同神社には株式やバイクのホンダ・カブにちなんだ「株(カブ)の神様」が鎮座することから、カブを愛する愛好家が集まるイベントとして親しまれている。
当日は神職による愛車と一体での交通安全祈祷をはじめ、茅の輪くぐり、カブミーティング、じゃんけん大会など盛りだくさんの企画が予定されている。
タイムスケジュールは以下の通り。
参加費は交通安全祈祷初穂料が1台2,000円、ミーティング参加費が1人500円(先着100名に記念品あり)。
【問合せ】大山神社 0845-23-6000
「あの日、見た景色をもう一度。」――。2002年8月13日にしまなみビーチで開催され、島内外から18バンドと約300人のファンが集まったライブ・フェスティバル。当時、オリジナル曲を提げて会場を沸かせた因島高校の「ダイブ・ボム」や「はっさく」など、ステージに立った地元高校生たちが24年の時を経て再び結集し、8月15日にしまなみビーチで「因島夏フェス2026」を開催した。「因島サマークルー」(草野永士代表)が主催した同フェスには、延べ1,000人の来場者が詰めかけた。
イベント冒頭では成功を祈願し、田熊神代神楽保存会が神楽「悪魔払い」を上演。続いて今年結成30周年を迎えた瀬戸田町の和太鼓集団「島衆」が力強い演奏を披露したほか、キッズダンスや誠勇塾によるキックボクシング演武、西浦こども水軍太鼓、フリースケートなどが次々と披露され、会場を熱気で包んだ。
午後からのバンド演奏では、大阪で活動する因島出身のラッパー「Piggy Banks」や、岡山から駆けつけた「はしもとなおこバンド」など6グループが熱演。
トリを務めたのは主催の因島サマークルー。ドラム1人とギター2人に加え、かつての高校生仲間たちが代わる代わるボーカルを担当した=写真㊤。「拝啓、少年よ(Hump Back)」「オワリはじまり(かりゆし58)」「仲間(ケツメイシ)」「愛彌々(MONGOL800×WANIMA)」の4曲をカバーし、パワーアップした演奏でクライマックスを迎えると、観客は腕を高く振り上げ、掛け声を合わせてステージと一体となった。
門下さん草野代表は「今日こんなに多くの人たちに会えて嬉しい。また来年も集まろう」と呼びかけ、「10年は続けたい」と今後の継続へ意欲を語った。
【問合せ】080-1292-4390(主催者・因島サマークルー)
地元の瀬戸田小・中学生や住民ら27人が完泳した。協賛事業所である地元の内海造船本社の寺尾弘志社長も社員と完泳。瀬戸田高校は教員3人が遠泳参加。学校長と生徒3人が受付などを担った。瀬戸田町の友人を訪ねて東京から参加した家族もいた。
当日は風が強く潮に流されたため、約2㎞の距離を泳ぎ佐木島に着いた。海上では、カヤック、ボート、監視船などが見守った。
全長約169.99メートル▽幅30.2メートル▽深さ28.4メートル▽総トン数=1万6200▽車両搭載能力=乗用車930台、13メートルシャーシ150台▽最大搭載人員20人▽航海速力約23ノット▽航路=名古屋~仙台~苫小牧~仙台~名古屋。
尾道市因島椋浦町のいきいきサロンで、「因島椋浦町法楽踊り写真展」が開催される。会期は9月4(金)日~7日(月)、11日(金)~13日(日)の計7日間。開館時間は10時~16時。入場無料。
「椋浦の法楽踊り」は、1981年に広島県の無形民俗文化財に指定され、2006年には広島県地域文化功労賞を受賞した伝統行事。村上海賊が活躍した時代、出陣前の戦勝祈願として円陣を組み、太鼓や鉦(かね)に合わせて踊ったのが始まりとされる。
後世には「疫病払い」「五穀豊穣」「無病息災」「先祖冥福」を祈る盆行事として受け継がれてきた。
しかしコロナ禍以降、町民の減少と高齢化に伴い、実施が困難な状況が続いている。
今回の写真展は「復活に向けた第一歩」として企画された。会場には、法楽踊りに励む家族や町民の姿を捉えた貴重な写真の数々が並び、村上海賊ゆかりの歴史や地域文化に触れられる内容となっている。
【問合せ】 0845-22-2211 因島商工会議所・担当青木
しまなみエリアで暮らす人々の新たなつながりを創出することを目的に企画された。前回参加者から「多種多様な業種の人との出会いや意見交換ができ、非常に有意義だった」と好評を得たことから、今回も実施する。
時間は19時~20時半(受付は18半~)。参加資格は18歳以上で、定員は50人。
軽食・ドリンク付きの立食形式で、アルコールの提供や自社の事業などを発信できるPRタイムも設けられている。
【詳細・問合せ】因島青年会議所ホームページ、0845-22-6116
懐かしい思い出のレコードを楽しむ「レコードを楽しむ会」が9月12日(土)、瀬戸田市民会館視聴覚室で開かれる。
瀬戸田公民館が企画。レコードやCDを持っているものの自宅で聴く機会がない人や、レコードプレーヤーを持っていない人などを対象に、持ち寄ったレコードをプレーヤーで一緒に楽しむ。
時間は13時30分~16時30分で、好きな時間にレコードなどを持ち込んで参加できる。申し込み不要、無料。ナビゲーターは前公民館長の河内英介さん=写真㊨。
【問合せ】瀬戸田公民館 TEL 0845-27-1878
今年は、ステージ最前列で臨場感を楽しめる「おまつり砂かぶり席」に加え、新たに「水軍砦席」を設置。一段高くなったボードウォーク上に大きめの丸テーブルと椅子を配置し、後方からゆったりとおまつり全体を眺められる工夫が施されている。
各席の詳細は以下の通り。いずれも1区画につき場内駐車許可証が1枚付く(定員に未就学児は含まない)。
【おまつり砂かぶり席】
区画シート(1.7メートル×1.7メートル)、座卓テーブル1台、定員4人、8千円。
【水軍砦席(新設)】
丸テーブル1台、椅子4脚、定員4人、1万円=イメージ写真㊤。
申し込みは、電子申請のほか、因島総合支所島おこし課への来庁または電話(0845-26-6212)で受け付ける。
おのみち歴史博物館(尾道市久保)0848-37-6555
9月23日まで。10~18時。入館料210円、中学生以下無料。浄土寺文書、渋谷家文書ほか。
村上海賊ミュージアム(今治市宮窪町)0897-74-1065
9月27日まで。9時~17時。入館料310円、高校生以下無料。海賊の子孫が書き残した「三島海賊家軍日記」などの史料。
因島水軍城(尾道市因島中庄町)0845-24-0936
9月11日~11月25日、9時30分~17時。入城料500円、小中学生160円。「因島まるごとラリー」に参加してスタンプを集められる。城跡出土遺物、備後古城記、芸備古跡志ほか。
十番札所切幡寺(尾道市因島中庄町寺迫長福寺内)
次の十番切幡寺は長福寺の境内にあるから、道案内は不要だろう。
かつての歩き遍路は山越えであった。片刈山と水軍城を結ぶ尾根筋の低い所を越える。このような低い所を「タヲ」という。「タヲ越え」が「トウゲ」になり「峠」という字が発明された。だから高いところが峠なのではなく「高いところの低いところ」が峠なのである。
さてその峠道を目指すには九番法輪寺からどう行けば良いか。かつての遍路道標があればよいが、無ければ試行錯誤することになる。
歩き遍路道を復元しようと思ったら、目的地から後戻りするのが有効である。長福寺から峠までは一本道である。そこから歩けそうな古い道を通って法輪寺の方へ下って行けば、それがかつての遍路道だとわかる。
さて、この長福寺から峠の間で、峠近くの広い場所が公文清原守高の屋敷跡だと言われている。あまりに古い話なので、どこまで信じて良いかわからない。
長福寺では、切幡寺のお堂の横の美しい観音菩薩像を是非拝んで帰りたい。墓所の高い位置から見るお姿も見事である。
文・写真 柏原林造
2026因島水軍まつり海まつりが8月30日(日)、尾道市因島大浜町の因島アメニティ公園しまなみビーチで開催され、村上水軍の伝令船を再現した木造船「小早」によるレースなどが行われる。海上自衛隊の掃海艦「えたじま」の艦艇見学会も実施される。
見学会は午前9時から正午まで。世界最大級のFRP製掃海艦「えたじま」を間近で見学できる。参加無料で、定員は約80人。小学5年生以上で、約160センチのはしごを一人で昇り降りできる人が対象となる。
見学者は、しまなみビーチから海上自衛隊のボートに乗り込み、「えたじま」へ移動する。見学申し込みは尾道市電子申請システムから行う。要事前申し込みで、定員を超えた場合は抽選となる。
【問合せ】0845-26-6212(実行委員会)
【申込み】下記のURL またはQRコードから尾道市電子申請システムで申し込める。

平谷尾道市長から100万円の優勝パネルを受け取る佐田篤史七段(関西棋院)
第82回本因坊秀策囲碁まつり・第27回本因坊秀策杯が8月1、2日の両日、市民センターむかいしまなどを中心に開催された。
2日に行われた注目の「本因坊秀策杯」(プロ8人、アマチュア8人出場)は、初戦からアマ3人がプロを破り勝ち上がる波乱の展開となった。
韓国・仁川市の金到協さんは3回戦まで勝ち進んだほか、大阪市の佐藤洸矢さん、2年前の秀策杯優勝者である東京都八王子市の李章元さんも2回戦に進出するなど、アマ勢の健闘が光った。
決勝戦は、李アマを半目差で下した関航太郎九段(日本棋院)と、金アマとの激戦を制した佐田篤史七段(関西棋院)の対決となった。
熱戦の末、白番の佐田七段が制して優勝を果たし、賞金100万円を獲得した。
決勝戦の大盤解説は河野臨九段、聞き手は茂呂有紗三段(ともに日本棋院)が務め、息の合った掛け合いで会場を大いに盛り上げた。
優勝した佐田七段は表彰式で「岡山市出身で、幼い頃から家族で尾道や因島、しまなみ海道を訪れる機会があり、『地の利』と運に恵まれた。準決勝、決勝とも難しい碁だったが、直近の秀策杯で関西棋院の後輩棋士2人が優勝していたため、自分も頑張らなければいけないと気合を入れて臨んだ」と喜びを語った。
なお、同日行われたクラス別競技大会には全国から159人が参加し、盤上で熱戦を繰り広げた。成績は次の通り。
【尾道棋聖戦A】
【尾道棋聖戦B】
【4段戦】
【3段戦】
【2段戦】
【初段戦】
【級位戦】
ボーイスカウトの祭典「日本スカウトジャンボリー」が8月4日から10日まで、神石高原町のキャンプ場「神石高原ティアガルテン」で開催された。
4年に1度開かれる同大会の広島県での開催は今回が初。全国各地および海外7カ国・地域から11~18歳のスカウト4,600人が集結し、指導者やスタッフを合わせると約8,000人が参加した。
期間中、グループ編成されたスカウトたちは県内各地を訪れ、見学や地域住民との交流を深めた。このうち、5日から9日にかけては中学生のスカウト約300人が因島を訪問した。
スカウトらは向島から因島大橋の歩行者道を渡り、因島水軍城や本因坊秀策囲碁記念館、HAKKOパークなどを散策。グループによっては福山大学マリンバイオ水族館や、白滝山と五百羅漢を訪れるコースも巡った。
昼食休憩で訪れた因島土生町の「ポートピアはぶ」では、因島観光協会の岡野憲明専務理事から、村上水軍の歴史や文化、因島および上島町一帯の魅力を伝える紹介を受けた。参加したスカウトの多くが今回初めて「因島」を知ったと話し、熱心に耳を傾けていた。
なお、同大会に合わせて高校生のグループも訪れ、しまなみ海道でのサイクリングを満喫した。
全長約96.55メートル▽幅15メートル▽深さ10.05メートル▽総トン数2,000以上▽車両搭載能力8トントラックのみ21台、乗用車のみ53台▽旅客定員=夏期3時間又は5時間未満550人▽乗組員18人▽航海速力約19.45ノット▽船籍港=北海道稚内市▽航路=稚内~利尻島、礼文島。
米国が広島市と長崎市に原子爆弾を投下してから81年となった8月6日、尾道市東尾道西緑地にある尾道地区原爆死没者慰霊碑の前で、慰霊と平和を祈念する式典が早朝から行われた。主催は尾道地区原爆被害者の会(畑山利一代表)。
原爆が投下された午前8時15分には、参列した市民ら約90人全員で黙とうを捧げた。式典では尾道市の平谷祐宏市長や福原謙二市議会議長、県議会議員3人らが追悼の言葉を述べた後、個人や学校、各団体から寄せられた折り鶴が慰霊碑に供えられた。
また、尾道東高校放送部が「折り鶴に託したサダコの願い」を朗読したほか、尾道市民合唱団が「原爆許すまじ」を合唱。合唱には瀬戸田町や因島からの団員も駆けつけ、美しい歌声で平和への願いを一つにした。
「大切な家族だからこそ、負担の少ないお世話をしてあげたい」。そんな思いを胸に、因島でトリミングサロンとペットホテル「ドッグラウンジ ファンファーレ」を営む中山真理さん。犬や猫に寄り添った丁寧なサービスで、島の飼い主たちから信頼を集めている。
中山さん一家が東京から因島へ移住したのは5年前。子どもたちに豊かな自然の中でさまざまな原体験をしてほしい、家族で楽しい時間を過ごしたいという思いで、静かな海と島ぐらしを求めて、何ヶ所か探していたところ、夫と子供2人も因島が気に入り、移住を決めた。
移住後、多くの人との出会いや島ならではの暮らしを通じて、温かな人情や豊かな環境に支えられてきた。「たくさんの経験をくれた島や島の人たちに恩返しがしたい」。そう考えた真理さんは、長年東京で培ったトリマーとしての経験を生かす道を選んだ。
一流の技術を身につけたいと、東京・六本木のトリミングサロンで腕を磨き、その後も都内のサロンで経験を重ねてきた。「自分だったらこうしたい」という理想のサービスを実現したいという思いが強まり、2年前、因島中庄町西浦に「ドッグラウンジ ファンファーレ」を開業した。
サロンの特徴は、犬や猫への負担をできるだけ減らすことを第一に考えている点だ。1日に受け入れる犬は2~3頭に限定。苦手なことや性格、皮膚の状態などを丁寧に把握し、それぞれに合わせたトリミングやホテルサービスを提供している。
また、高齢のペットにも柔軟に対応し、飼い主の事情に合わせた出張サービスも実施。トリミング後の写真撮影サービスも好評で、愛らしい姿を記念に残せると喜ばれている。
「飼い主さんが望むことと、犬や猫が望むことが一致しない場合もあります」と真理さん。専門家として、ペットの健康やストレスに配慮したアドバイスも行う。皮膚の状態に合わせたシャンプー選びやブラッシング、歯磨きの方法など、自宅でできるケアについても丁寧に伝えている。
オプションメニューのハーブパックも人気の一つ。毛穴の汚れを落とし、においを抑えるほか、毛並みがふわふわで艶やかになる効果が期待できるという。サロン内ではダニやノミ対策も徹底し、安心して利用できる環境づくりに努めている。
また、現在も毎月、東京・白金や西麻布のサロンへ通い、最新の技術や知識を学び続けている。
「この島で犬や猫のお世話を通して飼い主さんとのつながりを大切にし、コミュニティを広げていきたい。そして、家族が幸せな時間を過ごせるお手伝いができればうれしいです」。
愛犬や愛猫、そして飼い主の笑顔を支える真理さんの挑戦は、今日も島の暮らしを温かく支えている。
ドッグラウンジ ファンファーレ
尾道市因島中庄町2031-3西浦要橋バス停付近
公式インスタグラム6月末に開店したオレンコーヒーの右隣に店舗がある

(取材・スローベースしまなみ丸山邦夫)
九番札所法輪寺(尾道市因島中庄町鹿穴)
次は西に進んで、県道を越えるとやはりため池がある。「鹿穴池」である。因島に鹿がいたのではない。「ししあな」と読むからイノシシのことであろう。
その鹿穴池の南西であるから前回と池に対して反対の位置になる。ただ、池から少し離れているが、道路から西の方を見ればお堂があるのがわかる。
さて、丸池から県道を越えるルートは3本ある。どれを通っても鹿穴池のところで接近するので心配はいらない。
南の山側へ少し歩いたところにもお堂がある。番外札所ということで、これが有名な、あるいはかつて有名だった鹿穴の掘り出し大師さんである。島四国設立より少し前に畑から大師像が掘り出され、お堂を作り大師講として信仰されていた。そこに島四国の話が起こり、そのお堂を島四国九番とした。その後近くの現在地に拡張移転された。祭壇の中央が掘り出し大師さんである。その後もお籠りしたりする人も増えたので掘り出されたところに奥の院が設けられた。それが現在の番外札所である。
文・写真 柏原林造
南北朝時代から室町・戦国時代にかけて因島を拠点に活躍した村上水軍に思いをはせ、先人に感謝する「2026因島水軍まつり」は8月30日(日)、尾道市因島大浜町のしまなみビーチで開かれる「海まつり・小早レース」で幕を開ける。
今年は一般・小・中学生の部合わせて46チームが出場予定で、本番を約20日後に控え、各チームが炎天下の中で練習に励んでいる。
小早レースは、太鼓のリズムに合わせて14人の漕ぎ手と船頭、太鼓打ちの計16人が息を合わせて櫂を操る水軍まつり最大の見どころ。各チームとも優勝や予選突破を目標に、力強い掛け声を響かせながら練習を重ねている。
水軍まつりを長年取材し、後援も続けてきた中国新聞グループが、今年初めて小早レースに出場する。
「取材するだけでなく、自分たちも挑戦したい」との声が上がり、ある会合をきっかけに出場が決定。尾道支局、備後本社、広島本社、府中支局、三次支局、三原支局、呉支局、庄原支局、松江支局などから総勢19人が集まり、チームを結成した。
7月26日にはしまなみビーチで初練習を実施。慣れない櫂さばきに苦戦しながらも笑顔が絶えず、取材とは一味違う水軍まつりを楽しんでいた。
昨年優勝したジャパンマリンユナイテッド(JMU)の「海坊主」は連覇を目標に練習を重ねる。夕日に照らされた海で、大きな掛け声とともに息の合ったスタートダッシュを何度も繰り返し、力強く櫂を漕ぐ姿は迫力満点。浜辺で見守る海水浴客からも歓声が上がっていた。
若手社員とベテラン有志で編成する「山坊主」も出場し、本番へ向けて調整を進めている。
昨年は地域住民に誘われて初参加した海上自衛隊「掃海艦えたじま」チーム。当初は記念参加のつもりだったが、練習を重ねるうちに優勝を本気で目指したが、結果は13位だった。
今年は「打倒JMU」「優勝」を合言葉に、呉から集まった隊員たちが因島へ足を運び、力強く櫂を漕ぎ込んでいる。
因島高校定時制のチーム「THEていじぃ」は、生徒と教職員が週1回の実戦練習を続けている。
昨年は予選第4レースで5位、順位決定レースでは1位と健闘。今年は「予選突破」を目標に掲げ、夏休み期間中も学校と世代の垣根を越えて汗を流している。
小学生の部には因南、因北、重井の4チームが出場する。
重井小学校は子ども育成会(会長・巻幡里枝さん)の指導で約10年ぶりに出場。4年生3人、5年生3人、6年生12人が漕ぎ手を務め、船頭はPTA副会長の柏原吉訓さん、太鼓は馬神太鼓保存会所属で重井中学校3年の村上大知さんが担当する。
小学校統合前最後の挑戦となる「重井ファイナル」。地域の期待を背負い、子どもたちは全力で櫂を漕ぎ、本番へ向けて練習を重ねている。
因島全体を舞台に地域ぐるみで来島者をもてなすイベント「島ごとはっさくん in 因島 2026」が8月1日、開幕した。因島のイメージキャラクター「はっさくん」をシンボルに、島の美しい景観や豊かな食、歴史・文化、人とのふれあいを楽しんでもらおうと企画されたもので、12月20日(日)まで島内各地でさまざまな催しを展開する。
このイベントは、おととし因島出身のロックバンド・ポルノグラフィティの25周年を記念して開催された「島ごとぽるの展」に続く地域活性化事業として、昨年から因島商工会議所が主体となって実施しているもので、今年で2回目を迎えた。
開会式 はっさくん誕生日祝う
開幕初日は、因島土生町の尾道市営中央駐車場「ポートピアはぶ」で開会式を開催。マルシェが始まった午前11時から多くの来場者が訪れた。
多目的ホールでは午後1時から、因島南中学校吹奏楽部9人が「フラワークラウン」「銀河鉄道999」を演奏し、イベントの幕開けを華やかに飾った。
続いて、株式会社サンロード(因島重井町)のインドネシア人技能実習生17人がステージに登場。来日半年から3年目までの実習生が約2か月練習を重ね、ギターやドラム演奏を交えながらインドネシア国歌や「島人ぬ宝」「未来へ」などを披露した。
会場からは大きな手拍子と歓声が送られ、実習生によるインドネシアの歌や踊りに観客も加わって大いに盛り上がった。さらに村上水軍陣太鼓保存会の演奏に合わせて「跳楽舞」の輪が広がり、来場者と実習生が一体となって踊るなど、国境を越えた交流の場となった。
会場では感動して涙ぐむ来場者の姿も見られ、主催者からは「ぜひ来年も出演していただきたい」と期待の声が聞かれた。
また、8月1日は「はっさくん」の誕生日。バースデーケーキが登場し、来場者全員でポルノグラフィティが作詞・作曲した「はっさくんのテーマ」を歌って誕生日を祝福した。
因島まるごとラリーもスタート
島内の飲食店や宿泊施設、観光スポットなどを巡ってポイントを集める「因島まるごとラリー」も同日スタートした。参加店舗で500円以上利用すると1ポイントが付与され、集めたポイントに応じて豪華景品が当たる。また、5,000円で6,000円分利用できるプレミアム付き商品券も販売しており、ラリー参加店やイベント会場などで12月20日(日)まで利用できる。
商店街やげんき市も連携
開幕初日は、ポートピアはぶのほか、土生商店街の土曜夜店、三庄町の「げんき市」も連携して開催。地元グルメや特産品、地場産野菜の販売などで終日にぎわいを見せた。
3会場すべてを巡ってスタンプを集めた来場者には、先着100人に因島水軍ふるさと商品券500円分がプレゼントされた。
マルシェには松愛堂、はと印刷、びんごや、興文館書店、ルリヲン、大出ファーム、おばんざいアゲハ食堂、小松水産、因島商工会議所などが出店した。
【問合せ】実行委員会(因島商工会議所内)TEL 0845-22-2211
尾道市因島田熊町のギャラリー喫茶ブラームス(0845-22-5112)で8月3日、「大内義郎集大成最後の写真展」が始まった。10時~16時。日曜・祝日は休み。8月31日(月)まで開催している。
因島田熊町在住の大内義郎さんは、8月12日に88歳の誕生日を迎える。28年間にわたり愛用のカメラを手に、日本各地をはじめミャンマー、チベット、ネパールなどを訪れ、雄大な自然や野生動物、現地で暮らす人々の姿を撮り続けてきた。現在では貴重な歴史資料ともいえる作品も数多く残している。
会場には海外で撮影した作品のほか、因島各地に伝わる民俗芸能や四季折々の風景などを収めた写真を展示。28年間にわたる撮影活動の集大成となる作品が並び、大内さんが見つめ続けてきた国内外の風景や人々の営みを紹介している。