医者の勧めるまま手首と肩のレントゲン写真をパシャリパシャリやる。コケた直後はこれはもう長いこともあるまい、と観念していたが、先生や看護師さんがとても優しく接してくれ、骨にも以上がなく、手首の捻挫、肩の腱を痛めた事、まあ、ひと月もすれば治るだらう、という事が分かると急に元気になってきた。満足したわたしはカツ丼弁当でも買って家に帰り、大谷の去年のホームラン動画集でも見ることにした。
一ト仕事を終へて一服してゐる人がよくさふ思ふやうに、生きようと私は思つた。
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]]>とこでろ、ところで、我が家には山崎や響、竹鶴の未開封(とはいってもノンエイジのものだが)が、かろうじて1本ずつ残っている。当時は1本が5,000円ほどであったがその頃、酒屋に行くと品切れの店が多くなってきたので、ナニやら不吉な匂いを感じて、たまたま見つけた際に、今だ!と思い、念のためにまとめて5本くらいずつ購入していたのである。それらは少しづつ悪魔の取り分として蒸発していき、今はそれらが1本づつ残っている訳だ。
つらつらと思うに10年ほど前はコンビニで竹鶴の12年ものが(当時はノンエイジはなかった)、3,000円で買えた。白州も同様に買えた。今は2倍から3倍の値段がする。もっとするかもしれない。8年くらい前から竹鶴のその価格帯のものは原酒不足のため12年の記載がなくなり、ノンエイジに切り替わった。これは12年経っていないモノも竹鶴にブレンドされるようになったということである。原酒不足、それから世界的なジャパニーズウイスキーの人気のお陰なのだろうが、そんな値段ものを常飲する訳にもいかず、さすがに買わなくなった。それで2千円ちょっとで度数50を超える、フロム・ザ・バレルなどを飲んでいたが、それも最近は見かけなくなり、どうやら値上がりしているようだがどうなのだろう。いつか原酒の生産が増え、元の値段で流通するようになったら残りのものを飲もうと思っていたが、最近のこの頭痛のためにもしかしたらこれらの封は永遠に開かないのかもしれない。少し悔しい気もするが、これも一つの運命であろうと、、、いや、しばし、待たれよ。
うむ、今はしばし、待とう。
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]]>ムツゴロウ青春記に代表されるムツゴロウシリーズはほぼ全て読んでいるほど好きだったので、何か伝えたい衝動に駆られたが、特に気の利いた事も浮かばなかった。また老人とはいえ、眼光も鋭くある意味、いや、むしろむき出しのゴリゴリの無頼派、日本プロ麻雀連盟の初代十段位を持ち、若い頃はその腕でそういうヤヴァい世界を生き抜いてきた、まさに歩く麻雀放浪記。しかも動物王国の長として世界中の動物をひれ伏させてきたその筋では百戦錬磨の怪物である。下手な事を言って怒られるのも嫌だったのでナニも言わなかった。今でもそれで良かったと思う。迂闊に彼のナワバリに近寄らなかったお陰で、わたしの右手の中指は損なわれる事なく済んだのである。

毎日、人前に出てれば良いのでは?という悪魔のような閃きが一瞬頭をよぎり。しかし、それはあっという間に消えてしまった。
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]]>帰宅後で色々とイジり回し、なんとか指にも慣れたので今夜お披露目することとする。イジり回すのに夢中で運搬の事を忘れていたが、1時間前にその事に気付き、緊急でキーボードをいれる袋を作成し。こんなものむき出しで新宿駅を歩いた日には、あっという間に職務質問されてしまう。贔屓目にみても危険人物が散弾銃を持って歩くのとそう変わらない。
お陰でUFO降臨会も無事に終了した。果たしてエモーショナルレスキュー出来たであろうか?未知との遭遇は?果たせただろうか?
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]]>帰宅後、キーボードに対して思い付くあらゆる手段を試したがどれも失敗に終わった。BluetoothとiPadを使ってアレする技も第三の目とチャクラを使ってナニする技も試したが如何ともしがたい。しかし、よくよく考えてみるとおれがキーボードを弾こうがギターを弾こうが弾くまいが、踊ろうが奇声をあげようが駄々をこねようが別に大した違いはあるまい、この地球にとって、ああ、そうだ、この大宇宙にとってその違いにいかほどの事があろうか。特に大した違いもあるまい、との結論に達する。
-わたくしのこんなさびしい考は
みんなよるのためにでるのだ
夜があけて海岸へかかるなら
そして波がきらきら光るなら
なにもかもみんないいかもしれない-
なので本番でUFOを呼ぶときは楽器は持たず、全裸で、いや、手ぶらでみんなの輪に参加してみるしかないとの結論に達する。そこでもうこれについて考えるのは止め、先日購入した「無限の網/草間彌生」を読むことにする。ジョージア・オキーフとの出会い、ヒッピー旋風真っ只中でのいわゆるクサマハプニング、面白すぎる。やがて死の兄弟である眠りに至る。
]]>ようやく外を歩けるような気がしてきたので、外の写真を撮ってみた。まるで昭和のような2025年の景色である。


このように興奮する行為ばかりしているせいか、少し熱っぽいような気もしてきたので、TikTokで年越しライブ配信でもして気を鎮めようと思い、準備を始めた。スマホのカメラをのぞくと自分の顔が随分と色白になり、輪郭も細く今風のイケメン顔に修正されている。これは凄い!しかし全くの別人28号だ!不思議な事に基本的には自分の顔なのだが、どうみても別人だ。うーむ、これは一体?しかし、こんな見映えばかりを気にして、人を欺きながら配信などして楽しいものだろうか?こんなのはおかしい。正々堂々ありのままの自分を、、、などとぼんやりと考えているとやがて、いや、待てよ、18歳くらいの頃、おれは確かにこういう顔をしていたかもしれん、ふむ、いや、確かにこういう顔だった!これはおれだ!むしろこれが本当のおれだ!と稲妻のような啓示を受ける。
そうなれば話は別だ。おれは胸元を大きく開けて、少し胸毛をチラつかせつつ、ソファにだらしなく寝そべったりした。セクシーさを強調するためである。まだ、足りん。これでは完成形とは言えない。そこでいそいそと上半身裸になった。いい塩梅のポーズをすることしばし。やがて大きなクシャミをした。むむ、いかん。なんだか寒気さえしてきた。おれはパジャマを着直すと布団にいそぎ潜りこみ、天井に紫の花が一面に咲くのを見ていた。
ただ、いっさいは過ぎていきます。
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