]]>12才でお父様を亡くされたというご依頼主の義父様。
稼業を若い頃からお手伝いされてこられ
「ばあさんがそこに商売の帳面やらを入れていた」と言うのがご依頼いただいた帳箪笥です。

ご依頼主様のご主人(ご主人は義父様にとってはご長男)が、今年お亡くなりになり
義父様も気落ちしておられる・・・にもかかわらず、ご依頼主様を随分と気遣って下さる。
そんな義父様に少しでも喜んでもらいたいとのことで修理のご依頼をいただきました。

修理を終えた箪笥を目にされた義父様
”「懐かしいなあ~。ばあさん(義父の祖母)が使ってたんや。「ちょうだんす」と呼んでたわ。
こんなにきれいにしてくれてありがとう。
75年前に火事になった時も、これは持ち出したんやったと思うわ。」”
ご依頼主様から「大変喜んでもらえました」とご連絡いただきました。
ご依頼主様から頂いたメッセージ
”来月の主人の1周忌に、義父の姉や弟が集まるので、箪笥を見てもらったら
また伯母が色々思いだすのではないかと思います。
和室に飾ろうと思います。義父も何入れるか?と言っていました。
今年は辛い年でしたが・・・
主人を亡くした私を随分と気遣ってくれる義父に(自身も息子を亡くして気落ちしているのに)
少しでも喜んでもらいたいと思っていたのでよかったです。
ありがとうございました。”
頂いたメッセージから
私たちの仕事は単に修理することだけではなく
修理を通して
ご家族の絆や想いも美しく繋いでゆく
そう言う仕事になっている
改めて実感させていただきました。
ご依頼いただきありがとうございました。
修理後、御自身でお使いになることが多かったのですが
今回お問合せいただいたケースは「誰かのために」。
「誰か」をここで公表することは控えますが
その方を元気にしたいとの思いからのご依頼。
数ある業者の中から選んでいただき感謝申し上げます。
ご期待にお応えしますよう精一杯修理致します。

他のお問合せでもこの「価値」についてご意見があります。
概算や簡易見積をご提示しても、「金銭的価値」のみお考えの方とは
ほぼご商談には至りません。
私は「価値」には「金銭的価値」の他に、「所有する価値」が伴うと考えています。
修理させていただく多くの箪笥は、年数的に製作されてから100年前後経つものがほとんどで
古いものは江戸時代に遡るモノもありました。
世代的には3~4代ぐらいが多いでしょうか。
3~4代も家系を遡ると、そのご家族の歴史(ファミリーヒストリー)に しばしば驚かされることがあります。
ご先祖のご商売しかり、ましてや戦争をくぐり抜けてきてるだけに
目の前にあることすら奇跡と言っても過言ではないと思えます。
また、依頼者ご本人にとってもご先祖の誰かが一人でも違えば
この箪笥に出会うことも無い訳ですし、そもそもご本人も箪笥も存在していないかも知れません。
ある意味「一期一会」ではないでしょうか。
この「一期一会の価値」は誰よりもご本人が「所有」する事に 大きな「価値」があると考えます。
もちろん、そういう経緯をお持ちでなくて手に入れられた箪笥でも
すでに「所有」されたことで「一期一会の価値」を手に入れられたと言えます。
修理する側の立場としては
①修理させていただくこと(ご依頼)
②修理させていただく箪笥、製作者への敬意
③ご依頼主や箪笥との「一期一会」の出会い
感謝の念を持って修理に挑んでいます。
ご訪問時に「所有する価値」についてご説明させていただきました。
すでにご説明した「価値」についてはご理解いただいていたようでした。
ご依頼主のご先祖のご商売や手元に残っているものを拝見しながら
これらを活かしたこれからの展望についてお話いただきました。
もちろん、修理のご依頼いただきました。


]]>


修理前、側面の木目は色漆で隠れていましたが
亡くなったお母様が秋田から持って来られたお話を伺い
お預かりして修理に掛かると、秋田杉の良材が使われていることが確認でき
塗装後木目が美しく浮き上がりました。
海外への発送はこれまでありませんでしたが
寸法的にEMSでお送りできることが分かり
発送手続きを含め速やかにお手元にお届けできることができました。
ありがとうございました。
]]>東京で学生大会があるというので妻と見に行きました。
キビキビした動きが気持ちいいです。若いっていいな~。

躰道学生大会開会式
開会式の時の全員で唱和する条訓を聞いていると社会人になってからもこの経験は生きるなと思いました。
しかしまあ、畳の上でこれだけ飛んだり跳ねたりできるものでなと感心しきりでした。
]]>
]]>
]]>