ふくしま かなこ
略歴
1982年生まれ。2004年大阪芸術大学藝術学部芸術計画学科卒業。2015年ブリュッセル自由大学大学院(Master en Art du Spectacle, orientation Ecriture et Analyse cinématographique)修了。2020年神戸大学大学院国際文化学研究科文化相関専攻日本学コース博士後期課程修了。2020年より武蔵野美術大学非常勤講師。独立行政法人日本学術振興会特別研究員(PD)、早稲田大学文学学術院次席研究員などを経て2024年10月より現職。
専攻:映像文化史、メディア考古学
・研究紹介 幻燈や玩具映画、小型映画といったホームシアター文化をおもに研究しています。今から100年以上前から日本の家庭では、漫画、アニメ、チャンバラ、メロドラマなどが、子どもでも扱える小さな幻燈機や映写機をもちいて、ランプや電球の明かりで襖や白壁などに映して楽しまれていました。さて、どんな風に映るのでしょうか。授業では現物を持ち込んで、当時の映像体験をしてもらっています。
主要業績
教員メッセージ
「発明王」として歴史に名を残すトーマス・エジソンですが、発明に至るまでに失敗した回数は数知れず。いまや生活に欠かすことのできない電球の開発は、試行錯誤を一万回以上重ねて成功に導いたと言われています。普通ならば数十回、数百回でめげて断念してしまいそうですが、エジソンがそうならなかったのは、彼がそれらを失敗とみなさず、「うまくいかない方法を一万個見つけた」と建設的に捉えることができたから。私もこれまで失敗の連続でしたが、失敗からの学びがあったからこそ今があるのだと痛感しています。学生のみなさんにも失敗を恐れずにあらゆることに挑戦していってほしいです。
アンケート
1.休日の過ごし方:まだ知らない歴史に出会える場所にいく
(骨董市、映画館、美術館、博物館など)
2.好きな食べもの:桃、お寿司
3.嫌いな食べ物:なし
4.宝物:ガラクタこそ宝
5.子供のころはどんな子でしたか:空想家
6.学生時代の部活、サークル:美術部
7.1か月お休みがとれたら何をしたいですか:朝から晩まで毎日飽きるまで映画鑑賞
]]>・コンテンポラリーダンス作品における演劇性への再回帰──Crystal Pite “The Statement”の制作と構成原理──
・漫画同人誌即売会への参加を通した個人と社会の繋がり方に関する研究
・声をアテる、声でアテる──1970年代から1980年代にかけての「洋画劇場」における「タレント吹替」について──
・アニエス・ヴァルダによる「シネエクリチュール」について──「書くように撮ること」の実践
・アラン・レネのアート・ドキュメンタリー作品とその変遷──『ファン・ゴッホ』(1948)から『ゲルニカ』(1950)まで──
・中国語映画におけるレズビアン表象──21世紀初頭作品を中心に──
・考現学の都市表象──初期考現学における今和次郎のまなざし──
・バルセロナ、ラバル地区における ストリート・アートをめぐる文化政策とプロジェクト
・インターネット美学としてのリミナルスペース──魅力要因と近年の流行現象に説いての考察──
]]>・高度経済成長期における貿易振興運動の展開と宝塚歌劇団―高木史朗『メイド・イン・ニッポン』『虹 のオルゴール工場』を中心に―
・宮崎駿の作品における女性表象について
・カトマンズ旧王宮周辺の都市空間に関する研究―交易路は社会形態を左右するのか―
・壁面闘争—満洲国「建国」前後のポスター宣伝と、それに対する〈反-宣伝〉的実践—
・ギー・ドゥボールの初期映画におけるニュース映画の「転用」
・是枝裕和のアダプテーション創作
]]>発行元·編集:大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻アート·メディア論研究室

A5判/148×210mm/336頁
並製くるみ表紙/ジャケット巻き/表紙蓄光加工/本体穴あけ加工/2025年
AD+D+DTP:松本久木
ISBN 978-4-910067-28-5
─
大阪大学文学研究科アート・メディア論研究室が発行する本誌『Arts and Media』は、アートとメディアの原初の関係に改めて注目し、芸術をもう一度、情報伝達の手段として見てみたい、そんな熱望から生まれた雑誌である。あるいは逆に、現在、情報伝達のツールとして生まれ、活用されている様々な手段が、今まさにアートへと変貌しつつあるその瞬間を切り取ってみたい。
収録される論考は、映画や写真、絵画、建築、文学、マンガ、新聞・ラジオ、演劇、博物館学などなど、実に多彩だ。この「祝祭的な混沌」が生み出すジャンル不明性こそは、ただ本研究室にのみ醸成可能な知的テンションであると自負するものである。
遺伝子の多様性が生命の安全装置として機能するように、我々は文化の多様性を保つことこそが、現代社会に対するある種のセーフティネットになるものと心から信じている。 文だの理だのといった狭隘な専門跼蹐の殻を打ち破り、百学連環の知の饗宴をとくと愉しんでいただきたい。
編集長 桑木野幸司
─
[巻頭言]
桑木野幸司
[巻頭特集]メディア考古学 in Japan
福島可奈子|はじめに
佐藤 洋|モノを信じすぎてはいけない、声を信じすぎてもいけない──アマチュア映画の研究について
山端健志|新発見の紙フィルム映画「月星フィルム」の印刷と録音について
かねひさ和哉|フライシャーと私
福島可奈子|忘れられた小箱のなかの私的イメージ──キノーラとタキシフォート
松本夏樹|印刷メディアと象形文字の大いなる業
[論文]
鈴木聖子|音楽芸能の記録における音と映像の関係──日本ビクターの音響映像メディアのアンソロジー(後編)
小池陽香|欧州評議会美術展──共通アイデンティティ創出のための展覧会
金 蘊灵|宝塚『虹のオルゴール工場』のマンガ化における物語の変容──一九七〇年代宝塚の性格変化に照らして
城 直子|都市空間におけるあいまいさ──交易路にサードプレイスは存在するのか
李 依茗|是枝裕和の映画作品における身振りの意味作用──『万引き家族』を中心に
北島 拓|近代化産業遺産におけるローカルな音楽実践とノスタルジア──名村造船所跡地を活用した市民向けイベントを事例に
片岡浪秀|放送界と石井光次郎(占領期~戦後篇)──NHK会長人事への介入と朝日新聞の目論見
[研究ノート]
秋田奈美|メディアミックス作品の概念モデル作成の手法検討──『ヒプノシスマイク Division Rap Battle』を例に
大槻陽香|表現ジャンルとしての絵本の特質研究──ミロコマチコはなぜ絵本作家になりたかったのか
[インタビュー]
中村莉菜|映画と戯れ、映画を広げる人:井戸沼紀美インタビュー
奥野晶子|コンクリート・ポエトリーの系譜:砂田千磨氏インタビュー
[エッセイ]
城 直子|みえない暴力と連鎖──映画『ガス燈』とガスライティング
[教員研究動向]
東 志保|シネマ・ヴェリテの源流としてのケベックのドキュメンタリー映画
デザインは、オンラインショップ「松本工房」様です。
既刊本の購入は、上記「松本工房」様オンラインショップにて可能です。
ぜひお手にとってぜひご覧ください。ご意見、ご感想をお待ちしております。
今後とも、当研究室を宜しくお願い致します。
]]>·日系美術家トシコ・タカエズと日本との関係
·将棋の鑑賞についての研究─将棋AIの進展によるデジタル化とメディアの変化の影響を中心に─
·ミア・ハンセン=ラヴ:初期長編三作品における家の表象
·”Les bibliothèque d’artistes”が表象するもの─権力の装置としてのデジタルアーカイヴ─
·新海誠の映画における古代日本の想像力
·幻想の庭─「玄奘三蔵絵」における庭園表象の研究
·オンライン落語の可能性─映像と落語の関係について─
·地位住民によるポピュラー音楽ライブを通じた近代化産業遺産の活用─名村造船所大阪工場跡地を事例に─
·是枝裕和の映画作品における身振りの意味作用─『万引き家族を中心に』─

A5判/148×210mm/240頁
並製くるみ表紙/エンボス加工/ポンス抜き/本文ニス/2023年
特別附録「巻頭言特集」(vol.1〜13の巻頭言)+しおり付き
AD+D+DTP:松本久木
─
大阪大学文学研究科アート・メディア論研究室が発行する本誌『Arts and Media』は、アートとメディアの原初の関係に改めて注目し、芸術をもう一度、情報伝達の手段として見てみたい、そんな熱望から生まれた雑誌である。あるいは逆に、現在、情報伝達のツールとして生まれ、活用されている様々な手段が、今まさにアートへと変貌しつつあるその瞬間を切り取ってみたい。
収録される論考は、映画や写真、絵画、建築、文学、マンガ、新聞・ラジオ、演劇、博物館学などなど、実に多彩だ。この「祝祭的な混沌」が生み出すジャンル不明性こそは、ただ本研究室にのみ醸成可能な知的テンションであると自負するものである。
遺伝子の多様性が生命の安全装置として機能するように、我々は文化の多様性を保つことこそが、現代社会に対するある種のセーフティネットになるものと心から信じている。 文だの理だのといった狭隘な専門跼蹐の殻を打ち破り、百学連環の知の饗宴をとくと愉しんでいただきたい。
編集長 桑木野幸司
─
[巻頭言]
鈴木聖子|記憶の「声」を掬いとる紙のメディア
[巻頭特集]
音/映像──記録と表現
東 志保|クロディーヌ・ヌガレによる「聴覚の解放」:ダイレクト・シネマとフェミニズムの観点から
鈴木聖子|音楽芸能の記録における音と映像の関係──日本ビクターの音響映像メディアのアンソロジー(前編)
吉村汐七|観客参加型上映における「応援」のあり方:映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』を例に
佐藤 馨|二〇世紀前半における音楽の視覚化の軌跡:スクリャービンからフィッシンガーまで
[論文]
西元まり|フランコ・ドラゴーヌ演出作品にみるソーシャルサーカスの考察──現代サーカスにおける東西文化表象
市川 明|ブレヒト/ヴァイルの音楽劇『三文オペラ』
[研究ノート]
城 直子|王とクマリの儀礼空間──なぜ王権とクマリ崇拝は結びついたのか
山本結菜|人と環境と調和する彫刻──第二十九回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)について
[書評]
奥野晶子|今日の具体詩〜撰集の意義をめぐって──ナンシー・パーロフ『具体詩〜二一世紀撰集』
[活動報告]
城 直子|「I think.., because…」の壁(その2)──スタンダップコメディの葛藤と挑戦
[ハッシュタグ・プロフ]
圀府寺 司|「何をするねん!!」専攻──すこし言い残したことなど
永田 靖|中之島芸術センター始まる──経緯と展望
鈴木聖子|伝統音楽と現代音楽の共犯関係
古後奈緒子|電気バレエに見るメディア過程──『眠れる森の美女』と『くるみ割り人形』の間
桑木野幸司|ルネサンスはファスト教養のはしり?
デザインは、オンラインショップ「松本工房」様です。
既刊本の購入は、上記「松本工房」様オンラインショップにて可能です。
ぜひお手にとってぜひご覧ください。ご意見、ご感想をお待ちしております。
今後とも、当研究室を宜しくお願い致します。
]]>発行元・編集:大阪大学大学院人文学研究科芸術学専攻アート・メディア論研究室

A5判/148×210mm/186頁
並製くるみ表紙/ジャケット巻き/2024年
別冊「落丁本」付き
AD+D+DTP:松本久木
※本誌は造本設計のコンセプトに基づき、意図的に一部のページを落丁させております。落丁したページは別冊「落丁本」に纏められております。
─
大阪大学文学研究科アート・メディア論研究室が発行する本誌『Arts and Media』は、アートとメディアの原初の関係に改めて注目し、芸術をもう一度、情報伝達の手段として見てみたい、そんな熱望から生まれた雑誌である。あるいは逆に、現在、情報伝達のツールとして生まれ、活用されている様々な手段が、今まさにアートへと変貌しつつあるその瞬間を切り取ってみたい。
収録される論考は、映画や写真、絵画、建築、文学、マンガ、新聞・ラジオ、演劇、博物館学などなど、実に多彩だ。この「祝祭的な混沌」が生み出すジャンル不明性こそは、ただ本研究室にのみ醸成可能な知的テンションであると自負するものである。
遺伝子の多様性が生命の安全装置として機能するように、我々は文化の多様性を保つことこそが、現代社会に対するある種のセーフティネットになるものと心から信じている。 文だの理だのといった狭隘な専門跼蹐の殻を打ち破り、百学連環の知の饗宴をとくと愉しんでいただきたい。
編集長 桑木野幸司
─
[追悼]
古後奈緒子|市川明先生と演劇のカレイドスコープ──手がかりとしての壁際のテクスト
[巻頭言]
東 志保
[巻頭特集]
「脱線」の魅惑/知の視覚
岡北一孝|イタリア・ルネサンスの建築エクフラシス:建築・文学・美術を統合的に考える
関俣賢一|ラブレーにおける〈記憶・脱線・発想〉考察のために──『第三の書』を中心として
[論文]
鈴木聖子|音楽芸能の記録における音と映像の関係──日本ビクターの音響映像メディアのアンソロジー(中編)
柴尾万葉|ピピロッティ・リストの映像作品におけるエレーヌ・シクスーの思想との共通性
武本彩子|ギー・ドゥボールの初期映画におけるニュース映画の「転用」
城 直子|近世カトマンズ旧市街におけるクマリの館と山車巡行の役割
片岡浪秀|放送界と石井光次郎(戦前〜占領期篇)──NHK会長人事への介入と朝日新聞の目論見
[研究ノート]
古後奈緒子|ベルリン王立歌劇場バレエの組織と演目:舞踊史の隠れた位相としての(長い)十九世紀バレエ
橋本知子|『家からの手紙』におけるニューヨークの表象──ディアスポラの観点から
[インタビュー]
奥野晶子|コンクリート・ポエトリーの系譜──大谷陽一郎氏インタビュー
野尻倫世|「役者」を経験した落語家──新人落語家の挑戦
[エッセイ]
河﨑伊吹|記憶の町を編み上げる──みなとメディアミュージアム2024での実践から
[再録]
「退職記念:市川明教授」
デザインは、オンラインショップ「松本工房」様です。
既刊本の購入は、上記「松本工房」様オンラインショップにて可能です。
ぜひお手にとってぜひご覧ください。ご意見、ご感想をお待ちしております。
今後とも、当研究室を宜しくお願い致します。
]]>全ページがPDFにて公開されています。是非ご覧ください。
]]>お二人の先生方は大阪大学で引き続き授業をご担当される予定です。
今後とも、当研究室をよろしくお願いいたします。
]]>・ニューメディア時代におけるアート・ドキュメンタリーの伝達と発展
・日中美術市場の比較研究
・ヒューマンビートボックス論:音楽ではない新しい音楽形式
・シュルレアリスム映画における欲望の表象、その主体とナルシシズム:『アンダルシアの犬』と『黄金時代』を例に
・メタバースにおけるイベント文化の考察:VRChatを例として
・インドのパフォーマンスアートの政治的側面:KIPAFを中心に