この度、Salon de Monogoto(小樽)にて、オープンハウス兼秋のBBQ会を開催します。
昨今の新築事情は頭を悩ませることばかりですが、考えてばかりいても仕方ありません。
外の空気でも吸い、舌鼓を打ちながら、家づくりについて肩肘張らずに交流できる場を設けようと思います。
微力ながら、専門家ならではの知恵と知識がお役に立てるのではないかと思います。
当日は、心ばかりの手料理とBBQを振る舞いますので、お休みがてら体験を通じて家づくりについて考えてみてはいかがでしょう。


【Salon de Monogotoは、省エネルギー性と北海道の豊かな自然環境の両立を目指した、ご体験いただけるサロン(家づくり相談窓口)です。】
<場所>Salon de Monogoto
<開催日時> 9/20(日) 12:00-17:00
<参加要件>弊社で家づくりをご検討、もしくは数年以内に新築のご計画のある方、または、すでに弊社と交友関係にある方。
<参加人数>2組または6名まで
<お申込み>こちらから。
参加人数・ご連絡先・ご住所を記入の上、お申込みください。追ってこちらからご連絡差し上げます。
尚、参加人数や駐車台数の関係により、やむを得ず抽選となることがございますので、ご了承ください。
<申込み締切り>9/13まで翌日回答
本来の家づくりは、ひとがひとを助け、自分の家づくりが他のひとの家づくりにつながっていました。
そこで札幌のマンションリノベーションでは、自分たちのやれるところから家づくりを始めてみることにしました。
そうは言っても、素人に家づくりなんてできるのだろうか。
そんなふうに思われる方もいるかもしれません。
でも、考えてみれば、元々家はそこら辺にある材料で、自分たちで作っていたわけです。
何も今日のように、特殊な材料や機械を用いて、特別な技術を駆使しようというわけではありません。
加えて、今は昔と違い、誰でも簡単にできるように道具や材料が進化しています。
私たちの目指すのは、誰でもできる、ごくありふれた作業です。
誰しも、小さい頃はハサミやノリを使って工作した経験があると思います。
もしかすると、今も作るのが好きで、何かしら作りたいとうずうずしている方もいらっしゃいます。
一方、家づくりは、工務店との連携作業です。
作業の邪魔になるようなことはできません。
元々は、金額を抑えるには、クロスしか選択肢がないという中で、
お施主さんは塗装や塗り壁が希望でした。
確かに、一般的な建築コストでは、塗装よりクロスの方が安いです。
ですが、後々のことを考えると、クロスは手入れをすることが困難です。
お施主さんは、海外の家のように、自分たちの家を自分たちの手で補修していくことを望まれていました。
自分たちで手入れをすることで、味わいが増し、愛着が増していくことを望まれていました。
そこで、自らも作る私のような立場の人間が、お施主さんと一緒にできることを見極め、作業に取り組んでいます。
今回は初回で、お施主さんとともに、壁や天井の塗装補修のためのパテ処理を一緒にやりました。
ちなみに、道具や材料はこちらで揃えるので、家づくりに参加する意思さえあれば、誰でも気軽に始められます。
お施主さんとともに、工事現場を覗き、作業をすることで、
自分の家がどうなっているのか、どのようにすればメンテナンスが出来るのか、
参加することで見えてくることが沢山あります。
続く

今春、昨年竣工した「円山の家」の一年点検に行って参りました。
一年経って、改めて住み心地や不具合がないか確認し、設計がうまくいったかどうか、今後の改善などの指針にさせていただいております。
この「円山の家」は、計画時にコロナが猛威をふるい、その後のウッドショック、急激な物価高騰の煽りを受け、お話しをいただいた当初のご予算から乖離していく中で、大変心苦しく、辛抱強くお付き合いいただきました。
このほど、お忙しい中にもかかわらず、家づくりのレビュー(外部サイト)を頂戴しましたので、下記にご紹介いたします。
弊社でこれから家づくりをご検討の方のご参考になればと思います。
「本州から移住してきたこともあり、札幌に住み雪国の暮らしを知る建築家にお願いしたいと思い、たくさんの公式サイトやFacebookで作風やお人柄を読み込みました。ヨシダさんの建てられた家はどれも個性があり、施主の要望が反映されている一方で、「見えない居心地」という共通のコンセプトが貫かれているのを感じ、この方なら自分の話にも耳を傾け、一緒に考えてくださるのではないかと思い、お願いすることにしました。
冬の寒さや夏の暑さをしのげる充分なスペックに加え、
風呂場から見える坪庭、階段を上りながら空が見えてくる大きな窓、ソファにころがると見える森の緑、外の風を感じられるインナーテラス….
日常の中で、ちょっとした潤いを感じられるものに目が行き、家にいながら外の空気を感じられる、とても心地の良い家が出来上がりました。
ヨシダさんと家を建てるまでの時間は、敷地や建築条件、要望、予算など、さまざまな条件をクリアしながら、「最適解」を共に導き出していく、濃密な時間でした。
ときには、施主の無理難題を受け止め、全体のバランスを見ながら整理してくださったことは、心強く、大変ありがたかったです。
そのようにして出来上がった家ですので、もう一度建てる気力はありません(笑)。また、建てる必要もなく満足しております。
これからもメンテナンスについてアドバイスをいただきながら、大切に住み続けていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。」
関連項目:「お施主さまの声9」
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生き物の巣について。
生命の進化とともに生き物の巣も進化しているかというと、必ずしもそうではない。
環境が許せばまともな巣をつくらない種も多く、また、どの生き物の巣にも完成がないということに気がつく。
それに比べて、人間の住まいはかなり特殊である。
裸一貫で森を出て、住まいなくして住めない環境に赴き、自分ひとりでは作れない住まい方を選んだ。
そして今日では、「完成品」を買うことが家を持つことと同義になってしまっている。
そもそも、ひとの協力を得て家を建てるということは、人間が社会的なつながりを必要としているということである。
そこには、「お互いさま」という暗黙の了解が存在した。
それがいつの間にか、家は人生でたった一度の買う物になってしまった。
未経験のひとが、たった一度を失敗しないように、作る側もそれに応えようとするために、
家の値段は期待という重圧に押し上げられてゆく。
それでも今日、時間を惜しんで買うこともできるが、もはや、ごく普通の幸せを願う家族にとって、家は手の届かない存在になりつつある。
そこには、家はすべて買う対象であるという前提と、家はこうあらねばならないという思い込みがある。
果たして、本来の家づくりのように、ひとがひとを助け、自分の家づくりが他のひとの家づくりにつながるような、そんな家の作り方はないものだろうか模索している。
家づくりを自分たちのやれるところから始めてみると、買い揃えるのとは異なる、今の時代にあった家の持ち方が見えてくるような気がします。
この度、工務店とお施主さんのご協力の元、そんな自分たちのための家づくりを始めました。
このような家づくりにご興味のある方は、ご一報ください。
先日、昨年竣工した「いまの家」の1年点検に行って参りました。
1年というときが過ぎ、住まいがお施主さんの生活に馴染んでいて、竣工当初よりも素敵な雰囲気になっていました。
ところどころの微調整はありましたが、住まい勝手も特段大きな問題もなく、安心いたしました。
この1年点検で感想をいただける日は、毎回どきどきします。
工事中、それこそ最大限の努力はいたしておりますが、それがすべて実生活においてフィットするかどうかは、やはり住んで一年経過してみないとなんともわからないのです。
このほどレビュー(外部サイト)をいただきましたので、ここに紹介いたします。
「## きっかけ – 知人が建築家による設計で家を建てて、とても良かったと勧められていました。知人が北海道で私に合いそうな建築家としてアトリエモノゴトのヨシダさんを探し出してくれました。
## コンセプト
– 家族構成が固まっていたので、長く住む家だったらどんな家が良いか。
– 家族はそれぞれ敏感なので、一人の時間を大事にできる静かな個室がある家にしたかった。
## 設計
– いろいろな家族の要望を引き出して、時間をかけて何度も作り直して家を形にしてくれました。
– 家に住むまでのワクワク感は今までに経験できないものでした。
– 例えをうまく使った説明、物理的な模型による視覚的な説明がとてもわかりやすく完成がイメージしやすかったです。
– テラスを家に設ける設計思想は私たちも気に入りました。
– ヨシダさん設計の家をいくつか見学することができてとても参考になりました。
## 工事中
– 工事中も決めることが多いのですが、決める優先度や提案がシャープだったのでそんなに悩まなかったです。
– 工事をしている様子を見学したり、現場の人と話したりできたので安心でした。
## 住んでみて
– 夏も冬も快適で以前よりも家にいる時間が長くなった気がします。
– 家の構造が少し複雑なのですが、それが生活にマッチしているからなのか落ち着きます。
– 使っている素材がシンプルだけど上品な見た目で飽きないです。
## これから建てる人へ
– 建築家と家を立てるメリットは、予め決められた間取りや構造に家族のニーズを納めるのではなく、家族のニーズから構造を考えるので、「どうしたいか」をうまく伝えられたらとても住みやすいやすい家になります。
– 私たちのようにすごく決めることが慎重だったり、平面から空間を把握するのが苦手だったりでハウスメーカーのテンポについていけない人には納得感が全然違うのでおすすめてです。
– 家の快適性の基準がスペックではなく、実際に自分で設計して住んだ経験から来ているので住んでから聞いていたのと違うということが少ないと思います。
– 土地と建物が別だと銀行の住宅ローンが限定されたり、手付金や中間金などの完成するまでのお金のやりくりに苦労しました。
– 収納などは、住んでみないとわからないこともあるのでちょっとだけ余裕を持たせた方が良いです。
– 冬に家中が暖かすぎてお米や野菜を置く場所に困ることあるので場所を考えた方が良いです。」
関連項目:「お施主さんの声8」
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この時期、北海道の景観は瞬く間に変化していきます。
寡黙に冬を耐え忍んだ生命は、春分を境に日増しに延びる陽の光に照らされて甦り、景色は静寂と無彩色の世界から一変していきます。
われわれもその他の生き物同様に、これをガラス越しに傍観しているだけでは飽き足らず、外の世界に飛び出したくなる衝動に駆られます。
Salon de Monogotoでは、この北国ならではの季節を最高度に愉しむため、手入れを含めて、自然と触れ合う暮らしを大切にしています。
そういえば、フィンランドの人たちの春の過ごし方もこんなだったなと、地球上に暮らす生き物に共通する振る舞いだということに気づくのです。


【Salon de Monogoto は、家づくりを検討している方を対象に、北海道の豊かな暮らしをご体験いただくサロンです。】
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例年になく雪が多かったのにも関わらず、北海道の春の陽射しは、何事もなかったように全てを日常へと戻して行きます。
小樽のSalon de Monogotoでは、雪解けを待つこの時期に、手のかかる家の手入れを済ませます。

太陽が力を増す前のこの時期が汗もかかず、春を気持ちよく迎えるのに一番適していると行きつきました。
土間では薪ストーブを焚べながら冬道具の片付けをし、BBQの舞台へとまもなく模様替えです。
例年5,6月は多くの方が遊びにいらっしゃるので、週末のご予約はお早めにご連絡ください。皆様のお越しをお待ちしております。
【Salon de Monogoto は、家づくりを検討している方を対象に、北海道の豊かな暮らしをご体験いただくサロンです。】
ご予約はこちらから→

先日、四半世紀ぶりに会社時代の同期に会いました。
そこで出た話しで、「人間は人工的な環境に居れば居るほど、我儘になる」という言葉に、なるほど、そんな言い回しもあるものだなと感心した次第です。
つまり、どうにもならないことと弁えている環境下では、暑さ寒さに対して人間はある程度寛容であるが、制御できると知った環境下では、ほんの少しの不快も人間は我慢しなくなるということを意味していました。換言すれば、人間は思い通りにならない場合、創意工夫して僅かな変化にも喜びを見出すものだが、思い通りになるとわかった瞬間、何も考えなくなる、ということでしょうか。
ちょうど読んでいた幸田露伴の本にも、似たようなことが書いてありました。
「人類は自意識が旺盛であるから、自己の行動はすべて自己がこれを為すように感じて居て、自然がこれを為さしめて居るところがあるように感ぜぬのが常である。・・・自意識の旺盛なるままに、自然が我に加うる所以のものが存することを忘れて居るのは、観察の智が不円満であるとせねばならぬ。」
お互い歳は取りましたが、話す内容もそれなりに成長していることを実感した瞬間でした。
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弊社設計の「北の家」が、1/22(木)夜10時より、日本テレビ系列の『見取り図の間取り図ミステリー』で放映されます。
寒冷地の暮らしをより豊かにするための要素をコンパクトにまとめた「北の家」シリーズの第1号で、本州の方々に「北の暮らしの知恵」がどのように映ったか、放映が愉しみです。
番組サイト:「不思議な間取り図にまつわる謎」をクイズ形式で解き明かしていく『見取り図の間取り図ミステリー』毎週木曜よる10時放送!
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