株式市場においては、アンソロピック、オープンAIのIPOが控えていますが、ナスダックに引っ張られている日経平均としても、当面の大きな材料としては、アメリカの中間選挙ではないでしょうか。
2026年の中間選挙では、上院の100議席のうち35議席(35%)が入れ代わり、下院では435議席のうち435議席(100%)が入れ代わります。
中間選挙対策のためのアメリカの現政権の演出から、ナスダックと日経平均は、9月後半に大きな谷を作り、11月3日の中間選挙・総選挙に向けて上昇させる可能性を期待しています。
【アメリカの中間選挙のスケジュール】
3月3日~8月 民主・共和両党の予備選挙。3月3日のテキサス、アーカンソー、ノースカロライナなどから本格化
9月1日 マサチューセッツ州予備選
9月8日 ニューハンプシャー州予備選
9月9日 ロードアイランド州予備選
9月15日 デラウェア州予備選。これで通常の州予備選はほぼ終了
9月後半~10月 本選キャンペーンが最高潮へ。テレビ広告、候補者討論会、期日前投票などが本格化(投票登録締切や期日前投票日は州ごとに異なる)
11月3日 中間選挙・総選挙。上下両院、州知事、州議会などを選出
11月3日夜~数日後 開票(郵便投票が多い州や接戦州では当日中に勝敗が決まらない可能性あり)
12月12日 ルイジアナ州では、下院選挙で必要となった場合の決選投票(2026年は同州下院選の方式が他州と異なる)
2027年1月3日 選挙で選ばれた議員による第120議会が発足

さて、7月31日(金)の日経平均は、プラス2,494.59円(プラス4.03%)と上昇して終値は64,362.02円でした。
このところの日経平均は、下落基調でしたので、そろそろ反転を期待しています。
今週月曜日に、上を向けば明るい展開となりそうですし、下を向けば、更に下落が続きそうです。
今週末のCME日経平均先物の終値62,925.00円から占うと、来週の日経平均は、マイナス1,400円程度をベースに寄付きそうなので、少しイヤな感じです。
このところ下落を続けていましたが、31日の金曜日にプラス7,000円(プラス17.72%)で終値46,500円とストップ高を付けていたキオクシアHD(285A)は、市場が引けて、7~9月期の純利益31倍という好調な決算発表とともに、8,000億円規模の自社株買い(8月3日~10月30日)、1株を3株への株式分割(基準日: 9月30日)等を発表していますので、今週の明るい材料と位置付けられるといいですね。
夜間の日経225先物は63,910円まで下落していましたが、東京市場では寄り付き後に半導体関連株への売りが更に加速しました。
特に下落が大きかったのは、半導体関連銘柄です。
・キオクシアHD(285A)-18.33%〈ストップ安〉
・KOKUSAI ELECTRIC(6525)-14.17%
・レーザーテック(6920)-14.05%
・ディスコ(6146)-12.37%
・アドバンテスト(6857)-10.11%
今回の急落では、前日の米国半導体株安に加え、中国勢の台頭による半導体・メモリー市場の競争激化が強く意識されたようです。
7月27日には、中国のメモリー大手CXMT(長鑫科技、688825.SS)が上海市場へ上場。公開価格8.66元に対して初値は49.50元、終値は49.00元となり、時価総額は約3.3兆元に達しました。中国本土上場企業で時価総額首位となっています。
さらに、中国が国産の液浸型DUV露光装置の製造を開始したとの報道もありました。メーカー名は公表されておらず、性能や信頼性ではASML製にまだ及ばないとされていますが、将来的な競争激化への警戒が広がりました。
Moonshot AIのKimi K3についても、全モデルウェイトが公開され、現在ダウンロード可能となっています。ただし、Kimi K3の公開が今回の株価急落に直接影響したかどうかは確認できていません。
今回の下落を一律に「買い場」と判断するのではなく、中国企業との競争が各社の受注や利益見通しにどこまで影響するのかを確認しながら、銘柄を選別したいところです。

今の日経平均は、スパースケラーのAI投資に大きく依存しています。チップメーカー、半導体製造装置メーカは、想定外のインフレによって、長期契約が逆に利益を損なっていて、頭を押さえられている感じもします。
当面の材料としては、主要企業の決算発表です(日本時間)。
7月23日(木) 5:30 アルファベット(GOOGL)
5:30 テキサスインスツルメンツ(TXN)
6:00 IBM(IBM)
6:30 テスラ(TSLA)
7月24日(金) 5:05 SAP(SAP)
6:00 インテル(INTC)
明るいムードに切り替えてくれるといいのですが。
原油高、超低金利による超円安は進んでいて、日本のインフレはすごいことになっています。
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第2弾のアンソロピック(Anthropic)ですが、IPOの時期は10月下旬から11月上旬で、10月29日(木)前後ではないかと推測されています。気になるのは、1兆ドル規模という大きな評価額で、株式市場が吸収できるかということでしょうか。
そのためには、第1弾のスペースXの当面の株価の上昇にかかっているような気もします。
また、IPO祭りの前夜祭を飾ったセレブラス(CBRS)の株価も、IPO価格の185ドル前後で推移していますので、頑張ってほしいところです。

2027年にずれ込むかもしれませんが、第3弾のオープンAI(OpenAI)のIPOも控えていますので、2026年のIPO祭りは、大きなお金が動き、盛り上がりそうです。

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IPO価格は135ドル。150.00ドルで寄り付いて、高値が176.52ドル、安値が149.34ドルと大きく乱高下して、IPO価格からプラス19.22%と上昇して160.95ドルで引けました。
このお祭りは、しばらく続きそうです。

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次の銘柄の下落が目立ちました。
・キオクシア(285A) -8.01%
・アドバンテス(6857) -5.72%
・レーザーテック(6920) -7.30%
・KOKUSAI(6525) -9.62%
・ディスコ(6146) -7.03%
・フジクラ(5803) -7.29%
・古河電工(5801) -7.73%
・ソフトバンクグループ(9984) -6.06%
・テクセンド(429A) -6.98%
・レゾナックHD(4004) -7.77%
・日東紡(3110) -7.75%
・三井金属(5706) -7.06%
・JX金属(5016) -6.06%
・村田製(6981) -10.15%
・ファナック(6954) -6.80%
・住友鉱(5713) -6.78%
もうすぐ、取引が始まるアメリカ市場も注意です。

AI関連銘柄とともに、金鉱山関連も揃って下げているのが特徴的でした。
アルファベット(GOOGL)がマイナス0.98%、パランティアテクノロジーズ(PLTR)がマイナス4.35%、テスラ(TSLA)がマイナス6.55%、オラクル(ORCL)がマイナス9.70%と下げていますが、全体的に下げがキツかったので”良く耐えた”という感じさえします。
特に、目立ったのは、これらの銘柄です。
(チップ関連)
・マーベルテクノロジーグループ(MRVL): マイナス16.73%
・クアルコム(QCOM): マイナス10.97%
・ブロードコム(AVGO): マイナス7.92%
・インテル(INTC): マイナス11.28%
・アドバンストマイクロデバイシズ(AMD): マイナス10.86%
・エヌビディア(NVDA): マイナス6.20%
・マイクロンテクノロジー(MU): マイナス13.25%
・テキサスインスツルメンツ(TXN): マイナス6.65%
・アームホールディングス(ARM): マイナス12.83%
(半導体製造装置関連)
・アプライドマテリアルズ(AMAT): マイナス9.70%
・ASMLホールディング(ASML): マイナス6.58%
・ラムリサーチ(LRCX): マイナス9.84%
(光ファイバー関連)
・コーニング(GLW): マイナス10.13%
・ルメンタムホールディングス(LITE): マイナス8.61%
(データセンター関連)
・コアウィーブ(CRWV): マイナス7.07%
・ネビウスグループ(NBIS): マイナス12.26%
(AIサーバー関連)
・スーパーマイクロコンピューター(SMCI): マイナス11.21%
・デルテクノロジーズ(DELL): マイナス6.49%
・ヒュレットパッカードエンタープライズ(HPE): マイナス8.49%
(量子コンピューティング・量子セキュリティ関連)
・IONQ Inc(IONQ): マイナス13.52%
・Dウェイブクオンタム(QBTS): マイナス13.74%
・リゲッティコンピューティング(RGTI): マイナス14.40%
(金鉱山関連)
・ニューモント(NEM): マイナス7.94%
・バリックマイニング(B): マイナス7.80%
・ハーモニーゴールドマイニング(HMY): マイナス9.30%
なお、インフレ、金利、原油価格等の動きにも注意です。
また、5日(金)の日経平均の終値は66,588.12円でしたが、今朝のCME日経平均先物は63,825.00円と、現物の終値から3,000円程度下げているので、来週月曜日の日経平均6月SQ週第1日目は恐怖です。この週末は、眠れない人も多いのではないでしょうか。

このような時期ですが、SpaceX(SPCX)のIPOには、良くないムードを払拭してほしいと期待しています。
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アレクサンダー・C・カープ (著), ニコラス・W・ザミスカ (著), 村井章子 (翻訳) 形式: 単行本(ソフトカバー)
6月のSpaceX( $SPCX )の史上最大規模のIPO等を控えてか、日本株の中でも、上昇しているのは特定のAI関連銘柄に限られているようです。
なお、5月の市場に関するアノマリーとして、” セル・イン・メイ(Sell in May)”というのがあるのが、気になっています。
また、株価指数が上昇しているのは良いことですが、日本では、特に、超円安化とともに、肌感でインフレが加速しているのも気になっています。
2025年の1人当たりGDPの国別ランキング(名目GDPベース)を、ChatGPTに作成してもらいました。日本人は、残念なことですが、国際的に着々と貧しくなっています。
順位 国名 1人当たりGDP(USD)
1 ルクセンブルク 約 140,900
2 アイルランド 約 108,900
3 スイス 約 104,900
4 シンガポール 約 92,900
5 アイスランド 約 89,700
6 アメリカ 約 89,100
7 ノルウェー 約 90,300
8 デンマーク 約 76,300
9 カタール 約 75,000
10 オランダ 約 75,000
11 オーストラリア 約 74,900
12 サンマリノ 約 74,000
13 オーストリア 約 69,000
14 スウェーデン 約 68,000
15 ドイツ 約 66,000
16 ベルギー 約 65,000
17 カナダ 約 64,000
18 アラブ首長国連邦 約 62,000
19 イギリス 約 61,000
20 フィンランド 約 59,000
21 香港 約 58,000
22 フランス 約 56,000
23 ニュージーランド 約 55,000
24 イスラエル 約 54,000
25 マカオ 約 53,000
26 サウジアラビア 約 52,000
27 韓国 約 36,000
28 イタリア 約 45,000
29 スペイン 約 42,000
30 台湾 約 39,000
31 日本 約 35,000
32 スロベニア 約 35,000
33 チェコ 約 34,000
34 エストニア 約 33,000
35 キプロス 約 33,000
36 ポルトガル 約 32,000
37 リトアニア 約 31,000
38 ポーランド 約 30,000
39 スロバキア 約 28,000
40 ギリシャ 約 27,000
※IMF(国際通貨基金)2025年推計値ベース
※単位:米ドル(USD)
※概算値のため、更新等により多少変動する場合があります。
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