川本家とは 多頭飼育をしていた高齢の飼い主が亡くなり、取り残された猫たちについて伊予ねこ協議会が相談を受けたことでできたシェルターです。相談時、猫たちは糞尿が堆積したゴミ屋敷に取り残され、このままでは行き場を失う状況にありました。そこで関係者と協力して猫たちの生活環境を整え、取り残された命をつないできて今に至ります。 川本家には、高齢猫や慢性疾患を抱える猫など譲渡が難しい猫も多く暮らしています。日々の給餌や掃除、投薬、通院などはボランティアと協力して行われています。 ※新たな保護依頼を受け入れる施設ではなく、現在暮らしている猫たちが安心して最期まで過ごすための「終の棲家」という位置づけです。
2026年7月時点でここに暮らす猫は10匹。当然いろんなタイプの子がいるのですが、半分くらいはお世話に行くとにゃあにゃあ言って集まってくる甘えん坊さんです。床に座ると群がってきて撫でると本当に嬉しそう。
普段は猫たちしかいないので、喧嘩防止やトイレ・食欲の観察の目的で1~2匹ずつのケージに入って暮らしていて、お世話ボランティアが入ったときに自由に走ったり遊んだりさせる形。(だからなおさら人がきたときの喜びようがすごいというのもあるかもしれません。)見守りカメラもついていてエアコンも遠隔操作可能になっているので、1日1回しか人間が入れない状況でも完全放置にならず安心な工夫をされています。
お世話に行った日にすることは、トイレ掃除、水交換、フード補充、投薬、部屋全体の掃除、おもちゃで一緒に遊ぶ、などです。掃除など一通り終わっても、自由に過ごさせる時間をとるためにだいたい2時間くらいは滞在しています。
みんな可愛くて、以前は近寄れなかった子が触らせてくれるようになったり、声を聞いたこともなかった子が最近は話しかけてくれたりします。そういった様子が変わってくるのは、私たちを知り合い認定してくれたこともあると思いますが、今年の冬に病気で2匹が亡くなってメンバー構成が変わったことが境になっている感じもします。全体数が減ったので自分を出しやすくなるとかなのでしょうか?正確な知識はないのでよくわかりませんが。
数名のボランティアが交替で入っていますが、平日に入れる人を切実に大募集中です!月2回くらいから、猫との触れ合いもかねていかがでしょうか?みんな本当に可愛いですよ。
そして里親さんも募集中です。家族に迎えることに興味のある方いらっしゃったらぜひともご連絡ください。伊予ねこ協議会の方に繋ぎます。直接 伊予ねこ協議会に連絡いただいてもよいです。
いまの10匹メンバーをご紹介します♪
![]() マシュー | ![]() ポコ | ![]() メレンゲ |
![]() ひまわり | ![]() あかり | ![]() あおい |
![]() しょうこ | ![]() ライト | ![]() ミケ |
![]() はな | ![]() ライト&マシュー | ![]() マシュー&あかり |
いつか群舞踊れたらなと思っていたパキータですが、特に素敵な演目に見えるようになったのは、以前MRBバレエスーパーガラを劇場で観たときからでした。
作品自体がもともととても明るいものですが、そのときのダンサーどの人からも、次は私が魅せる番!かましたる!というアピールが(でも人を押しのける感じでもなく)溢れていて、個人個人も全体もかっこよくて釘付けになったんです。
今回なんと群舞&ヴァリエーションポジションをいただき、あのかっこよさに近づきたい気持ちで練習に参加しておりました。
いつもながら本番は悔しいことがたくさん残りましたが、憧れのイメージに近づくため怖がらず動くことと笑顔で動き続けることは、なんとかできたかなと思います。(笑顔ができたのは、この機会が嬉しく楽しかったからなのはもちろん大きいですが)
本番は悔しかったというのは、練習で一度もしなかった失敗があったり。あと綺麗なラインにもっていくためのアドバイスをいくつかいただいてチャレンジしていたのに、衣装ありのリハーサルが始まると思ってる以上に筋力体力がないことが表れてしまって、とにかくへばらず踊り切るという最低ラインの目標が当日まで残ったのは少し残念でした。
でも!アントレ〜アダージオ〜ヴァリエーション〜コーダ、すべてとても楽しかったです!!悔しかったことは次に繋げて、またレッスンを頑張っていきます。
群舞は今回は大人のみで、講師をされている方から大人クラスの方まで、色とりどりのメンバー。何度か一緒に踊らせてもらったことある方も初めての方もいらっしゃり、刺激をもらいながら楽しく練習できました♪
女性主役はスターダンサーズバレエ団の三澤由華さんが踊ってくださいました。可憐で美しい踊りに惚れ惚れ…。由華先生のワークショップもあり、よい経験をさせていただきました。鯛めしと紅まどんながすごく美味しかったとおっしゃっていました。
そして県内からは、今村バレエの畑中彰乃先生もご出演!昔、県文化祭で、彰乃先生ジゼルのコールドを踊らせてもらったとき以来のご一緒の機会。今回はなんと群舞に混じってくださり、ヴァリエーションもやはり素敵で、いつも楽しい雰囲気をまとっていて、前より近い位置でご一緒できて嬉しかったです。
今回もお声がけくださった大野拓都先生、 大野菜穂先生、機会をくださりありがとうございました。出演・運営・指導のすべて、本当にお疲れさまでした。




昨年9月、咳をすることが増えたので受診したところ気管支炎になっていることがわかり、進行と症状を薬で抑える生活を送っていました。呼吸器の病気は最期がすごくしんどい場合もあるという話をいろんなところで聞いていたので、それが何より怖くてずっとびくびくしていました。途中、少し重たい咳が出るようになったときもありましたがお薬を調整してもらい、そのおかげで幸いにもゆっくりと穏やかな呼吸で過ごし、最期のときはため息のような深いのを間隔をあけて5〜6回して、止まりました。
とはいえその日は前日までと比べてそわそわとした動きが出ていて、寝る姿勢を変えようとするときに少しもがく仕草をしたり、ときどき私のほうを見て小さくにゃーと鳴いたり、近寄ると膝に上ろうとしてきたりしました。抱っこして撫でていると落ち着くこともあればすぐに降りたがることもありで、やはりもちろん一定の苦しさはあったと思います。人間の目で見て激しく苦しそうには見えなかったというだけで。ただ、寝ているときの姿勢は基本的に横向きだったのですが、であれば比較的苦しさは少なかったのではという獣医さんのお話で、少しだけほっとしています。
3年半前に旅立ったのんちゃん・ちいちゃんのときとは違って食欲が落ち始めると右肩下がりで、少し回復してしばらくキープされるというような期間がなく、もうこの流れのまま終わってしまうんだというあっけなさを最後の期間は強く感じていました。寂しさがまだまだ折りに触れて湧いてきそうな気がしています。

それに、様子をできるだけ観察してできることはしたつもりでも、こうしていたほうが本人は嬉しかったんじゃないかとか、あれこれ考えてしまいます。もちろん考えてもしょうがなく、それは次に誰かの介護をするときに活かすしかないのですが、だいちゃんごめんねと思うこともしばしばです。
でも、それにしても可愛い子で、うちの子になってくれて幸せでした!
じーっと真っ直ぐにこちらを見て、前足でちょいちょいと抱っこやおやつをねだる姿は今でも浮かんできます。甘え始めると周りが見えず、私の顔を見ながら一緒に歩いていて何かにぶつかるとか、ありました。そして甘えん坊なくせに忘れっぽいので、旅行で数日家を空けて(友人に世話を頼んで)帰ってきたときは私のことを忘れて物陰に隠れて出てこなかった、なんてこともありました。

下の写真は、うちにきて間もない、先輩猫ののんちゃん・ちいちゃんの包容力の中で育っていた頃のものです。かなりやんちゃだったけどふたりに優しく見守られて過ごしたおかげで、ずっと愛嬌のある子だったのかもしれません。

今回も、動物病院の先生方はじめスタッフの方々には、ご多忙な中丁寧で優しい対応をしていただきました。心配なことはいつでも聞けて、本当に心強かったです。
ペット霊園の方にも、丁寧なお見送りの時間を設けていただき感謝しています。
そして、だいちゃんの介護に時間を使えるようにいろいろと気を配ってくれた夫にも大感謝です。社員を信頼して在宅フレックス勤務をさせてくれている会社にも。おかげで、晩年を丁寧に見て看取ることを実現できました。
寂しさはしばらく残ると思いますが、残った3匹をしっかり見て、可愛がっていこうと思います。






体がしんどそうな日が多くてごはんを少しずつしか食べられないのですが、そんな日でもちゅーるなら大丈夫。だけどできるだけシニア用のフードにすることを勧められているので、ちゅーる(総合栄養食ですが)の割合は減らしてパウチなどのシニア用フードをとり入れたいところ。だけど昔からウェットフードを食器から食べるのが下手なだいちゃんは元気だった頃でもうまく口で拾えなくて途中でやめてしまうことが多かったので、いまはなおさらだろうからどうしようかなあと悩んでいました。
けど、ちゅーるを袋から直接ならしっかり食べるので(食器に盛ったものは口つけないのに)、パウチのペースト状のごはんもちゅーると同じ形で口に入れればよいのでは、と思い浮かんだのが絞り出し袋です!

いろんな種類のペーストフードを試し中なので、入れたものの固さや粒感に合わせて出し口の大きさをハサミで切って変えられるし、粘度を調整するためにちゅーるや他の種類を混ぜるときは手で揉めばよいし。食べかけを冷蔵庫に入れるときは先端を折り返して養生テープでとめるだけで、冷たすぎるときは手のひらですぐ温められ、食べ終わったら捨てるだけ。我ながらいい閃きをしたなと。(すでにやってる人もいるでしょうけどね)
猫の食事介助に、おすすめです。
↓実際に食べさせているところ
今回踊ったのは、全員でのプロローグ、フロリナ王女のヴァリエーション、”Movements for Peace”(コンテンポラリー作品)、”in the groove”(ネオクラシック?作品)です。

“Movements for Peace”は立脇バレエ出身で今はニューヨークで活躍する亀井彩花ちゃん先生による振付、”in the groove”は同じく立脇バレエ出身でKバレエ団やスターダンサーズバレエ団を経て今は愛媛県東温市で自身のスタジオ(東温バレエスタジオBAUM)を主宰している和田瞬くん先生による振付です。
“Movements for Peace”のテーマは、平和や幸せの大切さと、それらが壊れる危機は常にあることの警鐘、のようなものでした。夏の振付期間中、単にコンテンポラリーダンスを教えてくれるだけではなく、核実験の影響に関するドキュメンタリー映画のプロデューサーなどをされている伊東英郎さんを招いてミニ講演をしてくれるなど、このテーマにまつわる社会課題についてみんなに関心を向けてもらう機会も設けてくれました。踊り以外のみんなのこれからまで見据えた関わり方をしてくれ、感謝と尊敬でいっぱいです。
多くの子供たちにとっては慣れないコンテンポラリー、他の作品との切り替え含めて難しいことも多かったと思いますが、諦めずに取り組んで本番は夏の振付のときよりうんと大きく動けるようになって終えられたと思います。
私自身は普段より大きく動けてしまって隣の子と何度か接触するというアクシデントを起こしてしまい反省。だけど、全く縮こまらずにやれて気持ちよかったです。音楽と構成と振付に引っ張られて動ける感じの彩花ちゃん先生の作品はとても好きです。
音楽には出演者それぞれが幸せを感じる瞬間について語る声を録音して重ねてくれるというなんとも素敵な演出が施されていました。構想と編集にものすごく時間かかったはず…!特に高2高3メンバーは名前を名乗る声も入っていて、このときこのメンバーでやったことの思い出が深く刻まれたのではないかなと思います。
テーマとしては重い作品、お客さんにはどのように伝わったでしょうか。何か、ひりっとするようなものを感じてもらえたらいいなと思っています。終わったあと客席からブラボー!の声が聞こえたので、惹き込まれてくれた方もいたのかな?と思います。
“in the groove”は、1曲目はボサノバ?2曲目はジャズ?で、クラシックとは少し違う動きの多いかっこよい作品でした!初めての感じでどう乗ればよいか難しい部分もありましたが、とっても楽しかったです。動きもですが照明もお洒落で、ソリストが放射状のスポットの中を踊りながら出てくるところなど、脇で見てるだけでも楽しくて本番前日のゲネから気持ちが上がりました♪
瞬先生が愛媛在住ということもあって何度か直々に教わる機会も持てたのは本当にありがたいことでした。どういう動きや雰囲気が先生の狙いなのか何度も教えてくれて、ゲネも本番直前にも的確な粒度の直しを入れてくれて、子供たちも集中しつつ楽しい本番だったんじゃないかなと思います。
私にとっては、とにかく音楽にのる!と言われたことが一番、どう取り組めばよいかの指針になりました。基本にはクラシックバレエがある動きだし舞台で踊るにはいろいろ守るべきルールや気をつけることがあるけれども、音楽と併走するように動こうと思うことで、練習も本番も楽しく動けました。
今回は、舞台本番に向かう気持ちの面で大きな発見も。
前日のゲネも本番のプロローグもいつものごとくカチコチになってしまっていたのですが、この変な緊張はいい加減うんざりだな、踊るの好きなのに舞台が怖いのはこのせいだよななんとかならんかな、と本番のヴァリエーション(フロリナ王女)の出番直前に考えめぐらせまして。で、よく言われる『本番は練習のように』をやってみることに。
普段、仕事直後の頭の中がごちゃごちゃな状態から始めてもレッスンや舞台練習をすると精神統一できるのは、自分の動きの観察と改善試みに集中しているから。本番でもそれをやってしまえばいいのでは、ほんとに練習のつもりで、お客さんには私いつもこういう練習してますを見せてる感じでやってみようかとある種の開き直りをしたところ、細かいミスはあったし基礎力の足りなさはどうしても出ましたが、最後まで落ち着いて集中して踊れました。
先生には今までで一番よかったと言ってもらえたし、観てくれた方からも、最初の登場から王女の品格あったとか、ポーズのときの脚が好きとか、なんか上手でしたとか、お褒めの言葉ももらえました。自分でも、トータルで一番全体に気を配れて踊れた気はしています。(それでもDVDができあがるのは怖いですけど)
今回も、いろんな先生のいろんなタイプの作品を、下は中1からという若いメンバーの中で一員として踊らせてもらえて、先生方に感謝です。こうして楽しく挑戦し続ける環境を許してもらえているからこそ、好きなことをやれる人生が送れているわけですよね。
そして後援会や卒業生や会場のスタッフなど裏を固めてくださった方々、年の瀬の忙しいときに観にきてくださった方々、ありがとうございました。

バレエをほかのジャンルと融合させるのが特徴のShowですが今回は音楽家と社交ダンサー。音楽家たちは役として舞台に出て演奏・歌唱するんです。どの方もすごい経歴らしく、素人耳ですけどそのすごさはわかりました。パワーもリズムも素晴らしくて、ダンスにも演奏もに歌にも没頭したくて困ってしまいました。社交ダンスのお二人もエネルギッシュで陽のオーラをずっと放っていて。
2パターンのキャストで見たので感想がいろいろ!見どころだらけで全部書くとかなり長くなるので中でも特に惹かれたことだけ思い出としてまとめておきます。
ベル役中野伶美さん、可憐で全身から言葉と音楽が出ていて一瞬たりとも目が離せない感じ。ネレアさんベルのほうが大人っぽく、伶美さんベルが少女のまま人との関係構築を経験しているようなのに対し、ネレアさんベルはもともとどしっと懐の深さがある人のように見えました。
ネレアさんのもう一役は薔薇で、詩的でうっとりしました。ダブルキャストの植田穂乃香さんも美しくてうっとり。穂乃香さんは少しだけ人間ぽく見え、ネレアさんは抽象度が高い感じで、どっちも選べないくらい素敵なのですがこの違いも面白かったです。
鍵役の山畑将太さん、キャラクターにもストーリーにも音楽にも舞台背景にも溶け込んでいて、この方のために作られた役かのようでした!
ベルの意地悪姉二人、植田綾乃さん穂乃香さん(実の姉妹)もお見事としか言えません。特に綾乃さんの演技が完璧すぎて。二人でなんやかや脇でやってるときは、センターで踊ってる人より二人を見てしまったりも。
バイオリンの emyu: さん、回ったり飛び跳ねたりしながらブレない迫力落ちない演奏…!これまたセンターの踊りより emyu: さんを見てしまう瞬間がありました。
お城のお菓子3姉妹、太田弓恵さん、徳光小麦さん、植田綾乃さん、可愛くて音楽的で踊りも演技も上手くて、3人が出てくるとストーリーがはっきり見えるだけでなく自然とにっこりしてしまいます。「美しきロスマリン」で3人で踊る場面が特に好きです。生演奏でもあるし♪
全体としては「アラジン」と比べると他ジャンルとの溶け合い度は低い印象でしたが、代わりに個々の演者にスポットが当たることが多い構成でした。
そしてアンサンブルのレベルも本当に高くて、町の場面は見応えありました。
あんまりまとまってませんが、2キャスト観てよかったな。大阪公演(9/10夜、9/11昼夜)もあるのでお近くの方ぜひ行ってみてください!
(カーテンコールは撮影自由で拡散してねとのことなのですが、どうしても拍手を贈りたいのと肉眼で観るのに浸りたいのとで、写真数枚しか撮れず(動画は無理)。他のお客さんがたくさん撮って拡散してるからまあいいですよね。)




前回の記事にも書いたように、バレエとバレエ以外のパフォーマーが共演する新しいジャンルの舞台だったのですが、ここまで楽しかったのは演者さんのパフォーマンス以外のものとの融合も素晴らしかったからなんだよなあ、と、思い出したりYouTubeを見たりして思っています。
音楽、振付、照明、プロジェクションマッピング、衣装。
音楽だと、よく聞いたことのあるクラシック音楽や自分は初めて聞くオーケストラの曲、そしてこのアラジンのために作曲された曲(音はデジタル)でもクラシックっぽいものも現代的なものもありで本当に多ジャンルなのですが、場面場面にぴったりなものが使われていて、そして場面が変わって音楽がかわっても唐突な感じはない構成で。
振付もほんと素晴らしかった!どれをとっても、各ジャンルの良さを出しながらも1つだけ浮いて見えるようなことがなく、全体の流れを作って盛り上げるものになっていました。
プロジェクションマッピングは実は、YouTubeでたくさん見ていたにも関わらず、舞台に合うのだろうかと少し疑問が残りながら観に行ったのですが、覆されました。舞台照明と合わさって、各場面の表現だけじゃなくて世界観をお客さんに浸透させるような効果があったように思います。それに、詳しくない自分でもわかる、とても丁寧に作りこまれた映像でほんとうにきれいでした。
いきなり圧倒されたのは、冒頭に紗幕に映された、金色のラインで描かれたお城。紗幕を通り越して後ろの舞台にもラインが映るので立体的に見え、砂漠の向こうに輝く夜のお城を仰いでいるような感覚になりました。
衣装は当たり前にそこにあるように見えがちですが、登場人物が何なのかをお客さんに伝えつつ、カラフルだけどうるさくない組み合わせで、目に楽しい舞台の重要要素なんですよね。
エネルギー溢れる勢いある楽しい舞台でしたが、勢いだけに見えない満足感があったのは、これらを、空間の配置や時間の流れの中に緻密に組み込んで構成されているからなんだろうと思います。
改めて、これだけのものをあと2作品も1年で作って公表しているのは超人的。実現したい何かに突き動かされてどんどん進む感じは何かを開拓していく人の特徴で、例えば吉藤オリィさんとかれいわ新選組の山本太郎さんとかと似ていて、(SNS上で見るだけですが)見ていてわくわくします。
そして昨日YouTubeにあがっていた動画で言われていたように、本物バレエに子供のころから人生を注いできたネレアさん、マーケティングのプロだけどバレエは経験のないヤマダイさん(ヤマカイさん兄)、バレエ以外のこともしていた経験のあるヤマカイさんの3人のバランスが良くてそれぞれの熱意がすごいから、実現できていることなのでしょうね。
YouTubeのヤマカイTVで有名なヤマカイさんとネレアさんが、バレエを広めるという目的で、行けば誰でも楽しめる「バレエ界の劇団四季」のような存在を目指して作り上げようとされている「エンタメバレエ」の公演です。これまでに展開された演目は、アラジン、美女と野獣、白雪姫で、今回は2年目のバージョンアップしたアラジンでした。

この「エンタメバレエ」では、バレエ以外のジャンルのダンサーや音楽家、大道芸人のようなパフォーマーも登場人物として舞台に出ていて、それぞれの専門分野を物語の中に組み込み、さらにプロジェクションマッピングも駆使しています。音楽も、クラシック音楽もあれば現代的な音楽もあり、このために作曲されたものも。
YouTubeで見てわくわくしてきたので生で見に行こうと決意したのですが、実際に見るともしかすると、ジャンルが多くて盛りだくさんすぎるように見えることもあるのかなと少し自分の心理に保険をかけながら行ったのですが、とてもうまく組み合わされていて、変化があって最初から最後まで楽しくて、見応え抜群でした!
リズムやエネルギーに惹き込まれる場面もあり、クラシックバレエの動きに釘付けになる場面もあり、演技に見入る場面もあり。
それにYouTubeで練習や演者さんたちの語りを見ていたのでちょっと知ってる人たちのような気分になっていて、その方たちが1つになってこの演目と新しいジャンルを作ろうとしている姿にも感動しました。

どのシーンも印象的で感想があふれているのですが、その中から厳選していくつか。
姫役の太田弓恵さん、洗練されたメリハリある動きで情感たっぷりで素敵でした!アラジン役の石井智也さんが登場するところはYouTubeのリハ動画でもなのですがなぜかじーんとなります。お二人のパドドゥ美しかった!特にジーニーの力で星空にしてもらってからの後半部分。
ジーニー役のヤマカイさん、面白くて最高です!!パワーもふざけキャラも全開で、場面を一瞬で作ってしまわれてました。ルビー役のネレアさんの動きは本当に宝石のよう。きれいなポジションに確実にはまりブレなくて軽やかで。
魔術師役のハンクさんとデビル役の小麦さんは、ほんっとに悪そうでした。特に小麦さん、出てくるだけで妖気が漂っていて目が離せないくらい。
サーカスのシーンはどこみていいかわからないくらい次から次へと見せ場が繰り広げられて、畳みかけられて圧倒される感じが、魔術師がアラジンを惑わしている場面にぴったりでした。どの方も自分の専門のパフォーマンスだけじゃなくてダンスのシーンもあったんですが全員うまくて。
そしてアンサンブル(群舞)の方たちのレベル高すぎます。
バレエダンサーも他ジャンルダンスの方もサーカスの方も全員、やったる!かましたる!っていう熱がすごいのです。ヤマカイさんネレアさんの目指すところに一緒に向かっているのを舞台からも感じました。


これだけのことを、ダンサーとして働きながら構想を練って計画してこられたんですよね。そして満を持して日本に来てから短期間で世に出し、まだまだ今後パワーアップしていかれそうで、その熱意にセンスに努力(という言葉が適切か分かりませんが)が本当にすごいと思います。開拓していく方というのはそうなんでしょうね。
いろんな人に観てもらいたいBallet Showでした。4日経ちますが音楽が頭の中で回っています。
また観たくなると思うし、この活動が続いて広がってほしいので、公式会員になりました~。(会員になるといい席がとれて、公演動画が見放題だそうですよ。)
次は8月と9月に「美女と野獣」があるそうです。
ぜひ公式サイトやYouTubeでチェックして、一度見てみてください。
生演奏いいですね〜。以前松山まつりで生歌で踊ったときもそうでしたが、すごく楽しさ増します。
相変わらず緊張しいでフラフラしましたけど、本番当日には針山愛美先生のワークショップもあり、よい経験をいただけた日でした。

コラボが流行の時代背景も相まって、普段メインにしているスタジオ以外でもレッスンや舞台を経験できることに昔ほど垣根を感じなくなったような気がして(それとも自分と周りが慣れただけか?)、ありがたいことです。
もちろんコラボや掛け持ちが成立するのは土台があってこそだし、コラボなくたってうまく動けるようになりたいので、引き続きレッスンがんばります。

ウインドアンサンブルいよかん様の他の演奏は、いよかん様のYouTubeで観られますのでぜひ♪
]]>今回の幕ものは『くるみ割り人形』全幕、振付は成澤淑榮先生とイルギス・ガリムーリン先生です。役の多い演目で高校生以上のほとんどはソリストポジションをもらい、今回はソリストではなかった子や中学生も1幕の子供達や兵隊など物語をお客さんに伝える上で重要な役になりました。(もちろんそれ以外の全ての役が大事に決まってますけれども。)幕ものに初めてがっつり出演することになった中学生含め、演技も踊りもみんなよくがんばり、大成功だったのではと思います。

私は今回、壊れたお人形、雪の精、スペイン、花のワルツの4役をもいただきました。愉しく忙しく練習して本番迎え、ちょこちょこやらかしはあり悔しくはあるのですが、やらかしに引きずられず固まらず踊れたので、やれることはやれたかなと思っています。




大役だった『壊れたお人形』、苦手の回転に最後まで苦戦し難易度落とした振りに変えてくださってどうにかという感じで、なのに本番はそれと別の部分で足が床に引っかかったりしました。けれどもカクカク本当に人形みたいだったということを何人かから言ってもらえて、最低限かつ必須の役らしさを出すことができていたなら、まあ良かったかなというところです。(本番2ヶ月前のゲスト来てのリハーサルで、成澤先生とイルギス先生の反応が良かったのが、練習のやり方の自信になりました!)
いつもの立脇の先生方、保護者の方々をはじめ裏を回してくださったみなさん、ゲストの振付の先生方、ゲストダンサーのみなさん、舞台スタッフのみなさん、いろんな方に心から感謝です。

いろいろ思い出深いエピソードがいくつもあって書ききれないくらいで、書き漏れると嫌なので全て書くのはやめておこうと思うのですが、2つだけピックアップ。
1つは、『壊れたお人形』を踊り終わったあとに子どもたちが集まってきて、興味津々に触られたり動かされたりする場面。練習でだんだんと遠慮がなくなり、どう応じてよいかわからない触れ方されたりしたのが、けっこう好きな思い出です。子どもたちの役を演じることに入っているな、という感心と、だいぶ歳上の私だけど怖がらず接しているな、という嬉しさと。

そしてもう1つ。発表会当日、自由美先生が大学生と私のいる楽屋にいらして、練習や諸々の段取りに気を配ってサポートしてくれてありがとうとのお言葉とともに、一人一人のイメージに合わせた花束をくださったことです。
こちらこそ、ご多忙な状況下で多方面の流れを察知して落とし所を見つけながら指揮してくださり、ありがとうございました。

方針など悩みながらの日々だと思うのですが、自分に直結する部分でいうと、この数年は発表会直前までバーレッスンをつけてくださるようになったことに特に感謝しています。以前は本番数ヶ月前からは各自でやる形で、きちんとやりたい人よりぱぱっと終わらせてしまう人のほうが時間節約してよい的な雰囲気がありましたが、先生が指揮したバーになることで、体つくることに意識を向ける時間を心おきなくとりながら本番を迎えられるようになりました。
立脇の発表会に参加させてもらったときの充実感が増したのは、揃えることや演技のリアルさの実現にも一切手を抜かないポリシーに加えて、体づくりを大事にしたスケジューリングに変えてくださったことが要因であるのは間違いありません。
それに、毎回、目立つ役まで含めた踊る場を与えてくださることには本当に感謝しています。場をもらえるから、やりたいことをやれています。
終わるまでその先まだやりたくなるかわからないなと思っていたのですが、12月半ばぐらいから、うんこれはまだやりたいかもと思い始め、今日を終えても変わらずそう思っております。まだ、できることを増やしたいし増やせそうな感触があったりします。
また次に向けてレッスンを積んでいきます。
2月のアーツフェスに出演させていただくのでそれを綺麗に踊るのがまずは目標!