Aちゃんは、ご家族のお話では、
また初回来院時には、毎日のように怖い夢を見る、
この症例について、「
私が一番大切だと考えているのは、
まず、
つまり「診断」です。
初診時、Aちゃんの身体を確認すると、
特に上部頸椎周辺の緊張が強く、
脈診や身体の反応なども合わせて確認する中で、私は、
「右耳だけを見るのではなく、
という仮説を立てました。
もちろん、これは医療機関で確定された医学的診断ではなく、
しかし、その仮説に基づいて身体を調整した結果、
そのため今回の経過は、
そして今回、もう一つ非常に大切にしたことがあります。
それは、
Aちゃん自身に、身体へ入れる刺激を選んでもらったことです。
8歳という年齢でもあり、
身体の状態だけを考えれば、
しかし、効果を求めるために本人が怖がる治療を無理に行えば、
そこでAちゃんに、
色を使った方法や音を使った方法などについて話をしたところ、
「音がいい」
と選びました。
そこで今回は、
私は、治療方法は必ずしも一つである必要はないと考えています。
鍼でも、手技でも、音でも、その人の状態や年齢、感覚、
今回Aちゃん自身が「音」を選び、
初回の施術は2026年7月11日でした。
施術後、まず首の動きが変化し、
頸部の緊張や痛みにも改善がみられました。
そのうえで右耳の状態を確認しました。
スマートフォンの聴力確認用アプリを使った簡易的な確認ではあり
「聞こえる」
という反応が現れました。
目の前でみていたお父さんが、お前ほんとか?と聞きなおし本人も「ほんとに聞こえるよ」と言って二人で泣き出してしまいました。私も思わずもらい泣き状態でした。
ただし、
そのため、この時点で「正常な聴力に戻った」「難聴が治癒した」
2回目の施術は2026年8月7日。
初回から約1か月後です。
再び状態を確認すると、右耳は初診時とは明らかに違い、
アプリによる簡易検査では、
一方で、音圧を上げると右耳でも音を認識できました。
つまり、
初診時にはほとんど反応が確認できなかった右耳に、
ということです。
完全に左右同じ状態ではありません。
それでも、初診時の「ほぼ聞こえない」という状態と比べれば、
また、初診時に毎晩のように見ていたという怖い夢(恐怖は腎と関係があり腎と耳は関係があります)も、治療後は見なくなったとのことでした。
ここは今回、とても重要なところです。
お父様にお話を伺うと、
そこで今回私は、
「今、右耳で音を感じられるようになっているからこそ、
とお伝えしました。
何Hzの音を、何dBで聞き取れるのか。
右耳と左耳にどの程度の差があるのか。
それを医療機関できちんと数値として確認することが必要です。
お父様にもそのことをご理解いただき、
「これから病院へ行って調べてもらいます」
というお話になっています。
今後、医療機関でどのような検査結果が出るのか。
その結果も含めて、
今回の症例で私が一番伝えたいのは、
「この音を使えば難聴が治る」ということではありません。
治療方法そのものより前に、
身体をどう診るか。
どこに問題があるのではないかと仮説を立てるか。
そして、
そこが重要なのではないかと私は考えています。
今回は、身体全体を診たうえで一つの仮説を立て、
そして音による刺激を選択した結果、
これは「原因が証明された」ということではありません。
しかし少なくとも、
これから医療機関で正式な聴力検査を受けてもらい、
その結果も含め、今後も丁寧に経過を追っていきたいと思います。
施術記録
初回施術:2026年7月11日
2回目:2026年8月7日
患者:8歳女児
主訴:右耳の聴力低下、怖い夢、身体の左右差など
※本記事は一症例の経過を紹介するものであり、
経絡色体調整法は、東洋医学の「経絡理論」を基盤とし、腹診・筋診断・骨格評価を組み合わせることで、身体全体のバランスを客観的に評価し、最小限の刺激で調整を行う治療体系です。
私たちは身体を「筋肉」「骨格」「神経」だけではなく、「経絡」という機能的ネットワークを含めた一つの統合システムとして捉えています。
経絡とは何か
経絡は古典医学において、気血が全身を巡る通路として説明されています。
しかし、経絡は血管や神経のように目で確認できる構造物ではありません。
現代的に考えるならば、経絡とは内臓・筋肉・骨格・神経・自律神経・精神活動を相互に結び付ける機能的な情報ネットワークとして理解することができます。
例えば、肝経の異常は筋肉の緊張だけでなく、情緒の変化や姿勢の乱れとして現れることがあります。
一つの経絡の異常が、身体全体へ影響を及ぼすという考え方は、東洋医学の最大の特徴でもあります。
なぜ腹診を重視するのか
経絡色体調整法では、診断の中心を腹診に置いています。
腹部には各臓腑に対応する募穴が存在し、内臓機能や経絡の状態が反映されると考えられています。
圧痛や硬さ、左右差などを評価することで、患者さんが自覚していない身体のアンバランスを読み取ることが可能になります。
東洋医学ではこれを「不問診」と呼び、問診だけに頼らず身体そのものから情報を得る診断法として古くから重視されてきました。
筋肉は結果であり、原因ではない
筋肉の緊張は局所だけの問題ではありません。
筋肉の異常には、疲労などによる物理的な「凝り」と、経絡や神経系の異常によって起こる機能的な「張り」があります。
経絡色体調整法では、この「張り」を重視します。
異常経絡が存在すると、その経絡に対応する筋肉は防御反応として過緊張を起こします。
つまり、筋肉を治療対象とするだけではなく、筋肉を身体からのメッセージとして読み取ることが重要なのです。
身体は一つのネットワークである
東洋医学では、内臓・筋肉・骨格・精神活動は、それぞれ独立した存在ではありません。
十二経絡によって相互に結び付けられ、一つのシステムとして機能しています。
例えば、
という古典の記述は、それぞれの臓腑が特定の組織へ強く影響することを意味しています。
したがって、肩こりの原因が胃腸にあることもあれば、腰痛の背景に腎経の異常が存在することもあります。
局所だけを見るのではなく、全体から原因を探ることが東洋医学の診断思想です。
最小限の刺激で身体は変化する
経絡色体調整法では、色・磁石・シールなどを利用して経絡を調整します。
重要なのは刺激の強さではありません。
身体が必要としている情報を正しく与えることです。
適切な経絡へ適切な刺激を与えることで、腹部の圧痛や筋緊張、可動域などがその場で変化することを確認しながら治療を進めます。
これは治療者の感覚だけではなく、患者さん自身も身体の変化を実感できることを大切にしています。
健康とは「頭寒足熱」の状態である
経絡色体調整法では、「頭寒足熱」を健康の一つの指標と考えています。
頭部が過度に興奮せず、末梢まで循環が保たれている状態は、自律神経や経絡のバランスが整っている状態と考えられます。
治療後には腹部の変化だけでなく、耳や足の温度変化、筋肉の緊張、身体の動きなどを総合的に評価し、身体がより自然な状態へ戻ったかを確認します。
東洋医学を再現性のある技術へ
東洋医学は長い歴史を持つ優れた医学ですが、その一方で「経験」や「勘」に依存する部分も少なくありません。
経絡色体調整法では、腹診・筋診断・骨格評価という複数の客観的指標を組み合わせることで、診断と治療の再現性を高めることを目指しています。
伝統医学の本質を尊重しながら、現代の施術者が学びやすく、臨床で活用しやすい形へ体系化すること。
それが経絡色体調整法の基本理念です。
今後のブログでは、経絡理論、腹診、筋診断、色による調整の考え方などについて、一つひとつ詳しくご紹介していきます。
]]>7月12日、第2期「経絡色体調整法セミナー」がスタートしました。
今回は基礎編という位置づけで、経絡色体調整法の考え方から診断法、そして実技まで、一日を通して学んでいただきました。
経絡色体調整法とは
経絡色体調整法は、東洋医学の考え方を土台としながら、腹診や筋肉の反応を利用して身体の状態を読み取り、「色」「磁石」「シール」などを用いて身体のバランスを整えていく調整法です。
もともとは「筋肉診断経絡治療法」として学んできた技術をベースにしていますが、長年の臨床経験を重ねる中で理論を見直し、より再現性の高い方法へと発展させました。
「できるだけ難しいツボに頼らず、誰でも学びやすく、効果を確認しながら施術できること」を大切にしています。
健康とは「頭寒足熱」
講義では、東洋医学で理想的な身体の状態とされる「頭寒足熱」についても解説しました。
頭がスッキリし、足先まで温かい状態は、全身の循環が整っている一つの目安です。
施術前後で身体の変化を確認しながら、身体がどのように変化していくのかを体感していただきました。
診断の中心となる「腹診」
経絡色体調整法では、腹部を触診しながら身体全体の状態を把握していきます。
腹部には内臓の状態や経絡のバランスが反映されるため、痛みや硬さ、左右差などを丁寧に確認します。
参加者の皆さんには、正しい触診方法や圧のかけ方、左右比較の重要性などを繰り返し実習していただきました。
「凝り」と「張り」の違い
今回の講義では、「凝り」と「張り」の違いについても詳しく説明しました。
筋肉の硬さには、単なる疲労によるものだけではなく、身体全体のバランスや経絡の乱れによって生じる緊張もあります。
この違いを見極めることが、根本的な原因を探る上で非常に重要になります。
午後は実技中心
午後は、骨盤や背骨のバランスを評価する方法や、導引を用いた調整法、小胸筋や胸鎖乳突筋などの触診方法を中心に実習を行いました。
実際にペアになって身体の変化を確認しながら練習することで、「触る力加減」や「変化を感じ取る感覚」を身につけていただきました。
経絡色体調整法では、施術者だけが変化を感じるのではなく、患者さん自身にも身体の変化を実感していただくことを大切にしています。
学びは「知識」より「体感」
今回のセミナーでは、知識を覚えること以上に、「身体はこのように変化する」という体験を重視しました。
触診を繰り返し行い、診断・調整・再確認という流れを何度も実践することで、参加者の皆さんも少しずつ身体の変化を感じ取れるようになってきました。
これから半年間をかけて、経絡・筋肉・骨格・東洋医学を総合的に学び、臨床で活用できる診断力と施術力を身につけていただきます。
今後もセミナーの様子をブログでご紹介してまいりますので、ぜひご覧ください。




講習会お申し込みはこちらから⇩
https://forms.gle/7DUCvfybeZjUhwQu7
その時の話した内容をまとめました。
]]>元々太極拳は20代の頃から趣味でやっていたのですが、今回治療の師匠から太極拳の中では最も古いといわれている日本では普及が初めてとなる趙堡太極拳を伝授して頂ける事になりました。
伝承図もあります

習いたい人は、
あくざわ鍼灸院のメールアドレス
akuzawazhenyuan@gmail.com
にお名前、年齢、連絡先を明記してメール下さい。
趙堡太極拳のグループラインに招待します。
]]>2025年4月13日と20日に東京スポーツ文化館において経絡色体調整法のイントロダクションセミナーを開催します。
20名限定となっております。先着順ですので興味のある方はお申込みください。
なお今回私の治療がYouTubeで紹介されました
