Advertise with Googlier.com 認定NPO法人 日本アレルギー友の会 http://allergy.gr.jp 認定NPO法人 日本アレルギー友の会 Sun, 25 Oct 2026 08:06:51 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.27 第101回記念講演会(11月8日)のご案内 http://allergy.gr.jp/archives/3852 http://allergy.gr.jp/archives/3852#respond Sun, 27 Sep 2026 12:51:42 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3852 第101回 アトピー性皮膚炎・小児食物アレルギー・喘息 講演会とQ&A 講演会場参加とオンラインのハイブリッドで開催   テーマ:進化するアレルギー治療と賢い選択 あなたに合う最善の一歩へ    ... 続きを読む

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第101回 アトピー性皮膚炎・小児食物アレルギー・喘息 講演会とQ&A

講演会場参加とオンラインのハイブリッドで開催

 

テーマ:進化するアレルギー治療と賢い選択 あなたに合う最善の一歩へ

 

日時 2026年11月8日(日)13:00~16:00

場所 ワイム貸会議室神田(JR神田駅西口より徒歩5分) ※会場参加は先着30名

オンライン開催(ZOOM)(先着500名)

参加無料・要申込

 

アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ぜんそく、それぞれの疾患は以前とは異なり、新薬の登場や治療法、日常生活など日々進化しています。

あなたの知らない、最新情報を第一線で活躍される先生方から無料で得られるチャンスです。

ネットやSNSで得た情報が本当に合っているのか、今の治療を継続して正解なのか、変えるべきなのか。患者本人、家族の方、友人でも、講演会を聞くだけでも価値がありますので、後日配信も予定しておりますので、ぜひご参加ください。

 

【参加申込】

こちらから事前にお申し込みください。当日までに招待メールをお送りします。

(申込締切11月6日(金)17時)

申込はこちらから

 

講演会にご参加いただけなかった方、もう一度ご覧になりたい方は当日の講演の動画を配信しています。

ご希望の方はこちらの動画申込みフォームよりお申し込みください。

(11月30日締切)

 

第一部 講演 13:10〜

1 アトピー性皮膚炎治療を考える ~塗り薬・飲み薬・注射薬の使い分け~ 13:10〜

 日本医科大学千葉北総病院 皮膚科 講師 萩野 哲平 先生

 

2 食物アレルギー治療の新時代 ―「食べられる」を増やすために― 13:40〜

 昭和医科大学医学部 小児科学講座 講師 岡田 祐樹 先生

 

3 大人のぜんそく治療最前線 ~軽症から重症まで、一人一人にあった治療法を選ぶこつ~ 14:10〜

 東海大学医学部内科学系呼吸器内科領域 教授

東海大学医学部付属八王子病院 呼吸器内科 科長  斎藤純平 先生

 

第二部 Q&A 15:00〜

司会 安藤・間診療所 所長 坂本芳雄先生

   東京逓信病院皮膚科客員部長・あたご皮フ科副院長 江藤隆史先生

   帝京大学ちば総合医療センター第三内科(呼吸器)教授 山口正雄先生

 

毎回ご好評いただいているQ&Aを今回も開催いたします。

事前にご質問いただくか当日チャットでご質問ください、専門医にお答えいただきます。

皆さんのご質問を聞くことで、他の患者さんに役立つ情報があるかも知れません。他の患者さんのためにもぜひご質問をお寄せください。

なお、時間の都合上、すべてのご質問にはお答えできないこともありますので、ご了承ください。

 

主催 認定NPO法人 日本アレルギー友の会

後援 厚生労働省 東京都 千葉県

   独立行政法人環境再生保全機構 公益社団法人日本医師会

   公益財団法人日本アレルギー協会 一般社団法人日本アレルギー学会

   一般社団法人日本小児アレルギー学会 公益社団法人日本皮膚科学会

   日本臨床皮膚科医会

 

 

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法人賛助会員の企業にて社内講演を行う http://allergy.gr.jp/archives/3847 http://allergy.gr.jp/archives/3847#respond Sun, 27 Sep 2026 12:46:32 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3847 法人賛助会員の企業にて社内講演を行う   日本アレルギー友の会の会員として、岩城製薬株式会社様の社内講演会でお話しする機会をいただきました。   当日は、会場およびWeb参加を合わせて66名の社員の皆  ... 続きを読む

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法人賛助会員の企業にて社内講演を行う

 

日本アレルギー友の会の会員として、岩城製薬株式会社様の社内講演会でお話しする機会をいただきました。

 

当日は、会場およびWeb参加を合わせて66名の社員の皆様にご参加いただきました。

 

講演では、アトピー性皮膚炎のある息子を育ててきた母親として、症状が悪化し親子ともにつらい時期を過ごしたこと、治療に迷い悩んだこと、そして日本アレルギー友の会に出会い、正しい情報や同じ経験を持つ方々とのつながりに救われたことをお話ししました。

 

また、薬は皮膚の症状を治すだけでなく、本人や家族の心と身体、日々の生活を守ってくれるものであること、そして薬を正しく使うための情報を届け続けていただくことが、家族の安心につながり、治療を継続する力になることを、患者家族の立場からお伝えしました。

 

講演後には社員の皆様からご質問もいただき、アトピー性皮膚炎の治療や患者支援について一緒に考える貴重な時間となりました。

 

今回の講演を通して、患者さんやご家族の声を、医薬品や治療に関わる方々へ直接お伝えすることの大切さを、私自身も改めて感じました。

 

このような貴重な機会をいただきました岩城製薬株式会社の皆様に、心より御礼申し上げます。

 

小平 栄子

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おしゃべりカフェのご案内 http://allergy.gr.jp/archives/3825 http://allergy.gr.jp/archives/3825#respond Mon, 10 Aug 2026 10:07:29 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3825 ひとつでも当てはまったら「おしゃべりカフェ」へ ぜんそくやアトピーの悩みを患者同士で共有してみませんか?自分だけではなかった、そんな見方もあるんだときっといろいろと気づきがあるはずです。 その中からもっと良くなるためのき  ... 続きを読む

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ひとつでも当てはまったら「おしゃべりカフェ」へ
ぜんそくやアトピーの悩みを患者同士で共有してみませんか?自分だけではなかった、そんな見方もあるんだときっといろいろと気づきがあるはずです。

その中からもっと良くなるためのきっかけがみつかるかも知れないですよ。

 

【ぜんそく部門】
日時:2026年9月6日(日)13:00-15:00
オンライン開催(Zoom)

テーマ1 「ぜんそく治療と仕事の両立に悩んでいませんか?」
・明日仕事に行けるだろうか。
・職場にどう伝えようか
そんな悩みを話してみませんか。

テーマ2 フリートーク:日常生活での悩みを話してみませんか?
・家族や身近な人に苦しさをわかってもらえない
・この症状はよくなるのだろうか
・職場では言えない話ができた
・同じ悩みの人がいて安心した
・治療の工夫を聞けた

★オブザーバーとして管理薬剤師(ファーマライズ薬局東十条店)の黒木宏隆先生をお迎えします。お薬についても質問できます。

 

【アトピー部門】
~アトピー性皮膚炎について気軽におしゃべりしてみませんか~
日時  2026年9月27日(日)13:00-15:00
場所 当会事務所(対面で行います) 東京都江東区住吉(半蔵門線・都営新宿線 住吉駅より徒歩5分)

アトピー性皮膚炎にスキンケアが大事なのはわかっているけどみんなどうしているの?
日焼け対策、どんなことしてる? 普段の生活でアトピーと上手く付き合うために何か工夫してる?
毎日薬を塗るのは大変じゃない?いつまで治療しないといけないのだろう
などなど、アトピーに関することはもちろん、そうでない話題も大歓迎です!

 

●参加無料・要申込 

●お申込はこちらから
https://forms.gle/qFMziuX7uhsyYVyx5

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令和8年熊本地震のお見舞い http://allergy.gr.jp/archives/3820 http://allergy.gr.jp/archives/3820#respond Wed, 29 Jul 2026 12:37:16 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3820 会員の皆さま このたびの熊本地震により、当会幹部スタッフのご実家が被災し、ご家族が大きな不安の中で過ごされているとの報告を受けています。突然の災害により、心身ともにご負担が続いている状況に、深く案じております。 被災され  ... 続きを読む

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会員の皆さま

このたびの熊本地震により、当会幹部スタッフのご実家が被災し、ご家族が大きな不安の中で過ごされているとの報告を受けています。突然の災害により、心身ともにご負担が続いている状況に、深く案じております。
被災された方々が一日も早く安全と落ち着きを取り戻されることを願うとともに、当会としても必要な支援につながるよう、引き続き状況を確認してまいります。
会員の皆さまにおかれましても、地震の影響でお困りのことがございましたら、どうぞ遠慮なく当会へご相談ください。生活面・医療面を含め、可能な範囲で支援につながるよう努めてまいります。
皆さまの安全と心の平穏が一日も早く回復されますことを、心より願っております。

認定NPO法人 日本アレルギー友の会
理事長 武川篤之

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第42回日本小児臨床アレルギー学会に出展 http://allergy.gr.jp/archives/3810 http://allergy.gr.jp/archives/3810#respond Sun, 26 Jul 2026 10:12:28 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3810 第42回日本小児臨床アレルギー学会学術大会出展 会場:ウインクあいち 会長:長尾みづほ先生(国立病院機構三重病院臨床研究部) テーマ:つながる医療、つなぐ未来 ―小児アレルギー診療のこれまでとこれから―   2  ... 続きを読む

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第42回日本小児臨床アレルギー学会学術大会出展

会場:ウインクあいち

会長:長尾みづほ先生(国立病院機構三重病院臨床研究部)

テーマ:つながる医療、つなぐ未来 ―小児アレルギー診療のこれまでとこれから―

 

2026年7月11日(土)・12日(日)に開催された「第42回日本小児臨床アレルギー学会学術大会」に出展しました。こちらの学術大会に初めての出展でした。当会活動の紹介を通して、日頃、小児アレルギーに携わっている関係者の皆さまとの交流もできました。顧問の医師の先生方、当会主催講演会でお話しいただいた先生方にも直接、お礼を伝えることができました。 

ポスター前にて

 

出展ブースでは、今まで発行してきた機関紙「あおぞら」も掲示しました。「ネフィー」の特集の回について質問をされる方や、興味を持たれた方が多くいらっしゃいました。

会場では全体的に小児の食物アレルギーに焦点を合わせた出展の患者会のみなさま、企業の方々が多かった印象を受けました。

出展ブース会場

 

喘息関連では吸入器のデバイスも何社も出されており、そして、アトピー性皮膚炎関連では実演も行われており、ケア用品も充実している印象を受けました。

また、今回、わたしたちは名城大学の団体名「EpLlink」の学生の皆さまも一緒に掲示しました。食物アレルギーをもつ人が、より安心・安全に日常生活を送れる環境づくりを目指している学生プロジェクトのみなさまです。食物アレルギー当事者の「生の声」に耳を傾けながら、外部の団体や専門家と連携してより広く情報収集を行い、社会への啓発活動に取り組んでいらっしゃいます。

そのような、医療者と患者の関係性をより良くしたいという当会と同じ思いを持つ学生のみなさまと今回、ご一緒できた出会いに感謝しています。

当会顧問の西籐成雄先生とご一緒に記念撮影

 

出展におきましては、主催者の事務局の先生方、会場設営の企業の方々をはじめ、関わってくださった皆さま、出展に当たって、大変、お世話になりました。当日、足を運んでくださった医師、看護師、薬剤師、そして学生の皆さま、改めて感謝申し上げます。

 

レポート 庄田

 

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アトピーでも快適に生きる ―デュピクセント・イブグリース等新薬を使って― http://allergy.gr.jp/archives/3803 http://allergy.gr.jp/archives/3803#respond Sun, 26 Jul 2026 09:53:49 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3803 ライジン/田辺雷次郎(50代)   私が新薬でアトピー治療を始めたのが2020年の夏なので、ちょうど6年になります。 その間に使った新薬は、注射が2種類、飲み薬が2種類、塗り薬が3種類あります。 塗り薬は症状に  ... 続きを読む

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ライジン/田辺雷次郎(50代)

 

私が新薬でアトピー治療を始めたのが2020年の夏なので、ちょうど6年になります。

その間に使った新薬は、注射が2種類、飲み薬が2種類、塗り薬が3種類あります。

塗り薬は症状に応じてその都度使い分けていましたが、注射や飲み薬の新薬は毎回変えられるものではありません。その為、治療の「軸」を変更する事にはとても勇気と決断が必要でした。

 

〇薬を変更する決断

変更をためらった理由は、副作用が出るかもしれないことや、効き始めるまでに体調が不安定になるかもしれないこと、変更によってできるかもしれない抗体のこと、そして何より、色々な心配事にまた1から向き合わなければならないからです。

実際に主治医とは、血液検査の結果や、日々自分で撮り続けていた肌の写真を一緒に見ながら、小さな疑問や不安な想いを一つ一つ相談し、治療を進めていきました。

特に迷ったのは、「体には効いている。でも顔全体が赤くなっている。」という状態の時でした。

今使っている薬は一定の効果があるため、「ここまででも十分良い」と割り切るのか、

それとも「もっと自分に合う治療が見つかれば、今より快適な生活になる」と信じて新しい薬に挑戦するのか、その選択の時は本当に悩みました。

それ以外にも、思ったよりも効果が感じられなかった薬もあれば、副作用と思われる症状が出た薬もありました。結局は自分自身で試してみないと分からないのが現状です。

 

〇私はアトピーから解放されていない

最近私は、イブグリースからデュピクセントに「戻す」決断をしました。

新薬を使っていない頃と比べれば、血が出るまで搔きこわすことも、痒みで眠れなくなったりすることもありません。

しかし、日常生活の中で、「あ、痒いな」と感じる場面が少しづつ増え、その部分を無意識に触っている自分に気づきました。

実際に赤みや湿疹も出始め、ステロイドなどの塗り薬を使う頻度も増えてきていたのです。「前の方が良かった」と強く感じたのが決め手になりました。

また別の新薬では、アトピーの症状には効果があったものの、動悸のように心臓のリズムが乱れて胸が苦しく感じる症状が出たり、目の痒みが強くなり、目薬が手放せなくなったこともありました。

これらは副作用と思われる症状ですが、1つの症状が良くなる代わりに、別のことを我慢しなければならない現実に、「私はアトピーから解放されていないのだ」と思い知らされ、悲しくなりました。

 

〇アトピーでも快適に生きる

良い事ばかりではありませんでしたが、新薬治療を始めて後悔したことは一度もありません。なぜなら私自身のライフテーマである「アトピーでも快適に生きる」という目標は、確実に満たされつつあるからです。

私にとって「快適に生きる」とは、単にアトピーの症状が軽いことではありません。

まず、「アトピーであることを忘れて生活できること」

そして、「また悪化したらどうしようという不安がないこと」

更に、「もし症状が出ても、自分で気持ちを落ち着かせ、何をすれば良いのか判断できること」です。

私たち重症のアトピーの患者は、前日まで肌の状態が良くても、一晩寝ている間に掻き壊してしまい、翌朝に出掛けられなくなる経験を何度もしてきました。家族や友人との約束を守れず申し訳ない気持ちになるだけでなく、自分自身への怒りや情けなさを感じることもあります。

夜ぐっすり眠れること、好きな趣味を楽しめること、半袖を着られること。そうした普通の生活ができる喜びももちろんあります。

しかし、私にとって一番大きいのは、今まで毎日のように感じていた辛さや悲しみ、絶望や孤独を、もう感じ続けなくても良いことです。

あの頃の記憶が少しずつ薄れていき、昔の辛い記憶がフラッシュバックして眠れなくなることも、ここ数年は無くなりました。

それこそが、私のいう「アトピーでも快適に生きる」ということなのです。

SNSで知り合い、実際に会うようになったフォロワーさんが、「外出や旅行が出来ることが嬉しいのではない。その予定を立てられる事が嬉しい」と話してくれたことがあります。この言葉も、とても印象に残っています。

 

〇薬をいつまで使うのか

今、新薬ユーザーの多くの課題は、「いつまで新薬を使うか」という問題へ移りつつあります。

その背景には、「新薬で良くなった体を、今度はできるだけ薬に頼らず自分の力で維持したい」という前向きな思いと、「本当は新薬治療を続けたいけれど、費用の問題で継続できない」という現実の、二つの課題があります。

私はその二つを同時に叶えられる方法として、「注射を打つ間隔を少しずつ延ばす」という方法があると思っています。ただし、これは体の状態が十分に安定してから慎重に考えるべきことであり、計画性なく行うものではありません。

間隔が長ければ良いというものでもなく、自分の体調が1年というペースでどんな「波」があるのかを知っていることがとても大切だと感じています。

 

私たちアトピー患者には、症状を悪化させる要素が数多くあります。それらは季節の変わり目や花粉、黄砂、汗、寒暖差、年間を通した生活の変化などによって現れる、自分だけの「波」です。その波を知ることは、悪化を予防する事にもつながり、不安な気持ちを落ち着かせる材料にもなります。

「今回の悪化は花粉の影響だな」、「今回は寒暖差だ」、「汗が原因かもしれない」。そんな風に一年を通して自分の波を理解できるようになると、治療のパートナーとして伴走してくれる主治医とのコミュニケーションも、より深く、具体的なものになっていきます。その中で、いつまで使うのかは自ずと見えてくるのかも知れません。

薬に頼りすぎず、効果も維持しながら、経済的な負担も少なくする。そのバランスを多くの新薬ユーザーが今模索している最中です。

 

〇薬の変更に必要なこと―自分を観察する―

面倒くさいと感じるけど、結果的に自分のためになりました。

私の様に、「薬の種類そのものを変更しよう」と考える人や、「新薬をいつまで使うのか」考えている人に共通して言える大切なことは、「自分を観察すること」だと私は思っています。

私はデュピクセントを二度離れました。二回とも理由は、顔全体が赤くなってしまったことです。

「このまま続けるべきなのか」「別の薬の方が自分には合っているのではないか」と悩み、主治医とも相談した上で治療薬を変更しました。

もちろん、「ここまで効いているから満足しよう」と思う時もあります。

しかし調子が悪くなると、「せっかく高い治療費を払っているのに、このままでは嫌だ」と思う自分もいます。

その気持ちは決して贅沢なのではなく、「もっと普通に暮らしたい」という、ごく自然な願いでした。

そして、実際に他の薬を経験したことで分かったことは、顔以外の症状に関しては、私にとってはデュピクセントが最も安定していたということです。

一日の中で、「自分はアトピーなんだ」と意識する時間が最も少なく、生活全体を通してみると、一番安定して過ごせる薬だったことに、気づくことが出来ました。

見た目、かゆみ、手触り、検査の値、季節の波、そして心の安定は、自分を観察する事で分かります。

面倒くさいと感じるけど、結果的に自分のためになりました。

 

〇アトピーで諦めてきたことに挑戦できるようになった

私は、アトピーが最も重症だった頃、二十四時間かゆみが続く生活を送っていました。

掻き壊した全身の傷からは浸出液が出続け、その浸出液で衣類が肌に張り付き、お風呂に入るたびに衣類を「剥がして」から入浴していました。

朝起きた時に体から落ちる皮膚(落屑)の量は、どんぶり一杯では収まらないほどでした。

部屋を掃除しても直ぐに床が粉だらけになり、着替えるだけでも皮膚が大量に落ちていきます。

外出の準備にも三時間ほどかかり、出掛けること自体が嫌になっていきました。

また、その頃の私は、ただ体が辛いだけではありませんでした。

症状が悪くなるたびに予定を諦め、やる前から「どうせ無理だ」と思うようになりました。

「諦める」という考え方が、自分の中に当たり前のように染み付いていったのです。

やりたいことが出来ない悔しさ、人と同じ様に生活できない寂しさ、未来を思い描くことすら難しい絶望感を抱えながら、毎日を過ごしていました。だからこそ今の私は、迷った時には「挑戦する方」を選んでいます。

今の私は、少しずつですが、昔は諦めていたことに挑戦できるようになりました。

SNSで知り合った方と実際に会って交流したり、動画配信を通して視聴者の方々とのコミュニケーションを取ったり、アトピーが最もひどかった学生時代の友人と再会したり、長期の旅行へ出かけたり、深夜バスでの長距離移動に挑戦したりしています。一つ一つ「できた」という経験を積み重ねることが、とても嬉しいのです。

私は今、アトピーで動けなくて、悔しくて、寂しくて、辛かった時間を少しづつ埋めなおしている最中です。

ですがこの時間は、自分自身のためだけではありません。一番苦しかった頃、何度も支えてくれた家族や友人、主治医、そして同じアトピーと闘う仲間たちへの恩返しにもなると思っています。

 

〇私らしく生きる方法を探し続けてきた6年間

アトピー治療の新薬の挑戦は失敗することもあります。

私は治療を始めてから、新薬であっても万能でないことを知りました。効果も副作用、思うような結果にならないこともあります。

しかし、失敗したとしても、自分の体について新しく分かることがあります。

その積み重ねは、アトピーを諦めない気持ちにつながり、結果として自分を大切にすることや、自信にも繋がっているように感じます。

この6年間は、単に薬を変え続けた時間ではありません。自分の体と向き合い、自分を知り、主治医と一緒に試行錯誤して「私らしく生きる方法」を探し続けてきた時間でした。

新薬治療は単に症状を改善するためだけのものではなく、自分らしく生きるための「選択肢」を増やしてくれるものだと思っています。生きている間に、このような新しい治療が受けられる時代が来た事を、心から幸せに思います。

ただ今でも、「もっと良くなりたい」と思う日はあります。逆に、「今回はここまで維持できたから十分だ」と思える日もあります。

その繰り返しの中で、自分の体と向き合い続けることが、これからの私のアトピー治療なのだと思います。

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上野厚生労働大臣へ政策提言手交 http://allergy.gr.jp/archives/3791 http://allergy.gr.jp/archives/3791#respond Wed, 24 Jun 2026 15:00:03 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3791 6月16日にアトピー性皮膚炎 患者に寄り添う勉強会メンバーで上野賢一郎厚生労働大臣に「アトピー性皮膚炎患者に寄り添う勉強会が目指す政策」に関する提言をお渡ししてきました。   「誰もが適切な医療にアクセスできる  ... 続きを読む

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6月16日にアトピー性皮膚炎 患者に寄り添う勉強会メンバーで上野賢一郎厚生労働大臣に「アトピー性皮膚炎患者に寄り添う勉強会が目指す政策」に関する提言をお渡ししてきました。

使っている保湿剤の容器をみせて説明する

 

「誰もが適切な医療にアクセスできる社会の実現を目指して」ということで、昨年より患者代表として当会の荻野さん、丸山副理事長また皮膚科専門医として獨協医科大学皮膚科学講座井川健教授、関西医科大学皮膚科学講座谷崎英昭教授がアトピー性皮膚炎患者の疾病負荷や患者を取り巻く環境と最新治療について国会議員の皆様に講演をしてきました。

実際の処方薬の写真を見てご理解いただく上野大臣

 

今回はその記録をとりまとめ、提言として生物学的製剤、JAK阻害薬などの新薬がまだまだ治療の選択肢として認識されていないのが現状であり、患者本人、ご家族、そして医師への適切な情報提供とアクセスの改善、慢性疾患を有する方が使用するOTC類似薬の保険適用の継続等を要望しました。

皮膚科医の先生方からの提言も聞いていただく

 

当会の丸山副理事長からは現在の処方薬の写真や実際に処方されている保湿剤の容器を示し、「重症のアトピー性皮膚炎患者は長期間にわたりこれくらいの量の薬剤を必要としており、OTC類似薬の保険適用の継続は確実にお願いしたい」と要望しました。上野大臣は限られたお時間の中でじっくりと耳を傾けてくださり、「アレルギー 疾患対策の推進に関する基本指針」改正作業等において、ご要望を踏まえ検討していくとのお話をいただきました。

勉強会参加の議員様からの提言を聴く大臣

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実践講座とおしゃべりカフェレポート http://allergy.gr.jp/archives/3786 http://allergy.gr.jp/archives/3786#respond Wed, 24 Jun 2026 12:33:34 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3786 2月15日開催 アトピー部門 今回のおしゃべりカフェでは、まず「スキンケアと身だしなみの工夫」が話題に挙がりました。髭剃り時には、保湿を徹底することや電気シェーバーを使用するといったことが工夫として挙げられていました。肌  ... 続きを読む

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2月15日開催 アトピー部門

今回のおしゃべりカフェでは、まず「スキンケアと身だしなみの工夫」が話題に挙がりました。髭剃り時には、保湿を徹底することや電気シェーバーを使用するといったことが工夫として挙げられていました。肌を守るためには安さよりも質を重視し、ある程度の投資を惜しまない姿勢が感じられました。次に、「衣服の素材選びと洗濯」についてです。基本的に綿を好む意見が多い一方、本人の着心地が良ければ化学繊維(ポリエステルやレーヨン)でも問題ないという考え方も出されました。また、多くの参加者が、皮膚への刺激や香料を懸念して柔軟剤を使用していませんでした。治療薬であるデュピクセントについては、劇的に改善して生活の質(QOL)が上がった一方、毎日の保湿ケアは欠かせないという実体験も語られました。

実際に治療を進めていく中で、他のアトピー性皮膚炎患者が日常生活でどのような工夫をしているのかについて触れられる機会はなかなかありません。お互いの工夫やケア方法を共有することで、一人で悩まなくても良いのだ、と前向きな気持ちになることが出来ました。今回新たに学んだ日常生活の工夫やケア方法を、私自身も取り入れてみたいと思います。

リポート:種元七海

 

2月28日開催 ぜんそく部門

今回、おしゃべりカフェに初めて参加し、喘息の悩みや経験談について話し合いました。参加者は老若男女さまざまで、幅広い年代の方が集まり、それぞれの立場から体験や思いを共有していました。

 その中でも特に印象に残ったのは、喘息を持つお子さんを育てている方々のお話です。同じ境遇の方が何名かいらっしゃったため、子育ての中での工夫や困ったときの対処法など、実際の経験に基づいたアドバイスを聞くことができ、とても参考になりました。また、私自身も喘息を持っているため、自分の母も同じように悩みながら育ててくれていたのだと思い、改めて感謝の気持ちを強く感じました。

 さらに、病院では聞きづらいことや、限られた診察時間の中では聞けなかったことを管理薬剤師の黒木先生に相談している方もおり、普段の診察とは違う形で話を聞ける貴重な機会だと感じました。

 同じ患者同士だからこそ分かり合えることも多いと思います。おしゃべりカフェへの参加を検討している方は、ぜひ気軽な気持ちで参加してみてほしいです。

レポート:戸谷

 

3月15日開催 小児・食物アレルギー部門

『患者と医療者が本音で話す診察と治療の実情』をテーマに、医療者と対話をしながら「自分はどうしたいのか」を整理し、次の一歩を考える機会、として開催されました。

医療者として、小児アレルギーエデュケーターの舟木由乙世先生をお迎えし、不安や迷い等の気持ちを聞いてもらいながら、専門的なお話も伺うことができました。

自己紹介では、最近食べて美味しかった物として、米粉クッキーの実物を見せていただいたり、皆さんがいろいろと工夫して食を楽しんでいる様子が伝わってきました。

また事前質問の回答では、他科受診時のコミュニケーションの取り方、アレルゲンの自宅摂取を始める時の注意や心構えについて教えていただきました。

アレルゲンの食物摂取制限が長く続くと、食べられるようになってもその食物は生活に取り入れにくいこと、親が美味しいと感じる物でも子どもは違う、というお話が心に残りました。

参加者からは、自身の病気発症の経緯から今に至るまでの長い道のりのお話があり、信頼できる先生と出会うことの大切さや、自分の症状に納得して次の一歩に進むことがいかに大切であるか等、いろんなことを学ぶ良い機会となりました。 

レポート:太田

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小児アトピー性皮膚炎 市民公開講座にて講演 http://allergy.gr.jp/archives/3778 http://allergy.gr.jp/archives/3778#respond Wed, 24 Jun 2026 12:19:50 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3778 7月19日(日)にマルホ株式会社様の主催で、小児アトピー性皮膚炎の市民公開講座が開催されます。今回はアトピー性皮膚炎のお子さんを持つお母様として大阪狭山食物アレルギー・アトピーサークルの田野さんと幼少時からアトピー性皮膚  ... 続きを読む

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7月19日(日)にマルホ株式会社様の主催で、小児アトピー性皮膚炎の市民公開講座が開催されます。今回はアトピー性皮膚炎のお子さんを持つお母様として大阪狭山食物アレルギー・アトピーサークルの田野さんと幼少時からアトピー性皮膚炎を持つ丸山副理事長が「アトピー性皮膚炎があっても素晴らしい人生とするために」というタイトルで講演します。そのあとは当会顧問でもある九州大学皮膚科教授の中原先生の後援もあり、最後には全員でのQ&Aセッションもあります。オンラインですのい゛全国どこからでも参加できますし、後日配信もありますので是非ご参加ください。

 

お申込、ご質問はこちらから
https://kenkyuukai.jp/maruho/iihifu/260719

 

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第100回記念講演会レポート http://allergy.gr.jp/archives/3772 http://allergy.gr.jp/archives/3772#respond Wed, 24 Jun 2026 12:05:18 +0000 http://allergy.gr.jp/?p=3772 今回、第100回記念講演会にボランティアスタッフとして現地参加させていただきました。日本アレルギー友の会の運営メンバーや登壇者としてお越しくださった各専門医の先生方とも顔を合わせ、50年以上続くこの団体の歴史などを振り返  ... 続きを読む

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今回、第100回記念講演会にボランティアスタッフとして現地参加させていただきました。日本アレルギー友の会の運営メンバーや登壇者としてお越しくださった各専門医の先生方とも顔を合わせ、50年以上続くこの団体の歴史などを振り返りながら会の準備が着々と進んでいきました。

第100回記念講演会に際し、日本医師会の松本吉郎会長様より祝電をいただき披露させていただきました。

この回に臨む前は「医療従事者のための研究発表の場」のようなイメージがあり、始まる直前には、少し堅苦しい雰囲気で進んでいくのではないかと想像していました。が、一気に和やかな雰囲気に変わる出来事が発生したのです。実は司会の方もアレルギー性鼻炎を持っており、その症状が出てしまい「鼻をかませてください」と一時中断。免疫疾患を持つ患者だからこそ共感できることで、会場では笑いが起きていました。

 

【第1部講演】

そんな居心地の良い環境のなか講演がスタートし、各分野の専門の先生方にお話をいただける時間になりました。私自身も先天性の重度アトピー性体質ですが、アトピー性皮膚炎に関する傾向や特性について、ネット上で調べられる範囲を超えたより詳しい説明がなされ、自分や身の回りの人にも教えてあげたいと思える内容が満載でした。

さらには、ほかの疾患についても知識を深めることで、体の中で起こっている炎症や頭に入れておくべき薬の副作用、適切な治療の段階の踏み方などの情報が相互に影響し合って自分の治療に生かせるものだと分かったのも、この講演会に参加したからこそ理解できたことの一つでした。年齢を重ねていくごとに複数のアレルギー疾患が順を追って併発していきやすいことなどを知り、一つの症状だけをとって持病と向き合っていくわけでもなく、原因はコレだと決めつけるわけでもない、広い視点を持ち自分のペースで治療を続けていくことが大事だと実感できました。言い換えれば、私はアトピー、あの人は喘息、のような分類ではなく、同じアレルギー疾患患者としてお互いに手を差し伸べ合う関係も今後育んでいけるのかと考えると、心が軽くなり自分の未来に対して前向きな気持ちになれました。

 

【第2部患者体験発表】

そして、患者にとって何よりも興味のある「同じ症状を持つ方々の克服体験談」のプログラムが始まりました。会場には、すでに知識を調べ尽くしていて次なる改善の答えを探し求めにこの講演会に来たという方もいましたが、やはり単なる知識を超えた患者本人のストーリーにはどの参加者も興味があったらしく、とても真剣に聞いていました。

私自身が何よりも学びになったのは、アトピー性皮膚炎から消化管アレルギーを併発し症状が悪化していってしまった方や喘息の症状に時期的な変化があった方のお話でした。自分の現在の状態を照らし合わせてみることで、自分がどの段階にいて、完治に向かうためにはどうすればいいかが話を聞いていくうちに何となく見えてくるし、アレルギー友の会に出会ったおかげで本当にすべてをさらけ出せる主治医が見つかったという経験なども聞くうちに、今後付き合っていく自分の体質に対しても安心材料が増えていく感覚がありました。

気づけばZoomからの参加者数は120人を超え、全国から免疫疾患についての知見を求める人たちが集う日本最大のイベントなのだなと実感しました。もちろん、オンラインでの参加も可能ですが、現地に足を運ぶことで先生方に直接質問を投げかけられる時間が作れたり、同じ悩みを持つ仲間が隣にいるという環境だからこその安心感があります。実際に意見交換などもたくさんでき、患者同士の交流という点で活用することもできる講演会として、とても充実した一日になりました。

元もしくは現患者として病に向き合っている人たちで構成された日本アレルギー友の会のハイブリッド講演会。「何をすればいいか迷っている」というあなたにも、自分の進むべき方向性に気づかせてくれる最高の場所だと思います。 

(レポート:齋藤)

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