木製、木のスプーンって「優しさ」「温かみ」を追求するために
大きな曲線で処理するあまり、特に柄の部分
削りの線(ライン)の美しさが目立たなくなってしまっているモノが多い気がします(残念)
また、もう少し柄が細い方が品が際立つ様な気がしていました。
今回はその辺りを意識して削りました。

材料はブナ
柄の部分の幅は約9mm

あえて面を形成することで削りの線(ライン)が強調できます。
もちろんエッジは面取りにて処理しています。
柄のエンドへ向かう曲線が良い感じ。
木のスプーンの欠点、汚れ防止・・・
あの塗料で完璧に仕上げたいと思います。
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]]>ご高齢者が増えてきた檀家の方々、これまでの様にお参りに来ていただけなくなってきていることに心を痛めておられました。
畳座では膝が辛く足が遠のいているようで、椅子座の環境を作りたいとのご依頼です。
檀家の方々に少しでも心地の良い空間をご提供しお参りいただきたいとの願いです。
4つの改善のご依頼を承りました。。
①接待机を改造する(畳座から椅子座へ)
②住職と副住職の読経のスタイルも畳座から椅子座へ・・・曲録の製作
③読経を椅子座にするため鐘や木魚の高さを変える台を製作
④本堂の入口に手摺や靴の履き替え用の椅子を設置
①接待机を改造する(畳座から椅子座へ)
畳座用の接待机がたくさんあるので椅子座用へ改造

畳座用の接待机(改造前)
畳座用の脚はそのまま残し、桟の外側に収納する形で椅子座用の脚を追加しました。

接待机 改造後
センターのクロスが素敵です。評判は上々とのことです。
②住職と副住職の読経のスタイルも畳座から椅子座へ・・・曲録の製作
檀家の皆様が椅子座になると、ご住職の読経の際のスタイルも畳座から椅子座に変える必要があります。
法要の時に僧が座る椅子のことを曲録と言います。
ご住職もお歳を召されますし、お説法の時に向きを変えやすいように回転座を採用しました。
長く座っていてもお尻が痛くならないようにクッション材を三層にしました。
椅子生地は何種類か見本画像をご用意しその中から選んでいただきました。
色は違いますが柄は同じものです。
檀家の皆様の座位置との関係もあり、座高さも少し高めに設定しています。

曲録(回転座式)
③読経を椅子座にするため鐘や木魚の高さを変える台を製作
曲録を使うと鐘や木魚の高さを変える必要があります。それぞれに専用の台を作りました。

専用台(↑)
④本堂の入口に手摺や靴の履き替え用の椅子を設置
どの様なカタチが良いか?ご一緒に現場で考えました。
その結果、上がり口と屋根の柱の間の空間に手を掛けることができる椅子と傘・杖立てを一緒にした便利椅子を設置することになりました。
日光や雨風にも当たるので、ケヤキ材を使い外装用の塗料を塗り重ね仕上げました。
傘・杖立ては分かり易い様に彫刻した後、合成漆を盛りました。
上り口の両脇に設置しました。
石の接地面は凸凹。ゴムパッド付きアジャスターによりガタツキを完全になくします。

傘・杖立て付便利椅子
「心地の良い空間」づくり、お役に立てたかな・・・
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Youtube 動画もあります
Youtube 動画もあります
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持ち運びし易い折り畳みの椅子を探しておられたそうです。

チェロ奏者の椅子
チェロ奏者の椅子 サイズ:W360×D275×H370(mm)
寸法はご指示いただきました。
塗装はご自分で行うとのことで木地状態でお送りしました。
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尺八奏者の方からご相談を受け、オリジナルの正座椅子を作らせていただきました。
これまでは適当な高さのものがなく、高さを調整するのにご苦労があったなどとお話いただきました。
座面の大きさや高さは、お客さまから直接聞き取りさせていただいた寸法で作りました。

尺八奏者の椅子

尺八奏者の椅子 サイドビュー
横から見てわかるように、緩いカーブで後ろ側が少し高くなっています。
打合せでは、この形状については任せていただきました。
長時間座る場合、坐骨が椅子に強く当たると痛みを我慢できなくなります。
少しでも当たりを優しくする工夫が必要です。
どういう形が良いか。導き出した結論は、お尻を手で優しく支えるイメージでした。
「カーブがちょうど良い塩梅です」と椅子が届いた後、お客さまからお電話頂きました。
この正座椅子のもうひとつの特徴は、脚が折りたためることです。

尺八奏者の椅子 折り畳んだ状態
脚を分割するものもありますが、大事な演奏会で部品がなくなってしまっては大変ですので
脚を分割することなく、できるだけコンパクトにを考えた結果こうなりました。
折り畳み式
☆尺八奏者の正座椅子(折り畳み式)
寸法
(脚伸ばし状態)
座の幅: (前)約162mm、(後)約200mm
座の奥行: 150mm
床から座面までの高さ: (前)約210mm、(後)約223mm
(脚折り畳み状態)
高さ: 約90mm
使用材:ケヤキ
仕上げ:拭き漆
*仕上げは変更できます。その場合、材料はケヤキ以外をおススメする場合があります。
*演奏中、お尻が浮き上がることがある方は別途ご相談です。脚が折れないようにストッパが必要です。
高齢者向けに正座椅子としてご注文いただいた実績もあります。
]]>小学校の先生から図書室の本棚の製作のご依頼をいただきました。
寸法は、学校什器のカタログのコピーをいただいて・・・
プリント合板タイプのものは長期的に見るとあまりよくありません。
多くの本を載せるとたわみが生じてくる場合があります。
お使いの本棚が、そのようになってきたので更新することになったそうです。

図書室の本棚
図書室の本棚 サイズ:W1800×D350×H934(mm)
耐荷重を考え タモの集成材 を使いました。
もちろん自然塗料でシックハウス対策もぬかりはありません。
納品後日、本を並べた写真をいただきました。
図書委員の児童さんが丁寧に入れ替え並べてくれたそうです。

図書委員さんが本を収納してくれました
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◎愛知県 A様 の例
ご主人を突然亡くされた奥様から(WEBからは娘さんを通して)の依頼です。
数年前に突然亡くなられたご主人。お別れを言うこともできなかったそうです。
奥様はお骨を手元に置いて、毎日ご主人とお話されているとか。
ただ、お骨は北側の部屋に安置してあり、寒がりだったご主人は冬場は寒がっているだろうと
気にかけておられたそうです。
大柄で丸いお腹をされていたご主人を、そのような丸い温もりのある箱のようなものに入れてあげたいと
考えておられました。できればリビングに置いても違和感がないもの。
ガラスや陶器の入れ物も考えられたようですが
温もりという点で木製がよいという結論にご家族で決められたそうです。
いろんなところを探されたようですが、思うような形が無かったのでお問合せをいただいたそうです。
イメージ図をいただいて図面化し、材料見本も3種ほどご用意しご提案させていただきました。

丸い厨子
丸い厨子 寸法:W252×D252×H243(mm)
蝶番などの金具は、なるべく見えないようにとのご要望でしたので、特殊な蝶番を採用しました。

丸い厨子 観音開き

丸い厨子 トップから見たら・・・
まん丸なお腹をイメージ、いつも撫でてあげていただけますように・・・
納品させていただいた時の奥様の「ひとつ願いが叶いました」とのお言葉が印象的でした。
ご自宅の近くに桜並木のある堤がありました。
在りし日のご主人とサクラの季節には散策されたんだろうなあと思いながら
サクラを選択された理由が少しわかった気がしました。
後日、娘さんからメールでメッセージをいただきました。
「母も毎日さすっているのと喜んでいます」
このメッセージにお役に立てたんだと嬉しくなりました。
核家族化・少子化が進み、昨今ではお弔いの形が少々変わって来ています。
先祖代々のお墓をお守りすることができず、やむなく更地にに戻したり
直ぐに納骨されないケース、ご夫婦だけの永代供養墓を望む方が増えるなど
これまでとは弔いの価値観も変化してきているようです。
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◎静岡県 I様 の例 :無線機の棚
寸法指定(板厚も含めて)で、各段の耐荷重を60㎏程度ということでご依頼いただきました。
幅が広いので中央部に荷重が掛かることは想定されます。
強度が無い材料を使い、厚みなどのいい加減に作ると必ず中央が下がるようになります。
木材の中でも強度のあるナラを選定し、その上、集成材を使用することにしました。
集成材は普通材の1.5倍の強度があるとされています。
強度計算をし、仕口も考え製作しました。

無線機の棚
棚 寸法:W1200×D430×H535(mm)
しっかりしているとお褒めのお言葉をいただきました。

無線機の棚

俺の世界がひろがっています