単純に2本の鏡筒を並列に固定するだけなら単純な1枚プレートでよいのですが、以下のようなご要望がありました。
難易度の高いご依頼でしたが、スターベース東京様からのご指名に応えて引き受けることにしました。

図面から読み取るのは難しいかもしれませんが、TOA150鏡筒側で水平微動、TOA130側で上下微動が行える構造となっています。

上の写真では右側にTOA150、左側にTOA130を載せます。目盛りのついた測定機はダイヤルゲージと呼ばれるもので、0.01mmまで測れます。このダイヤルゲージの0.1mmの移動量が1分角になるよう、調整中心(写真では見えません)とダイヤルゲージの距離が設定してあります。

ここまでをビノテクノで製作し、スターベース東京様で鏡筒バンドの取り付け、および鏡筒を載せての微調整機構の動作確認を行っていただきました。その後お客様に届き、リモート観測所に設置されたようです。


実際の運用上どうなったか気になったので、お客様のXをフォローして注視していましたが、想定どおりのパフォーマンスが得られているようで、すでに素晴らしい写真を何枚も撮影されていました。お喜びの電話をいただいたとスターベース東京様からも伺いました。
こちらとしてもメカ設計者冥利に尽きる、達成感の大きい仕事をさせていただきました。お客様とスターベース東京様に感謝です。
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特価販売コーナー掲載の10.2cm3枚玉F7単眼鏡の価格を下げました。
税込140,000円 ⇒ 120,000円

併せてハイペリオンアイピース36mmも値下げしました。
税込27,000円/個 ⇒ 24,000円/個

この天体専用の双眼鏡は元々アクロマートで発売されましたが、その後EDレンズ仕様も発売され、20~30倍も余裕となりました。ところがこれぐらいの倍率になると、別売の補助パーツ「三脚取付用アダプター」を使っても揺れが気になるとのことで、高剛性ホルダーのご依頼をいただきました。

構造はいたってシンプルです。双眼鏡片側の、太い部分(対物セル付近は避けました)と接眼部に近い部分の2箇所をクランプする構造です。レバーのようなものはカムクランプと呼ばれる部品で、レバーを倒すとクランプできます。
双眼鏡を折りたたんで目幅調整を行うと見口の水平が崩れるため、この場合はレバーを起こしてクランプを緩め、見口を水平にして再度クランプします。

架台を挟んで反対側にはスマホが取り付けられています。そのためのシャフトクランプも手配させていただきました。

ホルダー下部に1/4カメラネジを設けておいたので、それを利用してパン棒が取り付けられています。
それなりのコストはかかっていますが、がっちりと固定されているので、この双眼鏡の性能が最大限発揮できる仕様になっています。
ビノテクノはこのようなご要望も相談に乗ります。気軽にお問い合わせください。
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1日目(金曜日)が曇り、2日目(土曜日)が曇りときどき小雨といった感じで、望遠鏡で月や星を見せることは叶いませんでした。
今年の胎内星まつりで特筆すべきは、異様に涼しかったことです。
1日目や2日目の午前中は、両隣の出店者と「今年は過ごしやすいね」と笑顔で言葉を交わしていましたが、2日目の午後からさらに気温が下がり、薄手の長袖シャツでも寒くてたまらない状態になってきました。後で知ったのですが、18℃まで下がったそうです。
ビノテクノのブースの位置は、風が通り抜ける、真夏ならありがたいロケーションなのですが、これだけ気温が下がって風が通り抜けると、笑顔が消えます。あわてて会場内で厚めの生地のTシャツを買い、中に着込んで寒さをしのぎました。
胎内星まつりは「暑い」イメージしか無く、そのために氷や飲み物を十分すぎるぐらい買い込んで、万全の熱中症対策で臨むのですが、まさか防寒対策が必要とは思ってもいませんでした。
今のところ来年も出店するつもりですが、最低でもウィンドブレーカーぐらいは持っていったほうが良さそうです。
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そこで製作したのが、下の写真のファインダー調整ベースです。

ご覧の通り、調整ツマミで上下と左右の向きが微調整できるようにしてあります。微調整機構はCDRL-miniと同じアイディアです。

下部はMORE BLUE製ビクセン規格ファインダー脚座アリガタFG304です。上部のアリミゾは同じくビクセン規格のものです。
昨年自分用に作ったものがあったのですが、先日あるお客様から偶然同じご要望をいただいたので、新たに製作して納品しました。
型番モデル化しなかった理由は、けっこうコストがかかり、販売価格が2万円以上になって売れそうになかったからです。ただしそれでもほしいという方がいらっしゃるなら受注製作で注文をお受けします。金額はビノテクノへお問い合わせください。
The post ファインダー調整ベース first appeared on Bino Blog.]]>今年も特価品を用意しています。会場へ来られた方は、ぜひビノテクノのブースにお立ち寄りください!

特価販売コーナーに10.2cm3枚玉F7単眼鏡を追加しました。
以前BINOKIT-BORGのオプションとして販売していた対物レンズユニットが1本だけ残っていたので単眼鏡に仕立てたものです。
今回ビノ制作のきっかけとなったのはビノテクノさんの特価品BB-160を見つけた事で、実は自分は以前これを個人輸入できないかと検討した事があったのですがハードルが高そうで見送った経緯があり、これの新品をビノテクノさんから買えるなら買うしか無いのでは?と思い、ただTSA120の双眼は流石に架台(ユーハン Tマウント経緯台)に載らないだろうと感じて、初めはケンコーのSE120の双眼の相談をさせて頂いた次第です。 ただBB-160の商品説明にはTSA120の搭載も想定されていると感じられた事と、服部さんがTSA120ビノの制作実績があり鏡筒は無改造でビノが作れそうな事、そして何より自分にとってTSA120は見え味、重量、サイズと言ったトータルバランスで最高の鏡筒と感じていましたので、自分にとって最高の鏡筒でビノを作りたいと言う欲望が捨てきれず、Tマウントのポテンシャルに掛けて背水の陣で制作に踏み切った次第です笑。

ファーストライトでビノを振り回すとこのビノで自分が想定する最高倍率(TOE-3.3mmで277倍)では多少の視軸ズレが生じますが、ズレの量は多くは無くやはりEZMの視軸調整機構は非常に扱い易いので、これであれば導入の際にさっと視軸調整すれば特に問題無く扱えると感じました。

クレードルはとにかく軽く、を目標に組みましたが上の写真の状態で5kg強となり、ファインダーとアイピース無しのビノ総重量は21kg強となりましたが、Tマウント経緯台でバランスをきっちり取ってやれば手動微動もスムーズで耐荷重的にも問題無さそうと感じています。視野を移動させた時の振動は多少ありますのでアリガタアリミゾをロスマンディ化するなど今後対策出来ればと思っています。

今回のビノの制作目的として、自分が今年心臓の病気を患ってしまい、重い機材が肉体的精神的にこれまで以上に負担となった事から、運搬回数は多くなっても良いのでとにかく一ユニットを軽くする事を目的として、全てのパーツを片手で持てる重量に抑えた事で個人的に無理なく扱えるビノとする事も出来ました。 見え味は単筒でも最高の見え味でしたのでビノだとべらぼうに良く見えて(月土星ベガを短時間見る限り)多少無理してでも作った甲斐があったととても満足しています。 アマチュア天文家がこの様な体験が出来るようになったのも松本さんを始め双眼天体観望愛好家の先人の方たちが積み上げてきたノウハウとそれを一般ユーザーが手に出来るように製品化されたビノテクノさんの様な企業の存在のお陰で、自分の様な一星好きとしては本当に感謝の気持ちしかありません。この度は本当にありがとうございました。
ビノテクノコメント:
今回提供したのは特注EZM(ラージミラー仕様)のみで、あとはすべてオーナー様で仕立てられました。全体写真を見ても違和感がなく、いかにも使いやすそうに見えます。
オーナー様、レポート文と写真のご提供ありがとうございました。
7/31まで 税別258,000円(税込み283,800円) ※アルミ増反射コート仕様
8/1より 税別270,000円(税込み297,000円) ※アルミ増反射コート仕様

タイトル: 小型で遠征用の双眼望遠鏡 沖縄の離島や西豪の砂漠など、漆黒の夜空下で双眼鏡を使って星を見るたびに、やはり90度対空、正立双眼視のできる望遠鏡が欲しいと思っていた。条件は3つ。 1)小型・軽量で、スーツケース1つに収納できる 2)Houdini 30mm 80度で、明るく(できれば瞳経 5)広視界(6度以上) 3)レデューサー使用で、明るい2連の撮影鏡筒としても使用可能 2年前に3枚玉フローライトのFCT-65Dが発売された。軽量で、長いバックフォーカス、眼視にも写真にも使えそう、鏡筒はこれしかないと決めていた。 問題は、周辺像の良好な30mm以上の広視界アイピース、今年ベルギーのHoudiniさんが30mm 80度を出すと案内され、これだと決めた。 クレードルとEZMは信頼のビノテクノ製、簡易クレードルながら堅牢だ。あとは、遠征あるのみ! レポートは以上です。今回は特注クレードルの作成、有難うございました。 PS. 参考ですが、写真に写っている50.8mmアダプターより、短い50.8mmアダプターでないとピントがでません。

オーナー様、レポートありがとうございました。以下、ビノテクノからの補足です。
レポート中の「短い50.8mmアダプター」はおそらくSKY90用2インチスリーブのことと思われます。
また今回製作にあたって、鏡筒はお預かりしていません。クレードルのみ製作してオーナー様に納品しました。

ご覧の通り、CRDL-miniのアレンジです。鏡筒径がちょうど95mmだったので、CRDL-95用鏡筒バンドを流用して仕立てました。またオーナー様からのご要望で、この作例でも持ち手を設けました。
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