人材の減少に直撃しております。これからの時代の「地域づくり」は、どんな人が担えるのか?そもそも、地域づくり人材はどうやって現れるのか?誰が育ててるのか?育つのか?そんな再現性があるかどうかもわからないところから、総務省の中で調査研究会が4年ほど前より動いています。
特定の政策分野(福祉、防災、教育など)に限定されず、地域の多様な関心事に『主体的かつ積極的に関わりを持つ人々で、コミュニティの運営・維持、あるいは活力ある地域づくりを担う人々』を指すようです。
人口減少に伴う地方・地域の高齢化だけでなく、東京一極集中の是正や、地方へ観光を分散させたりの地方創生、地方での伝統行事・文化の担い手不足などで、移住施策が打たれたり、近年では「関係人口」って言われたり。そんな調査研究のようです。
福岡市を中心とする福岡都市圏は、全国的に見ても大都会。さらに人口も集まって増加しており、人口減少・高齢化の文脈からはむしろ「対象外」のように思います。「地域づくり人材の養成に関する調査」は基本的に、政令市でもない人口5万人や1万人以下の地域において、公私の枠や職業・業界の枠を超えて、地域づくりをしている人材やその養成の仕組みを調査していたようです。
今回、福岡が対象となった理由を明確には聞けてないのですが、話の文脈から以下のように受け取りました。
です。
日本ファシリテーション協会なる組織がありますが、東京を中心に大阪・福岡など全国各地に支部がありますが、東京・大阪など都市圏であればあるほど、会員の「ビジネスマン色」が強いそうで、組織開発・人材開発の文脈で語られているそう。しかし、福岡支部ができた当初は「地域づくり・まちづくり」色がかなり強く、そこに福岡市職員をはじめとする行政職員がけっこういたとか。
文脈的に分かりやすく整理すると、2000年に福岡市職員から始まった運動「DNA運動」なる行政改革のような動きが発端となっています。その中心人物で、すでに市職員を引退されている「①吉村さん」。さらにそのDNA運動の立ち上げに関与し、その後の日本ファシリテーション協会九州支部(福岡)が立ち上がり、ファシリテーションを学んだ「②吉崎さん(現役・市職員)」。
同時並行的に、福岡市役所で「NPO・ボランティアセンター」が2001年から立ち上げに向けて動きがあり、ここにNPO・ボランティア支援推進専門員として参画し、のちの2004年の日本ファシリテーション協会九州支部の立ち上げを行った「③加留部さん」。その加留部さんを中心に制度設計された福岡市の「共働事業提案制度(市とNPOやボランティア団体が、お金と人を出し合って事業を行う)」が立ち上がり、2期目に提案したのが「④岩永(自分)」で、福岡テンジン大学を提案。その後にNPO法人化したり、天神のまちづくりだけでなく、福岡県内で様々な自治体と取り組みなどが生まれています。
※加留部さんは、総務省・地域づくり人材の養成に関する調査研究会の委員でもある。
日本ファシリテーション協会九州支部が立ち上がったと同タイミングで、人材育成等の仕事をしてのちに独立し、サイズラーニングを立ち上げる「⑤高見さん」。2009年に福津市へ移住し、津屋崎ブランチを立ち上げ、ファシリテーターとして福岡エリアでの地域づくりの活動が広がっていった「⑥山口さん」。
2000年から福岡市役所で始まったDNA運動は、全国区の自治体に飛び火していき、当初はDNA運動に関わっていなかった福岡市職員であり、東京での自治体職員向け研修プログラムで「対話」と出会い、2012年の福岡市職員による飲酒事故がキッカケとなって禁酒令が出され、その後に市職員のみのオフサイトミーティングを立ち上げた「⑦今村さん(今は市職員を辞めて独立)」。
※参考:福岡市発、全国に広がる自治体職員のTQC運動(日経クロステック:2007/1/26)
2018年に福岡大学より福岡市へ、大学間連携×福岡市×産業界の枠組みの提案「福岡未来創造プラットフォーム」が立ち上がり、福岡大学にて社会連携センターの「⑧山田さん」。
最後に、その福岡未来創造プラットフォームが立ち上がったときに、産業界側として福岡中小企業経営者協会の事務局長であったり、その前から九州インターンシップ推進協議会もやっている「⑨古賀さん」。古賀さんはこれまでの8人とは少し毛色が違い、ビジネス・人事畑だったにも関わらず、インターンシップに関係し始めたあたりから大学教育との接点、起業家やビジネスマンが教育現場に出ていく接点づくりから、「ファシリテーション」や「対話」の意味を感じていたそう。
と、こんな9人がヒアリング対象となっています。
今回、対象となった皆さんは自分は全員繋がっており、ところどころでお仕事もさせていただいたりしてきた、言わば福岡のまちで人材育成的なことをされている同志(というか皆さん先輩)です。
全国の過疎が進む、むしろ地域づくり人材が「少ない・いない」地方・地域において、「どうやって地域づくり人材を養成するか?」が本丸であるとは思うものの、総務省としては「地域おこし協力隊」などいろんな施策は打っています。
福岡において、この「うねり」がどのように形成され、またその中心に「ファシリテーション」「ファシリテーター」という技法や職種が存在していた、ということが大事なポイントと捉えることができました。
なんだー、自分はこの「うねり」にたまたま出会って、今こうして様々な場所で「ファシリテーション」を使って仕事したり、地域づくりの支援したりしているのか、と。
確かに福岡市役所のDNA運動の勃興や、日本ファシリテーション協会九州支部の立ち上げで、「ファシリテーション」が福岡へインストールされたことの影響は大きく、2011年に「福岡市のマスタープラン策定」には、多くの市職員がファシリテーター役として活躍しており、それが民間へ飛び火して市内各地でワールドカフェというワークショップが開催されました。
※当時、福岡テンジン大学でももちろん何度も開催!
で、この動きや福岡テンジン大学で「人が集まり、企画をし、人と人が刺激し合いながら、まちのことを知り、活動へと繋がっていくコミュニティ」が再現性ないのか?と、実験できる機会が数年前にやってきました。
「大牟田わかもの会議」です。
2022年、大牟田市のまちなか活性化の事業の1つとして、大牟田の若者たちがやりたいことをやり、まちを盛り上げていくようにしたい、ということで立ち上げに関わらせていただきプロデュースしました。
※参考:大牟田わかもの会議
2025年度からは一歩引いて、アドバイザーとしてわかもの会議が今後、市の事業から独立していけるよう、支援する側に回っています。人口11万人の大牟田市で、限られた事業予算の中でも、大牟田わかもの会議へ使えるのも限られていると思っています。
確かにわかもの会議が立ち上がり、若者たちは集まり、まちづくりへの意欲も高く、コミュニティ化もしてきました。しかし、これを継続して「地域づくり人材がずっと生まれる仕組み」かどうか?は、まだまだと思っています。
でも、「自分の地域・まちは、自分たちでつくる」という魂のようなものは、学び合い・磨きあえる“場”はつくれる、というモデルにはなりました。少なからずファシリテーションができる若者もちらほら現れています。
総務省の調査研究というキッカケで、福岡の土壌(ファシリテーション)を再認識することができたとともに、それを横展開していくには、「地域」「人」という変数だらけで難易度は高いものの、可能性を感じた次第です。
2025年の1年間を表す漢字が「熊」になりました。毎年、京都・清水寺で大きな筆で書かれる漢字一文字。確かにマスコミでは連日「熊の出没・被害」が目に付きましたけどね。でも水面下では、やはりAIの浸透がすごい1年だったのではないでしょうか。
2023・2024年ごろまでは、まだまだ実用レベルまで上がってきてないAI観でしたが、今年は早い段階から「AI、すごいよ」という声を聞くように。2025年11月15日の日経新聞の記事に「米国の大卒就職、26年はコロナ禍以降で最悪の見通し AI導入が背景」と出たときには、もうすでにビジネス界隈では知られた現象になっていたくらいのニュースかと思います。
参照)米国の大卒就職、26年はコロナ禍以降で最悪の見通し AI導入が背景
ホワイトカラーの多くは「頭脳労働」に従事するわけですが、オフィスワーカー、いわゆる「情報を右から左へ、加工・編集しながら回す仕事」は、まさしくAIが得意な領域。その中でも、割と新人や若手に「OJTや育成兼ねて、実務経験として与えていたタスク」が、こぞってAIが奪うような世の中になりつつあるのを感じます。
だって、自分でも「企画書かこう!」「ちょっとリサーチしてみよう!」の労力が、2025年に入ってAIのおかげで各段にスピードが上がりました。アンケート調査だって、「知りたいこと→仮説」さえあれば、AIに聞くと「設問文の作成」から「選択項目の案」まで、見事に作ってくれます。あとはアレンジして、フォームを作成すればアンケート完成!さらに回答データを渡したら、数秒で分析までやってくれます。最高かよ。
で、今年の福岡テンジン大学の15周年は、ふと「自然の土と人間のアイデンティティについて、深掘りするような展示会×交流会をしたいなー」と思い、約1カ月間のAIと相当な文量のやりとりを重ねて、展示会の展示物(パネル)の制作も、ほぼ一人でやってしまいました。

※福岡テンジン大学15周年の告知用のチラシ
AIすごい、これはもうAIを学ぶことに集中すればいいんじゃない!っていう話やSNSの投稿が、だいーぶ増えた1年でもあったわけですが、自分はちょっと懐疑的です。
AIはまだまだ発達段階、今後フィジカルAIも出てきたら、さらに様々な仕事が代替されていくことが予想されます。人口減・現役世代激減な日本においては、むしろAIやロボットの普及は救世主でもあると思います。作業的な仕事、いわゆる技術的課題が次々にテクノロジーに置き換えることができても、人と人の間に起こる感情の絡む仕事、いわゆる適応課題はテクノロジーだけでは解決の難易度が高いという問題が、これからどんどん焦点当たってくると思います。
ここ100年は、産業革命や国家概念から来る「教育」が、技術的課題を解決するための「技術」を使いこなすための知識を学ぶものが多いカリキュラム構成になっています。一方で、自殺やうつ病、差別など、適応課題のようなものを解決するための知識って、どれだけ学んできたでしょう?
もちろん「技術」である程度解決しよう!というビジネスも近年は盛んで、科学も相まってビジネス的手法で社会課題解決も行われる時代になってきました。
では、それらを「課題として設定」し、どこにボトルネックがあるのか、どこがレバレッジポイント(てこの原理の力点)になるのか、「解像度高く」リサーチして、解決に向け技術を交えて事業やプロジェクトをつくっていくのが人間の仕事になるわけですが。
上記の「課題を設定」と「解像度高く」はセットで、これらは人として様々な視点や、多様な価値観への理解、思考の幅、を持っていればいるほど、「良いアウトプット」ができるようになります。まさに、新人や若手は、この「課題の設定」や「解像度の高さ」が身に付いてないので、AIの使いこなしも甘いし、AIのアウトプットがそもそも理解できなかったりするわけです。
プロジェクトには様々な要素があり、これを主体性持って活動すればするほど、様々なことを経験できます。大学4年生まで、2004年の卒業の間近まで(いわゆる学外活動を)ほぼ何もしなかった自分が、就職氷河期もあって内定取れずにフリーターで社会に出た自分が、20代後半で独立起業し、40代の今はグローバル企業や上場企業、自治体や大学、地元の企業やまちづくりなど、大小様々なセクターからお声がけもらうようになった最大の理由こそ、「プロジェクトの経験値」と確信持って言えます。
もちろん、プロジェクトにも様々あり、プロジェクトの中での役割も様々なあります。大阪・関西万博の中のパビリオンのいちキャスト、という経験もプロジェクト経験と言えますし、地域のゴミ拾いボランティア活動を立ち上げ、定期的に活動していくこともプロジェクト経験。
大事なのは、これらの体験を「様々な角度からふりかえること、問いを自分に投げかけ、探求して言語化すること」です。例え1週間のスポットアルバイトだったとしても、以下のような問いを持てると、各段に経験が「自分の糧」になります。
これって「問いを持つ」ことができれば良いので、再現性が高いです。誰でもできます。でも実際は、このような適応課題に向き合うような学び方が、あまり義務教育課程にも高等教育の中にも、ビジネスの組織の育成の中でも、浸透はしていませんけどね。
で、最大にオススメしたいのは、他の人がほとんどやろうとしない「お金をもらわないプロジェクト経験の長さと幅」です。いわゆる「割に合わないこと」。
お金をもらわない、いわゆる給料や報酬がない、あってもわずかなどのプロジェクトは、そもそもやる人が少ないので「貴重な経験」になります。さらに1つでもやらないのに、幅を持たせたり、長く続けてみること。もうそれだけで、100人に1人どころか、1万人に1人、100万人に1人の逸材になれます。
あとは、既述の「問い」とセットで経験を自分の糧にすることができれば、「課題の設定」や「解像度の高さ」が自然と身に付いてくるので、AIを使いこなし様々な仕事を抽象度高く捉えたり、いち個人ではなく組織やチームで仕事を進めることもできるようになる、いわゆるリーダーシップやマネジメント力も身に付いています。
コスパ・タイパと言われる時代に、あえて「多様なプロジェクト経験」を、一歩アクセル踏み込んでやってみる経験、激しく推したいです!

再開発によって、想い出や想いある場所が消えていくことへの嫌悪感って、まるで「自分のアイデンティティの一部が消えていく悲しさ」と同じなんだと思います。ということは、天神における“らしさ”って、天神のまちが持っているものではなく、「まちと人との関係性」の中に存在するものなのかもしれません。
ということは、関係性が浅い・薄い人にとっては、都市もまちも地域での過ごし方って、どうしても「何を買った、何を食べた、何を見た、何を体験した」という「消費行動」でしか関係を作りにくい。
人にとって、新しいまちであればあるほど、関係の糸は少なく、“らしさ”を感じることもない。
転入者の多く、住民流動性の高い福岡は、まさに消費に最適化されてきた都市で、実は歴史的にも港町で「立ち寄り、また出ていく土地」でもあり、そのような文化(まるで屋台のような、初対面でも陽気に接したり、おもてなししたり、自慢したり)が作られていきますよね。
では、偶然にもこの文をここまで読んだ「あなたの住んでいる都市や地域」の“らしさ”って?
ここ数カ月、いったい何度「大阪関西万博の公式サイト」にログインしただろうか?残り1カ月ほどとなった正式名称「2025年日本国際博覧会」、公式略称「大阪・関西万博」、もう約4カ月はこれに首ったけ。ちなみに、あなたは行きましたか?
現在、9月11日時点。会期は10月13日(日)まで。残りわずか1カ月ちょっと。正直に言うと、「入場“日時”を指定してチケット購入」になることと、「入場日時には人数制限がある」ため、すでに朝9時台や10時台のチケットはほぼほぼ満員で購入できない状況になっています。
「じゃあ行けないじゃん」と思うかもですが、午前11時や、正午・午後から、「夜間券」という16時(公式には17時だが、トワイライトキャンペーンで16時から入場できるのが続いてる)から入場できるものでも、十分味わえます。楽しめるかどうかは置いておいて。
ということで、4月13日に開幕してから
・1回目 : 4月18日(金)に5人(長男・小6、次男・小4、友人夫婦)に、平日券で
・2回目 : 5月27日(火)に2人(甥っ子・中3)に、平日券で
・3回目 : 8月4日(月)に4人(長男・小6、次男・小4、母親)に、夜間券で
・4回目 : 8月5日(火)に4人(長男・小6、次男・小4、母親)に、平日券で
の計4回も万博に行ってしまったので、その「おもしろさ」や「オススメ」について、福岡市民・県民目線で書いてみます。
たぶん「無い」気がする。国際イベントの超「大」の付くものでいくと、東京オリンピック2020があるが、これは桁・規模がやはり大きいので置いておいて・・・。近年、おそらくこの次くらいに大きい規模の国際イベントは無い。2002年の日韓サッカーW杯でも、日本のスタジアム建設等含めて1兆越えておらず(韓国含めたら越えてそう)、2019年のラグビーW杯に関しては、もっと予算規模は小さい。そして、(東京オリンピック以外は)サッカーW杯もラグビーW杯も、1試合ずつ観戦できたものの、総予算約7,000億円と言われる万博は、「感動」「おもしろい」で圧倒的軍配が上がります。
そして日本の今後の経済や国際的地位、国力などからみても、今後「万博」が開催される可能性は・・・。自分が生きている間にあるのかしら?と思います。(時代的にも、リアルで建築等にもここまで予算かけてやるのは無いでしょう)
という意味でも、世界中の国々(約150カ国)が集まる文化祭を「1度は観ておいて良いのではないか」「次の世代の子どもたちが見ておく意味や価値があるのではないか」と思いました。
と、上記の黄色のハイライト箇所が、3月25日ごろに思い至って「4/18(金)に、平日だけど、子どもたちを学校休ませてでも行こう!」と決めた理由です。
そして、ぶっちゃけ行ってみて、「こりゃもう1回行きたいわ。なんかわからんけど楽しいし、刺激されるし、心が吸い寄せられる。」と思って、GW中に2回目に行くのを決め(宮崎に住む甥っ子も「行きたい!」と言うので、連れていくことに)、さらに長男が「もう1回、万博行きたい」と何度も言うので、夏休みに行くかー!と2人で行く計画中に、次男も「行きたい」と言い出したので、せっかくなので母親も誘って極暑の8月前半に3・4回目を決めました。
と、前置きは置いておいて(長い!)
ぶっちゃけ、めちゃくちゃ楽しい!
ここにしかない体験や刺激がある!
今しかない!
ので、迷っているなら、行った方がいいです!
人によって感じ方も違えば、知識・文化を知ってるか・興味関心が違うので、ランキングは他のSNSに転がっている情報に任せるとして、まずは圧倒的規模感の「大屋根リング」は観る・触る・登る、で体感すること必須です。




夜になってライトアップされたら、本当にキレイでどこも絵になる
そして自分が計4回で行ったパビリオンや国は・・・
※オススメ度は「並ぶの◎」「予約☆」で
その他にも、コモンズというパビリオン等まで出せない、国際展示場であるようなブース出展レベルで、様々な国を混ぜている大きい館があり、A・B・C・Dと回り、計100カ国くらいは観たりができたのではないでしょうか。
※コモンズCのウクライナは、入りたかったけど行列で断念(泣)
「百聞は一見に如かず」!とにかく1回観て見ろ!と言いたいですが、もう会期も残りわずかなので。
今回の万博、と言っても前回の愛知万博には行ってもないので比較はできないのですが、過去の海外で開催の万博も含めて、たしか“初めて”そのコンセプトに「デザイン」と入っていることや、実際に会場内や、その前後(行き帰り)の「体験」全体、万博に関連するほとんどの情報に「デザイン」が入り込んでいること。そしてそのデザインに統一されたメッセージ性が感じられること。一番の「わぁ、なんか万博すげぇ、楽しい」と思ってしまう理由は、ここにあると感じています。
まず、2020年8月段階で「ロゴ案が5つ」提示され、広く国民に意見募集があったようで、このときは万博への関心がほとんど無いため、意見募集があったことすら知りません。

※画像引用:2025年日本国際博覧会 ロゴマーク最終候補作品5作品を発表
そして2020年9月に「ロゴ決定!」のニュースをたまたま見たんです。上画像の「E案」に決まったわけですが、SNS上では「なにこれ、気持ち悪い」「こわい」とかの声を見かけて、自分も似たような感覚だったことを覚えています。
そして大阪・関西万博のマスコットキャラが「ミャクミャク」になったこともよく知らず、4月の万博行きを決めたのですが、その後の福岡ローカルTVでは万博の様子はほとんど報道されず、でも「行く」と決めたので調べたりしていると、YoutubeやSNS上で、開幕前の「メディア開放デー」などの様子をアップしている動画や写真が出回りはじめます。
「おぉ~、ミャクミャクがいろんなところにいるのね~」と何度も目にしはじめ、マスコットキャラにわずかながらの不信感(気持ち悪さ)は消えていきます。
そして運命の1回目の4月18日、新大阪に着くなり、やはり開催地だけあって「ミャクミャク」がポスターや電光掲示板など、到るところで目にするわけです。でもやっぱりまだピンと来ない。
そして万博会場に(西ゲートから)入ってすぐに目につくのが

でっかいミャクミャク像がお出迎え。
「ほら!ミャクミャクがおるよ!写真撮ろう!」と、みんな列を成して写真を撮っています。これでみんな心にぶっ刺さるわけです。「ミャクミャクかわいい!」と。そして、ミャクミャクグッズが爆発的に売れているのです。
※ちなみに東ゲートには違うポーズをしたミャクミャク像がいます
さらに会場を細かくウロウロしていると、いったるところに「ミャクミャクもいるけど、それによく似た、でも違うアート作品に出くわす」んです。




※我が子たちの入場後の最初の記念撮影
しまには、今回の万博のモニュメントも、よーく見たら「ミャクミャクっぽい!」

なんか、「目が付いて、うにょうにょ動きそう」な、そしてオスとかメスとかが無さそうな「妖怪?」のようなキャラクターとして受け取ってしまうコレ!
正式名称は「ID」というそうですが、ミャクミャクの小さいバージョンなのか、通称「こみゃく」と呼ばれています。この「こみゃく」は、後からじわじわと人気が出てきて、後からグッズが作られ・販売され・即売り切れるくらい人気が出ているとか。
参考:万博で「ミャクミャク」ならぬ「こみゃく」人気、本当の名前は「ID」もSNSで愛称広がる(読売新聞)
この「こみゃく」の生みの親は、東京・福岡で二拠点居住をしているデザイナー、引地さんが制作したものです。

画像引用:引地耕太さんのX投稿より
大阪・関西万博は一言で言うと「多様性・多文化をまとめて感じられるフェス」です。国のエリアもバラバラで配置されているし、コモンズ内の各国のブースも、アフリカ・中米・中央アジア・ヨーロッパ・中東・オセアニアなどなどが、エリアごとではなく、バラッバラに配置されています。なので、余計に「個性が浮き立つ」感覚になり、多様性・多文化なのを感覚で受け取れるようにデザインされています。
それを取り囲む「大屋根リング」が1つの世界というのを演出してくれ、さらに万博会場のあらゆるところに出没する「こみゃく」たちが、「いのちが生まれて、育っていく」ような世界観を演出してくれているのです。
そして大阪・関西万博の公式サイトの概要ページには、こう書いてあります。
画像引用:大阪・関西万博公式サイト「概要」ページ
さらにさらに、会場MAPを見てもみんなスルーしてしまっているのが、会場の真ん中には「森」があるんです。パビリオンとは書いてないのですが、「静けさの森」と書かれていて、まるで並ばず・予約もせず入れるパビリオン!ここが入ったら本当に「人間と共生している森」感があり、サウンドスケープで「音」がデザインされていて、さらに日が沈むと「虫が鳴いている」んです。最初、「この虫の声も、デザインされた音としてスピーカーから流してるのかな?」と思ったんですが、本物の虫だそうです。
参考:「いのち輝く未来社会のデザイン」万博テーマを象徴し自然と共存するアート「静けさの森インスタレーション」の参画アーティストなど発表
ようするに、言葉から、ロゴから、キャラクターから、建築から、展示から、景観から、音や香り、五感で感じるほとんどに「デザイン」が入っていて、かつ「統一したメッセージ」をちゃんと帯びてるんです。
えっ、国家プロジェクトの世界的イベントだから当たり前だろって?
国や地方自治体と何度か仕事をするとわかるのですが、まぁとにかく縦割りです。そして、似たような事業や施策があっても、意外なほど「横の連携」はしていないし、ましてや「情報共有」すらできていないケースがよくあります。
結果として、「これ、やることが目的になった税金ムダの事業じゃない?」として受け取られやすくなってしまいます。おおもとの「こういう未来を目指そう」の出発地点は同じはずだったのに、縦割りで落とし込んで、いざ事業や施策の現場になると、タスクが伝言ゲームで担当部署にいくので「やることが目的」っぽくなる確率がどうしても上がる。
今回の万博も、裏側ではそうだったようです。
自分も、国や地方自治体の方々と仕事する機会や対話する機会が多いので、よーくわかります。
その目線から、この万博を見ると「なぜこれが、この規模で実現できるの?」というくらい、「それぞれの連携が取れているように見える」「統一したメッセージ性が感じられる」わけです。
その理由は、今回の万博のテーマに「デザイン」と入っていることから、「デザインシステム」というのが実装されているから。ここでは解説しきれないので、このページを見てください。
このデザインシステムを手掛けた引地さんは、Xでここ半年、ひたすら万博のデザインシステムについて投稿してくれているので、その裏側について「知る」ことができます。
>> 引地耕太さんXアカウント
実際には、各現場で統一感のない、「やること」が目的化しかねないケースがあったそうですが、引地さん率いるデザインシステムチームが、何度も各所と対話を重ね、デザインによってこれらを統一していったことがわかりました。
「だから世界観が伝わってくるのか!」
似たようことで行くと、ディズニーランド・シーやUSJなどのテーマパークは、会場入ると「もうそこは夢の国」として演出が細かくされ、統一されたデザインになっています。だから「人を魅了」し、「非日常を感じ」させ、「何度も行きたくなる」という刺激のある世界が実現するわけですが。
大阪・関西万博は、この世界観が「いのち」で、その情報量が前述の2テーマパークとケタ違い。その世界観が、ぶわっと入ってくる。
これがこの規模でデザインされて刺激として五感で入ってくる。だから「わっ、なんかわからんけど、ワクワクする、楽しい」と感じる人が多い、ということが、あとからだんだんと分かってきて、分かればわかるほど、「その感覚の正体を掴みたい」と何度も行きたくなってしまうのです。
と、ここまで書いてすでにだいぶ長い!
ですが、あとは実際に万博に行っての魅力と、「まだ間に合う!?福岡から万博に行くには」を書いて終わりにします!




落合陽一さんの「null2」なんかは、壁が薄い鏡になっていて、音が鳴って震えてました!




夜になると、照明が付いて違った顔を見せるパビリオンが絵になるんです
そしてパビリオンまで出せない国々が集まるコモンズも、いろいろあって本当におもしろい!




砂漠の砂を持ってきてるモーリタニア、岩塩で床もパーテーションも作ってるパキスタン、レプリカだけど世界最古の書物を展示してるサンマリノ、「NOT FOR SALE」という“売り物ではない”という文字だけが書かれていて、ウクライナとすら書いてないウクライナ。(ウクライナはこのブースの前に、実際の戦地で銃痕のあるモノを展示しています)
この多様性がたまらない!!




イタリア館のピンサ(ピザだけど、タンパク質の高いピザをピンサというらしい)、オランダ館の刺身とオランダ料理が具のおにぎり、アメリア館のハンバーガー、マレーシア館のロティ・チャナイ。
このマレーシアのロティ・チャナイのロティ(ナンのようなやつ)はもう優勝!激ウマ過ぎて、マレーシア本場で食べに行かないといけない!って思うくらい美味しかったです。




スペイン館のオレンジワイン、UAE(アラブ首長国連邦)館のラクダミルク、オーストラリア館のラミントン、ポルトガル館のエッグタルト。
ポルトガル館のエッグタルトは、もうこれから「好きな食べ物は、エッグタルトです!」って言ってしまうくらいハマりました。6個買って、自宅に持って帰り、翌日チンして温めて食べましたが、まだ美味しい。某コンビニでエッグタルト売ってますが、食べ比べすぐして、「全然違う!ポルトガル館のエッグタルト食べさせて!」って思うくらい・・・。
他にも、UAE館のラム肉のビリヤニとか、イタリア館のジェラートとか、オーストラリア館のワニ肉のサンドやミートパイとか、マレーシア館のナシゴレンとか食べましたが、どれも美味しかった!
そして・・・

SNS上で誰かが「生胡椒はなかなか見かけない!これは美味しいよ!」って書いてるのを見つけて、カンボジア館の売店で見つけて買ってきました!自宅でサラダやいろんなものに入れて食べてますが、本当に美味しい。
けど、すぐ売り切れて入荷待ちになったりするそうなので、カンボジア館に常にあるわけではないそうな・・・(運が良い!)
ということで、計4回も会場に入ったことから、8月後半より多くの知人から「いろいろ教えて!」と連絡が来て、いろんな情報を提供していたので、最後に「福岡から万博へ今から行く!?」について書いてみます。
これを書いているのは9月11日。今日時点で残り1カ月と2日の日程。すでに土日祝は「満員」で入場チケットすら購入困難な状況です。
ですが結論、「日帰りでも半日万博は可能!行く価値あり」
①まずは「万博ID」を公式サイトで取得しましょう。
②万博IDでマイページにログインしてのチケット購入になります。
③行くなら平日。なので「平日券6,000円/大人」になります。
※9時~、10時~、11時~、12時~、17時~ の時間帯で日時指定
④がんばれば「午前中」取れますが、けっこう埋まってるので、12時~でも。
※チケット購入後、日時変更が最大3回まで可能なため、みんなキャンセル拾いのため、万博サイトがアクセス過多に!
※運が良ければ、キャンセル拾い(たまに11時とか10時が「残りわずか」のアイコンになる)ができる!
⑤福岡(博多駅)への新大阪発の最終が、21:20ごろ(到着23:55ごろ)なので、会場を20時に出れば間に合う
⑥「7日前抽選」でパビリオンの予約が第5希望まで出せる。でも当選確率は各パビリオンや時間帯によって違う。
※確実にどこかのパビリオン予約が欲しいなら、人気がそこまで高くないパビリオンの、夕方以降の時間帯が狙い目
⑦「空き枠先着」が3日前の0時に解禁されるので、争奪戦に参加する。よく調べて狙ったパビリオンを検索して狙う。
※迷って手間取った瞬間、もう2度とチャンスは来ない1発勝負。そもそもアクセス過多になるので、22時ごろからスタンバイする!?
⑧当日入場後の数分後から「当日予約」が可能なので、スマホないし会場内の端末で「当日予約枠」を狙う。
※朝イチが有利だけど、時間帯で「当日予約枠の開放」がパビリオンによってある。整理券やLINE抽選などもある。
ということで、例え12時過ぎに入場しても(最終新幹線で博多に戻るとして)20時近くまでの約8時間近く滞在できてしまうので、大人1~2人とかなら十分楽しめます。でも、閉幕に向けてきっと人はむちゃくちゃ多い・・・。
1回目に行った4/18(金)は、開幕1週間目で、イベントも少なかったし、どのパビリオンもテスト稼働後にようやくオペレーションが回ってきたかな?くらいだったのと、入場者も約8万人弱だったので、いろいろ余裕がありました。
今週、9/8(月)~の平日は、約13万人以上、土日祝だと20万人近く入ってるので、時間帯によっては凄まじい人で溢れていることと思います。
さらに閉幕に向けて、各国の展示もより充実させてきたり(ペルーがナスカの地上絵のナスカの遺物の本物を持ってきていたり、イタリアが本物の芸術品をどんどん追加で持ってきたり)しているのと、いろんなイベントが各所で行われているので、集中的に人が集まったりしているようです。
8月中旬以降、火が付いたのが「ヨヤクナシデハイレマス」という掛け声のもと、ダンスや歌で人気になったインドネシア館も。
いろいろ、閉幕に向けて「カオス化」してきている印象です。
でもそれがまた楽しい!
最後の最後に、岩永なりのパビリオンランキングを紹介です。
★国宝レベル!?の本物持ってきてるイタリア館すげー!


★2075年(50年後)は、人間とアンドロイドが共生している世界を描く、大阪府立大学の石黒先生の「いのちの未来」館
★抽選も予約も万博最高の超難関らしい、落合陽一さんのnull2ダイアログモード!
2回目(5/27)の7日前抽選で当選した奇跡!
落合陽一さんがYoutubeでフルバージョンを公開してるので、気になる方はこちらをどうぞ!
ということで、ここまで読んだ方、本当におつかれさまでした!
大阪・関西万博を少しは疑似体験できたのかもしれないですね。モノ好きじゃないと、きっとここまで読んでないと思いますが。ありがとうございました!
