この記事の著者:大東志塾 氷野教室の先生
大東市にある個別指導塾「大東志塾 氷野教室」の先生。地域の子は地域で育てるという教室理念のもと、子どもたちの「志」を育て、それぞれの目標を実現できるよう日々の教室運営や進路指導をしています。
こんにちは!大東志塾 氷野教室です。
「漢文を勉強しているのに、なかなか覚えられない」
「返り点や書き下し文がよく分からず、テストで間違えてしまう」
このような悩みを抱えている中学生もいるのではないでしょうか。
漢文は、返り点や書き下し文など、普段の文章とは違うルールが出てくるため、難しく感じることがあります。
しかし、覚えられないからといって、何度も答えを暗記するだけでは、問題を解けるようにならないこともあります。
大切なのは、どこでつまずいているのかを確認し、自分に合った勉強方法を選ぶことです。今回は、漢文が覚えられない原因と、定期テストに向けた正しい勉強の進め方を解説します。
この記事でわかること
- 漢文が覚えられない主な原因
- 返り点・書き下し文・意味の学習順序
- 間違えた問題を解き直す方法
- 定期テスト前に取り組みたい復習方法
漢文が覚えられないのはなぜ?
漢文が苦手なときは、まず自分がどこで困っているのかを整理してみましょう。原因が分かると、何を復習すればよいかも見えてきます。
1.返り点のルールが曖昧になっている
レ点や一二点を覚えていても、実際の文章で読む順番を判断できなければ、書き下し文を正しく作ることは難しくなります。
まずは返り点のルールを確認し、どの漢字をどの順番で読むのかを、自分で説明できるか試してみましょう。
2.書き下し文や意味を丸暗記している
教科書の答えを覚えることも大切ですが、読む順番や文の意味を理解していないと、出題の仕方が変わったときに対応できない場合があります。
答えを暗記するだけでなく、なぜその順番で読むのか、どのように書き下し文になるのかを確認することが大切です。
3.丸付けをして終わりにしている
問題を解いて丸付けをしただけでは、間違えた部分が身についたとは限りません。
読む順番を間違えたのか、書き下し文の表記を間違えたのか、それとも意味を理解できていなかったのか。原因を確認しないまま次の問題に進むと、同じ間違いを繰り返すことがあります。
漢文の正しい覚え方は「順番に確認する」こと
漢文を勉強するときは、読む順番・書き下し文・意味を一度に覚えようとせず、一つずつ確認していきましょう。
ステップ1.返り点を見て読む順番を確認する
まずは、レ点や一二点のルールに従って、どの漢字をどの順番で読むのかを確認します。読む順番を指で追ってみるのも一つの方法です。
ステップ2.書き下し文を自分で書いてみる
読む順番が分かったら、次は書き下し文を書いてみましょう。答えを見ながら写すのではなく、まずは自分で考えてから解答を確認します。
返り点の読み違いや、送り仮名・仮名遣いなどの間違いがないかを見直しましょう。
ステップ3.現代語訳で意味を確認する
最後に、書き下し文の意味を確認します。教科書や授業ノートの解説と照らし合わせながら、文章の内容を理解しましょう。
漢文を勉強するときの基本の流れ
読む順番を確認する
↓
書き下し文を書く
↓
現代語訳で意味を確認する
間違えた問題を解き直して、苦手を減らそう
漢文の勉強で大切なのは、正解できた問題を増やすことだけではありません。間違えた問題から、自分に足りない知識や理解を見つけることも重要です。
例えば、間違えた問題を次のように整理してみましょう。
- 読む順番を間違えた
- 書き下し文の表記を間違えた
- 言葉や文章の意味が分からなかった
原因が分かれば、次に何を復習すればよいかも見えてきます。読む順番を間違えたなら返り点のルールに戻り、意味が分からなかったなら教科書や授業ノートを確認するなど、必要な勉強を選びましょう。
解説を読んで分かったつもりにならず、少し時間を空けてから、もう一度自力で解いてみることも大切です。
定期テスト前は学校のワークや授業プリントを活用しよう
テスト前に新しい教材を増やす前に、まずは学校のワークや授業プリントを使って復習しましょう。
読む順番、書き下し文、意味をそれぞれ確認すると、自分がどこまで理解できているかを整理しやすくなります。
回数をこなすこと自体を目的にせず、答えを見ずに正しく解けるかを確認しましょう。間違えた問題には印をつけ、テスト前にもう一度解き直すのがおすすめです。
勉強のやり方を見直したい中学生へ
漢文に限らず、勉強しているのに思うように結果が出ないときは、学習内容だけでなく、勉強の進め方を見直すことも大切です。
「何を復習すればよいか分からない」「間違えた問題をどうやり直せばよいか分からない」という場合は、学習方法から整理してみましょう。
大東市にある個別指導塾「大東志塾」では、小学生・中学生を対象に、一人ひとりの学習状況に合わせた指導を行っています。
中学生の通常授業では、英語・数学・国語・理科・社会の中から、それぞれの学習状況に応じて取り組む内容を考えています。問題の解き方を教えるだけでなく、苦手な部分を確認し、何を優先して勉強するかといった「勉強のやり方」も大切にしています。
定期テストに向けて学習方法を見直したい方や、日頃の勉強に不安がある方は、大東志塾の中学生コースもぜひご覧ください。
まとめ
漢文が覚えられないときは、暗記量を増やす前に、どこでつまずいているのかを確認してみましょう。
大切なのは、次の流れです。
- 返り点を見て読む順番を確認する
- 書き下し文を自分で書いてみる
- 現代語訳で意味を理解する
- 間違えた原因を確認して解き直す
この流れを意識すれば、自分の苦手を一つずつ減らす勉強につなげられます。
まずは今日、学校のワークで間違えた漢文を一問選び、どこで間違えたのかを確認することから始めてみましょう。


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