Impact Soundworksと人気YouTuberであり、2026年の「Eurovision Song Contest」出演アーティストでもある LOOK MUM NO COMPUTER(Sam Battle氏)とのコラボレーションから生まれた『Circle Drone of Doom』は、直感的な操作と、ダークで分厚く歪んだサウンドが特徴のKontakt Player(無償)対応ドローン・シンセ音源です。
本製品ならではの太いアナログの質感を活かし、王道のドローン・サウンドはもちろん、複雑にうねるノイズから重厚なテクスチャまで多彩なサウンドを生み出します。
音源のコアとなるのは、円周上に配置された6個のロウ・アナログ・オシレーターです。
それぞれ独立してチューニングが可能で、「MORE」ノブを回すと1ボイスにつき最大48個までオシレーターを増やせます。
さらに「THICK」でデチューンやステレオの広がりを加え、「SHAPE」で波形を滑らかにモーフィングできます。中央の「UNITY」ノブを回して全オシレーターをタイトなユニゾンに束ね上げれば、分厚いレイヤー・サウンドを構築できます。
加えて、独自開発のデュアルステージ・ディストーションが、軽やかなクランチから激しいドライブ・サウンドまで、音のキャラクターを自在にコントロールします。
ダークなパッドや分厚いリード、タイトなベースなど、即戦力となる125種類以上のプリセットを収録しています。直感的な操作でクリエイターのインスピレーションを刺激します。
サイバーパンクな世界観を彩るサウンドスケープやダンジョン探索の劇伴、モダン・メタルのギタートラックへのダブリングなど、幅広く活躍します。
終末感を漂わせる、本製品のダークでインダストリアルなサウンドを、ぜひ製品ページでチェックしてみてください!
SONICWIRE BLOG 発明系アーティストとのコラボで生まれた、ダークで分厚く歪んだドローン・シンセ音源が登場!]]>@media screen and (max-width: 640px) { .pad-sp { padding: 15px; } }
現在「sonible ユーザーレビュー投稿キャンペーン」を開催中です。
人気の「smart:」シリーズなど、対象期間中にsonible製品のレビューをご投稿いただいた方の中から、抽選で30名様にSONICWIREポイント【1,000円分】をプレゼントいたします!
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2026年9月16日(水)〜 2026年10月5日(月)
SONICWIREで販売中のsonible全製品(※無償製品、現在販売を終了した製品は対象外)
当選者様には、キャンペーン終了後にSONICWIREアカウントへご登録のメールアドレス宛にご連絡いたします。
対象製品に投稿したユーザーレビューを期間中に削除された場合は、抽選の対象外となります。
レビューの投稿方法
※初めてレビュー投稿をする方は、ユーザーネームの設定画面が表示されます。お好きなユーザーネームを設定の上、続けてレビューを投稿ください。
sonible製品ユーザーの先輩として、使ってみた感想やおすすめのポイントをぜひ教えてください。良い点も気になった点も、あなたの声が次に選ぶお客様の「道しるべ」になります。
SONICWIRE BLOG 【抽選で1,000pt当たる】sonible 製品のユーザーレビューを投稿しよう]]>2011年にリリースされた「GFM Psypan」は、バイノーラル・パンニングやトラックの広がりを生み出すツールとして、15年以上にわたって多くのエンジニアに愛用されてきました。
その実績をベースに、AUBURN SOUNDSが2026年に送り出したのが『Psypan 2』です。
単なるアップデートに留まらず、さまざまなステレオ処理のアイデアを試せる探求型ツールボックスへと進化を遂げました。
最大の特徴は、17種類ものパンモードを搭載している点(フリーエディションでは10種類)。
両耳間時間差(Interaural Time Difference)や両耳間レベル差(Interaural Level Difference)を利用したものから、「PanLaw」、「DualPan」、あるいは「Haas効果」やモジュレーション・エフェクトを利用したものまで、現代の定位処理の総集編とも評するべく充実した内容となっています。
音源の中央定位を保ちたい場合、あるいは宙ぶらりんに浮遊させたい場合など、状況に合わせて最適なアルゴリズムを選択しましょう。
描く音の世界に動きや広がり、存在感が欲しいというときにこそ本製品は秘められた底力を発揮します。
バイノーラル・パンニングのリアルな処理から、コーラスやダブラーを使った個性的なFX処理まで、1つのプラグインの中で多種多様なアプローチを思いつくままに試すことができます。
小さくまとまらない、ダイナミックな音作りのために、本製品をワークフローに組み込んでみてはいかがでしょうか。
SONICWIRE BLOG 17種類ものパンモードを搭載!AUBURN SOUNDS『Psypan 2』]]>最近、音楽制作の現場でも急速に注目を集めている「AI」技術。
ニュースやSNSで見かける機会は増えたものの、「AIとはなるべく距離を置きたい」という感情から、「実際のところ、自分の曲作りにどう活かせるの?」と疑問や興味を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、クリエイターとAIとの関係性を見つめなおす実践的な場として、EnterTech Universityと一般社団法人 日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ(JSPA)共催による「AI作曲プラクティス講座」の第一弾が、2025年4月から約4カ月間にわたり開催されました。
本記事では、同講座の最終発表会にて見事「浅田祐介賞」を受賞された音楽家のSatsuki Okuda氏にインタビューを実施!受講当時は「音楽は好きだけれど、ひとつの曲として形にするまでに至らず躓いていた」というSatsuki Okuda氏。受賞曲となった『YASUGI Grooves!』の制作裏話も交えつつ、音楽経験はあるが、一人で楽曲を完成させられないと悩む音楽家の視点で、リアルな「AI」活用法や講座を通じて得た実践的なノウハウについてたっぷりと語っていただきました。
SONICWIRE: 都会的でムーディーな空気感に和楽器が溶け込んだ素敵な楽曲『YASUGI Grooves!』ですが、まずは今回の制作において、AIを使ってみた率直なご感想を教えていただけますか?
Satsuki Okuda: 今までは1人でクオリティの高い楽曲を作ることができませんでしたが、講座で教えていただいたAIを活用することで、最終的に1人で楽曲を完成させられたことに自分でも驚きました。
AIがあることで、楽曲制作に特別なスキルは必要なくなりつつあると実感しています。
本楽曲については「Suno」と一緒に制作しましたが、プロンプトから生成してもらう手法の場合は、どんなものを作りたいのかきちんと言語化できているかが重要になってきますね。この楽曲については最初に「島根県安来市の紹介ソング」というコンセプトが自分の中で決まっていたため、上手くいったのだと思います。
SONICWIRE: ご自身の楽曲のクオリティを上げるために、AI作曲プラクティス講座を受講したとお伺いしました。当時の制作環境や、目標としていた楽曲などがあれば教えていただきたいです。
Satsuki Okuda: 当時の制作環境としては、ノートPC、MIDIキーボード(61鍵盤)、オーディオインターフェイス、ヘッドホン、モニタースピーカーを持っていました。
アレンジもできるようになりたいと、ソフト音源も各楽器1つずつは持っていたのですが、アレンジやミックスについては個人的にハードルが高く感じており、使いこなせていませんでした。
目標としていた特定の楽曲はありませんでしたが、アイドル楽曲を好んで聴いていたこともあり、AIを使うことでそのような楽曲を作れるようになりたいという期待を持っていました。
SONICWIRE: 楽曲のクオリティを上げるために、今回の制作では具体的にどの工程でAIを活用されましたか?実際に取り入れてみて、手応えを感じた瞬間や、特に印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。
Satsuki Okuda: コンセプトは私の中で決まっていたため、そのコンセプトをもとに歌詞を作成する工程で「ChatGPT」を活用しました。また、楽曲自体は歌詞と曲調の雰囲気を「Suno」にプロンプトを渡して作成しました。
1発で自分が思ったような楽曲はできないため、「ChatGPT」にも「Suno」にも何度もプロンプトを渡し、生成を繰り返しながら制作しました。
壁打ちをしている中で「YASUGI Grooves」という良いワードが出た時や、自分好みの曲が生成された時は、一気に曲を作ることが楽しくなりました。
※今回は特別に、受賞楽曲の『初音ミク NT』歌唱バージョンもご制作いただきました!
SONICWIRE: 実際にAIを使ってみて「作曲初心者だからこそ難しかった部分」を率直に教えてください。「ここが改善されれば」と感じる部分や、未来への期待感などもお伺いしたいです。
Satsuki Okuda: ツールによってはAIが生成したものを材料として使い、自分で曲にするまでに応用・発展させることは難しく、大変でした。
例えば、「AIVA」というツールのMIDIデータ生成機能を試したときは、そのMIDIデータを自分のDAWで鳴らした後、ここからどうやって広げればいいのかわからず、使いどころに悩むことがありました。
SONICWIRE: そうした課題も踏まえて、「これから楽曲のクオリティを上げたい」と考えている方にとって、AIを活用する最大のメリットは何だと感じましたか?また実際に、ご自身の活動にどんな良い効果があったのか、具体例を交えて教えていただけますか?
Satsuki Okuda: 楽曲分析や耳コピにかかる時間を削減できたことが一番のメリットでした。
講座では『EZbass』のオーディオ→MIDI変換機能を活用した楽曲コピーのTipsを紹介していただき、ツールは違いますが同様の機能を活用しています。
私はコライトにおいて、トップライナーとしてメロディやコードなどの楽曲の骨組みを作る役割が多いため、制作の前段階でリファレンス楽曲のメロディやコードなどの特徴を調べる時に、AIが役に立っています。
手順①:サンプルのオーディオデータに『Studio One』の「ステム分割」機能を適用

島根県安来市出身。
一般企業で会社員として勤めながら、音楽による地域おこしを目的に地元吹奏楽団やアンサンブルでバスクラリネット奏者、キーボーディストとして地域イベントでの演奏に積極的に参加。地域音楽コーディネーターの資格を保持。
2025年4月〜8月のEnterTech University オープン講座「AI作曲プラクティス講座」にて制作した、島根県安来市の紹介ソング『YASUGI Grooves!』が浅田祐介賞を受賞。
■配信予定時刻
2026年9月14日(月) 18:00~
■対象番組
「グラミー賞獲得エンジニアが来日!ミックスにおける『低域』と『サウンドフィールド』の重要性と勘どころを解説」
本配信にて講師を務める予定のRobin Reumers氏ですが、天候不順によるフライトへの影響で、急遽本日の来日が叶わない状況となりました。それに伴い、誠に残念ではございますが、本日の該当番組の配信は中止とさせていただきます。
今回は天候という避けられない事情による見送りとなりましたが、Robin氏の来日が改めて実現した際には、ぜひ皆様に素晴らしいノウハウを共有できる場を再企画したいと考えております。
本日の配信を楽しみにしてスケジュールを空けてくださっていた皆様には、直前での変更となりますこと、何卒ご了承いただけますようお願いいたします。
SONICWIRE BLOG 【お知らせ】2026年9月14日(月) 18時配信予定のYouTubeライブ番組の中止について]]>ティン・ホイッスル(Tin Whistle)は、ブリキ(Tin)の板を丸めて整形し、穴を開けて作られたシンプルな笛から発展したといわれる、アイルランドやスコットランドを中心に伝統音楽に使われる管楽器です。ペニー・ホイッスル(Penny Whistle)とも呼ばれ、この名前で音源を収録している製品もあります。比較的安価に購入できることから、いわゆる「ケルト音楽」が好きな方の中には、実際に持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
セッションの現場でもファンタジー作品の劇伴でも目立つ「花形ポジション」の楽器ですが、生演奏を念頭に置いて作曲する場合は頭に入れておくべき「伝統楽器ならではの特徴」があります。
この記事では、そんなティン・ホイッスルのサウンドを使って曲を作ってみたい方のために、楽器の特徴や生演奏を意識した音の選び方などを、実際にティン・ホイッスルの演奏経験がある「奏者側」の視点も含めて解説します。
ガイドラインのひとつとして、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
※ティン・ホイッスルより1オクターブ低い音を演奏できるロー・ホイッスルという楽器もありますが、今回はそちらは解説に含めないものとします。
ティン・ホイッスルの基本構造は、簡潔に言えば「指穴が6つあるシンプルな縦笛」です。基本的には金属製ですが、樹脂製や木製の楽器も幅広く使われています。
ティン・ホイッスルには、クラリネットやサックスのように一番低い音に応じて複数種類の「管」があります。ただし、ティン・ホイッスルは「D管」が一般的ですが、楽曲のキーやセッションを行う楽器に応じて、「C管」や「B♭管」などD管ではない楽器が使われることがあります。
また生楽器としてのティン・ホイッスルは、ダイアトニック・スケールを基本に作られているため「苦手なピッチ」があり、加えて息の強さに応じて音が微妙に変化します。
そのため、生演奏を想定して打ち込みをする場合、すべての音が正確なピッチで演奏されるとは限らない点に留意することが、ティン・ホイッスルのサウンドとうまく向き合うコツと言えるでしょう。
ティン・ホイッスルの音域は、「一番下の音から2オクターブ」が基本です。ただし、メジャースケールを前提に作られたダイアトニックな楽器であることには注意が必要です。
ティン・ホイッスルはD管の場合、Dメジャースケールと平行調のBナチュラルマイナースケール、Eドリアンスケール、Aミクソリディアンスケールが得意で、Gメジャースケールもしばしば演奏されますが、それ以外の音階の演奏は難易度が高くなります。
これは、小学校のリコーダー(縦笛)の授業を思い出すと分かりやすいでしょう。小学校で練習するリコーダーは、一般的にはCメジャースケールを基本として作られており、スケールに無い音を出すには工夫が必要です。筆者も、指穴を半分開けたり、2つに分かれている指穴を片方だけふさいだりする操作に苦労した覚えがあります。
ただ、♭VIIの音(D管の場合C♮)だけは例外的で、GメジャースケールやDミクソリディアンスケールの構成要素として「頻繁に吹かれる音」として認識されています。運指も比較的簡単な部類です。
まとめると、D管の場合、D4~D6の2オクターブ(Dメジャースケール内)がスムーズに演奏できる音階、C5、C6が比較的簡単な音階、それ以外が演奏が比較的難しい音階といえます。
ティン・ホイッスルを演奏するには複雑な指の動きが求められるため、特に密度の高いパッセージになると、「その楽器が出しやすい音」かどうかは演奏の難易度に大きく影響します。
そのため、上で挙げた以外のスケールのメロディーでティン・ホイッスルのサウンドを使いたい場合には、D管以外のティン・ホイッスルも選択肢に加わります。
現代的なプロジェクトの経験が多い奏者だと、異なるキーのティン・ホイッスルを複数本持っているケースも少なくありません。生演奏を依頼する場合は、ぜひ相談しながら進めてみましょう。
伝統音楽において、ティン・ホイッスルの演奏は楽譜通りだけではなく、しばしば楽譜に書かれない装飾音が用いられます。
これらは、主に長い音を区切ることで同音連打を演奏する役割を果たすものです。ソフト音源においても、他のオーケストラ楽器のようにアーティキュレーションやサンプルが用意されている場合が多く見られます。
伝統音楽ではない音楽であっても、これらの装飾音を要所で使いこなせれば、より本格的な響きを目指すことができます。今回は主だった装飾音を、奏法別に3種類紹介します!
※やりすぎ注意!
装飾音は魅力的ですが、与えられた役割を超えて過剰に使いすぎると結果的にくどくなり、ティン・ホイッスル特有の軽快さが損なわれたり、他のパートと調和しなくなる可能性があります。
本格派を目指すなら、ぜひリファレンスを聞きながらチャレンジしてみてください!
Impact Soundworksの『Ventus Winds Tin Whistle』は、2016年にリリースされて以来変わらず人気を集める定番のティン・ホイッスル音源です。
ティン・ホイッスルらしいまっすぐなサウンドが特徴で、「花形」らしい華やかな雰囲気が簡単に演出できます。
主要なアーティキュレーションも完備し、劇伴や「民族調」楽曲で使われるD管のティン・ホイッスルに求められる演奏はほぼ再現できます。
言わずと知れたVienna Symphonic Libraryも、ティン・ホイッスル音源をリリースしています。
『Synchron Tin Whistles』は、低くなるほどウォームで高くなるほどトレブリーになるティン・ホイッスルの質感を見事にとらえ、G管、D管、C管、A管、F管の5種類のティン・ホイッスルや、D管のロー・ホイッスルを収録するなど、現代的なコンポジションでの使用にも堪える隙の無さが魅力です。
すでにVienna Symphonic Libraryの製品を活用している方や、繊細な表現にこだわりたい方にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。
「ケルト音楽」総合音源の決定版として名高い、Engine Audioの『Celtic ERA 2』にも、ティン・ホイッスルの音源が収録されています。
高機能なティン・ホイッスルやロー・ホイッスルのほか、イーリアンパイプやバウロンなどの珍しい民族楽器、カルニクスやコルヌといった古楽器まで収録した充実のパッケージです。
様々な民族楽器や古楽器を使った「ケルト音楽的」なアンサンブルにチャレンジしたい方におすすめです。
ここまでティン・ホイッスルについて集中的に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
酒場から戦闘シーンまで、幅広いシーンを鮮烈に彩る「あの笛」のサウンドを使いたい!という方のガイドラインの一つになれたなら幸いです!
今回の解説をまとめると、次のようになります。
「ティン・ホイッスル」集中解説
SONICWIREでは、ティン・ホイッスル以外にも様々な伝統楽器のソフト音源をラインナップしています。
いわゆる「ケルト音楽」に強い総合音源から、ピンポイントに地域や楽器を絞ったものまで、シネマティックな世界観にも最適な壮大なサウンドを表現できる製品が満載です。ぜひチェックしてみてください!
SONICWIRE BLOG 【あの笛】異世界ファンタジー作品の劇伴でよく聴く「ティン・ホイッスル」を集中解説!]]>Vengeance Soundによる、人気シンセ『Avenger 2』に内蔵されていた強力なエフェクトエンジン『Q4ntum』が、UIの完全刷新、新たなエフェクト、ランダマイザー機能を備え、独立したスタンドアロンのエフェクト・プラグインとして解き放たれました。
従来のディレイプラグインとは一線を画す、3つの独立したディレイエンジンを核に持ち、それぞれをスタンドアロンのFXプロセッサーとしても動作させられる、強力なマルチエフェクターとしての顔も持つ一品。
『Avenger 2』の枠を飛び出したことで自由度が飛躍的に向上し、あらゆる外部オーディオソースへ強力なエフェクトを適用できるようになっています。
3系統のディレイレイヤーに各3つのFXスロット、またマスターレイヤーにも3スロット、と贅沢にも計12のFXスロットを装備。
各スロットに27種類のエフェクトからお好きなものをロードでき、フィードバックループ内でエフェクトを処理する独自のアーキテクチャにより、ワビサビな音色の変化から激しく崩壊するようなサウンドデザインまで、ありとあらゆる表現を思いつくままに構築できます。
マスターレイヤーにはリバーブとウェットシグナル・マキシマイザーも備わり、1台完結、高品質な音作りを実現します。
高品質なモジュレーションシステムも見逃せません。
テンポ同期のステップシーケンサーや自由形状のエンベロープを使い、個々のスロットのパラメーターを動かすことで、入力信号の存在感を凌ぎかねないディレイサウンドが生み出されます。
ディレイ、リズム、モジュレーション、空間系、サウンドデザインと幅広いカテゴリをカバーする673ものプリセットを備え、導入したその日からインスピレーションの源として欠かせない存在となるでしょう。
シンプルなワークフローはクリエイターの実験精神を刺激し、トラックに色気やダイナミズム、ときには爆発力を加えます。
ディレイとして使うのはもちろん、オーディエンスの心を奪うリズミックなマルチエフェクトとしても効果抜群。柔軟性が『Q4ntum』の何よりの魅力です。
SONICWIRE BLOG AvengerのDNAを継ぐマルチエフェクター「Q4ntum」がスタンドアロンのエフェクト・プラグインとして登場!]]>『転生したらスライムだった件』や『憂国のモリアーティ』などの音楽を手掛けるクリエイター、R・O・N氏。
ピアノ、ギター、ベースといった楽器演奏から高度なオーケストラアレンジまでを一人で完結させる圧倒的なスキルで、多くのアーティストから厚い信頼を寄せられています。
プロの音楽家として長く活躍するためには何が必要なのか?今回はR・O・N氏に、制作に必要不可欠な機材や作曲家とアーティストの視点の違い、クリエイターとしてキャリアを築くための考え方をお伺いしました。
自己紹介をお願いいたします。
R・O・Nと申します。作詞、作編曲家として活動しているほか、STEREO DIVE FOUNDATIONとしてアニメ主題歌を歌っています。
幼少期から作曲家になるまでを振り返りつつ、ご自身の音楽的なバックグラウンドについてお聞かせください。
音楽の原体験としてはリチャード・クレイダーマンです。4歳の頃、夕食時によく親が流していたことでピアノに興味を持ち、レッスンに行きたいとねだっていたようです。その後ゲーム音楽に興味を持ち、中学校でバンドや打ち込み音楽を邦洋問わず聴くようになり、高校生で本格的に作曲を始めました。大学生の頃自身で歌うようになりオーディションに参加し、在学中に楽曲提供の仕事を始めました。
普段使用しているDAW、ヘッドフォン/スピーカー、オーディオインターフェイスを教えてください。

複数の楽器を演奏されると伺いましたが、普段演奏する楽器を教えていただけますか?
ギター、ベース、鍵盤を演奏します。写真のギターは、仕事を本格的に始め、ライブ出演も決まったことで奮発して買ったヒストリックです。以来20年以上、メインギターとして使用しています。Bigsby(ビグズビー:ギターのブリッジ)でP90(ギターのピックアップ)のイケてる見た目は勿論、クリーンから歪みまでオールラウンドに使えるサウンドで非常に気に入っています。

ソフト音源・プラグインで「これがないと仕事にならない」というものを教えてください。
「Serum」「Superior Drummer」「Kontakt」やSpectrasonics社製品全般、Fabfilter社製品全般。これだけあれば歌ものから劇伴まで様々なジャンルのオーダーに対応できるかと思います。
作曲家としての音楽活動と、アーティストとしての音楽活動でそれぞれ大切にしていることを教えてください。
いい曲を作るために実践していることや、意識していることを教えていただけますか?
作曲家としてのキャリアを築く起点となった出来事について教えていただけますか?
初めての仕事はランティス(バンダイナムコミュージックライブ)さんで、声優の方への楽曲提供でした。この楽曲がきっかけで多くのアニメソングに携わらせていただくことになったと思います。
今まで制作した楽曲の中で、一番印象に残っている楽曲について教えてください。
2001年の「Sony Music Audition」で3次審査まで行った曲です。それをきっかけに音楽キャリアに広がりを得たと思います。いつかリメイクして発表したいのですが、なかなか機会がなくしまい込んでいます。
音楽人生で一番強く印象に残っていることは何ですか?
新しい経験や初めての挑戦は記憶に強く残っています。オーディション通過、楽曲提供、ソロデビュー、バンドデビュー、オリコン1位、コンペ通過、ライブ活動、海外公演。それぞれの節目で思い出があります。
プロの作曲家として活躍するためには、どのようなスキルや努力が必要ですか?
スキルとしては最低限の音に対するセンスがあれば大丈夫だと思います。理論を知らずともディスコード(不協和音)を直感的に気持ち悪いと思う音感や、既存曲の耳コピを無理なく行える技術があればできると思います。また人の気持ちを理解しようと努めたり、想像できる力や会話力があったりすると、色々なシチュエーションで役に立つでしょう。
とりわけ一番大事なことは音楽をずっと一番好きでいることです。ジャンルレスに全ての音楽を愛して吸収していくことは、重要なことだと実感しています。
生成AIや制作ツールの進化が進む中、これからの作曲家・アーティストに求められる力は何だと思いますか?
ビジネス的な観点でいくとブランド力の比重が高まっていくことになるのかもしれません。
とはいえ、ツールの進化というものはこれまで幾度も起こってきたイベントであり、どの時代においても乗りこなすことは必要不可欠でした。新しい創作の方法論を生み出すアーティストが出てくることと思います。
それと同時に「本物の演奏」の需要も増していくでしょう。ライブ演奏や生楽器収録など、今以上に必要とされるのではないでしょうか。実際に楽器が演奏でき、様々な楽器の譜面が書ける音楽家はより求められていくのかもしれません。
今後、作曲家・アーティストとして挑戦してみたいことや目標を教えてください。
自分が本当に作りたい曲を探すこと。それが目標であり挑戦なのではないかと考えています。
日々仕事に追われ「自分らしさ」を見失ってしまうのは、現代人あるあるだと思います。そんな中、自分と向き合う時間や仕事以外の時間を作って楽しむための音楽を作ってみるというのは素敵なことなのではないかと思っています。
あとは、新しい楽器の練習なんかもしてみたいですね。最近新しくブズーキ(ギリシャやアイルランドの音楽で使われる長い首と丸い胴体を持つ弦楽器)を買ったのですが、民族楽器収集沼のほとりが見えたようでした。(実はトランペット、サックス、アコーディオン、篠笛、ティンホイッスル、バンジョー、その他沢山の楽器が自宅にあったりするのです。)
『転生したらスライムだった件』や『憂国のモリアーティ』などの音楽を手掛けるクリエイター、R・O・N氏。
今回は、アニメや映画などで流れる劇伴音楽向けのシネマティック音源に特化した「Keepforest」社製品をプロの視点からレビューしていただきました。
音質や操作感について詳細なご意見をいただきましたので、本製品を購入したいと思っている方も、新たなシネマティック音源を検討中の方も是非最後までご覧ください!
一聴して太いサウンドが印象的でした。低音弦もしっかりクリアに出ており、取り回しも良いと感じました。
モダンなサウンドを求める方にはピッタリな音源だと思います。リフものをメインに取り扱うのであればバッチリハマるのではないでしょうか。基本的にクリーンギターで収録されているようで、ペダルやアンプ、キャビのセッティングは自由にできる状態です。必要十分な選択肢が提供されてはいますが、こだわるのであれば、アンプシミュレーターを別で使っても面白いかもしれません。
UIも整理されており、ロードしてすぐ分かる使いやすさがあると思います。「GLOBAL MENU」から音色をオートプレイしながら好みのサウンドを探すのが簡単でおすすめです。アンプのセッティングに関しても簡素化されており、方向性をパッと決められる良いバランスの設計だと感じます。

主に緊張感を出したい時のパーカッションとして有効なライブラリだと思いました。時計由来のサウンドのほか、IMPACTやキック、スネアが収録されているので、基本的なドラムループは構築できます。他にはBASSやPULSEも多少収録されています。面白かったのが鐘のサウンドが入っていたことです。時計といえばということなんでしょうか。
サウンド面では実機が丁寧に収録されている印象で、リアルな質感がとても良いです。ループにオーガニックな印象を持たせたい時にエッセンスとしてトッピングするとオリジナリティのあるサウンドが作れると思います。また、リズムのセクションでは多数のmidiが用意されているので、プリセットからランダムに選んで再生するだけで即戦力です。
UIは非常に分かりやすいので迷うことはないと思います。ど真ん中の時計が音を出す度に時間が進んでいくのがとても良く、奥の機構も常に動いているのが見えてとてもオシャレです。UIは意外と大事で、使用の満足度に貢献してくれるものだと思っています。

「これ一つでトレイラーミュージック制作が完結する」と言えるほどの音源です。DRUMS、BASS、PULSEやSFX類のほかリード向けのサウンドも多少収録されています。全体的なサウンドとしてはハイブリッドな雰囲気で、モダンなスコアリングにバッチリとハマる内容です。特にサウンドメイクしなくてもそのままで完成された音になっているので、ロードしてすぐに迫力のあるサウンドが手に入ります。いわゆるトレイラーミュージックのあの質感の音です。もちろんEFFECTSも搭載されているので、音作りを追い込むこともできます。個人的にはTONAL FXのセクションのサウンドがお気に入りで、割と頻繁に使っています。
UI周りも整理されているので、難しいことはないと思います。メインページがリバーブとADSR、LPFとベロシティ・センシティビティだけですので、そのまま使ってねと言わんばかりのUIですね。

こちらもモダン寄りの質感ですが、パーカッション専用機です。音程のある楽器はありません。オーケストラパーカッションのような音も収録されていますが、メインはハイブリッドな音色です。そのため、スケールの大きいアクションものなどに有用だと思います。こちらも入念に音作りされているので、ロードしてすぐ使える気軽さがあります。先の『Warzone』の音にもう少し何か足したいけど・・・というときに最適だと思います。Super Snare Drumsというパッチがあるのですが、一般的なスネアを想像すると驚くかもしれません。非常にハイパーなサウンドです。
UI周りも他ライブラリと同様に簡単設計です。そのままの使用でも十分ですが、パーカッション専用機ということで、メインページでマイクポジションがすぐ触れるようになっています。
またそれぞれのパッチに、トランジエントやボディなど要素に分かれたパッチが用意されているので、もうちょっとアタックが欲しいとか、もうちょっとローエンドが欲しいなど、音作りも追い込めるようになっています。

Keepforest製品はどんなジャンル・シーンの制作で活躍しそうですか?
4つとも劇伴制作においては活用する機会が多いと思います。カッコよくてモダンな要素が求められるアクションシーンにはぴったりだと思います。
歌モノ領域についても、アクセントとして使うのに良いと思います。例えばドロップでカッコよいリフが作りたい時にAppexでシンセリフを作ったり、ビルドでFerrumのループを使ってみたり、バラードの平歌部分に質感のあるドラムループを入れたい時にWATCHKEEPERのフォーリーサウンドを利用したり。ジャンルを問わず、インパクト含めSFXはいくつあっても良いと思うので、Warzoneも色々なシーンで使えると思います。
現代のポップスはハイブリッドなものが増えているので、どのライブラリでもそのままスッと馴染んでいく印象です。
R・O・Nさんはご自身でギターを演奏されると思いますが、ギタリスト視点から『Appex – Modern Trailer Guitar』を見て、8弦のギターサウンドや収録されたリフに魅力を感じますか?
ギタリストとして見ると弾いてしまった方が早いと思いますが、例えばリフを構築した後にチョップするようなトラックを作る場合はあえてAppexを使うのもありだと思います。
8弦を所有していない場合にも、実機のギターの代替としてリフを作れるところは魅力だと思います。特にDjentやModern Metalにはピッタリで、そのまま使ってもアンサンブルでは自然に馴染むクオリティのリフが多数収録されています。もしも打ち込みギターっぽく感じる箇所があった場合は、自分で調整してより自然に聞かせるように工夫できるのがうれしいポイントです。
またEDMやCyberpunkといったセクションには先述したシンセリフ的な使い方が出来るものが収録されており、ギターとしてではなく、シンセとして有用な側面もあります。実際の制作場面でもシンセリフとして使っていて、ポストで更に歪ませたりカットアップしたりと、リフ作成音源として重宝しています。
他のデベロッパーのシネマティック音源と比べて、どういったところが「Keepforest」製品の強みだと思われますか。
即戦力になる音作りと、モダンハイブリッドなジャンルに特化している点が強みだと思います。またサウンドデザインが現代に寄っているので、劇伴音楽、歌もの問わず近代的な質感を表現するのに活躍できるのではないでしょうか。
音圧が高めでインパクトがあり、低域が力強いサウンドが欲しい方にはピッタリのデベロッパーだと思います。
「まず1製品選ぶならこれ」という製品はどれですか?お選びになった理由と合わせて教えてください。
個人的には『EVOLUTION: DEVASTATOR WARZONE』を選びます。アクション多めの劇伴を書くときにこれがあれば対応できる範囲が確保されるからです。歌もの適性が高いサウンドも多数収録されているので、総合的に使用頻度が高いです。ポップスにシネマティックな雰囲気を取り入れたいと考えている方にもおすすめします。