
新ルート用バス
因島高校の生徒が考案した新たなバス路線の実証実験「因島バス利用活性化実証実験」が11月1日(日)から30日(月)まで、因島島内で行われる。因の島バスの小型車両を使い、朝の通勤・通学時間帯に1便、日中に4便を運行する。新規ルートは運賃無料で、土日祝日も含め毎日運行する。
因島高校2年生54人は、6グループに分かれ、6つのテーマで地元企業と協働しながら「因島の明日を作る」プロジェクトに取り組んでいる。今回の実証実験は、その一つ。生徒たちは「地域の交通課題を解決し、因島をもっと元気に」との思いから、新たなバス路線を企画した。
中庄エリアから因島高校へ通う生徒は、これまでバス通学の際に乗り換えが必要だった。今回の実証実験では、①朝の通学に対応する直行型ルートと、②日中の買い物や通院などに対応するルートを新設し、それぞれ異なる目的で利便性や利用需要を検証する。
【①朝のルート】中庄から因島高校へ直行する通学便

【②昼のルート】買い物・通院など日中の移動を支援

運行車両は、車いすでも乗車できる低床の小型車両。生徒たちはルートの企画に加え、利用者アンケートの実施・集計や実績報告書の作成も担う。
生徒たちは「買い物や通院などが少しでも便利になるように考えた」と話す。因の島バスは実証実験の結果をまとめ、行政や区長会などを通じて地域の声も聞きながら、今後の路線づくりに生かす考え。
新規ルートや時刻表は、ハローズ、フレスタなどの店舗や小中学校に配布するほか、バス停にも掲示する。乗車した人には、生徒たちがデザインした「はっさくん記念バッジ」を贈る。
【実証実験の詳細】因の島バスの特設ホームページ
【問い合わせ】因の島バス
0845-22-2171(平日午前9時~午後5時)

昨年度の「のろのろ一本橋」の様子
因島土生町の大山神社で11月29日(日)に開かれる「自転車神社祭」で、今年5回目となる「のろのろ一本橋全国大会」の参加者を募集している。主催は因島サイクルツーリズム振興協議会と大山神社。開催時間は10時30分~12時30分。小雨決行。
大会は、長さ8メートル、幅25センチの細い板の上を自転車で進み、いかにゆっくり渡れるかを競う。
大人の部(中学生以上)と子どもの部(小学6年生まで)があり、参加費は大人千円、子ども無料。当日、受付で支払う。
賞金・賞品は、大人の部が優勝5万円、準優勝3万円、第3位2万円。子どもの部は因島水軍ふるさと商品券で、優勝5千円分、準優勝3千円分、第3位2千円分を贈る。
事前エントリーの締め切りは11月27日(金)正午。参加希望者は専用フォームから申し込む。
当日は自転車関連産業の振興やサイクリストの健康増進・安全を祈願する祭りとして、サイクルポリスによる自転車安全教室や、飲食物、はっさくんグッズの販売もある。
【のろのろ一本橋参加申し込み】
専用フォーム
【問合せ】大山神社
0845-23-6000
因島田熊町の坂井文具店(坂井邦明店主・
0845-22-0570)の創業120周年を記念した特別コンサートが9月27日、芸予文化情報センター(因島土生町)で開かれた。昼夜2部にわたり行われた公演には大勢の市民らが詰めかけ、ほぼ満員の客席からは惜しみない拍手と歓声が送られた。
同コンサートは、9月16日から27日までの12日間にわたり「瀬戸内の美しい島々に、室内楽の響きを」と企画された「瀬戸内し・ま・の・音楽祭」の締めくくりとして開催されたもの。今治市から向島町まで14会場15公演を巡る過酷なスケジュールの最終日を飾った。坂井店主が2年前から公演を依頼し、念願叶って実現した。当日は、豊嶋和史氏率いる奏者13人による特別公演「し・ま・の・室内楽」が披露された。
会場には演奏曲目にちなみ『エデンの東』『風と共に去りぬ』『ある愛の詩』などの映画ポスターが飾られ、映画館のような雰囲気のなか、ヴィヴァルディの『四季』や名作映画の音楽全12曲が演奏された。情熱的な演奏に聴き入る来場者のなかには涙ぐむ姿も見られた。
会場に設置された募金箱には、来場者からの志40万円が集まった。しまなみ地域での音楽活動を支えるため、坂井文具店ではこの募金全額に加え、全国から寄せられたお祝い金(ご芳志)の半額を、出演料とは別に「し・ま・の・音楽祭実行委員会」(豊嶋博満委員長)および出演者へ寄贈した。
さらに同店は120周年の記念事業として、地域への恩返しと最後の社会奉仕の想いを込め、地元公民館へカラーコピー機、社会福祉施設へ複合機プリンター、因島医師会病院へ故・青木廣光画伯の油絵「因島八景」8枚をそれぞれ寄贈した。
今年、喜寿(77歳)を迎える坂井店主は「お陰様でコンサートは大盛況、大興奮、大感動、大成功に終わりました。先々代からの『来る者拒まず、去る者は追わず』の言葉通りに生き、『小さな文具店、大きな真心』の店のモットーを大切に、もう少し頑張りたいです」と笑顔で語った。
坂井文具店はさかのぼること明治38年(1907年)因島田熊町に創業。坂井邦明店主は3代目となる。創業当初は、文具、化粧品、雑貨、駄菓子、新聞などを販売しており、今の「コンビニエンスストア」の先駆けだったという。
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因島海事事務所は9月2日の船員災害防止大会に続き、29日に船舶の訪船点検と指導を行った。
因島重井町の細島と重井西港を結ぶフェリー「こまたき」には、検査官4人が乗船。労働時間や運航時間の管理記録、常備薬の設置、熱中症対策、トイレ・洗面所の衛生管理、ライフジャケットの設置状況などを念入りに確認した。「こまたき」は定員42人、船員2人で1日8便を運航し、島民19人の暮らしを支えている。
この日は、三和ドックのタグボート「海路平安三和丸」も点検した。
0845-22-0028昭和50年(1975)、光明寺第一世松浦観舜座主から第二世を引き継ぐ。現在は松浦恵観座主。
生前は、民生児童委員、尾道簡易裁判所調停員、中庄地区社会福祉協議会会長を務めるなど、地域社会に長年にわたり貢献。また、経典編集など54冊を編さん。験乗宗の教えを広く伝えることに力を注いだ。

松浦観傳大僧正
0845-27-3137
因島フラワーセンター(尾道市因島重井町)を舞台に、地域の賑わい創出を目指すイベント「第2回 重井げんき市」が10月25日(日)午前10時から午後1時まで開催される。小雨決行(雨天中止)。
同市は、尾道市が示した2027年3月のフラワーセンター閉園方針を受け、施設の利活用策を地域住民自らが考え、実践する取り組みとして企画されたもの。因島の一大農業産地である重井町の農産物出店を中心に、フラワーセンターを拠点とした地域活性化を図る。初回開催時には約700人の来場者が訪れるなど大きな反響を呼んだ。
第2回となる今回は、目玉企画として「さつまいも詰め放題」を実施するほか、前回を上回る多様な出店者が参加。地元・重井農家の新鮮な野菜や果物、ミチフクコロッケ、はっさく屋の大福のほか、焼きそば、たこ焼き、スイーツ、コーヒー、クラフト品、各種ワークショップやガラポンなど、食から雑貨までバラエティ豊かな店舗が並ぶ。
主催する実行委員会は、「子どもから大人まで楽しめる催しも準備している。ぜひ足を運び、一緒に因島フラワーセンターを盛り上げてほしい」と呼びかけている。
【重井げんき市公式インスタグラム】https://www.instagram.com/sigeigenki/
【問合せ】
090-4295-4611実行委員会・岡野


第1回フォト散歩のチラシ
尾道市因島田熊町の田熊公民館で、まちの風景を楽しむ「第2回田熊公民館フォト散歩」が11月9日(月)、開催される。
講師は、写真家の津島良伍さん(因島土生町)。10時~12時頃街を歩いて思い思いに撮影した写真を参加者同士が講評しあい、選んだ作品は田熊公民館まつり(11月14・15日)で展示する。
定員10人、参加費一人1,200円。カメラ、スマホなど撮影機器、飲み物など各自で持参。小雨決行。
【問合せ】
0845-22-0537(田熊公民館)
【講師・津島良伍さんプロフィール】
尾道市因島土生町出身。27歳。土生小学校、因島南中学校、因島高校卒。高校時代は写真部で活動し、全国高等学校総合文化祭に作品を出品。福山大学メディア・映像学科写真専攻卒。写真専門誌「アサヒカメラ」「日本カメラ」に作品を出品し、受賞歴がある。2024年に広島県立美術館、2025年に富士フォトギャラリー銀座で個展を開催。現在はセントラルフィットネスクラブ福山でインストラクターを務め、子どもの体操教室やシニア向け健康講座の指導にもあたっている。
田熊公民館(旧田熊中学校)付近の神社と寺をフォト散歩した。(2026年6月11日開催)
指定期間は、令和9年(2027)4月1日~令和14年(2032)3月31日までの5年間。
募集要項などは因島総合支所しまおこし課で10月23日(金)まで配布している。
【問合せ】
0845-26-6212(しまおこし課)

主催は、尾道刑務支所(CF尾道みどりが丘)。共催=刑務作業協力事業部
後援=尾道地区保護司会、尾道地区更生保護女性会、尾道市、尾道商工会議所、尾道観光協会ほか。
刑務作業の重要性や現状、果たしている社会的な役割などを、地域社会に対して理解と協力を得るために毎年開催している。当日は、ベッチャー祭り開催中のため、「ベッチャー」がやってくる。
展示会の内容は次の通り。刑務所作業製品の展示販売(木工品、工芸品など)▽矯正パネル、受刑者作品展示▽オリジナルエコバッグ作り・ぬり絵▽乾燥しいたけ、ブルーベリージャム販売▽保護犬・保護猫譲渡会▽バザー・うどん・ドリンクなどの販売▽性格検査、骨密度測定など。
【問い合わせ】尾道刑務支所
0848-37-2417
十五番札所国分寺(尾道市因島中庄町陣貝旧青影トンネル上)
旧青影トンネルの上へ行くには、消防署前の交差点を北進する。やがて道は左へカーブするとともに登り坂になる。峠の最高部の手前に空地があり、南側の斜面の日陰にそのお堂はある。
峠の最高部はもう少し登ったところであるが、2つのトンネルができる前は東西南北への結節点であった。本村から西の港、西浦へ行くには南北を走る稜線ではここが一番低いところであるから古くから開けた峠道であっただろう。
一方、南から来て重井方面へ抜けるには、海岸沿いはいたるところで行き止まりとなり低いところを通るほど遠回りになるので、できるだけ高いところを進むことになる。
田熊側から来る青影山と竜王山との間の峠道も、竜王山と山伏山の間の峠道もここで合流する。
ここから重井方面へ向かうには、茶臼山の横を通って棚子山を越えて行くのが近いが、山の形が進行方向と直角でも平行でもなく、峠道としては条件が悪かったせいか、こちらの峠道は発展しなかったのだろう。その痕跡を探すのは難しい。
文・写真 柏原林造
0845-27-3137

写真①バンの親子

写真②バンがアオサギを撃退
全国鳥類繁殖分布調査や東京都鳥類繁殖分布調査などの結果に基づいてバンは過去10年間で30%減少したとして、第5次レッドデータで絶滅危惧Ⅱ類に指定された。因島で見る限りバンが絶滅の惧れがあるとは実感できないが、今後の推移に注意を払う必要がある。
全国鳥類繁殖分布調査報告は、全国に設置された2,300余の地点での定点観測に近い調査結果と各地でのアンケート調査結果を、A(繁殖を確認した地点)、B(繁殖の可能性がある地点)とC(生息は確認したが繁殖の可能性は不明の地点)として集計したものである。その結果を図①に示す。

図①バンの生息分布調査結果(全国鳥類繁殖分布調査報告2016~2021年のデータを筆者が作図)
繁殖が確認された地点の数が近年著しく減少していることがわかる。東京都での調査でも生息地が、1990年代に比べ2010年台で半減している。減少の原因は、開発による湿地の減少、水田の整備などで生息環境が悪化しているものと考えられている。
日立造船の前身・大阪鉄工所に在籍したこともある昭和期に活躍した俳人・米沢吾亦紅(よねざわわれもこう)の句に「撃(う)ちし鷭(ばん)拾う田舟をかりにけり」がある。この句が収録された句集「童顔」が刊行されたのは1959年で、その頃は、湿田のバンを狩猟する風景は珍しくはなかったと想像できる。バンは「狩猟鳥獣」に指定されていたが、2022年にゴイサギと共に指定が解除され、現在は捕獲が禁じられている。バンは、田んぼの番をしているとして鷭(ばん)と呼ばれたとの説があるように、かつては水田地域で日常的に見られ、人々の暮らしに深く関わっていた鳥であったと思われる。
文・写真 松浦興一
0845-27-3137
尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第75回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。
「社会を明るくする」(中学校の部 尾道市入選作品)
吉和中学校1年 角森心夢さん
現「明るい社会」とよく聞きますが、「どうやったら社会は明るくなるのだろう」と思った私は、家族や友達に「社会を明るくするってどういうことだと思う?」と聞いてみました。いろいろと話を聞くうちに、「人それぞれの思いや優しさが社会を明るくする」のだとわかってきました。
私たちが生活している社会の中には、さまざまな人がいます。楽しく生活をしている人もいれば、悩みや不安を抱えている人、困っている人もいます。ニュースでは、犯罪やいじめ、差別などの悲しい話題を見ることもあります。そのような悲しい話題が少しでもなくなるようにするためには、「人それぞれの思いを大切にすること、周りに優しさを向けること」が必要なのだと思います。そうすることで、社会が安心して暮らせる場所になるのだと思います。つまり私たち一人ひとりの行動が大切なのです。
ある日、クラスの友達が忘れ物をして困っていました。その子と仲のいい子が「私のを貸すよ。」と言って声をかけているのを見たことがあります。その行動はとても自然で優しさにあふれていました。見ていた私の心も温かくなりました。このように、たった一言が誰かを救い明るい社会をつくっていくのだと思います。
「大丈夫?」「手伝おうか?」という声掛けが人を助けたり元気づけたりすることがあります。このような優しさが集まれば、クラスも学校も、社会全体も、きっともっと明るくなると思います。
また、私は、小学校の頃にごみ拾いに参加したことがあります。学校終わりに公園へ集まってみんなで道端のごみを拾う活動です。最初はめんどくさいなと感ていましたが、終わった時に「ありがとう。」「すごくきれいになった。」と言われたとき、とても気持ちがよかったです。このような自分のためでなく、誰かのために行動することも社会を明るくすることにつながるのではないかと思います。誰かを思い、誰かに優しさを向けた行動だからです。
「社会を明るくする」ためにできることは、特別なことではなく、今挙げてきたような、誰にでもできる、小さな優しさを行動で表すことだと思います。電車やバスで高齢者など必要だと思われる人に席を譲ること、出会った人にあいさつをすること、ごみをきちんと持ち帰ること。これらを続けていくことで、周りによい影響を与え、人と人をつないでいくのだと思います。
近年、SNSやインターネットでのトラブルが増えています。顔が見えない相手だと、「これくらい大丈夫だろう」というハードルが下がってしまうのだと思います。しかし、顔が見えない相手とも簡単につながることができるからこそ、言葉にも優しさや思いやりが必要です。顔が見えなくても、相手を思いやるために「誰にでもできる簡単な優しさ」が日ごろから当たり前になるようにしていきたいです。
だから、私は、自分にできることを少しずつやりはじめます。
友達の気持ちに寄り添うこと、挨拶をすること、困っている人に声をかけること、言葉を選ぶこと。大人になってもそれらが当たり前にでき、誰かの役に立てる人でありたいです。そのような人が増えることで社会は明るくなると思うからです。
一人ひとりが今できることから一歩ずつ。私も自分自身でその一歩を踏み出し、明るい社会をつくっていきたいです。
今回は大山神社(尾道市因島土生町)が主幹事となり研修と懇談を行った。研修会では巻幡俊宮司が講師を務め、同神社の歴史や村上海賊との関わり、因島の文化などについて説明した。
その後、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)株式会社因島事業所を訪問。因島の歴史や造船技術を肌で感じてもらおうと企画されたもので、普段は一般の見学者が立ち入ることのできない事業所内で座学を行った後、構内を徒歩で見学した。
日本一の修繕ヤードと評される同事業所では、3本の巨大なドックや、入渠・接岸中の自動車運搬船、掃海艦、海上保安庁船などを間近に見学。特にドック扉船上からは、巨大なドックと多島美を一望し、参加者はその壮大な規模に圧倒された様子だった。
参加者からは「JMUの技術力の高さを肌で感じることができた」といった感想が聞かれ、笑顔と驚きの声が絶えない見学会となった。
因島田熊町の田熊八幡宮では、10月10日(土)に夜殿、11日(日)に本祭りが行われる。今年は、新宮司のもとで初めて迎える秋祭りとなる。
この研修会で講師を務めた巻幡俊氏は、今年4月まで田熊八幡神社の宮司を兼任で務めていた。同神社では4月の月次祭に合わせて新旧宮司の就任・退任式が行われ、巻幡氏が退任し、息子の巻幡高宗氏(37歳・皇學館大学卒)が新宮司に就任した。
田熊八幡神社の祭祀を引き継いだ高宗宮司は、就任にあたり、地域の人々に支えられながら祭祀が受け継がれてきたことに感謝を示し、「この尊い伝統を損なうことなく、御神威を仰ぎつつ、祭祀の厳修に誠心誠意努めて参る所存」としている。
8月から始まった因島全体を舞台に地域ぐるみで来島者をもてなすイベント「島ごとはっさくん in 因島 2026」が後半戦に入った。因島のイメージキャラクター「はっさくん」をシンボルに、島の美しい景観や豊かな食、歴史・文化、人とのふれあいを楽しんでもらおうと企画されたもので、12月20日(日)まで島内各地でさまざまな催しを展開する。
このイベントは、おととし因島出身のロックバンド・ポルノグラフィティの25周年を記念して開催された「島ごとぽるの展」に続く地域活性化事業として、昨年から因島商工会議所が主体となって実施しているもので、今年で2回目を迎えた。
全期間を通じて展開中の「因島まるごとラリー」「因島グルメマップスタンプラリー」といった周遊企画が好評を博しているほか、市営中央駐車場フロアー(ポートピアはぶ)では「あの日の想いで展示・寄せ書き、フォトパネル展」が引き続き開催されている。
豪華景品やプレミアム商品券で島内を周遊
島内の飲食店や宿泊施設、観光スポットなどを巡ってポイントを集める「因島まるごとラリー」は、参加店舗で500円以上利用すると1ポイントが付与され、集めたポイントに応じて豪華景品が当たる仕組みだ。
あわせて、5,000円で6,000円分(プレミアム率20%)利用できるお得な「プレミアム付き商品券」の第3期予約受付が10月15日(木)からスタート。1セット5,000円(500円券×12枚)で販売され(販売開始は11月1日予定、第1期・第2期未購入者が対象)、ラリー参加店やイベント会場などで12月20日(日)まで利用できる。
また、はっさくん看板のQRコードを読み取ってクイズに答える「因島推しスポットラリー」も今後スタートする予定となっている。島内8か所のスポット(INのSHIMA、大浜埼灯台、白滝山、大山神社、因島公園、因島総合支所3階デッキ、折古の浜、梶の鼻)をめぐり、達成数に応じてオリジナルポストカードや水軍ふるさと商品券がもらえるほか、抽選で5,000円分の商品券が当たる内容だ。
SNS(Instagram・Facebook・X)上で景観やグルメなど因島の「推し」写真を投稿し、抽選で商品券やはっさくくんグッズが当たる写真投稿企画も順次開始される。
主なイベントは次の通り。
11月
12月
【問合せ】実行委員会(因島商工会議所内)
0845-22-2211
尾道市因島田熊町のギャラリー喫茶ブラームス(
0845-22-5112)で10月3日、「舟橋康夫米寿記念水彩画展」が始まった。
88歳を迎えた舟橋康夫さん(因島中庄町在住)が2008年から2026年までに描いた水彩画16点を展示。舟橋さんが講師を務める中庄公民館水彩画サークル「中水会」の生徒たちも、米寿を祝う応援作品を出品している。29日(木)まで。展示時間は午前10時~午後5時。期間中は日曜、祝日も休まず営業する。
舟橋さんは高校時代に絵を描き始め、本格的に取り組むようになったのは退職後。2010年から故・青木廣光氏に師事し、構図の取り方や、色を重ねて光と影、距離感、空間を表現する技法などを学んだ。「青木先生の教えにいかに近づくかという課題は、今も追求している」と話す。
会場には、島根県琴ヶ浜の日本海=写真㊤=や新緑の大山、秋の三瓶山など、各地の風景を描いた作品が並ぶ。
米寿を迎え、これまで学んできたことを次の世代へバトンタッチしていくことが自分の義務だと考えているという。現在は中庄公民館の「中水会」(2006年~)と田熊公民館の「虹の会」(2025年~)を主宰し、後進の指導にも力を注いでいる。
これまでの活動では、2015年に日本水彩展に初入選。2016年には日本水彩山口・広島102人展の選抜16人に入り、2017年には尾道市美展で奨励賞を3回受賞して無鑑査となったほか、日本水彩広島展で福屋賞を受賞。2018年には尾道市美展で小林和作賞を受賞した。個展や二人展も開催している。
「一日でも長く描き続けていきたい」と話す舟橋さん。車の運転も長く続けたいと、「100歳まで運転したいのでよろしく」と眼科医に頼んでいると笑顔を見せた。
今後は「中水会水彩画展」が31日~11月26日にブラームスで開かれるほか、中庄公民館ふるさと祭り(11月2、3日)、因島総合文化祭(11月7、8日)にも出展する予定。
尾道市因島土生町の因島図書館で10月18日(日)から11月14日(土)まで、館内ショーケースにて「折り紙絵本の世界~スタンスパンクスとともに~」が展示される。展示時間は10時から18時まで。入場無料。
作品を提供するのは、因島椋浦町の青木恵さん(38)。同館での展示は、昨年10月に続く2回目の展示となる。
スタンスパンクス(STANCE PUNKS)は1998年に結成され、2000年代初期のパンクロックブームの立役者として知られる人気バンド。現在も第一線で活動を続けている。

スタンスパンクス(STANCE PUNKS)
「折り紙絵本」は、1枚の折り紙で作る縦2~3センチほどの小さな本に物語を描いた作品。今回は、青木さんが愛するパンクロックバンド「スタンスパンクス」の楽曲を題材に、曲ごとの世界観を1冊ずつ丁寧に表現した。

青木恵さん
会場では、初期の代表曲「友よ(2001)」や「すべての若きクソ野郎(2002)」、中期の「girl(2010)」、近年の「夢の楽団(2018)」まで、新旧の楽曲からインスピレーションを得て制作された10数作品が並ぶ。
また、絵本だけでなく同バンドの貴重なオフィシャルグッズなども合わせて展示される。
青木さんが彼らの音楽に出会ったのは25年前の中学生時代。ストレートな歌詞に深く心を動かされたという。当時は交わるはずのなかった「パンクロック」と「折り紙絵本」という2つの個性が、時を経て青木さんの手によって思いがけず融合を遂げた。
激しく熱いロックの世界が、繊細で優しい手のひらサイズの絵本の中でどのような輝きを放つのか。「パンクロック×折り紙絵本」という異色の組み合わせから生まれる、新たな表現の可能性を楽しめる展示となっている。
【問合せ】
0845-22-8660因島図書館
『折り紙絵本×STANCE PUNKS』
本日より展示スタートしました!スタパンの新旧15曲を絵本にしました。
手にとって、ページをめくりながら、曲の世界を楽しんでください
遠方に住むスタパンファンの方々にも、届けたい!11/14(土)まで
尾道市立因島図書館にて#STANCEPUNKS
#折り紙絵本
#因島 https://t.co/0WcRMl4doI— meccho (@TuV3V) October 18, 2026
テーマは「瀬戸田の歴史」「自然」「文化」「暮らし」など。水彩絵の具、色鉛筆、クレヨンなど画材は自由で、長辺41センチ(F6)以内の画用紙に描いた作品を1人1点まで応募できる。
【応募受付】
10月19日(月)~30日(金)に、尾道しまなみ商工会瀬戸田支所(〒722-2411尾道市瀬戸田町瀬戸田311-1)へ郵送または持参する。持参の場合は土日祝日を除く9時~正午、13時~17時。
【作品展示】
11月14日(土)~29日(日)に、しおまち商店街の店先をはじめ、瀬戸田港ターミナル、周辺宿泊施設、ボナプール楽生苑などに展示する予定。
【問合せ】
0845-25-6511(しおまちまちづくり協議会運営団体しおまち企画)

【問合せ】
0898-23-3055 実行委員会今治現地本部
十四番札所常楽寺(尾道市因島中庄町天神区天神社境内)
恐い童謡の一つ「通りゃんせ」を小さい頃から聴き慣れている子供は天神様と言えば恐いものだと思っている。確かに「菅公さん」の祟りは日本史の中ではベスト3の中に入るのではなかろうか。しかし受験生ともなるとそんなことは忘れて、学問の神様であるから合格祈願所として近くにあるのはありがたい。
中庄町の天神様は南斜面の日当たりの良い小高い丘の上にあるので「天神様への細道」も恐くはない。恐いのはむしろ山の反対側にある権現様への細道ではないかと思う。
天神社の境内に上がったら、ゆっくりと東の方から視野を南へ回してみよう。東へ延びる低地が中庄湾の跡である。その両岸から因島の歴史は始まった。いや、最初は陽当たりのよい北岸であったかもしれない。しかし塩の荘園であったので、製塩の最終段階で必要とされる膨大な火力の供給源として山谷は荒れ入江は次第に狭まっていったことであろう。
さて、その天神社の東の端にあるのが十四番札所常楽寺である。
文・写真 柏原林造
0845-27-3137

写真①4羽の幼鳥と成鳥のゴイサギ家族
ゴイサギは本シリーズ【21】(2018年12月)で、「因島で見た野鳥」として紹介した。この時には、ゴイサギは第4次レッドリスト(2012年8月28日)に掲載されておらず、絶滅の惧れがあるとは認識されていなかった。第5次レッドリストで、過去10年間で30%以上減少したとして、絶滅危惧Ⅱ類にあらたに指定された。
ゴイサギは、全長約57.5cmで、コサギやアオサギに比べずんぐりとした体型である。成鳥は頭頂から肩、背にかけて青緑色を帯びた深い紺色、翼上面と尾は灰色、幼鳥は全体に褐色で、翼上面は褐色に白い斑があり、ホシゴイとも呼ばれ、2年かけて成鳥羽になる。
留鳥で、単独または複数種からなるコロニーで繁殖する。英名でNightHeron(夜のサギ)とも呼ばれるように、夜行性で、昼間に頻回に出会うサギではない。巣立ちした幼鳥を連れている時は昼間でも活動する。写真①のような親鳥と幼鳥の群れを目にすることがあり、因島でも繁殖していると思われる。
河川、池、水田等の浅い水辺で魚類、ザリガニ、カエル等の小動物を食べ、コロニー内でネズミ等の小型乳類やサギ類のヒナを食べる場合もあるとのことである。
個体数が減少している要因は十分わかっていないが、小型魚類が大型の外来魚等の増加により減少している可能性や、住宅地近隣のコロニーでの人による追払いや営巣林の伐採に伴う繁殖成功の低下などが考えられている。
鳥獣保護管理法で、肉や毛皮を利用する目的で捕獲を許可されている鳥獣が、「狩猟鳥獣」として指定されている。ゴイサギは「狩猟鳥獣」に指定されている野鳥の一つであったが、絶滅の惧れから、2022年にこの指定が解除され現在は捕獲が禁じられている。
文・写真 松浦興一