登りは稲荷山コース、下山は1号路で。天気が悪かったので展望は全くなかったですが、霧が立ち込める森の雰囲気や薬王院はどこか幻想的で、これはこれで面白かったです。
登山道もこれまで経験したことのないくらい空いていました。
大して夏山に行けないまま、9月になってしまいました。
ようやく仕事が落ち着いてきたものの、1ヶ月ほどブランクが開いてしまって身体もすっかり鈍り気味。
こんな状態でアルプス突撃など不安要素しかないので、都民のよりどころ高尾山で足慣らししてきました。
雨男になってしまったかもしれませんが、私は元気です。
久しぶりの山登り。
京王線に乗って高尾山口駅に着いたのは朝の10時。この日は昼過ぎから晴れマークが出ていたので少し遅めのスタートです。
芳しくない天気予報でしたが、駅前には意外と登山者がいました。
この後、雨に打たれるとは微塵も思わず意気揚々と出発します。
高尾山ケーブルカー乗り場。
何かのイベントをやっているのか、ここにも大勢の人がいて結構賑わってました。
ケーブルカーはスルーして登山口へと向かいます。
数ある登山ルートの中で、登りで選んだのは稲荷山コース。
自分が高尾山を単発で登るときは大抵この稲荷山コースを使いますが、昨年は台風の影響でずっと通行止めだったので、歩くのは2年ぶりです。
では、行ってきます。
スタート早々の階段。ここも久しぶり。
例年、9月と言えばまだ残暑が厳しい季節ですが、この日は気温が低くて登る分にはちょうど良い感じでした。
山頂は半袖ではむしろ寒かったくらいです。
しばらく登るとあたりが霧に覆われて白くなってきました。
この日は雲の位置もかなり低かったのか、高尾山でこういう感じになるのは珍しい気がします。
雲の中へダイブしながら、稲荷山に向けてひたすら登って行きます。
もうしっかり馴染みのある登山道ですが、今日に限っては驚くほど人が少ない。
快適に歩けることこの上ないですが、いないといないで寂しく感じるのは気のせいか。
しばらく登って稲荷山展望台に到着。
上に行くにつれてガスも濃くなって、数メートル先にいる人が霞んで見えるぜ。
いつもの知っている稲荷山とは全然別物でした。
展望台からの景色。
わかってはいましたが、真っ白です。
ここまで何も見えないと逆に清々しい。何かに引き込まれるかのように真っ白な世界をしばらく凝視してました。
その後もいつもとはまるで違う稲荷山コースを歩いて行きます。
霧がかった森の雰囲気はどこか幻想的で、これはこれで心に響くものがあるのが登山の面白いところ。
吹く風も涼しくて、マイナスイオン心地よいわ~とかプラス思考で登ってはいたのですが……
途中からミストの粒が大きくなってきて、雨に変わるという予想外の展開。
最初はすぐ止むだろうと思ってましたが無視できないくらい雨脚が強まってきてので、終盤は傘を差しながらの登山となりました。
昼から晴れるって言ってのにどうなっとるんだね。
お守りのつもりで持ってきた折り畳み傘が大活躍じゃないか。
雨が止むことはなく、稲荷山コース最後の階段に到着。
ここをひと登りすれば山頂です。
こうして真っ白な中、高尾山に到着。
過去イチのガスっぷりでございます。
こんなに空いている高尾山山頂も初めてでした。
山頂からの展望ももちろん予想通り。
富士山はおろか、丹沢の山影も見えやしない。
天気予報め、、、と思ってスマホを開いたら晴れマークが消えておりました。
高尾山に来たということで、いつも通りおそうじ小僧にご挨拶。
なんだろう、こんな天気だからか……、いつもよりも目つきが怖く感じました。
屋根付きベンチで雨を逃れながらしばらく休憩してましたが、ガスは一向に取れる気配がなく……。
むしろその白さに磨きがかかっている感じ。
ミストやらサイレントヒルやら、どことなくホラーな世界観。人がいてくれて良かったです。
「どこまで見えるかな?」
煽られました。
10m先の木が何とか見えてます。
山頂で立ち止まっていると寒くなってきたので下山することにしました。
9月の高尾山でまさか寒さを感じるとは思わなかったです。
天気もありますが、今年の夏は本当に涼しいですね。
薬王院。
霧に包まれた神社の雰囲気も乙なもので。
土日でも天候次第で店が閉まったりするんですね。
このおみくじやお土産を売っているメインストリートも、いつもの賑わっている雰囲気とは別世界でした。
天狗様。
雨に濡れた姿がカッコ良い。
毎度「大きいなぁ~」と思いながらくぐる大好きな山門。
せっかく人も少ないので、両側から撮っておきます。
この参道も全く人がいない。こんなの初めて。
静かな山は好きですが、高尾山に限っては静かだと逆に不気味に感じます。
高尾山で意外とスルーされがちな仏舎利塔。
男坂と女坂に分岐するところの正面の坂を登った先にあります。
ここも立ち並ぶ銅像やら石碑が雰囲気ありました。
展望も皆無で天気予報に裏切られた形の今日の登山。
雨の中を歩くつもりなどさらさらなかったですが、普段の高尾山とはまるで違う雰囲気を味わえたと思えば、これはこれで悪くないかも。
家にいてもつまらない日は積極的に高尾山に来ようかのぅ。
参道入口の鳥居。
これを無人で撮れるという奇跡。
ひっぱり蛸。
ここら辺もいつもなら人通りが多くて通過するだけですが、この日はタコの頭もペチペチし放題でした。
さる園は絶賛開園中。
雨とはいえ、小雨に近い感じだったのでリフトやケーブルカーは通常運行してました。
それでも乗り場が近づいてきても、すれ違う人は少なかったです。
勝手に女神像と呼んでいるかすみ台展望台。
ここも晴れていたら都心方面が見事に見渡せる屈指の展望台なのですが、例によって一面真っ白。
スカイツリーはどこですか?
下山は泥まみれになりたくなかったので舗装路の1号路を下りました。
アスファルト道も結構滑りやすいので濡れているときはご注意ください。
途中で立派なキノコを発見。
景色が白ければキノコさえも真っ白な1日でした。
こうして麓まで下山完了。
約3時間ほどの半日ハイキングでした。
ガスガスの高尾山も意外と悪くはなかったです。良いリフレッシュになりました。
【日程】
2026年9月5日
【コースタイム】
10:00 高尾山口駅
10:10 稲荷山コース登山口
10:35 稲荷山展望台
11:15 高尾山
12:00 薬王院
13:00 高尾山口駅
高尾山に比べると人も少なくて登山道も歩きやすく、さらにオーシャンブルーの城山湖が思っていた以上に綺麗でした。
真夏の時期でもそれなりに涼しく歩けたので良かったです。
お盆の週末。
アルプス界隈の夏山登山がハイシーズンを迎える季節ですが、この週末はただの土日休みなので近場の高尾を歩いてきました。
久しぶりの草戸山。混雑とは無縁の静かな山歩きでした。
今週もやってきました高尾駅。
駅に着くまでどのコースを登るか決めていなかったですが、久しぶりに南高尾を歩きたくなったので、高尾山はやめて草戸山の方へ行くことにしました。
灼熱登山は覚悟の上。熱中症にならない程度にいい汗かいてビールが飲みたい、ただそれだけ。
高尾駅北口から出ている小仏行きのバスを2台確認。
例によって行列ができていますが、いつもよりは人も少なめでした。
真夏のお盆に高尾界隈に登ろうっていう人はそんなに多くはないか。
高尾駅から15分ほど歩いて高尾山口駅に到着。
草戸山に登るのであればここが最寄り駅となります。
駅前を素通りして登山口へと向かいましたが、高尾山口駅もいつもよりは閑散としている感じでした。
高尾山口駅前の路地を入って、こんな民家脇の細い道が草戸山の登山口。
入口には標識があるので迷うことはないと思いますが、本当に民家の真横すれすれを行きます。
ここに住んでいる人からしたら、洗濯物も見られるし嫌だろうなぁ。。。
しばらく登ると分岐に到着して、ここからはひたすら稜線を直進。
今回は草戸山登頂後は、そのまま歩いて橋本駅を目指すコースにしました。
これで高尾駅~橋本駅区間も繋がるぞ。
稜線は細かいアップダウンがありつつも平坦な箇所も多くて非常に歩きやすい道です。
何よりも高尾山より格段に空いている静かな雰囲気も良いところ。
すれ違う人の半数以上はトレラン勢でした。
途中の分岐を少し寄り道して八方台に到着。
展望は全くない山頂です。
左手に有刺鉄線のフェンスが設置された縦走路。
ここはいわゆる「南高尾セブンサミッツ」というコースで、高尾界隈でも人気の登山ルートの1つとなっています。
途中、真っ白いキノコを発見。
見るからに毒々しい。
途中には何ヶ所かベンチが設置された休憩ポイントも用意されています。
ここもいつもだったら人がいて賑わっているのですが、お盆に南高尾縦走をやろうという人も少ないのか、誰もいなかった。
こうして草戸山に到着。
3年前のニリンソウの群生を見に南高尾縦走をして以来の登頂でした。
山頂の中央にある小さい神社。
その周りにいくつかベンチが点在して、それなりに広いスペースがあります。
山頂からは都心方面が開けていて、市街地が良く見渡せました。
空のモクモクした雲が、いかにも夏っぽい景色です。
草戸山で軽く休憩して、引き続き縦走路を直進。
この先は階段状の道を下ったり登ったり。これがまぁまぁ疲れます。
途中にあったふれあい休憩所。
こんな感じで休憩ポイントは適度に用意されていますが、途中に水場やトイレと言ったものは一切ないのでそこだけお気を付けください。
榎窪山に到着。
この先もまだ南高尾セブンサミッツの縦走コースが続いていますが、今日はここまで。
少し戻ってこちらの分岐を城山湖方面へ下山していきます。
縦走コースからは離れていきますが、目指す橋本駅まではまだだいぶ遠い。
遊歩道のように整備された道を進んで行くと登山口に到着。
正面に見えている無骨な建物が城山発電所で、城山湖へ行くにはここを左に進んで行きます。
すると、見えてきたのが城山湖展望台。
遠目からでもわかる、絶対に眺めのいい場所やん。
こちらが展望台から眺める城山湖。正式名称は本沢調整池というそうです。
湖なのか池なのか、そこら辺はよく分からないですが、開放感抜群の素晴らしき眺め!
展望台の所に城山湖の説明書きがあったので載せておきます。
すぐ近くの津久井湖とは地下で繋がっているようで、その間を行き来する水で発電しているのか。
なるほど、勉強になります。
さらにこちらが城山湖東展望台。
ここからの眺めも素晴らしいのでぜひ立ち寄ってみてください。
少し角度を変えて見る城山湖。
奥に見える山のどれかが先ほど登っていた草戸山なんですが、目立ったピークがないのでよくわからんとです。
草戸山からも城山湖は見えてませんでした。
眼下に見えるのが本沢ダム。
遊歩道が設置されて対岸まで渡れるようになっているので後で行ってみます。
こちらは都心方面の展望。肉眼では西武ドームが特に目立っていたので探してみてください。
本日一番展望が良かったのがこの場所。
山頂よりも開けているので、草戸山登山するならこの城山湖は外せないです。
その展望台から少し登ったところが牡龍籠山。
こんな難しい漢字は当然読めないわけで、「おたつごやま」と知ったのは帰ってきてから。
展望は特にありませんでした。
牡龍籠山から細い登山道を下って行くと、金比羅宮奥宮という神社がありました。
この神社脇にも都心方面を眺められる龍籠山展望台があるので立ち寄ってみてください。
神社脇のこちらのゲートから先ほど見えていた本沢ダムへ行ってみます。
そして、ここに来て思い出した。
以前、城山湖に来たのは4年前の城山かたくりの里~草戸山ハイキングでしたが、その時は3月だったのでまだこのゲートが閉鎖されていたんだった。例年、4月から開放されるのでお気を付けください。
というわけで、4年前には来れなかった本沢ダムに到着。
遊歩道を対岸まで散歩してみます。
いい眺め。
左上の小高い場所が最初に城山湖を見た展望台。そこの説明書きにも書かれていましたが、城山湖は流入する川が一切なく、津久井湖からの水の供給によりできている人口湖。
今年の春頃は雨が少なくてこの辺りの城山湖、津久井湖、宮ヶ瀬湖の渇水が話題になっていましたが、見た感じ湖の水位はだいぶ回復しているようですね。
対岸まで行くとここにも登山口があります。
ここを登って行けば草戸山へ続いているので、ダムのゲートが開いているときはここから登っても良いかと思います。
城山湖の全景。
夏らしい青空と白い雲、それを映し出す湖がとても綺麗で素晴らしい景色でした。
真夏に城山湖に来ようという人もいないのか、この辺りでも誰ともすれ違うことはなかったです。
先ほどの金比羅宮奥宮まで戻って鳥居から階段を下っていくと、こんな感じのハイキングコースが続いています。
この道も緩やかな下り坂でとても歩きやすく、何よりも吹く風が涼しくて意外なほど快適でした。
今年の夏は例年に比べたらだいぶ涼しいですね。寝苦しい夜も全然ないし、クーラー付けずに済んでいる日も結構ある。
街まで下って行くとたどり着いたのが城山かたくりの里。
その名の通り、カタクリが咲く都内屈指の群生スポットで、開花シーズンの3月中旬~下旬にかけては非常に賑わう場所です。
このかたくりの里と城山湖~草戸山を繋げて歩くルートも非常におすすめなので、良ければ歩いてみてください。
あとは橋本駅までひたすら街中トレイル。
途中、バス通りに出るのでバスに乗って帰ってもいいですが、1時間ほどの距離だったので頑張って歩きました。
こうして橋本駅まで歩いて本日の登山が終了。
これでまた高尾駅から橋本駅までが繋がり、その軌跡を少し延ばすことができました。
例によって新宿で買い物がてら、麵屋武蔵でつけ麺を食して完パケです。
いつもなら行列必須の麵屋武蔵ですが、お盆時期というのもあって信じられないほど空いていましたとさ。
真夏に歩いた草戸山~城山湖ハイキング。
人も少なく見どころもそれなりにあって面白い縦走コースでした。
【日程】
2026年8月8日
【コースタイム】
8:40 高尾駅
9:05 高尾山口駅
9:50 八方台
10:20 草戸山
10:40 榎窪山
11:10 城山湖展望台
11:25 牡龍籠山
11:40 本沢ダム・城山湖
12:30 城山かたくりの里
13:30 橋本駅
室堂に泊まった2日目は御前峰でご来光を眺めてから別山までを縦走。高山植物が咲き誇る稜線がとても気持ち良く、山頂からの眺めも素晴らしかったです。
下山で使ったチブリ尾根が長くて疲れましたが、登山口に温泉があるのが最高!永井旅館で日帰り入浴を楽しんで、金沢駅行きのバスで帰りました。
(1日目からの続き)
松任駅からバスに乗って白山に登ったのが1日目。
宿泊した室堂の寝室が快適だったのと疲れもあってか、前夜は消灯前に爆睡。
気付いたら朝の3時半でした。
2日目はここからスタート。
この時期の日の出時刻は朝の4時50分頃。
山頂まで40分くらいなので、4時過ぎに小屋を出発すればいいやと思っていましたが、少しもたついて4時20分に出発。
外に出て見ると山頂方面がガスっていましたが、晴れると信じて行ってきます。
5時に山頂に到着すると、すでに御覧のような人だかり!
小屋に宿泊している人ほぼ全員登ってたんじゃないかってくらい賑わってました。
ただ、残念ながらあたりはガスガスの真っ白。ご来光は不発……
かと思いきや、一瞬だけ雲が流れて待望のご来光!
完全な太陽の姿とまではいかなかったですが、光が仕込んだ瞬間にそこら中から歓声が上がってみんなで万歳三唱。
これもまた思い出深い、良い時間でした。
こちらが白山・御前峰の山頂標識。
明け方は風がとにかく強くて、立ち止まっていると結構寒かったです。
真夏でも防寒対策してご来光に臨みましょう。
霊峰・白山。
日本三霊山の1つということで、山頂の奥宮参拝を目的に登る人も多い白山。
ご来光時には神主さんも登られていて、御祈祷を受けている登山者も大勢いました。
とりあえず無事にご来光が見れたということにして、みんなで一列になるように下山。
これだけの人たちが日の出を求めて早起きするんだから、それは目覚ましかけずとも自然と目が覚めるわと思いました。
室堂に戻ってくる頃にはすっかり明るくなって、青空も見え始めてました。
寝室に置きっぱなしにしていた荷物を整理して出発の準備を整えます。
ちなみに山小屋泊の場合、自分は出発の時間は縛られたくないので朝ごはんは抜きにして1泊夕食付きで泊まるタイプ。
持参した菓子パンを1つ食べて出発します。
2日目は別山に向かうべく、まずは南竜山荘(南竜ヶ馬場テント場)を目指してトンビ岩コースを進みます。
しばらくは平原の中を歩いて行く快適な散歩道。
右奥に見えているのが別山で、山頂までは約3時間。
あまりに天気が悪ければやめようと思っていましたが、室堂から別山がしっかりと見えていたので縦走を頑張ってみることにしました。
前日に散々触れましたが、今年はコバイケイソウの当たり年。
特に室堂周辺はこれでもかと言うくらい咲いていて、至る所に群生がありました。
同じタイミングで出発した人もいなかったので、周囲に誰もおらずに静かな登山道。
まだ傍らには雪渓が残っているところもありましたが、雪の上を歩くようなことはなかったです。
雲の合間から陽も差し込んで、幻想的な雰囲気が広がっております。
しばらく歩いたこちらがトンビ岩。
室堂からここまではほぼ平坦な道でした。
そして、ここが絶好の展望台になっています。
トンビ岩から眺める別山。
白山の雄大さを体感できる眺めがここにも用意されています。
眼下に見えている山小屋が南竜山荘で、今からあそこまで一気に下って行く。
この辺りの登山道もそこら中にお花畑。
夏の定番、チングルマもモリモリ咲いてます。
コバイケイソウも相変わらずの咲きっぷり。
この2日間で数年分は見たんじゃないかってくらい、コバイケイソウというコバイケイソウを見させてもらいました。
次にこれほどの当たり年に巡り合えるのは何年後だろうか。
その後も南竜山荘に行くまではずっとお花畑ロード。
ニッコウキスゲもたくさん咲いていました。
ハクサンコザクラ。
山荘までもう間もなくというあたりに凄い群生箇所がありました。
ハクサンコザクラに関しては室堂よりもこちらの方が花の数は多かった気がします。
南竜山荘に到着。
室堂からここまで誰一人として出会わなかったですが、ここに泊まっている人も多かったのか、小屋前では団体さんが出発の準備をしてました。
小屋から徒歩5分くらいの所にあるのが南竜ヶ馬場キャンプ場。
白山の中では唯一のテント場で、11年前に初めて白山に登りに来た時は自分もテントを担いでここで1泊しました。懐かしい場所です。
水場はもちろん、綺麗な水洗トイレも完備されています。
テント場を抜けて湿原に敷かれた木道路を進んで行きます。
ここも1つの絶景ポイント。
右手を見ると緑豊かな白山を一望できます。
中腹以下はすっきりと青空が広がっていましたが、山頂部だけは真っ白。
あの雲がなかなか取れなかったです。
別山方面も雲が取れそうで取れない微妙な天気。
晴れるのを信じて向かいます。
まずは目の前の山を越えていくのですが、その前にもう少し下り道。
ここから鞍部までの下り坂が一部笹に覆われて足元が見えづらいので要注意です。
藪漕ぎというほどではないですが、思わぬ岩があったりして微妙に神経使いました。
下り切ったところには綺麗な川が流れています。
今回の自分みたく別山に登ってチブリ尾根で下る場合は、これ以降稜線上に水場がないのでしっかりと補給しておきましょう。
次に水場があるのはチブリ尾根のだいぶ終盤。そこまでがとにかく長かったです。
ここからは登り返し。
日差しも照り付けて明け方は強かった風も弱まったので、一気に暑くなりました。
ここら辺にもコバイケイソウの群生がたくさんありましたが、この辺りではもうあまり心躍らなくなってきたのは前日から見すぎたせいか。
登り切ると、ガスの合間からチラッと別山の姿が見えました。
雲を纏った姿が神々しい。
後ろを振り返っても絶景。
徐々に白山の方も雲が取れてきて、山頂部が見え始めてきました。
先ほどいた南竜山荘もしっかりと見えてます。
別山まではまだだいぶ距離はありますが、ここから縦走路も面白くなってくるところ。
まずはニッコウキスゲが咲く稜線を進んで行きます。
部分的に道が狭くて、特に左側がガレ場なので気を抜きすぎないように進みましょう。
快適な稜線ハイクの始まり。
道も変化に富んでいて、池塘が点在するのどかな風景も広がっています。
片側が切れ落ちたガレ場を抜けると、一転してだだっ広いフィールドに変わります。
ここから先は危険個所もなく、より楽しく歩けるところ。
どことなく北アルプスに近い雰囲気も出てきます。
見てくれ、このまん丸とした山の姿を。
こういう穏やかな雰囲気の山は凄く好き。
白山に負けづ劣らず別山方面も花の数が凄くて、特に稜線上はニッコウキスゲがたくさん咲いていました。
山肌をトラバースするように敷かれた開放的な道が続きます。
こういう道も大好き。
たまに人とすれ違うこともありますが、皆さん軽装だったのでテント場に荷物を置いて別山までを往復している人が多かったようです。
そしてこの辺りに来て見つけたのがハクサンイチゲ。
1日目の白山では見つけられなかったのがこの花。
ハクサンという名の付く高山植物は多いですが、その中でも自分が真っ先に思いつくのがこのハクサンイチゲ。別山の方に群生があって、7月下旬でもまだ綺麗に咲いていてくれました。
無事に見れて良かったです。
もうだいぶ遠くに感じる白山。
この瞬間は山頂の雲も取れていたので、無事にハクサンイチゲが見れたことを報告しておきます。
チブリ尾根との分岐点に到着。
ここまで来たら別山までラスト10分。
こちらが最後のビクトリーロード。
自分好みの稜線が山頂まで続いていました。
こうして朝の8時50分に別山に到着。
どうにか青空の下で登頂できました。
東側は雲が立ち込めていたので、残念ながら北アルプスなどは見れず。
こちらは北側の白山方面の展望。
歩いてきた稜線の奥に白山の雄大な山容を一望できました。
山頂はまだガスがしつこくて顔を出したり隠れたりの繰り返し。
ここも霊峰白山。
山頂には別山神社があったので参拝。登頂は果たしましたが、まだチブリ尾根の下山が待っているので、最後まで何事もなく歩けますように。
山頂でしばし休憩。
白山の迫力ある火山風景も素晴らしいですが、アルプスのような縦走を楽しむなら別山までの道は非常に面白くておすすめです。
花が豊富だし、人も少なくて静かな雰囲気が最高。
来た道を少し戻って、分岐からチブリ尾根に入って行きます。
前回は別山から三ノ峰方面へ縦走したので、この先のチブリは初めて歩くところ。
長いと聞くので頑張ります。
少し進んだ先が御舎利山。
ここが今日最後のピークなので、しっかりと展望を目に焼き付けておきます。
歩いてきた縦走路とその奥に見える白山が絶景。
相変わらず雲がしつこいですが、朝から遥々歩いてきた稜線を一望できて素晴らしい景色でした。
1日目にも思いましたが、白山と一括りで語るにはあまりにもスケールが大きいわ。
別山ともここでお別れ。
この稜線風景、自分好みの山でした。
別山から先の縦走路も個人的にはおすすめしたいところで、特に三ノ峰は稜線の中に平原が広がる素敵な山だった記憶があります。
ここからはチブリ尾根に入ってひたすら尾根伝いに下山。
まずは急な坂道を一気に下って行きます。
危険個所は特にないですが、道幅が狭いのであまり休めるポイントはなかったです。
しばらく下ってチブリ尾根避難小屋に到着。
白山は避難小屋が多くて、どこも造りがしっかりしていますね。
水場はないですがトイレは併設されてました。
小屋の内部。
割ときれいな避難小屋で、晴れていれば白山や別山も見えるあたりロケーションもなかなか良かったです。
まだまだ先は長いですが、ここら辺はいったん道も緩やかになって展望の良い尾根道が続きました。
この日は土曜日。誰も写っていないですが、すれ違う人はそれなりにいました。
実は室堂のスタッフから「チブリ尾根を歩くなら熊鈴あった方がいいよ」と言われていたので、少しクマにビビっていたのですが、行き交う人がいてくれたのは安心でした。
樹林帯に入ったら、あとは道なりにひたすら下って行きます。
ブナの森の美しさを感じつつも、登山口までがとにかく長くて本当に疲れました。
途中水場が2ヶ所あるのが救いです。
登山口まで下りたらあとは林道歩き。
15分ほどなのでそんなに長くはないです。
こうして市ノ瀬に下山して2日間の縦走登山が終了。
週末ということで広い駐車場にはびっしりと車が詰め込まれていました。
バスの時刻まで1時間あったので、市ノ瀬にある白山温泉・永井旅館で日帰り入浴。
下山したところに温泉があるって最高です。
温泉はそんなに広くはなかったですが、11時30分という時間だったのでほぼ貸し切り状態で入れたのも良かったです。
こうして12時30分の金沢駅行きのバスに乗って帰りました。
乗車率は8割くらい。乗車時間2時間ちょっとで、途中道の駅でトイレ休憩がありました。
金沢ということで海鮮丼食して完パケです。
お疲れ様でした。
1泊2日の山小屋泊で登りに行った白山~別山。
初日の白山はお池めぐりコースがメインの火山風景でしたが、2日目は一転してアルプスのような稜線歩きがとても気持ち良かったです。
これぞ夏山登山という景色に触れることができました。
白山だけでももちろん満足度は高いですが、別山はまた違った雰囲気を味わえるので、良ければ合わせて登ってみてください。
【日程】
2026年7月24日~25日
【コースタイム】
・2日目
4:20 白山室堂
5:00 白山・御前峰
6:00 白山室堂
6:50 南竜ヶ馬場キャンプ場
8:50 別山
9:50 チブリ尾根避難小屋
11:30 市ノ瀬
1日目は松任駅発のバスに乗って別当出合から砂防新道で山頂へ。
高山植物がとにかく豊富で、特に今年はコバイケイソウの当たり年ということで凄い群生が広がっていました。
火口に広がる美しいお池めぐりも楽しく歩けて、室堂から眺めた雲海と夕日も絶景でした。
やっと行けた今年の夏山遠征登山。
北アルプスと迷いましたが、久しぶりに白山に登りたくなったので新幹線とバスを使って行ってきました。最近あんまり登れておらず体力にも少し不安があったので、のんびりと1泊2日の山小屋泊で。
日本屈指の花の名峰とも言われる白山。
やはり高山植物の群生が凄まじく、特にコバイケイソウの咲きっぷりは圧巻でした。
白山へ公共交通でアクセスする場合、松任駅(まっとうえき)から市ノ瀬まで期間限定でバスが出ています。
始発便は朝の5時半。夜行バスだと間に合わないので、金沢に前泊しました。
金曜日だし空いているかと思いきや、いやいや全然甘かった。20分前にバス停に行ってみると大行列で、ほぼ満車という乗車率でした。
晴れた週末とか乗り切れないこともあるんじゃなかろうか……。
1時間半ほどの乗車時間で市ノ瀬に到着し、さらにそこからシャトルバスに乗り換えて朝の7時20分に別当出合に到着。
トイレと水場があるのでここで出発の準備を整えます。
ちなみに金沢駅からもバスは出ていますが、松任駅の始発便の方が1時間以上早い到着なので、前泊できるならこれがおすすめ。7時台に登山開始できます。
実に11年ぶりの白山登山、行ってきます。
登りで利用するのは、白山で一番人気と言われている砂防新道コース。この登山口の大きな吊橋を渡って行きます。
しばらくは樹林帯の単調な登り坂。
展望こそないですが、白山の魅力の1つがこのブナの森で、朝日が差し込む情景がどこか神秘的に感じられました。
しばらく進むと中飯場というポイントに到着。
トイレがある広場になっているので最初の休憩はここがおすすめです。
特にこの先、しばらくは登山道も細い道が続いてあまり立ち止まれるところもないので。
まだまだ続く登り坂。
流石は人気の白山なだけあって行き交う人は多く、常に前後に人がいるような状態でした。
さらに登って行くと甚之助避難小屋に到着。
ここにもトイレや水場があるので、多くの人が休憩してました。
この砂防新道コースは水が豊富で、室堂に行くまでにも水場がいくつも用意されているのが嬉しいところ。この先にもまだ何ヶ所かあります。
甚之助避難小屋から先がいよいよ展望が開けてきて面白くなってきます。
特にまず目に入るのが南側の景色。向こうに見えている山は別山で、あちらへは2日目に登ることになりました。
こちらは日本海側の展望。
海がすぐ近くというわけではないですが、やっぱり金沢に来たからには白山下山後には海鮮を食いたくなるってもんです。
さらに登って行くと、途中に南竜ヶ馬場キャンプ場との分岐点があるので、それを室堂方面へ。
11年前はテント泊だったのでここからいったんテント場へ向かいましたが、今回は山小屋泊なので室堂へ直行。
この先は前回歩かなかった区間ですが、ここら辺から高山植物も凄いことになってきました。
まず群生となって咲いていたのはハクサンフウロ。
澄んだ紫の花がとても綺麗。
高山植物には「ハクサン」の名を冠した花が多いですが、このハクサンフウロもその1つ。他にもハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ハクサンチドリ、などなど有名どころが多数。
ここが本場ということか。
その後も登山道脇にはずっとお花畑。
ニッコウキスゲとかも群生となって咲いていました。
水も豊富な白山。
途中には天然の水場もあって、キンキンに冷えた水が疲れた身体を生き返らせてくれます。
今回のテーマは「のんびり登ろう白山」でしたが、本格的な登山が久しぶりというのもあって、山小屋泊でちょうど良かったと思ってます。
この時点で結構疲れていたし。
次なる登りはこの斜面。
ここを登り切るとまた1つ劇的に景色が変化するので頑張りましょう。
すぐ奥に見えている石の橋のところも水場になっています。
夏の日差しが強烈で飲んだ分だけ汗が流れ出ている気もしますが、景色は本当に素晴らしい!
特にこの別山方面の景色は見事なもんで、何度も立ち止まっては振り返ってしまいます。
白山と一括りにするにはあまりにもスケールが大きい山域。後々目にしますが、北側の七倉山方面にも素晴らしい稜線風景が用意されていました。
坂を登り切ったところが黒ボコ岩。
下からも見えていた巨大な岩で、ここが別当出合からのもう1つのルートである観光新道との合流地点でもあります。
そして、ここが天国への入り口よ。
黒ボコ岩の先で景色が一変!
目の間に広がるのは広大な草原風景。ここが弥陀ヶ原で、いよいよ白山の山頂部も見えてきました。
草原に敷かれた1本の木道をまずは進んで行きます。
この弥陀ヶ原もお花畑が広がっていて、特に奥の方に白く見えているのは全部コバイケイソウ。
ここら辺は距離が離れていたので遠目で見て楽しむ程度でしたが、室堂周辺には間近で見れるポイントがいくつもあるのでご安心を。
緑と青空と白い雲、絵にかいたような夏山風景ですな。
標高2300mに広がる大草原。11年前に初めて来たときにも感動した記憶がありますが、やはり素晴らしい場所でした。
白山登山の中でも特にテンションが上がるところだと思うので、まずはここを目指して頑張って登ってきましょう。
ちなみに木道が敷かれているあたり湿原っぽく見えますが、厳密には湿原ではないようです。
弥陀ヶ原からひと登りして白山室堂に到着。
山頂直下に建てられたロケーション抜群の山小屋です。
収容人数750人という規模ですが、事前予約必須で特に週末は満室になることも頻繁にあります。この日は金曜日というのもあって、3日前でも予約できましたがギリギリだったようです。
室堂から山頂はもう目の前。片道40分ほどの道のりです。
正面に見えている建物は白山比咩神社の祈祷殿で山頂には奥宮があります。
この室堂から山頂方面のアングルはYouTubeでリアルタイム映像が24時間公開されているので良ければ見てみてください。「白山 ライブカメラ」ですぐ出てきます。
私も出発前に何度か見てました。
時刻もまだ11時前。
天気も持っているのでチェックインはせずに、先に山頂を目指すことにしました。
鳥居をくぐってこの石段の登山道をひたすら登って行きます。
……が、すぐに歩みが止まる。
室堂周辺に広がるコバイケイソウの群生が凄まじい!
今年は数年ぶりの当たり年と言われていたので期待はしてましたが、想像を軽く超える規模で咲き乱れていました。これは本当にすごいわ。
小屋の周辺一帯がお花畑になっていて、遥か奥までコバイケイソウの群生が広がっていました。
全国的に当たり年のコバイケイソウ。でも、よくよく考えると不思議。
気温や雨雪の量なんかは地域によって様々なのに、どうしてこうも示し合わせたように全国一斉に咲く年があるのか。シロヤシオとかワタスゲなんかもそう。
謎です。
登山道脇には他にもオレンジのクルマユリだったり、青色のイワギキョウだったり。
全部の花を載せていたらキリがないくらい色々な花が咲いています。さすが日本屈指の花の名峰・白山。
実際のところは大半の花の名前がわからず「綺麗だなぁ」くらいの感想しか出てこないですが、楽しめているんだからOK。やはり自分は冬山より夏山の方が断然好きです。
地味に疲れるこの最後の登り坂。
ポンコツなもんで、室堂に泊まるんだから不要な荷物は山小屋においておけばよかったとこの辺りになって気づきました。
こうして11時15分に白山・御前峰に到着。標高は2702m。
ここが白山の山頂にして最高地点。実に11年ぶりの登頂です。
雲がどんどん湧いてきてたけど、何とかギリギリ間に合いました。
山頂に付いたらまず目を奪われるのがこちらの景色。
白山の火口、そこに点在するコバルトブルーの池がそれはもう美しい!ほんのり残る雪も良いアクセントになっています。
あの火口部へは「お池めぐりコース」として下りれるようになっているので、あとで行ってみます。
山頂には白山奥宮も鎮座しています。
この白山は古くから山岳信仰の対象とされている山で、富士山、立山とともに日本三霊山の1つにも数えられている日本有数の霊峰。
この奥宮参拝を目的に登られる人も多いようです。
山頂から眺める室堂。
ちょうど視線の高さに広がる雲海を境に、青空と大草原が見えました。
ギリギリ間に合った形ですが、これはこれで良い眺め。
山頂からはお池めぐりコースへ。
奥に続く稜線を進んで、途中の分岐から火口部へと下りて行きます。
火山特有のダイナミックな景観が迫力満点。
忘れがちですが、白山もれっきとした活火山の1つです。
一部ガレ場で滑りやすい箇所があったので要注意ですが、下りてしまえばそこは再びお花畑の世界。
特にここら辺はチングルマの群生が凄まじくて、至る所に群生となって咲いていました。
火口辺りはまだ綿毛の姿も見当たらず、咲きたてホヤホヤという感じです。
そしてお池めぐりのトップバッターが、こちらの紺屋ヶ池。
山頂からも見えていた池で、名前の通り近くで見るとネイビーブルーな紺色をしてました。
周囲を火山帯で囲まれた火口の登山道進んで行く。
ここら辺は道も平坦で非常に気持ち良く歩けるところになっています。
お池めぐりコースは時間があればぜひ歩いてほしいところで、こんな感じで室堂を基点にぐるりと周回できるようになっています。
山頂も登頂しつつ大小様々な池を巡れて、途中にはお花畑も多数散らばる、まさに良いとこどりのコースですぜ。
紺屋ヶ池の全景。
見る角度や光の差し方によって池の色が全然違って見えるのがまた美しい。
さらに進むと右手に見えてきたのが翠ヶ池。
白山の中では最大の火口湖で、晴れていればエメラルドグリーンの美しい輝きを放つ池ですが、この時間になると雲がかかってきてダークな色彩になっていました。
こちらは血の池。
その名前から赤い色の池を連想させますが、池全体は緑っぽい見た目をしてました。
まだ時間もあるし天気も持っているので、お池めぐりコースから少し外れて大汝峰に登ってみることにしました。
白山第2の高峰で、目の前のガレ場を登って行きます。
ガレた岩場を登って稜線を伝った先が山頂。意外と奥行きがありました。
出だしの岩場がやや不明慮で部分的に手探りで登ったところもありますが、この大汝峰も奥へと道が続いてぐるりと別ルートで戻って来れるので、下りは心配しなくても大丈夫です。
大汝峰に到着。標高は2684m。
前回はこの大汝峰はスルーしたので、これが初登頂になります。
先ほどの御前山と同様、こちらの山頂にも神社がありました。
登ってみて驚いたのが、山頂が意外と広いところ。
てっきり岩場の狭いピークかと思ってましたが全然違いました。
大汝峰から眺める山頂(御前峰)方面の展望がまた絶景。
特にこちら側からは火口湖最大の翠ヶ池の全景を見ることができます。
先ほどはダークな見た目をしてましたが、日差しが届いてコバルトブルーの色彩を放ち始めてました。
大汝峰からはぜひとも周回コースで帰ってみてほしい。
来た道は戻らず奥へと進むと、先ほどまでの火山風景から一転してアルプス感ある稜線が見えてきます。
これも11年前には見なかった景色。
できるならこの稜線をどこまでも歩いて行きたかったですが、ある程度下ると室堂へ戻る分岐があるので稜線とは早々にお別れ。
名残惜しいですが仕方ない。
ちなみに奥に見えているのは七倉山で、まん丸とした山容がまさに自分好みでした。
この室堂へ戻るルートもコバイケイソウの群生が凄かったです。
道は部分的に狭かったりもしますがほぼ平坦なので、あの大汝峰の岩場を下るよりは安全に歩けるコースになっています。
お池めぐりコースまで戻ってきて、そのまま室堂方面へ。
室堂が近づいてくるにつれて再びコバイケイソウの大群生が広がってきますが、この辺りになるとだいぶ見飽きてくる自分がいるから恐ろしい。
逆にテンションが上がったのが、本日初登場となったハクサンコザクラとクロユリ。
こちらも群生となって咲いていました。
クロユリなんて高山植物の中でも希少性が高くて、こうもたくさん咲くものではないはずなのに。すごいわ、白山。
こうして14時過ぎに室堂に戻ってきてチェックインを済ませます。
室堂は中心の建物が食堂のみで、その周りに宿泊棟がいくつか建っていて受付時に宿泊棟と部屋を指定されます。
自分が泊まった寝室はこちら。
2人分の半個室がいくつも区切られている感じで、ここを一人で使えたので非常に快適に過ごせました。
白山室堂の夕食。
ご飯と豚汁はおかわり自由。肉か魚か選べるようになっていて、自分は肉(ハンバーグ)にしました。
この時期の日没は19時過ぎ。
しばらくは雲が多くてガスってましたが、18時くらいになると再び晴れてきたので外へ散歩。
もう間もなく夕暮れ時の空模様が綺麗でした。
小屋のすぐ前には展望台があって、こんな感じで午前中に歩いた弥陀ヶ原の草原を一望できるようになっています。
雲海をバックにこちらも素晴らしき景色。
19時近くになると小屋の宿泊者が展望台に集まってきました。
名前も知らない人たちと同じ景色を眺めて終わるというのも山小屋泊ならでは。
良い1日でした。
こうして夏の白山登山の1日目が終了。
火口に広がる美しい池とお花畑、初夏の白山の魅力を存分に味わうことができました。天気も何とか持ってくれて良かったです。
だいぶ疲れていたのか消灯前に爆睡。一度も目覚めることなく、翌朝を迎えることになりました。
【日程】
2026年7月24日~25日
【コースタイム】
・1日目
7:20 別当出合
9:00 甚之助避難小屋
10:15 弥陀ヶ原
10:40 白山室堂・ビジターセンター
11:15 白山・御前峰
12:15 大汝峰
14:00 白山室堂・ビジターセンター
駅から山頂までは20分ほどで、登山道も良く整備されているので誰にでも気軽に登れる山となっています。ランドマークは高尾みころも霊堂の塔。金ぴかでした。
下山後は高幡不動尊までを街中トレッキング。高尾山から海に向けてまた少し軌跡が繋がりました。
7月の3連休。
土日に北アルプス登山を企てるも、悪天候によりあえなく撃沈。。。最近はガスってまで遠征する気力が起きないので、近場の山に変更しました。
場所は東京都民のよりどころ、高尾山。
振り返って見たら去年の7月三連休も同じことしてました。
朝ゆっくり出発して9時に高尾駅に到着。
ここからいつも通り小仏から景信山~高尾山に登るべくバス乗り場に向かいます。
気温35℃を超える猛暑日にも関わらず小仏行きのバスは凄い行列。後ろにもずらりと並んでいます。
皆さん灼熱登山がお好きなようで。
列に並んだ時には景信山に登る気満々でいたのですが、バスを待っていると急に行く気が失せるという不思議現象が発動。
……なんか今日は違うな、景信山じゃないな、と。
そんなわけで急に心変わりしてバスの列を外れて高尾駅南口へ。
そういえば高尾駅のすぐ近くに未踏の山があったのを思い出して、そちらへ向かいます。
やってきたのはこちら、初沢山登山口の高尾天神社。
高尾駅から徒歩5分ほどの駅チカ物件ですが、これまでずっとスルーしていた山で登るのは初めてでした。
こういう日でもないと登ることはないだろうと、良い機会と捉えて行ってきます。
まずは神社へと続くこの階段を登って行きます。
ここから山頂までは標準タイムでも15分ほど。短時間で登れる山となっています。
登った先にあったのが菅原道真公の銅像。
見上げるほど大きくて、総重量は6トン以上。
学問の神様として祀られていて、菅原道眞の銅像としては日本一の大きさを誇るそうです。
高尾天神社で参拝。
芝生が敷かれた静かな神社で、傍らにはアジサイがまだ綺麗に咲いていました。
神社裏のこちらから登山道へと入って行きます。
初沢山は周回コースが組めるようになっていて、帰りは別の登山口に下りることになりました。
いざ入山して見ると、意外としっかりとした登山道。
写真は直登コースと迂回コースの分岐ですが、すぐ先で合流するのでどちらに進んでもOKです。
そしてあっという間に初沢山に到着。標識には初沢城跡と書かれていました。
山頂は展望がなかったですが、ベンチがいくつか用意されていて休憩スペースは広かったです。
下山は別ルートを歩いてみます。
こんな真夏に初沢山に登ろうという人は流石にいないのか、結局登山道では誰にも会うことはなかったです。
途中、視界が開けるポイントがあって、都心方面が見渡せました。
割と空気が澄んでいて、肉眼では新宿の高層ビル群も良く見えてます。
プカプカ浮かぶ雲がいかにも夏っぽい。
初沢山から下山すると、森の中に建てられた黄金色の塔を発見。
こちらは高尾みころも霊堂という慰霊堂だそうです。
金ぴかでその形も特徴的なので、街から見てもかなり目立ってました。
流石に初沢山だけだと物足りないので、いつかやろうと思っていた高尾山から海まで繋げる計画を実行することにしました。
一気に海を目指すのは当然無理なので今日は途中まで。
とりあえずまずは、今年4月に歩いた片倉城跡公園を目指すことにしました。
ここからはひたすら街中トレイル。
目にするのは人工物しかないですが、その街の雰囲気を感じ取れるので嫌いじゃない。
こういうどでかい集合住宅とかも、なんか見入ってしまう。
さらに進むとラーメン二郎めじろ台店を発見。
今日のトレイルのチェックポイントとして抑えておきます。
椚田遺跡公園通りから日本文化大學のグラウンド脇を進んで行くと、次なるチェックポイントが待っています。
目にするよりも先に匂いでわかるんじゃないかな。
それがこちらの磯沼ミルクファーム(磯沼牧場)。
急に動物臭がするなと思っていたら、こんな街中に牧場がありました。
乳搾り体験とかできるそうです。
さらに進むとヤギもいた。
国道を離れて湯殿川沿いへ。
ここを進んで行けば目的地もすぐです。
片倉城跡公園に到着。
ここは今年4月の桜の時期に来た場所で、町田から七国山~大塚山を経てこの片倉城跡公園まで歩きました。
ほんの3ヶ月ほど前ですが、もうどこか懐かしさを感じます。この片倉城跡公園はカタクリの群生が有名なので、単発で訪れるなら3月下旬頃がおすすめです。
これで1つ軌跡が繋がりましたが、まだ時間もあるので先へ進みます。
次に目指すことにしたのは高幡不動。
ひたすら北野街道をまっすぐ進んだのですが、夏のアスファルト道はやっぱり暑かったぜ……。すぐ近くを浅川が流れていたので、その川沿いを歩いたほうが良かったかもしれない。
間は端折って、高幡不動尊に到着。
ここに来るのは2回目です。
高幡不動尊のシンボルと言えばこちらの五重塔。
関東三大不動の1つとしてパワースポットにもなっていますが、ハイキングも楽しめる寺院になっていて、裏手には高幡山という山もあります。時間があれば登っておきましょう。
6月はあじさい祭りが開かれるほど紫陽花の名所でもあるので、その時期に来るのが良いかもしれません。自分も前回は紫陽花シーズンに訪れました。
この高幡不動尊に来たのは去年の6月。
その時は京王よみうりランド駅から多摩100山をいくつか巡って、最後にこの高幡不動尊をゴールにしました。(※高幡山も多摩100山の1つです)
こうしてまた1つ軌跡が繋がったぞ。
時刻は13時過ぎ。
府中辺りまで歩けたらいいなとか漠然と考えていましたがさすがに暑すぎて、この炎天下の散歩は修行でしかなかったので高幡不動までとしました。
高幡不動駅裏の浅川河川敷が締めの景色。
山の方は雲が多めでしたが、街はすっかり梅雨明けの夏空でした。
こうして高幡不動駅まで歩いて本日のハイキングが終了。
突然の心変わりで街中散策となりましたが、終わってみればなかなか楽しかったです。
これで高尾山から京王よみうりランド駅までが繋がったことになるので、次はよみうりランドから一気に東京湾を目指してみようかな。
この続きはまた後ほど。
【日程】
2026年7月19日
【コースタイム】
9:00 高尾駅
9:30 初沢山
9:50 高尾みころも霊堂
11:10 片倉城跡公園
12:50 高幡不動尊
13:30 高幡不動駅
夏の日差しが照り付ける海岸線は海風が気持ち良く、思っていたよりも快適に歩けて楽しかったです。海から富士山が見渡せたりと眺めも最高でした。
関東ふれあいの道にも選定されているコース、良ければ歩いてみてください。
相模湾の完全踏破。
胸に抱いているひそかな野望の1つです。
今のところ歩けたのは3割くらいで、鎌倉、逗子あたりの三浦半島が中心。今回は空白地帯となっていた、大磯から江の島の区間を歩いてきました。
やってきたのは大磯駅。
ここは昨年歩いた吾妻山と湘南アルプスハイキングのゴール地点。今日はここからスタートして、その軌跡を繋げていきます。
まずは駅前から徒歩5分ほどの所にある海岸へ。
今日目指すのは江の島。車道の標識には16kmと書かれていますが、結果的にこの日の歩行距離は19.5kmとなりました。
結構長かったです。
あっという間に海岸に到着。
ここが大磯海水浴場。今日の海辺トレイルの出発地点です。
ものすごい広々とした砂浜なのに全然人がいないなと思ったら、海開きはこの翌日からでした。
入口の看板に書いてありましたが、この大磯は日本最初の海水浴場らしいです。
1885年にオープンしたとのこと。
とりあえずまずは波打ち際まで近寄ってみる。
この日は朝から天気が良くて青空が広がっていましたが、波が意外と高くてやや荒れ模様。
高い波が押し寄せてくる光景がなかなかの迫力でした。
ここからはひたすら海岸線を歩いて行きます。
全然人がいない広大な砂地をまっすぐ直進。
写真だとわかりづらいですが、正面奥には目指す江の島がすでに小さく見えています。
この辺りは景色の変化も特になく、ひたすら海を眺めながらのハイキング。
打ち付ける波音が心地よく、さらに海風が涼しくて朝のうちはそれほど暑さも感じずに快適に歩けてました。
川によって砂浜が分断されているところは、脇の舗装路から迂回。
三浦半島の方だと場所によっては道がなくて海辺を歩けない区間があったりしますが、この日歩いた区間はほぼ海岸沿いを進んで行けるのが良いところでした。
砂浜に復帰後は同じように波打ち際をひたすら歩いていく。
代わり映えしない景色。それが許せるのは、海辺トレイルだからこそ。
海が見れるというだけで飽きずに歩けるってもんです。
ふと後ろを振り返ると、薄っすらと富士山も見ることができました。
見た感じ雪もすっかり解けて黒々とした富士山。ちょうどこの前日が開山日だったので、今日から登っている人も多そうだ。
湘南ベルマーレひらつかビーチパーク海水浴場。
波が高いので海水浴客は少なめでしたが、テトラポット内は比較的穏やかで泳いでいる人もチラホラいました。
脇にあった小さな漁港。
ここら辺は海水浴客よりも釣り人の方が多かったです。
湘南大橋を越えていく。
この橋の下を流れるのが相模川で、この川をさかのぼって行けばやがて高尾山界隈に行き着きます。
普段は上流域しか見ていない相模川が海へと流れ出るところ。
初めて見ましたが、最終的にはこんなに横幅が広い川になってたんですね。
地図上で見ると、ここら辺が相模湾のちょうど真ん中くらいです。
湘南大橋を渡って茅ヶ崎市に入って行く。
ここら辺だけ少しばかり国道沿い歩きで、道路の反対側に「道の駅湘南ちがさき」があるので休憩したければ立ち寄っておきましょう。
特に夏場に歩く場合、しっかりと水分補給しておいた方がいいです。自分は街中歩きだと油断して、この先で干からびそうになったので……
道路わきの標識を見てみると「関東ふれあいの道」というワードを発見。
登山中にたびたび出くわすこの道。事前に知らなかったのですが、なんと三浦半島から続くこの海岸線も含まれていたようです。
なるほど、これは歩いて正解だわ。
海岸線の脇に広がるしおさいの森。
木の生え方がまさに南国の熱帯雨林でした。
再び海へと舞い戻る。
湘南名物のトビが常に上空を飛び回っていました。
パンかじりながら進むのは控えましょう。
ここら辺は柳島海岸広場という公園。
芝生が敷かれた開放感ある場所で、自分は気づかなかったですが、傍らにはバーベキュー場もあったようです。
この先ひたすら海沿いに敷かれているのが、こちらの湘南海岸サイクリングロード。
全長8km以上にも及ぶ海岸脇に造られた真っすぐな道です。
自転車はもちろん、散歩やランニングしている人も多くて、こんな道が家の近くにあったら最高だろうなと思いました。
しばらく進むとサザンビーチちがさき海水浴場に到着。
こちらの茅ヶ崎サザンCのモニュメントがランドマーク。
この後もひたすら続く一本道。右手に見えてきたのは辻堂海岸です。
砂浜の海岸線を歩くこともできますが、若干疲れてきたのでここら辺は整備されたサイクリングロードの方を歩いてました。
1つ注意点としては、このあたりは周りにコンビニや自販機が全然見つからなかったので水分はしっかりと確保しておきましょう。
街歩きと油断して自分は途中で干からびて死にそうになりました……。
慌ててコンビニを探していたら、辻堂海浜公園の脇に西友があったので駆け込んで水分とシュークリームを補給。
あぶないあぶない、街中トレイルで遭難しかけたぜ。。。
天気予報では朝しか晴れないって言ってたのに、逆に日差しが強烈になってきてるじゃないか。
補給も澄んで体力回復。
再び海岸に戻ってたどり着いたのは、鵠沼海岸(くげぬまかいがん)。
本日何度目のビーチかわからないですが、ここは遠浅で波も穏やかなことから日本屈指のサーフィンスポットになっているそうです。
本日の目的地である江の島もようやく間近に見えてきました。
振り返って見る歩いてきた海辺のトレイル。
もうスタート地点の大磯海岸はどこだかわからない。
サーフィンの聖地と言えど、波は依然高くてこの日はサーファーも全然いませんでした。
海を全然知らない素人発言で恐縮ですが、こういうコンディションこそ絶好の波乗り日和かと思ったけど、そうでもないのか。
東峰のモンサンミシェルこと、江の島。
ここまで来れば島のシンボルの灯台・江の島シーキャンドルもしっかりと見えてきました。
湘南海岸公園に到着。
先ほどまでとは打って変わって海の家がづらりと立ち並ぶ賑やかな雰囲気。
海外勢も多く、人気観光地の江の島が近づいてきた感じがしました。
海岸の脇にあったのが、こちらの平和の像。
右手にハトを乗せた筋骨隆々のブロンズ像がいかつかったです。
新江ノ島水族館。
晴れた週末とあってここも大賑わいでした。
こうして江の島に到着。
島へと続く道が弁天橋で、1ヶ月前の江の島~鎌倉の紫陽花ハイキングで歩いたところです。
これでまた1つ軌跡が繋がり、相模湾踏破への道が近づきました。
片瀬江ノ島駅まで歩いて本日のハイキングが終了。
1ヶ月前のスタート地点だった竜宮城駅が本日のゴール。
一つの山にも登らずにひたすら海辺を歩くという初めてのことをやってみましたが、なかなか面白かったです。
帰りに新宿に立ち寄って買い物を済ませつつ、いつも通り麵屋武蔵のつけ麵で完パケです。
お疲れ様でした。
関東ふれあいの道にも含まれている湘南の海辺のトレイル。
大磯~江の島の区間は道も良く整備されていて、いくつものビーチを繋ぎながら気が済むまで歩いて行けます。
晴れていれば海岸から富士山や伊豆大島も眺められるコース、良ければ歩いてみてください。
【日程】
2026年7月11日
【コースタイム】
9:10 大磯駅
9:30 大磯海水浴場
10:15 湘南ベルマーレひらつかビーチ
10:45 湘南大橋
11:30 サザンビーチちがさき
12:00 辻堂海岸
13:15 湘南海岸公園
13:45 片瀬江ノ島駅
あいにくの梅雨空ということで空いているかと思いきや、高尾山はいつも通りの混雑っぷり!さすが人気の山ですね。
展望はなかったものの、雨に降られることもなくこの時期にしては涼しい中で登れたのは良かったです。登山道にはアジサイも綺麗に咲いていました。
運動不足が続く今日この頃。
こんな状態で本格的な夏山に突入するのは不安しかないので、足慣らしに景信山から高尾山を歩いてきました。
裏高尾縦走コース、今年もお世話になります。
これが2026年最初の高尾山登山。
いつも通り景信山から登るべく、高尾駅から小仏行きのバスに乗車します。
雨マークもちらつく天気予報。さすがに空いているだろうと思いきや、バス停は長蛇の列ができていました。
20分ほどの乗車時間で終点の小仏バス停で下車。
合計3台出るという盛況っぷりで、下手したらいつもより混んでたんじゃないかってくらい。天気が悪い日は、消化試合的に高尾界隈に登る人が多いのかもしれないですね。
しばらく舗装路を歩いて、こちらの景信山登山口から入山。
ここから登るのはもう何度目か。
もうすっかり見慣れた登山道を登って行きます。
7月に入りましたが今年の夏は本当に涼しいですね。毎日過ごしやすく、奇跡的にまだ一度もエアコンをつけずに済んでいます。
しばらく登って木下沢分岐に到着。
ご覧のようにガスガスですが、霧が濃い森はどこか幻想的。ときおり陽が差し込んだりもして、雰囲気は悪くなかったです。
ここから山頂までがやや急坂ポイント。
この環境で蒸し暑かったら最悪でしたが、山の中も比較的涼しくて快適に登れてます。
この濃い霧、マイナスイオンを感じずにはいられない。
足元を見れば意外と花も多いのが高尾山。
ぱっと見、ハクサンイチゲに見えなくもない花も咲いてました。
こうして1時間ほど登って景信山に到着。
山頂ではそれなりの登山者が休憩されてました。
やっぱりこんな天気でも高尾山界隈は人気なんだなぁ。
展望は御覧の通り、真っ白!
わかってはいたけど、すがすがしいほどに何も見えないぞ。
ちなみに晴れていれば、こんな感じで都心方面を一望できます。
(2025/7/19【東京】景信山~城山~高尾山 夏のハイキング)
さらに反対側からは富士山も眺められるビュースポットがあるので、晴れた日に登ったらぜひそちらも見てみてください。
鬼滅の刃の霞柱・時透無一郎の出身地とされる景信山。
以前から貼られているこのポスターは今年も健在でした。
景信山でしばし休憩。
山頂は広くて、茶屋の周りにこれでもかとベンチが用意されているので休憩スペースには困りません。
山頂脇にポツンと咲いていたブルーの紫陽花が綺麗でした。
ここから裏高尾縦走コースを歩いて高尾山を目指します。
距離4.2km。
ここから先はフラットの箇所も多く、非常に歩きやすい道が続きます。
雨上がりのこの日は、部分的にぬかるみが激しい箇所もあったのでそこだけ要注意でした。
小仏峠に到着。
この峠の少し手前に、あの渋滞で悪名高い小仏トンネルが足元を通っています。
小仏峠のタヌキ一家にもご挨拶。
小仏峠から城山までは登りメイン。
距離は大して長くはないですが、こういう丸太の階段も濡れていて滑りやすかったのでご注意を。
しばらく歩いて城山に到着。
夏の風物詩、城山名物メガ盛りかき氷も絶賛発売中!
……ですが、知覚過敏の自分はかき氷がどうも苦手なので、毎年恒例のアレを。
懐かしの瓶ラムネよ。
これを飲まずに俺の夏は始まらないぜ。
今年最初の一杯、いただきます。
城山の天狗様にもご挨拶。
時刻も11時を過ぎて、先ほどの景信山山頂とは打って変わって賑やかな山頂でした。
城山も山頂が広くてベンチもたくさん用意されているので、休憩場所としておすすめです。
何回も登っている城山ですが、今回初めて気づいたのが山頂の脇に広がるアジサイの群生。
こんな綺麗に咲く場所があったんですね。
富士山側の一画に咲いているので、梅雨時期に登った際にはぜひ見てみてください。
その後も高尾山に向けて裏高尾縦走を突き進む。
城山から先は登山者の数も一気に増えて、絶えずハイカーとすれ違う感じでした。
曇天でもこれだけ登りに来るとは恐れ入った。
一丁平園地展望デッキに到着。
ここも晴れていれば絶好の富士山ビュースポットですが、例によって見えるのは雲一色。
それでも日差しが感じられて、少しずつ天候の回復を感じ取れました。
その先にあるのが一丁平。
ここも脇にベンチが多数用意されていて公衆トイレもあるので、休憩スポットとしてお勧めです。
やったるぞとばかりにハイカーさんも準備運動中。
その後、高尾山が近づいてきたところで軽いショックを受けたのがこちら。
何気ない広場ですが、ここは高尾山手前にあるもみじ台。
以前はここにも茶屋があったのですが、客入りが芳しくないのか去年あたりから営業休止状態。そしてついに建物が撤去されて更地となっていました。
そうか、ついになくなってしまったか……。
もみじ台を過ぎれば高尾山はもう目前。
この階段を登って行けば山頂です。最後の登りポイントなので頑張りましょう。
こうして12時過ぎに高尾山に到着。
事前の天気予報では雨マークもあったので、珍しく空いている高尾山を体験できるんじゃないかと思ってましたが甘かったです。
凄い混雑っぷり!大盛況でした。
高尾山山頂からの展望。
晴れていれば正面に富士山や丹沢の山なみが見渡せるのですが、まぁ予想通り。
過去の資料写真ならいくらでもあるので、載せておきます。
夏もいいけど、やっぱり綺麗なのは冬の雪をかぶった富士山。
ここ最近、冬の高尾山には登れてないので、今年はチャンスがあれば登りに来たいです。
富士山は見れなかったですが、この時間になると徐々に晴れてきて都心方面の街並みが見渡せました。
肉眼では薄っすらと新宿の高層ビル群も一望。空気が澄んでいれば東京タワーやスカイツリーも良く見えます。
満足の後に下山しようと思ったのですが、どうしても見過ごせなかったのがこちら。
山頂に建てられたおそうじ小僧。
その佇まいが可愛いですが、誰がやったのか帽子が被せられてるじゃないかっ!
ツルピカ頭こそ、おそうじ小僧の魅力なのに。
こちらが本来のツルピカ頭のおそうじ小僧。
頭をペチペチしたくなる愛らしさこそ、おそうじ小僧の魅力です。
その後、いつも通り一号路で下山。
薬王院で参拝を済ませます。
勇ましい姿の2体の天狗像。
高尾山でお気に入りなのがこちらの山門。
この重厚感のあるどっしりとした佇まいがなんか好き。
その後、参道を進んで仏舎利塔に寄り道。
ここは女坂と男坂の分岐にある道をまっすぐ登って行くとたどり着ける場所です。
意外と気づかずスルーしがちな穴場スポット。良ければ立ち寄ってみてください。
参道の傍らにも紫陽花が満開。
すでに街中の紫陽花シーズンは終わっていますが、山の上はちょうど見ごろという感じで、いたる所で綺麗に咲いていました。
1号路の途中にあるのがさる園。
自分は一度も入ったことがありません。
その後、しばらく歩くとかすみ台展望台に到着。
ここが都心方面を眺める絶好の展望台で、高尾山登山の最後のビュースポットでもあるので、しっかりと目に焼き付けておきましょう。
高尾山ビアマウントに来た際は、ここから眺める夜景とか絶景ですぜ。
その後、二号路を下って琵琶滝へ。
ちょうど滝行が行われていた最中だったので、貴重なシーンを見学できました。
初めて見れた滝行。7月とはいえ水も冷たくて寒そうだ。
こうして沢沿いの道を歩いて高尾山麓のケーブルカー乗り場に下山完了。
毎年恒例の高尾山ビアマウントは絶賛開催中。そして台風の影響で昨年は封鎖されていた稲荷山コースも復活していたので、久しぶりに今度登ろうかと思います。
高尾山口駅まで歩いて本日のハイキングが終了。
道のぬかるみが激しくて靴が泥だらけになりましたが、駅前にある靴洗い場で綺麗に洗って新宿へと向かいました。
買い物を済ませつつ、久しぶりに新宿TETSUのつけ麵を食して完パケです。
お疲れ様でした。
梅雨の高尾山。
曇り空でもその人気っぷりは相変わらずでした。
景色は見れなかったですが、久しぶりに山歩きできて楽しかったです。
【日程】
2026年7月4日
【コースタイム】
9:30 小仏バス停
10:20 景信山
11:10 城山
12:10 高尾山
12:25 薬王院
13:25 高尾山口駅
人気の観光地ということで途中には見どころスポットもたくさんあって、断崖絶壁の岩肌と海の展望が素晴らしい稚児ヶ淵やアジサイの名所である成就院が特に良かったです。
紫陽花の開花シーズンである6月の梅雨の時期におすすめ。電車のみのアクセスで駅から歩けるコースとなっています。
仕事が忙しくなってきて、どうも登山へのモチベーションが上がらないここ最近の週末。
気分転換に何となく海が見たくなったので、江の島から鎌倉あたりを歩いてきました。
途中にあった鎌倉広町緑地の「峯山」と「うさぎ山」の超低山を添えて、なかなか面白いコースでした。
やってきたのは小田急線の片瀬江ノ島駅。
初めて降りましたが、竜宮城を模した駅舎がさすが観光地という感じ。
運賃も意外と安くて、丹沢に行くよりも安上がりでした。
片瀬江ノ島駅から本日のハイキングがスタート。
まずは江の島目指して駅前の橋を渡って右へと進みます。
目を惹いたのが駅前にあったクア・アイナ。私の一番好きなバーガー店、片瀬江ノ島駅にあるとは知らなかった。
すぐに見えてきた江の島。歩行者専用の江の島弁天橋を渡って行きます。
敬愛するクア・アイナがあったことからもここが人気の観光地というの物語っていますが、まだ朝の8時過ぎだったからなのか、人もまばら。
そういえば電車も空いていて、片瀬江ノ島駅で降りた人もそんなに多くはなかったです。
駅から10分ほど歩いて江の島に上陸。
こちらの青銅の鳥居をくぐって島内のメインストリートである「仲見世通り」を進んで行きます。
まだどの店も営業前でしたが、帰る頃には店もオープンして非常に賑わっておりました。
仲見世通りを進んだ先にあるのが江島神社。日本三大弁財天の1つに数えられる神社で、金運向上、芸道上達、縁結び、悪縁切りなど多彩なご利益が得られるそうで。
江の島の中心地とも言える神社で、人気の観光スポットであるシーキャンドル(展望灯台)や稚児ヶ淵などはこの神社を通って行くことになります。
まずは入口の階段を登った先にある江島神社・辺津宮で参拝。
境内もまだ空いてました。
周りを見た感じ、日本人よりも海外観光客の方が多かった印象。
江島神社は小高い山に建てられていて、奥に進むにつれてどんどん登って行くことになります。
気分はちょっとしたハイキング。
途中にいた亀さんご一行。
「ワォ!タートルズ!」と海外勢も興味津々のご様子でした。
6月は紫陽花の季節。
名所としては鎌倉が有名ですが、ここ江島神社でも随所に咲いていて参道を彩っていました。
山頂に行くまではひたすら登り坂。
登山をする人にとってはなんて事のない階段かもしれないですが、一般観光客向けに登り専用のエスカレーター、その名も「江の島エスカー」が用意されています(※有料)。
これを利用すれば途中の石段を省略できますが、標識に書かれている通り下りは徒歩で降りるしかないのでご承知おきを。
その後、途中の中津宮を経て登った先が亀ヶ岡広場。
ここが島の山頂部で、奥に見えているのが江の島のシンボル・江の島シーキャンドル(展望灯台)。
サムエル・コッキング苑という庭園内にある展望台ですが、まだ9時前で開園していなかったので、先に他の観光地を巡ることにしました。
山頂広場からさらに奥へ。
ここら辺はお食事処が立ち並ぶストリートで、江の島名物のしらすを出す店も多かったです。
ここら辺もアジサイロード。見事な咲きっぷりでちょうど見頃という感じ。
本日のメインの紫陽花は鎌倉の成就院ですが、花の数ではここ江の島の方が凄かったかもしれない。
カラフルな紫陽花と昭和感漂う路地裏風景が最高でした。
進んで行くと江島神社・奥津宮に到着。
神社の最深部で、拝殿の天井部分には「八方睨みの亀」という有名な絵画が描かれています。
こちらがその「八方睨みの亀」のサンプル。
どこから見てもこちらを睨んでいるように見えることからその名が付けられたそうで、確かにいろんな角度から見てもこっちを見てました。
(でも、絵ってそういうもんじゃないの?という芸術感性皆無の自分が何か言いましたがご放念ください。)
その隣にあったのが、龍宮大神。
江の島は古くから竜の棲むところと言われてきたそうで、スタート地点の片瀬江ノ島駅の竜宮城もこの辺りから来ているのかな。
その龍宮大神の近くにあったのが龍恋の鐘。
客寄せスポットだと思いますが、うっそうとした森の奥にある場所だからか閑散としてました。
そうしてやってきたこちらが稚児ヶ淵(ちごがふち)。
「かながわの景勝50選」にも選ばれる江の島を代表する景勝地で、波によって削られた天然の岩場が広がる人気観光スポットです。
稚児ヶ淵。
海に突き出すように広がる海食台地が独特の景観です。
天気が良ければこの奥に富士山が見えるそうですが、この日はあいにく霞んでいてその姿は見れませんでした。
稚児ヶ淵に架かっているのが岩屋橋。
この先には江の島岩屋という有名な海食洞窟があるので、良ければ行ってみてください。
入場料は500円。もう間もなく営業開始という時間帯でした。
稚児ヶ淵はこんな感じで遊歩道が敷かれていて、断崖絶壁の海岸線を歩けるようになっています。
荒波によって削られたこの荒々しい岩場が最大の見どころ!
間近で見るとなかなかの迫力でした。
岩場には釣り人もたくさんいて、こんな感じで波打ち際まで近寄ることもできます。(調子に乗って滑って転げ落ちないようにご注意を)
島の西側ということで県内屈指の夕日スポットとしても人気の稚児ヶ淵。
ぜひ訪れてみてください。
稚児ヶ淵から戻る途中でカニ発見。
さらに江島神社まで戻る途中、何やら小動物を発見。
よく分からぬ動物の姿にたじろぎましたが、これは一体なんだ?
タヌキの子ども……だろうか?全然モフモフしてないぞ。
隣にいたご家族もビックリしてました。
未知との遭遇がありつつ、無事に山頂広場まで戻ってきました。
時刻は9時を過ぎてサムエル・コッキング苑が開園していたので入ってみます。
嬉しいことに昼間は無料開放。
園内の奥にあるのが、江の島のシンボル・江の島シーキャンドル(展望灯台)。
一応地図上ではこの庭園内に東山というピークもあるので、ここが本日最初の山頂ということになります。
展望塔のデッキや園内の一画にあるマイアミビーチ広場からは海の展望を望める絶景。
特に三浦半島側の展望は、これから向かう鎌倉までの海岸線を見渡せて気分を高ぶらせてくれます。
江島神社を下山。
登ってきた道とは少し変えて脇道の下山路を歩いていると、昔ながらの雰囲気を感じさせるお店を発見。
目を惹いたのが店の壁に貼られていた昭和のポスターの数々。ノスタルジーを感じずにはいられない!
正露丸、ラムネ、ミルキー、ボンカレーなどなど、いまだに生き残っている商品ばかり。
江島神社から弁財天仲見世通りへ。
時刻はまだ朝の10時ですが、店が続々とオープンし始めて観光客の数も劇的に増えて賑わっていました。
このメインストリートの雰囲気も下町感あって良かったです。
こうしてまずは江の島ハイキングが終了。島の半分くらいを見て回りましたが、見どころが多くて面白かったです。
ちなみに入り口付近に建っているやたら目立つ建物は天然温泉・江の島アイランドスパ。
今回のルートとは逆で江の島をゴールにするなら、最後に温泉に入って締めることもできます。
江の島観光を終えて、ここからは海辺のトレイル。
ハイキングとしてはむしろここからが本番で、まずは片瀬東浜海水浴場をひたすら海沿いに進んで行きます。
波打つ音が心地よい海岸線。
海が近くにある、それだけで楽しいのが海辺のトレイル。
先ほどまでいた江の島。一部では日本版モン・サン=ミシェルなんて言われてますが、こんな感じで干潟越しに見れば、まぁ似ていなくもない。
島全体が小高い山で構成されているのもよく分かります。
あれだけの森が広がっていれば確かにタヌキ?がいてもおかしくはない。(先ほどの小動物が気になって仕方ない)
その後、海岸線の国道沿いを歩いていると、江ノ島電鉄と並走する区間になります。
海と電車が間近に見れる珍しい場所で、ここら辺は観光客も多かったです。
写真に映っているプラットホームは鎌倉高校前駅。
ちょうど江ノ電が来るところだったので1枚。
看板にも書かれていますが、目の前に湘南の海が広がっているということで「関東の駅百選」にも選定されています。
鎌倉高校に通っていたら、海なんて当たり前の風景なんでしょうね。
この鎌倉高校前駅からいったん海岸線を離れて、市街地の坂を登って行きます。
一応、当ブログは登山メインで語らせてもらっているので、海辺のトレイルでも山には登っておきたい。そんなわがままを叶えてくれる2つのピークがこの先に待っています。
やってきたのは鎌倉広町緑地。
市街地を登った先に突然広がる緑地帯で、園内を張り巡らすようにハイキングコースが敷かれています。
小さくで見づらいかもしれませんが、こちらが園内の地図。
右上の「七里が山入口」というところから入ってきて、これからグルっと緑地帯を一周してきます。
まず向かったのは峯山。標高53mという超低山。
海からということでこの高さでもそれなりに登ってきた感じがしましたが、下手したら自分の家よりも標高が低いかもしれない。
そんな峯山からは西側方面が開けていて、晴れていれば正面に富士山が見れるようですがこの日はあいにく見れませんでした。
頭上は晴れているのに全体的に雲が多め。梅雨っぽい空模様です。
その後、外周コースと呼ばれるルートを時計回りに歩いて行きます。
この日は夏日ということで気分は熱帯雨林探検隊のような感じでしたが、道は全体的に良く整備されて歩きやすかったです。
進んで行くと緑地帯南側の広場に到着。
ここら辺は芝生が敷かれた公園のようになっていて開放的な雰囲気でした。
次のうさぎ山に登る場合は、写真右手の管理事務所裏手にある細い道を登って行きます。
こんな感じの階段状の道。
低山を登るにはだいぶきつくなってきた季節ですが、ものの10分程度なのでまぁ我慢できる範囲です。
こうして登った先がうさぎ山。
標識には可愛らしいイラストが描かれていましたが展望は全くありませんでした。
何でこの山がうさぎ山なのか、その由来はよく分からないですが、道中で何度か目にしたのはタイワンリス。三浦半島に多く生息する外来種がここにもいました。
身体が結構大きいのですぐ見つけられると思います。
こうして小一時間の緑地帯ハイキングを終えて、再び鎌倉高校前駅に戻ってきました。
こんな感じで駅前は一面の大海原。
人だかりができているのは、ここが江ノ電と海を同時に写真に収められるポイントだからだそうで、その撮影場所として開放されてました。
見たところ、ここら辺も半分くらいは海外勢だったので、良く調べるなぁ~と思いましたよ。
駅前から降りた浜辺が七里ヶ浜。
ここから再び波音を聞きながらの海辺のトレイル。
最初に訪れた江の島がだいぶ遠くに見えてます。
天気も思いのほか良くて、照り付ける日差しが強烈でした。
日焼け止めを塗らなかったのが祟って、今は首筋がヒリヒリしとります……。
その後、鎌倉が近づいてくると市街地方面へ入って江ノ電の極楽寺駅へ。
この駅が目的ではなく、この近くの成就院が次の目的地。
駅のすぐそばです。
こちらの道路わきの階段を登って行くと成就院。
ここが鎌倉の紫陽花の名所の1つとされる寺院です。
こちらが成就院の紫陽花。
階段の脇に咲くあじさいロード、その奥に見える由比ヶ浜の海と合わせて人気の観光スポットとなっています。
初めて訪れましたが、これは確かに良き景色だわ。
観光客が多いのもうなずけるアジサイ寺。
ちょうど満開と言う開花状況で綺麗に咲いていました。
鎌倉の紫陽花の名所である明月院や長谷寺に比べると紫陽花の規模は小さいかもしれませんが、ここなら入園料もかからないし、そこまで混雑しているわけでもないのでおすすめです。
海と紫陽花のコラボが見どころの成就院。良ければどうぞ。
その後、由比ヶ浜に出て本日何度目かの浜辺のハイキング。
もう1ヶ月もすれば海開きを迎えて海水浴客で賑わう由比ヶ浜も、6月のこの時期はまだ閑散としてました。
誰かが置き去りにしたキャンプチェアが絵になる風景。
当初は由比ヶ浜から鎌倉駅をゴールにしようと考えていましたが、まだ時間もあるし天気も良いので、もう少し海辺のトレイルを続行。
目指すのは逗子駅で、右奥に見えている海に突き出た半島を目指します。
途中、浜辺が途切れたので道路沿いに進んでトンネルへ。
トンネルを抜けると、そこが逗子マリーナというリゾート地。
由比ヶ浜からも見えていた近代的な建物群で、ヤシの木が植えられた道なんかはいかにも南国風のリゾート感出ています。
ここから海岸線に抜けようかと思いましたが、どうも歩行者が歩ける道はなかったので、市街地方面へと歩いて駅を目指しました。
こうして逗子駅まで歩いてこの日のハイキングは終了。
片瀬江ノ島駅からここまで、なかなかの距離で歩き応えありました。
もう少し短くしたければ鎌倉駅や途中の江ノ電の駅をゴールにしても良いと思います。
アジサイと海を求めて歩いた江の島~鎌倉ハイキング。
人気の観光地でしたが、そこまで混雑を感じることもなく快適に歩けました。見どころも豊富で面白かったです。
こういう海辺のトレイルや街歩きは良いリフレッシュになるので、今後も定期的にやって行こうと思います。
【日程】
2026年6月13日
【コースタイム】
8:00 片瀬江ノ島駅
8:15 江の島
9:00 稚児ヶ淵
10:40 鎌倉高校前駅
11:00 峯山
11:20 うさぎ山
11:50 鎌倉高校前駅
12:30 極楽寺駅
12:40 成就院
13:00 由比ヶ浜
14:20 逗子駅
ルートは湯元温泉~刈込湖・切込湖~太郎山~三本松。距離が長くてなかなかの歩き応えでしたが、満開のシャクナゲ群生やエメラルドグリーンの湖、草原や岩場の稜線など変化に富んだコースでとても面白かったです。
山頂からは男体山や女峰山、日光白根山なども綺麗に見ることができました。
日光ファミリー完結編。
男体山(父)、女峰山(母)、そして太郎山(長男)。日光三山とも呼ばれている日光を代表する3つの名峰。
2010年の男体山、2014年の女峰山からだいぶ時間が空きましたが、ようやく最後の太郎山にチャレンジしてきました。
女峰山ほどではなかったものの、ロングルートでなかなかきつかったです。特に最後の林道歩きが長くて応えましたが、お目当てのシャクナゲも見頃を迎えて良い景色に巡り合えました。
太郎山を電車とバスの公共交通でアクセスする場合、湯元温泉行きのバスを利用します。
光徳温泉から三本松を周回するルートが一般的ですが、これだと10時近くのスタートになってしまうので、今回は前泊して湯元温泉から刈込湖・切込湖を経由するコースで行ってみることにしました。
朝の6時過ぎに、日光駅から湯元温泉行きの始発便に乗車。
7時20分に終点の湯元温泉バスターミナルに到着。
始発便のバスは意外と乗客が多くて全席埋まるくらいでした。さすが世界の日光、海外勢も多かったです。
今回のルートをたどる場合、湯元温泉フリーパス(3500円)を買っておくのをおすすめします。湯元温泉までが片道1950円、三本松までが1750円なので計3700円。200円お得ですぜ。
湯元温泉から登山開始。
まずは刈込湖に向かうべく、湯ノ平湿原の木道を通って行きます。
ここは湯元温泉の源泉地。辺りにはむせるような硫黄臭が漂っていました。
日光を代表的する温泉地なので、日帰り入浴できる温泉宿もたくさんあります。
今回のルートとは逆でスタートを三本松にすれば、下山がこの湯元温泉になるので最後に温泉で締めることも可能。
自分はなぜそうしなかったのか……、失敗したぜ。
湯ノ平湿原を抜けたこちらが登山口。奥日光自然歩道と書かれた道を歩いて行きます。
湯元温泉ルートの良いところが登山口までの近さ。
バス停から5分程度で登山道へ入って行けるので、無駄な舗装路歩きもほとんどありません。
しばらくは登りがありつつも基本的にはフラットなハイキングコース。
道も良く整備されていて非常に歩きやすいです。
40分ほど歩いて小峠に到着。
「なんて日だっ!」と叫ばずにはいられない、気持ちの良い天気です。気温も15℃くらいと涼しくて、歩いている分にはちょうど良いコンディション。
何より前泊なもんだから睡眠時間もバッチリ取れて絶好調でございます。
その後もしばらくは平坦な道のり。
この道中は苔むす森が特徴の一つで、しっとりとした森の雰囲気が心地よかったです。
苔マニアにはたまらない道かもしれません。途中にヒカリゴケが見れるポイントもあったようですが、自分にはどれがヒカリゴケなのかよく分かりませんでした。
その後、木道の階段が見えてくると刈込湖も近いです。
これまで稼いだ標高を清算するかのように、階段を下って行きます。
そして、目の前に現れたこちらが刈込湖(かりこみこ)。
煌びやかな水面が美しいエメラルドグリーンの湖。白い砂浜ビーチと相まって、素晴らしい景色が広がっていました。
この時は気づかなかったですが、ちょうど正面奥に見えている山が太郎山だったようです。
山間に突如として現れたオアシス。
周りが山に囲まれているので、どことなく秘境感もあります。
日光の湖と言えば中禅寺湖が有名ですが、静かな雰囲気を味わいたいならこの刈込湖は非常におすすめです。標高1600mと高所にあるので、ハイキングと合わせて楽しめるのも良いところ。
この先しばらくは湖畔に沿うように登山道が敷かれているので、左手に湖を見ながら歩いて行けます。
ここら辺も非常に気持ちの良いトレイル。
間近で見るよりも、湖畔の森から眺める方がエメラルドグリーンの色彩が際立っていました。
刈込湖は過去に一度スノーシューハイクで訪れたことがありますが、その時は一面雪だったもんだからこの景色を見れたのは初めて。
こんな綺麗な湖だったんですね。
その後、しばらく進んで行くと第2の湖、切込湖(きりこみこ)に到着。
先ほどの刈込湖よりも小さいですが、こちらも透き通った水面が美しい湖です。
刈込湖と切込湖は通常は繋がっているようですが、雨量の少ない渇水期だったからなのか、この日は途中で分断されてそれぞれ独立の湖となっていました。
さらに進むと植生が変化して、あたり一面が開けた草原フィールドに到着。ここが涸沼。
背後にそびえているのはこれから登る山王帽子山です。
何となく浅間山の賽の河原に似た雰囲気を感じました。
周囲には遊歩道が敷かれていますが、山深い場所にあるので観光客もおらず静かな雰囲気がまた最高。
途中にはベンチも用意されているので休憩ポイントとしても利用できます。
湖から一変しての湿地帯、火山特有とも言える変化に富んだ景観がとても面白い。
涸沼から先が登り坂です。
ここまで平坦な道が続いたのでこの登りが地味につらかったですが、距離は大して長くはありません。
急坂を登り切ると山王峠に到着。
ここで車道と合流して、少しばかり舗装路を歩いて行きます。
すると、左手に見えてくるこちらが太郎山の登山口。
ここからが今日の本番。
この先、ガッツリ登ることになるので頑張りましょう。
入口から戸惑うほどの笹が生い茂っていて、しばらくはこんな道が続きます。
一見すると藪漕ぎにも見えますが、道は明瞭で進む方向に迷うなんてことはなかったです。
ただ背丈に迫るほどの笹の群生。雨上がりや朝露のシーズンはびしょ濡れになること間違いなしなのでご注意ください。
笹ゾーンを抜けるとひたすら登り坂。
これがなかなかの急登ですが、今登っているのは山王帽子山。太郎山はまだまだ先なので焦らず行きましょう。
しばらく登ると再び笹ゾーンに突入。例によってかき分けるように進んで行きます。
あまり考えたくはないですが、こういうところに熊がいても気づけないから怖いわ。
そんな笹が生い茂る登山道を登ると、本日最初のピークである山王帽子山に到着。
標高は2077m、久しぶりの標高2000m超えの山でした。
山頂は樹々に囲われていますが、合間から展望も望むことができます。
特に印象的なのがこちらの男体山。
日光ファミリーの大黒柱にあたる父親。綺麗な三角形しています。
ファミリーの中では標高が一番高いですが、日本百名山なだけあって登山者も多く女峰山(母)や太郎山(長男)に比べると比較的登りやすい印象です。
そういう私は、駆け出しの頃に登りに行って痛い目にあったわけですが……。
そして目指す太郎山はあちら。
距離こそ近いですが、間に大きな鞍部があるので登り返しが非常にきついです。
日光の山全般に言えることですが、それぞれが独立峰のように堂々と構えているもんだから、1つ1つの山に登るのがまぁ大変。
これまで登った標高がもったいなく感じるくらいの下り坂。
道は歩きやすくて快適ですが、この先登り返しが待っていると思えば気を引き締めずにはいられない。
鞍部に到着してここから登り返し。
今日のルートで一番きついのがここから小太郎山までの登りです。
頑張りましょう。
道はひたすら急登としか言えないですが、この時期の癒し系が石楠花(シャクナゲ)。
太郎山のシンボルとも言えるのがまさにこの花で、道中にいくつもの群生ポイントがあります。
5月末という時期に登りに来たのも、このシャクナゲがお目当て。
ちょうど満開と言える開花状況で、小太郎山までの登山道脇にたくさん咲いていました。
その後も続く急登の登山道。
山頂近くまで展望もほとんどないですが、途中には花も多くて桜(?)も咲いていました。
こうして11時40分、小太郎山に到着。標高は2328m。
太郎山の弟分的な立ち位置、コタローくん。
ご覧の通り、山頂は360℃の大パノラマを望める絶好の展望台になっています。
こちらは新潟方面。
左奥に見えている山は尾瀬の燧ヶ岳かな。右奥に見えている山は越後駒ヶ岳あたりだろうか。
間もなく6月ですが、雪の白さが目立つあたりはさすがの豪雪山域。
西側には日光白根山(奥白根山)。
スタート地点の湯元温泉から登ろうと思えば登れる日光白根山。大変と聞きますが、日光白根山もすっかりご無沙汰なのでいつかチャレンジしてみたいです。
南側には男体山。右奥に見えているのは中禅寺湖。
先ほどの山王帽子山よりも間近にその姿を眺めることができます。どこから見ても綺麗な円錐形。
見えているのは男体山の裏側で一応山頂までのルートもありますが、自分には到底無理な行程なのでこうして眺めるだけで十分です。
東側を見れば女峰山、小真名子山、大真名子山。
こちらも1つ1つが独立峰のような立派な姿。縦走ルートはあるものの、日帰りでは到底困難なハードコースです。母は強しというだけあって、女峰山に登るのは大変でした。
小真名子山、大真名子山はいまだ未踏。果たして登る日が来るかどうか……。
そしてこちらが本日の主役、太郎山。
小太郎山から岩稜を歩いた先にあります。
高低差は大してなく、この小太郎山に登ってしまえば太郎山はすぐだと思って大丈夫です。
日光ファミリーを眺めながらしばし休憩。
日光市街地から見ると太郎山はかなり奥まったところにあるので、周りが本当に山だらけ。
世界中から観光客が押し寄せる日光の面影はここには一切なく、ただただ静かな大自然が広がっています。
太郎山はシャクナゲが有名ですが、道中にはツツジや桜などの花も多くて、山頂にはイワカガミなども咲いていました。
意外に花も多い日光ファミリーの長男、太郎山。
いや、違う。ここはコタロー山だった。
小太郎山から太郎山までは徒歩40分ほど。
岩場の稜線を行く岩稜帯ですが、そこまで難しいところはなくて岩場ポンコツの自分でも難なく歩けるコースでした。
特に心配しなくて良いと思います。
こうして本日の目的地、太郎山に登頂。
だいぶ時間がかかりましたが、これで晴れて日光三山完登でございます。
いやいや、大変でした。
太郎山の山頂も素晴らしき展望!
右端に見えているのが先ほどの小太郎山で、手前の稜線を伝ってここまで登ってきました。
男体山と中禅寺湖ももちろん見えてます。
特に惹かれたのが日光白根山方面の山深い景色。
こうして見ると本当に山だらけ。
中央右に小さく見えている湖が刈込湖だろうか。あそこから登ってきたと思うと、余計に感慨深いものがあります。
山頂でしばし休憩して下山路へ。
ここからは三本松方面へひたすら下る道になります。
出だしから早々、結構な斜度。
途中ですれ違う人もチラホラいましたが、皆さん辛そうでした。
しばらく下ると、突然視界が開けた草原風景に出ます。こちらがお花畑。
標高2200mというまだ山の上ながらも、ここら一帯だけ平地が広がるという不思議空間。
お花畑という名前ですが、シカの食害などの影響により、残念ながら現在は花はほとんど咲かない草原地帯になっています。
その後もひたすら下り道。お花畑から先で何度かガレたトラバース路を横切るので要注意です。
足元が部分的に砂で不安定なところもあったりします。
落石の危険もあるので早く通過しましょう。
その後も急な下り坂で、部分的にロープが設置されている箇所もあります。
登るのが辛かったですが下るのもツライ。それが太郎山。
その後、道が緩やかになってくると、再びシャクナゲの群生地に出くわしました。
こちらは広い範囲に咲いていて、今回一番の群生ポイントだったと思います。
この花なんかは形も整っていてとても綺麗でした。
見事な咲きっぷり。ちょうど満開のタイミングで来れて良かったです。
山頂の稜線付近はまだ花も少なかったので、6月上旬ごろまでは見頃が続くと思います。
こうして急な下り坂を終えて登山口に到着。
あとは道なりに林道を歩いて行くだけです。
ただし、この林道歩きがまぁ長い。
序盤こそ、新緑が綺麗で気持ちいいなぁ~とか思ってましたが、すぐに無の境地になって黙々と歩みを進めるモードになりました。
舗装路になってからも長い。そして暑い!
この区間はマイカーだろうが公共交通だろうが歩くしかないので頑張りましょう。
こうして林道を歩き続けて三本松に到着。
ご覧の通りここは道の駅のように売店などがあるので、バスの時間まで暇つぶし可能です。
バスも30分に1本あるのが嬉しいところ。
三本松バス停から東武日光駅までバスに乗ってこの日の登山が終了。
帰りのバスは途中から満車で、道路渋滞も発生して20分くらい遅れての到着でしたとさ。
やっと登りに行けた日光の太郎山。
タフな縦走コースでしたが、景色の変化が目まぐるしくてとても面白かったです。狙っていたシャクナゲも綺麗に咲いていました。
そして序盤の刈込湖!エメラルドグリーンの輝きが絶景でした。
例年、シャクナゲの開花は5月下旬から6月中旬頃。まだしばらくは見頃が続くと思うので、良ければ行ってみてください。
【日程】
2026年5月30日
【コースタイム】
7:25 湯元温泉バス停
8:30 刈込湖
9:00 切込湖
9:30 涸沼
9:50 太郎山登山口
10:30 山王帽子山
11:40 小太郎山
12:10 太郎山
12:30 お花畑
13:40 登山口
15:00 三本松バス停
お目当ては箱根周辺の山にのみ自生する「サンショウバラ」。例年5月下旬から6月が見頃ですが、サンショウバラの丘では早くも咲き始めていて、一部の木では満開に近い開花状況でした。
駿河小山駅から明神峠行きのバスが利用できます。
全体的に歩きやすく富士山の展望もあって面白い縦走コースでしたが、サンショウバラのシーズンはヤマビル注意。
今週は丹沢の不老山。
限られた場所にしか咲かない貴重な「サンショウバラ」が自生しているため、毎年開花シーズンに賑わう山です。
例年、5月下旬から6月上旬あたりが見ごろで、自分もサンショウバラの時期に登ろうと思っていたのですが、調べてみたらここはヤマビルの巣窟らしい……。
ヒルとの闘いは勘弁なので、なるべく雨が多くなる前にと5月中旬の少し早めの時期に登りに行ってみました。
不老山へ電車とバスの公共交通で行く場合、駿河小山駅から明神峠行きのバスが利用できます。
サンショウバラの開花シーズンはバスも長蛇の列ができるそうですが、やはり5月16日は少し時期が早かったのか。乗客の数も思っていたほどではなく全部で30人くらいでした。
増便が出ることもなく、1台のバスに全員余裕で乗り込んで出発。
30分ほどの乗車時間で朝の8時40分に明神峠に到着。
この明神峠行きのバスは往路しかないので、帰りは駅まで直接下りるか他のバス停まで下りることになります。
自分は不老山を経由して下山は駿河小山駅まで歩きました。
この明神峠~不老山~駿河小山駅のルートは「富士箱根トレイル」という縦走コースの一部になっています。
この富士箱根トレイルの存在を知ったのは今年最初の登山でのこと。その時は立山~三国山の区間を歩いたのですが、その道の雰囲気がとても気に入っていつか踏破したいなと。
そして、ここ明神峠から三国山までは片道1時間程度。
ということで、まずは明神峠から三国山を目指して、富士箱根トレイルの軌跡を繋げることにしました。
明神峠から三国山のルート側にあるこちらの建物がトイレ。今回のルート上ではここにしかトイレはなかったです。
三国山までの登山道、出だしは非常に緩やかで歩きやすい。そして新緑がとても綺麗。
少し意外だったのが、バスに乗ってきた人たちの大半が三国山の方へ登りに行ってました。自分はこの後、明神峠まで引き返して不老山を目指しますが、他の方はおそらく山中湖側へ下りる模様。
てっきり不老山のサンショウバラを求めて来たのかと思ってましたが、そうじゃなかったのか。
トレイルの途中、たまに視界が開けるところからは麓の街と相模湾が見渡せます。
空気がやや霞んでいたので、煌びやかな海!と言えるほどではなかったですが、湾の形はくっきり見えてました。
ちなみに富士山については、三国山までの道中で見えるポイントはなかったです。
しばらく歩いていったん林道と交錯します。ここが三国山東登山口。
三国山へは道路の反対側から再び登山道へ入って行きますが、交通量が意外と多いので横断注意です。
山頂までは残り30分程度ですが、この先が急登になります。
出だし15分くらいは頑張りどころ。
急な斜面を登って行くと、一度鉄塔のある所に出て景色も開けます。
振り返って見る山並みは丹沢の山々。
この土日は気持ちの良い青空で、塔ノ岳あたりはきっと混んでいるんでしょうね。
梅雨入り前の駆け込みシーズンですな。
その後は道も緩やかなになって、新緑が綺麗な尾根道をまっすぐ登って行きます。
登山道脇ではツツジもチラホラ咲いていました。
こうして三国山に到着。
今年の1月3日に登りに来て以来、2回目の登頂。前回は冬の雪景色だったので、当たり前ですが山の印象が全然違いました。
綺麗な緑の森に囲まれた三国山もいいですね。樹々の合間から富士山を眺めつつしばし休憩。
今日の目的の1つ、明神峠から三国山までの区間が無事につながりました。
三国山の登頂を果たして来た道を戻ります。
途中では同じバスに乗っていた方々と多数すれ違い。改めて突っ込みたくなる、みなさん不老山じゃなかったんかい、と。
とはいえ、この三国山~明神峠の区間も素晴らしい道。富士箱根トレイルらしく歩きやすいコースでした。
明神峠まで戻ってきて、反対側の登山口から不老山を目指します。
ここからが今日の本番。
少し先へ行くと景色が開けて、箱根の山々が見渡せました。
富士箱根トレイルは市街地を挟んであちらの金時山の方まで延びているルート。これからも少しずつ歩いていって、いつか箱根と富士山を繋げてみたいです。
不老山までのルートも非常に歩きやすく快適でした。
この日の下界の気温は25℃を超える夏日でしたが、山の中に入れば意外と涼しく、歩いている分には心地よい。
しばらく歩くと明神山に到着。
この標識が非常に気付きづらかったのでお見逃しなきよう。進行方向右手の木に掲げられています。
その後も緩やかな尾根道。
新緑の森が美しいことこの上ない。このフレッシュグリーンを栄養に、また一週間のオフィスワークも頑張れるってものです。
次なるピーク、湯船山に到着。
展望はないですが、立派な標識が用意されていました。
その先も新緑の森が広がる快適なトレイル。
アップダウンはあるものの、1つ1つは短いのでそれほど疲れずに歩けてます。
さらに進むと白くらの頭というピークに到着。
ここも展望はないですが、木漏れ日差し込む明るい山頂。吹き抜ける風も涼しくて雰囲気は最高です。
マイナスイオンを感じずにはいられない。
その後はしばらく下り坂。
直立不動の並木道の合間を突っ切るように下っていきます。
横に広いですが、ピンクテープもあるので迷うことはありません。
途中には切り開かれた草原フィールドもあったり。
不老山までは長い道のりですが、景色の変化も色々とあって面白い。
楽しく歩けてます。
下り切ったところが峰坂峠。
木製のベンチとテーブルが用意されてました。陽が差し込んで、ここの雰囲気も非常に良かったです。
登山道の途中にあった倒木のオブジェ。
アート作品のようにも見えてくる。
そうして進んで行くと、今回の登山のお目当てであるサンショウバラを発見!
このピンクの花が本日最初のサンショウバラでした。
位置で言うとサンショウバラの丘の10分ほど手前。ここらあたりから群生が始まるので、開花シーズンに訪れた際はぜひ周りを探索してみてください。
ここら辺はお花見ロードで、サンショウバラ以外にも色々な花が咲いてました。
こちらの白い花、あじさいに似ていますがなんでしょうか?
(追記:コメントでヤブデマリと教えていただきました。kobitokuさん、ありがとうございました!)
その先がいよいよサンショウバラの群生エリア。
登山道の脇にある木のほとんどがサンショウバラのようで、探してみると綺麗に花咲かせている木も多かったです。
1日で散ってしまうことから「一日花」とも呼ばれている非常に儚いサンショウバラ。ゆえに、開花間もない時期ですが、足元を見ればすでに散っている花もあったりします。
1つ1つ咲くタイミングも異なるので、満開を狙うというよりはその時に出会った花を愛でるのが正しい嗜み方なのかもしれないです。
こうしてサンショウバラの丘に到着。
その名の通り、サンショウバラがたくさん咲く群生ポイント。
不老山の山頂にもサンショウバラはありますが、こちらの方が標高が低いので、不老山よりも前に満開を迎えます。
当たりを見回すと、サンショウバラがたくさん咲いていました。
日当たりの違いによるものなのか、咲いている木と咲いていない木が顕著で、一部ではすでに満開を迎えている開花状況でした。
サンショウバラの丘は展望も素晴らしくて、歩いてきた方角を見ると見事な富士山を眺めることができます。
手前に広がるサンショウバラと合わせて絶景ポイント。
広々とした芝生が敷かれているので、休憩場所としても最適です。
サンショウバラの写真をつらつらと載せておきます。
5月中旬という少し早めの時期ながらもこれだけの花が見れるので、天気が比較的安定するこの辺りに登るのもお勧めかもしれません。
初めてなもんでピーク時との比較はできないですが、初見でも十分満足できるほどの花は咲いていました。
例年、サンショウバラが満開となるのは5月下旬頃。
確かに蕾もたくさんあって、まだまだこの先もしばらくはサンショウバラを楽しめそうな感じでした。
5月下旬に来れたら良いのですが、そのあたりになると梅雨入り前で天気とのタイミングが合わなかったり、ヤマビルが活発に動き出したり……。なかなか難しいです。
この日見た一番の美人さん。
開花したての花はその姿も美しくて、ポツンと咲いている花こそ目を惹きます。
箱根界隈の山にしか咲かない希少性も相まって、なおさら可憐に見えるぞ。
サンショウバラの丘から目の前に見えているのが不老山。
この先の道も開放的な草原風景で非常に気持ちの良いところです。
今日のトレイルで一番気に入ったのがこのあたり。
振り返れば富士山も見える素晴らしい道。
最高じゃないか。
しばらく下ると世附峠(よづくとうげ)に到着。
ここから右へ進路を取れば、駿河小山駅へエスケープすることもできます。
自分は直進して不老山へ。
ここからの登り返しが結構つらかったですが、この坂が本日最後の登りになるので頑張りましょう。
登り切ったところが不老山(南峰)。
左に見えている標識の上にご注目。
金太郎の小さい銅像が置かれていました。
不老山は山域的には丹沢に含まれますが、こうして金太郎を見かけると限りなく箱根(足柄)に近い場所なんだと気付かされます。
不老山のピークとされるのは、ここから5分ほど先にある北峰。
ほぼ平坦な道を進んで行けばたどり着きます。
こちらのベンチのある所が不老山の山頂。標高は928m。
標識の背後に立っている木もサンショウバラですが、さすがにここはまだ開花していませんでした。
先ほどのサンショウバラの丘の開花が終盤を迎える6月上旬あたりが見ごろのようです。
不老山を無事に登り切ってあとは下山するだけ。
先ほどの南峰まで戻って、生土経由のルートで下山すべく尾根道を直進して行きます。
この分岐にも金太郎像があるのですが、注目すべきはその下。
ヤマビル発生中!の看板。
事前に「不老山 サンショウバラ」で検索すると、必ず目にするのがヒル被害の記事。
いまだにヒルに出会ったことはないのですが、出会いたくもないのでこの日は対策を万全にしてあります。標識に書かれている「厚手の靴下とストッキング着用」「ヤマビルファイター散布済み」「日の当たる場所で休憩徹底」。さらにはゲイターまで装備して挑んでおります。
その甲斐あったのか、それとも地面が渇いていてヤマビル自体いなかったのか定かではないですが、結果的にヤマビルに会うことはなく下山できました。
もしかしたら私の下山スピードにヒルがついて来れなかったのかもしれないが(グハハハッ!)
他の方の山行記録を見ていると雨上がりは相当悲惨な状況になるらしいので、地面が湿っている場合は要注意です。
下山は単調な道でしたが、途中に一ヶ所開ける鉄塔ポイントがあってそこから富士山を見渡せました。
若干雲が出て頭だけ薄っすらと見えている状況でしたが、一日通して青空が広がってくれて良かったです。
しばらく下ると林道と合流。
この後はひたすらこの林道を歩いて行けばいいのですが、駅まではだいぶ距離があるので気を抜かないようにしましょう。
意外とこの林道歩きが長かったです。
途中にあった名もなき滝。
ヒルの巣窟なだけあって、この辺りは水が豊富。見ている分には清涼感あって癒されます。
さらに進むと、神縄断層なる場所に到着。
山の斜面を見ても断層っぽい箇所は見受けられませんでしたが、プレートの境目の延長線上にある断層らしく、地震が発生しやすい場所だとか。
標識を熟読し、また一つ賢くなった気になって下山していきます。
その後も単調な林道歩きでしたが、その終盤で出会ったのが巨大なヘビ!
ヘビが大の苦手の自分にとっては鳥肌立ちまくりのシーンでしたが、向こうからそそくさと逃げてくれたのでその逃走模様を撮ってやる。
お互い相手にビビって解散となりました。
そうして駿河小山駅まで歩いて本日のハイキングが完了。
朝の賑わいが嘘のように静かな駅舎でした。
ここから御殿場線に乗って松田駅から小田急線に乗り換えて東京へと帰りましたとさ。
お目当てのサンショウバラ、少し時期が早いかと思いましたが無事に咲いていてくれて良かったです。5月中旬はまだバスもそこまで混雑していなく、登山道も静かだったので意外と狙い目なのかもしれません。
富士箱根トレイルも非常に歩きやすく、展望も随所にあって面白い縦走コースでした。
開花シーズンの本番はこれからなので、良ければ行ってみてください。
【日程】
2026年5月16日
【コースタイム】
8:40 明神峠
9:30 三国山
10:15 明神峠
10:30 明神山
10:50 湯船山
11:05 白くらの頭
12:00 サンショウバラの丘
12:30 世附峠
13:00 不老山
14:40 駿河小山駅