ここでは「グットアクター バッドオーディション」ができるまでの
創作秘話について書いていこうと思ってます。
時をさかのぼること2026年11月。
前作 スタア誕生!?を終えた後、私と作曲の伊藤さん、制作の森川さんの3人で
次の作品をどうするかの台本会議がありました。
これはイマノカゲキの立ち上げの10年以上前から、続けている会合です。
近年は私が何本か新作ネタの短いプロットを書いて、その中でどれが一番面白そうか3人で話し合うことが多いです。
前作は、夢を追いかける成長物語でした。
またイマノカゲキにしては珍しい、大切な人との別れというくだりもありました。そのため、次の企画は「エンタメに特化した方向で書こう」と漠然と考えていました。
そこで3つほどプロットを書いたのですが「おそらく、この企画が面白いだろうな」と私が考えていたネタが、採用となりました。その時の仮タイトルは「史上指定のオーディション」。なんだか、映画「トロピックサンダー 史上最低の作戦」に似てますよね。
(しかし「史上最低なものをお客さんは見たくないんじゃないか、という意見もあり、今のタイトルになりました。)
ネタを膨らませたプロットを書き出して、年末に再度の台本会議。おおよその登場人物や、起承転結について話し合いを重ねます。物語の骨格が決まったら、いよいよ台本の執筆を開始。
今回の作品も「出演者のことは一切考えず、物語の中で必要な配役を自由に考えて、自由に書く」スタイルと踏襲。そのため実際に書いていて「こんな役者見つかるのか?」と不安になります。しかし「配役は書きあげてから考えればいいか」とあまり気にせず、ゴリゴリ執筆を進めました。
3月に初稿をあげてから気が遠くなるほど何度も推敲を重ねます。
やっと第五稿ができたのが今年の5月。
丁度番外公演の「切手のない手紙」をやっていた頃です。「切手のない手紙」の本番が終わったイマノカゲキの役者さん達に、「これが次の本公演の台本ですよ」と共有しました。
しかし、この第五稿の尺(上演時間)が、一体どれくらいなのかこの時点ではまだまだ未知数。(体感的には2時間10分位かな)
そのため、第五稿を役者さんと一緒に実際に読んで判断することにしました。
と、いうところで創作日記①は終了です。
今後も本番までの創作過程を記していければと思っています。
次回もお楽しみに!
]]>こんにちは、作・演出のチュースキーです。
先日は狛江市のゴータバーにてスタァ誕生!?の配信に先駆けた先行試写会を行いました。


大きなスクリーン、良質な音に包まれて、沢山のお客様と共に、スタァ誕生!?の映像版をたっぷりと鑑賞しました。私も舞台では何度も見ているのですが、今回の映像版最後まで見入ってしまいました。
今回もマルチカメラで撮影、テンポのよい編集で、舞台では見ることのできない俳優さんの表情や動きを楽しむことができました。

終盤、カーテンコールのシーンでは自然と会場から拍手が…
そして、上映後には出演者が登場。当時の色んな思い出話に花が咲きました。

その後、皆さんで新年のご挨拶と共に乾杯。楽しい宴は長く続きました。
改めてご来場くださったお客様に感謝申し上げます。
そして、いよいよ明日からスタァ誕生!?配信がスタートになります。
どうぞ、お楽しみに!

今日はスタァ誕生本番二日目の様子をお届けします。
■この日は一公演のみ
小屋入り後、建て込み、場当たり、ゲネ、そして9/12(金)の2公演を終えて、出演者の疲れもピークに。
こうなることをあらかじめ予想して、9/13(土)は一公演のみにしておりました。
本番前に円陣を組むのですが、その時に医者役の山本健治さんが「普通だと二日目はに公演やるんですが、イマノカゲキは優しいので今日は一公演です」と語っていたのが印象的です。
芝居のみだったら、2公演できるのかもですが、歌とダンスもやるとなると、このスケジュールだと一公演が限界かなって感じでした。
■早めに劇場に入り音響の調整をする
出演者は比較的ゆっくりの小屋入りでしたが、演出部・技術部は早めに劇場入り。
初日の公演を終えて、満席の状態で見ていて気になった部分の修正をスタッフと行います。
例えば、おバンドやSEと合わせた時に歌の歌詞やセリフが聞こえなかった部分の修正をしていきます。
具体的にはバンドの音や演奏方法を変えたり、SEを外したり音を絞ったりと。
これが結構時間のかかる作業で、やればやるほど時間がかかります。気が付いたら、役者さんが到着する時間になってました。
このように、小屋入りしても作品を成長すべく、各スタッフと連携を取りながら調整・修正を加えていきます。
■二日目芝居にならないように!
よく「二日目芝居になるな」という言葉があります。初日と比べて、「お客様の反応がよくない」、「やっていて手ごたえがない」、「芝居がから回ってしまう」等々のうまくいかない状態を指す言葉です。初日の緊張感が薄れたり、ここまで稽古してきたことを一度出し切ってしまった後の解放感等があるのだと思います。
本番前に円陣を組んだ時に山本さんも「二日目芝居にならないように」と皆に釘を刺していました。
そして開場。30分後には、また本番が始まります。
■二日目芝居にならなかった!
スタァ誕生!?3公演目がスタート。私も後ろで見ていたのですが、結果的に二日目芝居になりませんでした。
その理由を考えていたのですが ①稽古通りにやることをやる ②客席の反応を過剰に意識しない がよかったのではないかと。
また、温かいお客様が多かったのも大きいです。
終演後のお客様の表情を見て、「今回も出来が良かったな」と一人喜びを噛みしめる私でした。
■オフショット

序盤 カノがシューティングスターで歌う

怒りで吠える小林をなだめる栗木と黒江

三姉妹の喧嘩の歌

伝説のシンガー 流れ星クミコが歌う「私は流れ星」

亡きクミコの壁を乗り越えて青実が共に歌う「私は流れ星」

音楽への想いを歌で表現する内ケ崎の「Melody Maker」
まだまだ、お見せしたい画像は沢山あるのですが、これは次回のお楽しみ!
]]>今日はスタァ誕生本番初日の様子をお届けします。
■ついにこの時がきた
三か月の稽古はこの時のため。
いよいよお客様にスタァ誕生を公開する時がやってきました。
受付周りを準備して、客席を作り、開場できるよう準備をします。
そして開場10分前、皆で舞台に集合して円陣を組み気合を入れます。
■スタァ誕生初公演が始まる
ありがたいことに初回から満席でスタートしたスタァ誕生。
初回は温かいお客様が多く、クスクスという笑い声が劇場内に響きます。
終演後お客様の表情を見て「この芝居は当たった」と確信します。

■2回目の夜公演も満席
金曜日の夜ということもあり、仕事帰りに観劇にきてくださった方もいて
会場はドッと笑い声に包まれていました。
今までずっとイマノカゲキを見てくださっているお客様も沢山来場されて
会場の空気感もどことなく懐かしい感じになります。
終演後のお客様の表情を見て、また手ごたえを感じます。

■懐かしのあのキャラが登場
コアなイマノカゲキファンの方は気づいたかも知れませんが
「かぞくのおかね」に登場していた門梨夢子がこの作品にサプライズで登場しています。
演じるのはもちろん、あの方。
今後、何かのきっかけでスタァ誕生を見ることがあるようでししたら(DVDとかにならないと見れないか)
チェックしてみてください

■オフショット
この日は忙しすぎで誰も写真を撮れなかったので
前日のゲネの写真から何枚かピックアップ!












今日は千秋楽ですが、こちらの方はまだ終わりません。今日は小屋入り二日目の様子をお届けします。

昨日までの建て込みでステージはできました!今日はまず場当たりから。
今回バントと稽古前に歌を合わせることもできなかったので、場当たりで合わせながら進めていきます。
前日の内に「いかに場当たりを手短に進めるか」の案を練りプランを作成。これだったら360分もかからずに終わるだろと予測。
そして、実際に場当たりが始まりました。芝居の頭から、明かり・照明・バンド音・小道具等の芝居や動きのきっかけについて、舞台上で役者さんが当たっていきます。
そのため「場当たり」と呼ばれるんですね。



バンドの3人もセッティングOK
前半戦は予想通り順調に進み、「このままいけば40分はまけるんじゃないか」と思いながら、中盤戦以降に突入。実際かなりテンポよく進行していきます。



しかしここいらから、バンドが出すME(Music Effect)の調整や、動線周りに時間がかかるようになり、徐々に時間の余裕がなくなります。
終盤戦になることには、なんと当初の360分を75分も押してしまう事態に。進んでも進んでも終わらない・・・



「あんなにシュミレーションしたのに・・・ 私の進行に問題があったのか?」と悔しさをにじませる私。そこに10年一緒にやっている岡田さんが「クワハラさん、これは進行の問題ではなく、作業量が多いからですよ」と一言。
「誰だこの台本を書いたのは!」と作家を呪う私でした。(つまり、自己反省です)
私の経験だと、今までタイムスケジュールの定刻でゲネプロが始まったことが無い気がします。
この日も一時間以上押してのゲネプロです。
場当たりからほとんど休憩を取らずにゲネプロの準備をする役者さん。(本当に大変で申し訳ない・・・)
そして、始まったゲネプロ。ここで照明・音響・バンドが一体になった作品の完全形が姿を現します。
私はゲネプロの中で、問題点をチャック。
2時間10分後ゲネプロ終了。その結果は・・・・ とてもよい出来でした! 多少の問題はあるにせよ、明日お客様に見せて全く問題ないレベル。
ということで、今日の稽古日誌は終了。次回は本番初日についてお届けします!

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稽古日誌も残り1回となりました! 今回は劇場入りの様子をお届けします!
いつもイマノカゲキがお世話になっている、池袋シアターグリーン・ベースシアター。
客席が70程度ですが、役者との距離の近さ、声の通り具合等に優れており
「演技する俳優の表情や動きをより堪能できる」私が大好きな劇場です。
6月からの稽古は、ここで公演をするため、そしていよいよ小屋入りの時がやってきました!

劇場前で会場を待つ関係者
当り前ですが、劇場って箱なので何もありません。
そのため、皆で舞台の上に美術装置・セットを作っていきます。(建て込みといいます)
男性の役者さんが中心となって、トラックから資材を荷下ろしして劇場内に搬入。
美術スタッフや照明スタッフ、音響スタッフも合流して、皆で劇場内のステージを作っていきます

舞台を作るのと合わせて、楽屋や受付を作っていきます。
ほっと一息の時に、池袋演劇祭の宣伝写真を撮る三姉妹です。

照明を灯りを作って舞台面がある程度空いたら、バンドのサウンドチェックが始まりました。
坂出さん、マイマイさん、マユコさんが奏でる生音は「疲れを癒す」ような、いやいや、カンフル剤のように「元気になる」サウンド感じです。
劇場内でバンドの音を聞くと「ああ、ここまで頑張ってきてよかったな~」としみじみ思います。
持木さんがデザインしてくれた美術セットとバンドの存在感のマッチングも最高です。(お楽しみに)

ということで、次は場当たり、ゲネの様子をお届けします!
お楽しみに!
]]>稽古日誌も残り1回となりました! 今回は9月の最終稽古の様子をお届けします!
前回の通し稽古を見ていて「ここ役者さんの芝居がフワフワしているな」というところが、そこそこありました。
2時間の作品を作っていると、すべての場を同じ時間と労力をかけて作るのが難しくなります。その結果、「隙間の芝居」が生まれてしまいます。「ここってやったよな?」「前にできてたけど、最近ここやってない」「いつも他のところばっかりやっていたので、ここってあんまりやってないんですよね」など、これがフワフワした芝居の原因です。
稽古も今日で最後ですが、そのフワフワの状態で劇場入りはできません。各シーン20分ずつではありますが、延々とタイムトライアルのように、稽古を重ねます。(本当に目が回るほどの、目まぐるしい時間でした)
時間が限られているからこそ、全力で無駄なく稽古をする。その結果あって、フワフワしていたところは、かなりカチカチになりました。




正真正銘、最後の通し稽古。衣装はつけませんが、その分芝居の流れを意識して、最後にもう一度物語の流れに意識を置いて2時間演じます。
私は何のオペレーションもせず、お客様を同じ目線で芝居を観ることにします。
最後の通し稽古は、本当に面白かった! 見ていてとてもダイナミックで時に繊細で、各人物がみんなキラキラしていました。
流星シスターズチームのくだりとかは「あの集団楽しそうだな~ あの仲間に自分も入りたいな」と思ったり。
エンジェリーナの3人組に対して「可哀そうな子達だな」と同情したり。
昼間にやった、フワフワした部分を叩いた効果がてきめんに表れた通し稽古でした。





約三か月に及ぶ稽古が終了! 皆で稽古場で打ち上げをしまました(画像はないです泣) 皆で楽しく食べて飲んでと、いい時間を過ごしました。
ということで、稽古場日誌はこれで終了です! が、稽古が終わったら劇場に建て込みをして、場当たり、ゲネをして、そして本番。
スタァ誕生はまだ終わりません。なので、書ける限りでこの芝居の終わりまで、ここに記そうと思います。
皆さん、どうぞ最後までお付き合いくださいませ!
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稽古日誌も残り2回となりました! 今回は9月の稽古風景をお届けします!
「6月から始まった稽古も残すところ2回。はぁ…」と感傷に浸る暇もなく(そんな時間はない!)、朝から晩まで延々と稽古をします。
「残り2回で小屋入り」ということで、やり残しのないよう、時間の許す限り納得できる状態に持っていくのが、この2日の私の仕事です。
・通し稽古をするにあたり、衣装や小道具を置くスペースの確保、動線の確保等通し稽古をするための準備が沢山あります。
しかし、諸々の諸事情あり10:50から通し稽古をしないといけない事態。
そのため、役者さん全員で役割分担を決めて、短期間に通し稽古ができる環境を作ります。
この作業が本当に大変でした。(皆さんありがとうございました!)
この日、美術の持木さんはじめ、舞台監督の藤村さん、照明の岡田さん、音響の小谷さん、制作補助のおおさわさんが集合しました。
スタッフが集まった場合の通し稽古は極力本番想定で見てもらった方が色々な問題に後ほど対応しやすくなるので、全員で衣裳をつけての5回目の通し稽古に臨みます。

劇中歌は各曲2分練習して、芝居の稽古はまったくできない状態での通し稽古。そのこともあり、
今回の通し稽古は色々とハプニングが起きました。次のシーンになってもまだ着替えが終わらないとか、
台詞が飛んでしまって無の空間が生まれたりとか、急遽M出しを私がやることになったので音のレベル調整ができなかったりとか、音響用に用意していたスピーカーの音が出ないとか…
そんなボロボロの状態でも芝居を止めることなく、無事通し稽古を追えることができました。
本衣裳の一部はまだお見せできないものもあるので、とりあえず写真はこんなもので。



今回の公演は一日に2回公演がある日があります。今回初めて舞台に立つ方もいるので、本番想定でもう一回通し稽古をすることに。
二回目の通し稽古はさながら、雪辱戦のように皆さんギアを上げていい芝居をしてくれました。
これが一体何のポーズなのか、劇場でのお楽しみ!

はい! ということで、稽古日誌も残り一日となりました!
最後の稽古の様子、次回をお楽しみに!!
]]>稽古日誌も残り3回となりました! 今回は8月最終日の稽古の様子をお届けします!
この作品の中盤で大盛り上がりする(だろう)劇中歌がM9です。
こちらは、男性キャスト、栗木役の林さん、小林役のDEWさん、三宅役の守田さん、内ケ崎役のたくろうさんがメインで歌う、とってもアップテンポなナンバーです。


今までのイマノカゲキにはないビックバンド風ナンバーと言うのもあり、完成までに時間がかかりました。イマノカゲキはやることが多いので、稽古場を2面とって、両面で歌とダンスを稽古することが多いのですが(以前3面とってやったこともありました笑)、8月になると表面は流星シスターズ(三姉妹の稽古)、裏面はM9の稽古というのが日常化しておりました。それ位コツコツ練習を重ねたのが、このM9です。彼らは、まさに裏のMENです。
さらに、短い間ではありますが、若者役でこの場に入っている、小山優樹さん、佐々木千代さんも加わり、さらに流星シスターズも加わり、Mとしてはエンディング以外で一番参加人数が多い劇中歌になりました。
踊りやハモリも何度も練習して日々の努力の成果が報われて、M9も完成となりました。
この4人の魅力がたっぷりつまったM9STEP UP お楽しみに!


イマノカゲキ作品に独自の感性で素敵な舞台美術を作ってくれている、持木慎子さんも稽古場に合流。
毎作品ごとに持木さんと、稽古前に打ち合わせをするのですが、毎度毎度持木さんの髪色や髪型が違うんです。
今年お会いした時は赤髪で刈り上げでした。(来年は緑あたりかも知れませんね)
才能あふれる持木さんがデザインしてくれた舞台セットを現場で共有して、芝居の動線等を連携してパネルや幕等を微調整していきます。
このように沢山の方の才能が合わさって、イマノカゲキの作品は作られていきます。
坂出さんや持木さんもそうですが、スタッフさんのキャラがめっちゃ立っているのが、イマノカゲキの特徴かも知れません。(れぎゅた―スタッフで照明の岡田さんもいるのですが、それはまたどこかでご紹介できればと)私も毎度毎度刺激を受けます。(ちなみに、私が一番キャラ的にはおとなしい気がします)

なかなか三人で稽古ができないエンジェリーナチームですが、この日振付の久本さんの元、動きの最終確認が入りました。
M11もこれで完成です。

■四回目の通し稽古に臨む
全キャスト揃っての通し稽古です。
小屋入りまで残り10日を切っているこの日は、新たに作成したエンディングを加えた通し稽古になりました。



■今日のオフショット

くつろいでいる三姉妹

Wamiさんも交えて




それぞれ何かを考えている瞬間

談笑の一コマ
ということで、今日の稽古日誌も終了です。
残りは何と2回! すごい、ここまできました!
8月に入った時点で「今回、全部書くの無理だろう、もう寝ようかな」という悪魔のささやきが聞こえてきましたが、そんな時に
「おい、お前! 今回がチャンスだ! 全部書き切れよ!」という無頼漢の天使様(かなり屈強でラオウみたいなイメージに脅されながらここまで書き続けてきました。
まさかここまで書けるとは思ってなかった私ですが、ここまで来たら最後まで書き切ります。
誰が読んでいるのかわからないし、どこに需要があるのかもわからないのですが、大概こういうのはやり切った後に意味がついてくるものなんです。(スティーブジョブスも言ってました「Connecting the dots」 と。「?」の方は調べてみてください)
己を勘を信じるですね!
ということで。次回もお楽しみに!
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稽古日誌も残り4回となりました! 今回は8月終盤の稽古の様子をお届けします!
全体稽古の数日前、音楽監督の坂出さんのスタジオにバンドメンバーが集まっていました。
その理由は「本番のMのリハをするため」です。
前回の稽古音源の収録の時に、あまりできなかったバンド合わせをしようということで3人が集まったのです。
その目的だったのですが・・・・

今回の台本は一瞬で空間が別のところに飛ぶ、さらにすぐに別のところに飛ぶという、舞台でやるには難易度が相当高いものでした。(こんな演出するのに腹立たしい台本、誰が書いたんでしょう…)
試行錯誤を重ねた私の演出プランは「シーンの転換の時に、バンドに音を出してもらい、その音のイメージを次のシーンに印象付ける」というものでした。
その結果、シーンチェンジごとにバンドが演奏することに。このバンドの演奏部分(ME)が膨大な量になったため、急遽バンドリハで内容を連携することに。
バンドの皆さん、こんなにMEが多くなってごめんなさい!
更に、以前にお話したM12と新M18の再収録もあり、現場は時間との勝負になりました。私も途中から参加したのですが、本当に時間がない中での作業でした。
バントの皆さん、いつもありがとうございます!


バント収録から数日後、ギター・ベース担当で役名サカタの坂出さんが稽古場に合流です。
しかし、すぐに芝居をしません。その前にやることがあったのです。
この日の稽古スケジュールですが、ビッシリSE収録の項目が・・・ そうです、坂出さんが稽古場に合流したら先にSEを撮ろうと思ってました。

稽古場に収録マイクを立てて、必要な音声を録音していきます。毎度のことですが、これがとっても盛り上がります!役者さんも普段とは違った表現なので楽しいのかも知れませんね。
どんなSEを録音したのか、それは本番をお楽しみに!





坂出さん演じる・サカタはかつて流れ星クミコに楽曲提供をしており、バックバンドとしても共に活動した仲間。今はミュージックバーシューティングスターのバンドマスター(バンマス)として、音楽活動を続けている、という設定です。
物語の中で「超重要な役目」を担うサカタですが、これまで守田さん、佐々木さん、小山優樹さん等、沢山のメンバーが代役で芝居をつないできました。今回やっと本役が登場。期待が高まります。稽古中に、佐々木さんが隣で、坂出さんに動線等を伝達していきます。


サカタのファンである作曲家の卵、内ケ崎とのやりとり

表現者としての貫禄があふれるサカタ

ひたすらサカタ周りの稽古をします
やっぱり音楽業界で40年近く生きて来た坂出さんが演じるサカタには、重みと説得力があります。とっても魅力的なバンマス・サカタでした。
今まで稽古場の机で代用していましたが、ついにシューティングスターのバーカウンターが届きました。
これは森川さんのお父さんが作成したもの。簡単に組み立てられて丈夫、しかもばらしやすい、と使う人のことを考えられた一品です。
これを皆で組み立てます。

皆が帰った後も三姉妹の稽古は続きます。
何度か通し稽古をする中で、終盤のシーンは台本自体直した方がよいと判断して、急遽リライト。それを対象の三姉妹に連携。
更に台本の読み合わせの際にブロッキングも変更になり、またまた三姉妹は覚えることが増えました。
これが芝居の面白いところなんですが、修正したシーンを、当初私が考えていたブロッキングで試したのですが、劇場のサイズもあり
会話を追いかけるのに首を左右に振らないと見にくいことが判明。それを回避するために、今回のブロッキングに変更になりました。
トライ&エラーの繰り返しで生まれたシーンといっても過言ではないでしょう。





今回、山本さんが演じるのは「80代の目の悪い医者」。どうしたらそう見えるのか、山本さんと相談しながら長く試行錯誤を続けました。私も実際に病院に行って医師を観察して、その結果を山本さんに連携したりと。この人物造形は、とても大変でした。ですが、その努力が実りつつあります。ようやく形になってきました。声や姿勢を変えて、別の人間を表現する。それが俳優さんのすごいところです。
作曲家のWamiさんの指導の下、劇中歌の歌練習も佳境に入ってました。本番が近くなってきたので、稽古中に全曲あたるよう、時間を決めて稽古していきます。
たくろうさんは赤谷さんと、小山さんの2名とデュエットがあります。


ということで、盛りだくさんの稽古が終了です。
次回もお楽しみに!
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